メガパーツ
めがぱーつ
※この記事は本編の多大なネタバレを含みます。未試聴の方は注意。
『ヒーリングっど♥プリキュア』第20話から登場したアイテム。
十分に成長したメガビョーゲンの身体から削りとった表皮が結晶化したものである。元のメガビョーゲンが浄化されてもこのメガパーツは消えることはない。
このメガパーツを別のメガビョーゲンに埋め込むことで、埋め込まれた個体は急速に成長する。
最初に発見したのはバテテモーダだが、名付け親は彼からそれを搾取したグアイワルであり、『メガビョーゲンから育成されるパーツ』を略して命名された。
メガパーツの入手方法は『メガビョーゲンの表皮等を剥離する(或いはプリキュアとの戦いで剥がれた表皮を採取する)』だけで良く、劇中ではダルイゼンがメガパーツで成長したメガビョーゲンの表皮を削り、3個のメガパーツを生成・確保した。
上記の通りメガビョーゲンを、短時間で完全体寸前まで成長させる。
その他には動物に投与する事で、メガパーツが身体を蝕みながら成長しビョーゲンズ幹部のような存在に代わる。この時、投与された動物とは分離するため投与された動物が変質する訳では無い。
但し、後者に関しては『完全体メガビョーゲンが生む種子の劣化モデル』に近い上、素体の特徴を長短問わず反映させるようで、ダルイゼンがそれを用いてネブソックを生み出すも、想定以下の結果だったからか、あっさりと彼を見限った。
また、素体の発育状況で誕生する時間が異なるようで、ネブソックは短時間で誕生するも、後述の存在はそれなりに時間が掛かっている。
メガパーツを埋め込まれて成長したメガビョーゲンからは、やはりメガパーツを収集できる。
うまくやれば一体のメガビョーゲンからは数個のメガパーツを収集できるので、つまりメガパーツは使えば使うだけどんどん増やせるのである。これがメガパーツの恐ろしさでもある。
グアイワルの研究成果から、透明な水に黒い水を足していけば、その分だけ黒さを増していくように、メガビョーゲンに複数投与すると、その分成長する度合いも増幅するようだが、劇的な強化が見込める程ではないようだ。
また、「メガビョーゲンを成長させる」という性質から、テラビョーゲンをも強化する事が可能であり、実際にテラビョーゲンであるシンドイーネは、自分自身に投与する事で大幅な強化に成功しているが、切っ掛けを作ったダルイセンは肉体強化された副作用の反動とリスクを危惧、疑問視している。
- 第27話
グアイワルがメガパーツを3つをメガビョーゲンに投入しパワーアップし、グレース、フォンテーヌ、スパークルを圧倒したが、またしてもアースには通用せず失敗で終わった。
当然ながら人間にも同様の事が行えると思われ、同話にて遂に……?
- 第28話
のどかに埋め込んだメガパーツより、テラビョーゲンであるケダリーが誕生した。
- 第29話
グアイワルがトランペットに大量のメガパーツを投入し、グレース、フォンテーヌ、スパークルを追い詰めるが、アースに阻まれてまたしても失敗に終わる。
第29話までを総評するとキュアグレース、キュアフォンテーヌ、キュアスパークルを圧倒できる力を持つが、キュアアースには及ばない。
- 第30話
ダルイゼンとグアイワルの両者が、着実にメガパーツの有効な使い道を発見する中、自分だけ何の成果も挙げられていない事に焦燥感を覚えたシンドイーネは、なんと自分自身にメガパーツを投与する事を試みる。
結果、今回は彼女は進化に成功する。
- 第32話
第31話のシンドイーネの進化に高い評価をもったキングビョーゲンの命令で、シンドイーネに続き、グアイワルもパワーアップした。
- 第33話
第32話で進化を見送ったダルイゼンはキングビョーゲンの命令ではなく、自分のためだとメガパーツを自身に埋め込み苦しむも進化を果たす。
- 第40話
大量のメガパーツを取り込んだグアイワルは更に進化し、「キンググアイワル」が誕生した。それは今までにない強力な力であった。
- 第42話
瀕死の状態になったダルイゼンは今まで自分が集めたメガパーツを自分に取り込み更なる進化を解けた。だが、この進化形態は暴走形態であり、彼は苦しみながら暴れだした。
- 第43話
ダルイゼンを取り込んで進化したネオキングビョーゲンに対抗するためにアスミはある提案を実行する。