ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

ナノビョーゲン

なのびょーげん

アニメ『ヒーリングっど♥プリキュア』に登場するビョーゲンズの原始的な姿。
目次 [非表示]

概要編集

ヒーリングっど♥プリキュア』に登場するビョーゲンズの原始的な姿。本作における悪の妖精枠である。

見た目は紫の球体に黄色い釣り目と大きな口が描かれた簡素な顔の両側から蝙蝠の翼が生えているという悪魔をデフォルメしたかのような姿をしている。


ナノビョーゲンは、ビョーゲンズの幹部であるテラビョーゲンによって生み出され、メガビョーゲンを誕生させるために使われる。

作中で幹部達がナノビョーゲンを生み出す時は各当人固有のバンクシーンが挿入されるが、それを見る限りでは幹部たちは体内にナノビョーゲンを内包していて、それを体外に取り出すようなイメージとなっている。


能力編集

ナノビョーゲン自体は知性も人格も持たない無力な存在だが、地球の精霊であるエレメントさんに寄生することでメガビョーゲンに進化する。


また、メガパーツによって進化した幹部が生み出すナノビョーゲンは、人間に寄生することも可能になる。

人間に寄生したナノビョーゲンは、メガビョーゲンをもはるかに超えるギガビョーゲンに進化する。


本質編集

本作におけるあらゆるビョーゲンズはナノビョーゲンから進化する存在であるとされている。

ナノビョーゲンがエレメントさんに寄生することでメガビョーゲンに進化し、ある程度成長すると種を生む。その種は今度は自然界の生物に寄生し、テラビョーゲンとして生み出される。そのテラビョーゲンがさらなる進化をすることで王たるキングビョーゲンになるのである。

そして、このナノビョーゲンがどこから生まれるかというと、テラビョーゲンから生み出される。

つまり、ビョーゲンズは自己複製・自己進化を体現した性質を持つのである。


ここで思い出して欲しいのは、プリキュアたちが浄化しているのはあくまでメガビョーゲンを始めとした怪物たちであることだ。

作中では、「ナノビョーゲンはメガビョーゲンを発生させる時に生み出される」としか描かれてなかったので、メガビョーゲンさえ確実に倒せばナノビョーゲンも同時に浄化されるという前提があった。

しかし最終盤になって、過去の戦いで身体を失ったキングビョーゲンが「ナノビョーゲンの集合体」という惨めな姿になってしまった際、自分の完全復活の時に備えて自分の身体を構成するナノビョーゲンの一部を人間界の各地にばらまいていたことが判明する。ということは、地球には野生のナノビョーゲンが存在していたことになる。

なおこれとは別に、過去の時代に活躍した先代のプリキュアはすべてのメガビョーゲンを完全に浄化できたわけでなく、それがルーツとなって現代のビョーゲンズが生まれたことが中盤で明かされている。つまり野生のメガビョーゲンさえも存在するのである。

実際、先代のプリキュアがキングビョーゲンを倒してから、ビョーゲンズが活動再開する現代までの空白期間内も、ヒーリングアニマル達は「地球のお手当」を続けていたわけで、アニマル達はそのような「野生のビョーゲンズ」たちを浄化していたというわけだ。


本作の最終盤で、各地にばらまかれていたナノビョーゲンたちを吸収することでキングビョーゲンは完全復活を遂げ、さらには幹部たちを吸収することでネオキングビョーゲンへと進化した。

そして現代のプリキュアたちとの死闘の末にこのネオキングビョーゲンは浄化されたのだが、これで地球からナノビョーゲンは消えたかというとそうではない。

現代のビョーゲンズ勢力をすべて殲滅した後の時間軸となる最終回では、ついに「野生のナノビョーゲン」が作中に初登場し、新たなるメガビョーゲンが自然発生したのである。


本作では、ナノビョーゲン自体は「ビョーゲンズの幹部たちが怪物を生み出すための触媒」としてしか扱われておらず、別段の存在感は持ち合わせていない。

理論上はナノビョーゲンを1匹残らず全て浄化し尽くせば滅ぼすことができるが、実のところナノビョーゲンは無数にいるため、余程の事が無い限り全て浄化するのはあまりにも非現実的である。

プリキュアおよびヒーリングアニマルの勝利とは、ナノビョーゲンを地球に蔓延させないように押さえ込むことであり、滅ぼすという前提自体がないのだ。



ナノビョーゲンとは、ビョーゲンズとは何なのか編集

結局彼らビョーゲンズはビョーゲンキングダムから来たとしか作中では描かれておらず、彼らがいつから地球の生態系を狙っていたのかは不明である。

しかし万一、「ヒーリングガーデン」と同じ様に「ビョーゲンキングダム」も地球から生まれており、ヒーリングアニマルが地球から生まれた「哺乳類等の動物の妖精」であるようにビョーゲンズが地球から生まれた「ウイルスの妖精」であるとしたら?

彼らの正体がナノビョーゲンの集合体である以上、十分あり得る仮説である。

もしそうであれば彼らの起源は人間やヒーリングアニマルより遥かに古い事になる。

そして、地球のお手当ても地球に命がある限り終わりは決して無いのである。


関連タグ編集

ヒーリングっど♥プリキュア ビョーゲンズ メガビョーゲン


メガパーツ:メガビョーゲンを急成長させるアイテム。

テラビョーゲン:進化態。

ギガビョーゲン:人間に埋め込むことで誕生する怪物。


ナノシンドイーネ ナノダルイゼン ナノグアイワル ナノケダリー

関連記事

親記事

メガビョーゲン めがびょーげん

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

pixivに投稿された小説 pixivで小説を見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 10095

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました