概要
スター☆トゥインクルプリキュアに登場するアイテム。インクボトル風のペンダント。
各種のスターカラーペンに力をチャージすることができ、プリキュアへの変身および技の発動をサポートする。
プリキュアへの変身後はブローチに変化し、各プリキュアのコスチュームの胸部に配置される。(変身アイテムが胸元に装着されるのはキュアモジューレ以来2例目)
また、プリキュアに変身していなくても、これを身につけているだけで大気成分が異なる異星でも呼吸が可能になる。ただし、それ以外の環境適応能力はなく、大気がない星では呼吸自体ができないし、重力や気温の影響を無視したりはできない。もっとも、プリキュアに変身さえすれば真空の宇宙空間でも当たり前に活動可能になり、重力や気温の影響もものともしない(ただし、無重力状態ではバランスをとるためのコツは必要)。
さらには言語が異なる異星人とも会話ができるようになる能力(※1)や、プリンセススターカラーペンがある方向を示すレーダーとしての機能(※2)も備わっており、プリキュア達が宇宙を冒険するにあたっては欠かせないアイテムとなっている。
最終的にはこのアイテムとトゥインクルブックを使い、消滅したフワを復活させたため、その機能を失う。
これにより、ひかる達はプリキュアへの変身が不可能になると同時に、翻訳能力などのスターカラーペンダントによる各種機能も喪失することになった。
※1 言語が異なる相手との会話が可能になる能力は正確に言うと「発声した言葉が相互に理解可能となる能力」であり、文字を理解する能力はない。また手話やジェスチャーなどにも対応できない。作中では第34話が「発声を伴わないコミュニケーション」にフォーカスを当てた話となっている
※2 ノットレイダーが使うレーダーのようなスクリーンによる可視化がなく、方向を示すだけの羅針盤のようなものなので使い勝手は悪い。ペンに近づくにつれペンダントの音と光の反応が強くなる。近くにあるペンの位置を常に示すのではなく、宇宙の彼方にあるものすごい遠くのペンの方向を示す場合もある。どのペンの方向を探知するかはランダムに選ばれるようだ。このアイテムを生み出したフワとは不思議な力でつながっているようで、ペンダントが宇宙の彼方にあるペンをキャッチした時は、フワはペンが存在するざっくりとした場所を何となく感覚で理解し、そこにつながるワープゲートを開くことが可能。ただしあくまで「ざっくり」とした場所しかわからないので、どこか宇宙の果てにワープした後に近くの星を改めて探索すると言うのが毎回の流れである。