概要
今作でプリキュアが変身に用いるアイテム。攻撃技や防御技の発動にも使用される。
プリキュアのパートナー妖精となるヒーリングアニマルの意思で召喚され、ヒーリングアニマル自身がそのステッキに宿る形で合体する。
その状態で、プリキュア変身者がステッキにエレメントボトルをはめ込み、ヒーリングアニマルの肉球をタッチすることで、プリキュアへの変身が可能となる。(プリキュアごっこするときは、タッチする前に消毒を必ずしよう!)
心にキュンと来た人間と契約した妖精がステッキと合体した状態ではないとプリキュアに変身する事が出来ず、2話では(喧嘩別れの為)ラビリン不在と言う中、のどかがニャトランと一緒に変身しようとしたが、うまくいかずにニャトランと顔面衝突をしている。
因みに妖精がステッキから分離すると程なく契約した人間のプリキュア形態も同時に解除され(1話)、妖精未合体時のヒーリングステッキでは合体時に妖精の顔がハマる中央部は♥マークが二重に描かれていてキュアタッチ用の肉球部分からは♥マークが逆に無い仕様となっている。
変身後の戦闘でも攻防ともに活躍するアイテムで、敵の攻撃を防ぐ盾「プニシールド」を展開したり、技名等が無い汎用ビーム攻撃をステッキから発射することができる。
そしてキメ技となる浄化技もこのステッキが必要となる。
ステッキに妖精が宿っている時は、妖精の意思は普通に残っていて喋ることができ、プリキュアと掛け合いを行いながら戦う。
特筆すべきは、ステッキの力は妖精の意思によってのみ発動されるという設定になっていること。つまり、プリキュア側の任意でステッキの力は使えないのだ。
ただし、浄化技のような必殺技は妖精とプリキュアの双方が同意しないと発動できないセキュリティがかけられている。
作中で必殺技を発動する際は、妖精がプリキュアに呼びかけたあと、それに応えるプリキュアがステッキの肉球をタッチすることで技の発動を承認するという流れになっている。なお、タッチの音声はそれぞれ音質が異なる。
戦闘中のヒーリングステッキの扱い
妖精とプリキュアの二人が一緒になって戦うというテーマになっている本作ではプリキュア変身中はヒーリングステッキは常に手にしていなくてはならないという制約があるようで、技を使う時だけ出現するタイプのアイテムではない。
下記するように、ヒーリングステッキはプニシールドの機能があるので、つまりは片手に盾を常備しているようなものである。
変身ヒロインでバトンを常に手にしているようなキャラは多いが、肉弾戦主体のプリキュアでは珍しい。過去作では『キラキラ☆プリキュアアラモード』がキャンディロッドを常に手にする戦闘スタイルだったが、この作品は肉弾戦封印宣言をした特例でもある。
だが、本作ではあくまで肉弾戦で戦っており、ステッキを握った状態でパンチをお見舞いすることも多々ある。
共通技
妖精がプリキュアの認証の必要なく使える技として以下の技が設定されている。
他にも、特に技名が無い汎用ビーム攻撃を放つ事が出来る。
- キュアスキャン
主にメガビョーゲンに取り込まれたエレメントさん達を探し出す為に使用する技で、ヒーリングステッキに一回キュアタッチをし、妖精と人間が同時にキュアスキャン!っと言う事で妖精の目が光って索敵の後にメガビョーゲンに取り込まれたエレメントさん達を発見する事が出来る。
- プ二シールド
主にメガビョーゲンの攻撃から身を守るバリアで、妖精がプ二シールド!と言う事で肉球マークが描かれた円型シールドが前面に展開する事でメガビョーゲンのビーム攻撃から身を守る事が出来る他、シールドの複数展開や投げシールドとしての運用も可能。正しこのプ二シールドは発動タイミングが妖精側にしか無く、場合によってはシールドの展開が間に合わずにビーム攻撃を受けてしまうと言った弱点もある。
- エレメント技
変身用ではないエレメントボトルをステッキにセットすることで使用することができる固有技で、効果や属性はボトルごとに異なる。エレメント技発動にプリキュアの認証は必要ないが、そもそもボトルをセットするのはプリキュアがやらないといけないため、プリキュアとヒーリングアニマルとの阿吽の呼吸は必須とも言える。
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