ピクシブ百科事典

天宮えれな

あまみやえれな

「スター☆トゥインクルプリキュア」の登場人物。
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CV:安野希世乃

概要

スター☆トゥインクルプリキュアの登場人物。キュアソレイユに変身する。
太陽のように明るく、魅力的な笑顔が素敵な中学3年生。口癖は「チャオ!」「いいねぇ!」

父親がメキシコ人のハーフであり、流れる金髪と健康的な褐色肌が特徴。実家は商店街にある「SONRISA(ソンリッサ)」という花屋である。
なお、SONRISAはスペイン語(メキシコの公用語)で「笑顔」を意味する言葉(第4話でえれな自身も「パパの国の言葉で『笑顔』という意味」と語っている)で、当初から父親はスペインまたはスペイン語圏の中南米出身ではないかと見られていた。その後『アニメージュ』2019年5月号の宮元宏彰シリーズディレクターへのインタビュー記事の中でメキシコ出身だと明言された。
宮元によれば、もともと自分がメキシコが元々好きなのに加え、「メキシコにはキュアソレイユのモチーフでもある太陽のイメージがある」「メキシコは多様な人種が暮らしているため、『様々な人種の代表』と見てもらえれば」とキャラクター設定について語っている。
なので上記の「チャオ!」も恐らく一般的に知られるイタリア語の軽い挨拶「ciao!」ではなく、スペイン語で軽い別れの挨拶「chao!」のことと思われる。実際えれなは現時点で相手と別れる時にしか「チャオ!」は用いていない。
6人姉弟妹の第1子で、忙しい両親に代わり弟や妹の面倒を見たり店の手伝いをすることも多い。

一方、校内一の人気者で「観星中の太陽」の異名を持つ。その人気はに全く動じなかった星奈ひかるが思わず緊張してしまう程であり、学校では彼女の周りには常に人だかりができているので、簡単には近づけないくらい。

誕生日は9月8日。宇宙には関係なさそうな誕生日であるが、2004年(初代の放送年度でもある)のこの日は探査機ジェネシスが太陽風に含まれる粒子を地球に持ち帰った日でもある。また、ここ数年のプリキュアと同じく、放送期間中の日曜日に設定されている(本作ではララとえれなのみ)。

チャオ!
天宮えれな先輩!!



人物

「観星中の太陽」の異名に違わず、明るく朗らかでサバサバした性格の持ち主で、上記の家庭環境も相まって、面倒見が非常に良い。
家族や周囲の人間の笑顔を何より大切に思っていて、笑顔のために力を発揮できるタイプ。その笑顔を奪い、泣かせる者には怒りを見せる。

運動神経は抜群とかいう次元を超えており、オーバーヘッドキックや、新体操並みの空中回転も軽々とこなす超人レベル。どこぞの超次元サッカーの世界からやってきたかのようである。
その評判たるや、3年生になっても各運動部からの勧誘が引く手数多なほど。
だが本人は家の手伝いと弟妹の世話を最優先にしているため、丁重にお断りしている。
勉学に関しては、父親が外国人、母親が通訳という家庭環境もあってか、少なくとも語学には長けており、英語の授業でも教師からの質問を流暢な英語で返している。
また家庭では「第二の母親」に近い立場にあるゆえか、料理の腕も優れている。

しかしその一方、ノットレイダーに襲われているフワを助けたくても、最初は恐怖から動けなくなってしまうなど、笑顔の多い普段の姿からは想像できない「弱さ」を見せる事も。
5人の弟や妹を守らなければいけない「長女」という立場も重なってか、意識的なのか無意識なのかは不明だが、自身の弱さを見せようとしないようにしている節もある。
また、えれなは今でこそ自分とその家族の文化やルーツに誇りを持っているものの、小さい頃は自分とその家族が周囲とは色々と異なることにコンプレックスを感じて不安に苛まれていたらしく、当時のえれながそういう自己嫌悪や偏見に悩まされていたことは家族にさえ気付かれていない。このことから、自身の弱さを見せようとしないのは小さい頃からのものなようだ。
このように、「笑顔」で隠された繊細な一面については視聴者の間で予てより推察されていたものの、その一端として、ロケットで惑星サマーンに向かう最中のパジャマパーティーアブラハム監督が手掛けたホラー映画を見て怯えたことから、お化けが大の苦手であることが判明している。

一人称は「アタシ」で、チャキチャキした中性口調で話す。二人称は懇ろな相手には「アンタ」、馴染みがない相手には「あなた」を使い分けている。他人への呼称は基本的に名前の呼び捨て。懇ろな相手から敬称付で呼ばれるのは苦手なようだ。

容姿

ウェーブの掛かった金髪ロングヘアーでもみあげ部分を三つ編みにしており、オレンジ色のリボン付きカチューシャを付けている。
褐色肌泣きぼくろがチャームポイント。褐色の肌にしたことについて、宮元SDは以前からプリキュアシリーズのレギュラーキャラにこうした肌の人物がいないことに疑問を感じており、「キャラクターが魅力的に見えるのが一番大事」と自ら提案、さらに今作では多様性を謳っていることから、プリキュアの肌もそれに応じてそれぞれ変えたいという意図も含めているとしている。特に「プリキュアを見ている子たちの中には褐色系の子もいるはずで、ソレイユに憧れてなりきり遊びをしてもらえたら素敵」と、国際化が著しい現代日本において、こうした肌の色をした子供たちへの配慮や希望を込めていることも明かしている。
服装は肩が大きく開いた白シャツに非常に短いショートパンツ、素足に白い靴と、大変活発的なスタイルである。

家族構成

父:カルロス
母:天宮かえで
長男:とうま(CV:近藤唯
次女:れいな(CV:西川舞
次男:たくと(CV:依田菜津
三男:いくと(同上)
三女:あんな(CV:春野杏

子供達だけが先に登場しており、第4話では弟妹たちが描いたらしい両親の似顔絵が確認できる。母のみOPで後姿が確認可能だったが、第14話で全員が登場した。

メキシコ人の父親カルロスと日本人の母親かえでに、子供は長女のえれなを筆頭にの6人兄弟。たくとといくとは双子で公式サイトでは二人一組で紹介されている。
肌の色はそれぞれ若干の濃さの差異があるが、末子のあんな以外はみんな褐色系である。(あんなだけペールオレンジ、俗にいう肌色)
髪の色はとうまとたくとが茶色系で、他は金髪。ただしこれも濃淡は個人差がある。

各話ネタ

本編

■第1話

  • ラストシーンで初登場。店に花を並べている際に、夜空に流れ星のようなもの(墜落するララのロケット)を見つけて、「うん?何だ?」と呟いていた。

■第3話
  • 口論になって睨みあうひかるララの前に現れ、一輪の花を差し出して喧嘩の仲裁をする。「うちの弟と妹もよく喧嘩してさ、ほんとまいっちゃうんだよね。でもいつも言ってるんだ、『まず相手の話を聞いてあげな』って」という言葉はひかるとララの心に響き、その場はまた喧嘩状態に戻ってしまったものの、後刻きちんと仲直りするきっかけになる。

■第4話
  • 弟妹達のにぎやかな声が響く中、8人前の朝ごはんを作る。お姉ちゃんは朝から働く。
  • 登校すればみんなが挨拶し、たちまち人の輪ができ、ファンレターを差し出されるという人気っぷり。ひかるとララが、仲直りさせてくれたお礼を言おうとしても、簡単には近づくことすらできない有様に。
  • その時飛んできたサッカーボールを華麗なオーバーヘッドキックで蹴り返し、体育の時間の跳び箱ではロンダートからのひねり伸身宙返りという、どう見ても跳馬の技を披露し、いずれも拍手喝采を浴びる。

太陽シュート


  • ひかるとララが「SONRISA」を訪れ、改めて礼を言いに来た。フワをぬいぐるみだと思い込み、弟妹達が食いついたため、ひかるとララが冷や汗を流す一幕も。えれなの弟妹達に明るく接する姿を見たひかるは、なぜ彼女が『太陽』と呼ばれるのか分かった気がした。だが2人が帰った後、その方角から謎の煙が立ちのぼっているのを見かけ、不安になって現場に駆けつける。
  • そこではキュアスターキュアミルキーノットレイ達と戦っており、先ほどの『ぬいぐるみ』が泣きながらノットレイに追い回されていた。助けようとするえれなだったが、こんな戦闘の場に出くわした事のない彼女の足は怖くてガクガク震え、前に進まない。スターとミルキーが煙幕の中でてこずる隙に、ノットレイは大勢でフワに襲い掛かった。
  • えれなは必死で勇気を振り絞りダッシュし、フワを救い出す。横槍を入れられたテンジョウが「地球人がなぜ?この状況を理解していて?」と文句を言うが、「よくわからないけど、そんなの大した問題じゃない。あんた達が誰だろうと、この子がぬいぐるみだろうとね。それよりさ…この子を泣かせるってのが大問題だよ!弟達を笑顔にしてくれたこの子は泣かせない!」と啖呵を切る。
  • 再びえれなとフワを襲うノットレイ達をスターとミルキーは懸命に食い止めるが、テンジョウは「守るものが増えれば弱みも増える」と嘲笑う。しかし、必死に逃げ回りながらもえれなが「この子の笑顔を…守る!」と叫んだ時、フワが輝いて変身スターカラーペンスターカラーペンダントが出現、第三のプリキュア・キュアソレイユが誕生する。「宇宙を照らす!灼熱のきらめき!キュアソレイユ!」

灼熱のきらめき


  • 驚くテンジョウに、「守るものが増えればその分弱点が増えるって言ってたけどさ、違うよ。守るものがあればあるほど強くなる!」と言い放つと、ノットレイ達を蹴散らしてゆく。さらに「みんなを笑顔にって思うと力が出る!そして!みんなの笑顔が力をくれるの!」と叫び、プリキュア・ソレイユシュートが炸裂。ノットレイ達は一掃され、テンジョウは逃げ去った。
  • 新たな仲間が増えた事を喜ぶひかる達に「プリキュアって何なの?」と説明を求めるも、プルンスの話が長くなりそうと見るや、「ごめんね、長いんだったらまた今度!弟達が待ってるから、チャオ!」と走って帰ってしまった。

■第5話
  • ひかると一緒に登校。とは言っても学校に到着した途端、『観星中の太陽』の周辺にはいつも通り人だかりが。
  • 放課後、ひかると一緒にフワにミルクをあげていると、怪しんだまどかがやってきて、何か隠している事はないかと追及される。なんとかごまかして立ち去ろうとするも、事もあろうにトゥインクルブックの中に隠れていたフワが、まどかに「バイバイフワ~!」とご挨拶してぶち壊しに。ひかるとえれなは石化。「おいおい…」とツッコむも後の祭り。
  • 父を裏切れないと躊躇するまどかだったが、「フワを守りたい」という自分の心の声に従い、キュアセレーネに変身を遂げた。仲間が増えて喜ぶひかるに「言おうと思ってたんだけど、その『先輩』っていうのやめてよね。だって堅いし。えれなでいいよ」と彼女らしいサバサバ発言。憧れの太陽と月相手にそんな馴れ馴れしく呼べず、「えれなさん・まどかさんで!」と妥協案を出すひかるに対し、敬語という概念のないララは「えれな、まどか、よろしくルン!」と早速呼び捨て。ひかるとララの対照的な姿を見て、「あははっ、おもしろ!」と笑うえれなだった。

■第6話
  • ひかるが息抜きにとララを天文台に誘い、えれなは「遊んでる場合じゃないルン」と渋るその背中を押す係。こういうあたりは年下の扱いに慣れたお姉さんっぽい。
  • 巨大怪物ノットリガー相手には、得意のキックも通じず、跳ね返されてしまう。しかしくじけず、狙われたミルキーを庇って「あたし達が相手になるよ!」と、スターやセレーネと共に立ちはだかる。そしてセレーネがセレーネアローの連射で攻撃を防ぐ間に、ソレイユシュートを叩き込んで砲口を破壊し、勝利へと繋げた。

■第7話
  • AIが修理のやり方を教えてくれると説明され、「えーあい?」と首をかしげる。惑星サマーンでは勉強もテストもないと聞き、「ちょっとうらやましいかも」と答えるあたり、日々の家事と弟妹の世話が忙しくて、勉強は得意ではないのかも。
  • そのAIの診断では「えれな様は運動神経抜群、パワータイプですので、物を運んだりする力仕事の担当です」という、女の子にとっては少々微妙な褒め言葉で作業を任されるが、『観星中の太陽』はその程度のことで目くじらを立てたりせず、「力仕事ね、OK!」と快諾。体を動かすのは好きなのであろう。
  • ひかるがぶつかりそうになって謝っても、「平気平気、チャオ!」と素敵な笑顔。しかし力仕事が1時間も続くとさすがにへばってきて、2時間後には疲労困憊に。
  • 休憩の時、ひかるがトゥインクルブックに何かを描いているのを発見。ララに聞かれても恥ずかしげに隠そうとするひかるだったが、「見せてよ、ひかる」とえれなに迫られては断れず。
  • それはポップでカラフルなロケットのデザインだった。「この辺に可愛い飾りとかあったらいいなぁ」とえれなもアイデアを出し、みんなで外装のペイントや内部の飾りつけに勤しむ。
  • 完成したロケット内部には各人の個室も作り、「いいね~!一人部屋!」と、実家では望めない自分だけの部屋に大喜び。大気圏脱出時の強烈なGに苦しみながらも、初めての無重力体験や宇宙から見る地球の美しい姿に感激し、「本当に…宇宙に来たんだね」としみじみ呟く。その時、えれなのスターカラーペンダントがてんびん座のプリンセスの反応を捉え、舞台は星空界へ。

■第8話
  • 到着したケンネル星には骨のようなものが無数に転がっており、「まさか凶悪なモンスターに食べられちゃった人の骨とか?」と、先代黄キュアの先輩が聞いたら腰を抜かしそうな事を呟く。「食べられて骨だけにされるなんて、恐ろしいでプルンス!」と震え上がるプルンスに対しては、「骨、無さそうに見えるけど」と冷静にツッコんだ。
  • 吠えた後に逆立ちで名乗るというケンネル星独特の挨拶はさすがに無理なので、住民ドギーに対して「あたし達の星の挨拶をするね」と握手を求め、笑顔を見せる。曰く「顔を合わせて笑顔になれたら、もう友達なんだけどなぁ」との事。まさに『太陽』と呼ばれる所以である。


  • 神殿のご先祖様の像の頭にプリンセススターカラーペンが刺さっているとわかり、譲ってほしいと頼み込むが、ドギーは「あれは『聖なる骨』だから渡せない」と拒否。宇宙の平和のために力づくでも抜いてしまえとプルンスが主張したために、ドギーはますます態度を硬化させる。さらにカッパードまで現れ、ペンを守るべく変身して戦うが、「俺達から見れば、『聖なる骨』を奪おうとするお前らもあの男も一緒だ」というドギーの痛烈な指摘がプルンスとソレイユの胸に突き刺さる。いくら「宇宙の平和のため」と主張しようと、ドギー達からすれば、プリキュアもノットレイダーも等しく、自分達の大切なものを奪っていこうとする略奪者に過ぎないのだ。
  • だがソレイユは凛々しく宣言する。「確かにドギーたちからすれば一緒かも知れない。それでもあたしはペンを守る!」損得勘定も、宇宙の平和という大義も関係ない。「友達の笑顔を守りたい」、ソレイユにとってはそれだけで十分戦う理由なのだ。
  • だが水と炎では相性が悪く、カッパードの攻撃で追い込まれた。それを見たプルンスは「強引だった事は謝る。でもみんなの事は信じてほしい。今だけでもいいからソレイユを助けるためにペンの力を貸してほしい」と頭を下げ、懸命に頼み込む。そのプルンスと、さっき会ったばかりの自分を「友達」と呼び、ペンを守るために戦うソレイユの姿を見て、遂にドギーの心も動かされた。
  • ドギー達が力を合わせて引き抜いたペンをソレイユが受け取ると、てんびん座のプリンセスの力がペンに宿る。そしててんびん座ソレイユシュートでカッパードを撃退した後、スターパレスにてんびん座のプリンセスが復活した。

■第9話
  • 色々多忙なまどか、ある日の英語の授業では上の空で、先生から教科書を読むよう指示されても気づかない。珍しい凡ミスを見た同じクラスのえれなだが、代わりに指名される。まどかのことを思いやってか、流暢な英語で「ごめんなさい、何ページを読めばいいですか?」と分からなかったフリでおどけるのだった。
  • 放課後ひかると「正真正銘のお嬢様だよね」と話しあうが、多忙なのはえれなも同じ。ロケットの作業が終わると「お店の手伝いあるから、チャオ!」と直ちに帰ってしまった。
  • 明くる日。家の手伝いの都合でロケットに行かず直帰したえれな。弟妹たちのお守りをしていると、スタードーナツの前にはひかるとララ、そしてひかるから連れてこられたまどかが。えれなたちも交えて一緒に食べることになり、それならばとお勧めの場所として湖のほとりに移動。
  • 初めて食べるドーナツを美味しく味わうまどか。それを見て感心するえれなはまどかとひかるについて話しあう。不思議な子、でもララがロケットの修理で煮詰まった時には天文台に連れて行ったり、今日もまどかを商店街に連れ出したり。みんなのことをよく見ている、洞察力に長けた子だと感心していた。
  • まどかはララやえれなも凄いと思いつつ、自分としては自分のことで気持ちに余裕がないと心情を吐露。しかしえれなはそんなまどかの冷静さや凄さを分かっていた。そしてまどかに「困ったときはあたし達を頼ってよ、友達でしょ?」と笑みを浮かべながら促した。
  • ノットリガーとの戦闘では攻撃を避けきれなくなりピンチになるが、サポート役を託したキュアセレーネによって助けられる。
  • 戦い終わって夕暮れ。まどかと別れの会話を交わすが、そこでえれなは「ところで、『天宮さん』っていうのそろそろやめない?『えれな』でいいよ」と名前呼びを促す。ひかるとララも同調し、まどかが呼び捨てで呼ぶようになると4人で手を取りあい、固い結束を誓い合った。

■第10話
  • ペンダントの導きで惑星クマリンに到着。彼の地に踏み出したのだが、「体が重っ!」と異変に気づいたえれな。身体能力抜群のえれなも流石に重力が地球の2倍もあるこの星には馴れないようである。
  • 戦闘では強化されたノットレイ達の前に歯が立たずキュアセレーネとともに敗北してしまう。

■第11話
  • ノットリガーとの戦闘で幹部達に自らの想像力を否定されるスター。しかしその想像力の凄さを熱弁するミルキー、ひかる達に出会えたことで皆と仲良くなれたと語るセレーネの後を受けて、セレーネの言葉に「あと、スタードーナツも知らなかったでしょ?」と付け加えて、ソレイユも「ひかるのイマジネーションはみんなを新しい世界へ連れてってくれるんだよ!」と断言する。仲間たちの心強い言葉を受けたスターとともに4人は宇宙を守る決意を新たにし、その想いから新たな力を得ることになる。

■第12話
  • 冬貴の追及をかわしきれなくなっていたところ、世界的映画監督のP・P・アブラハムが窮地を救ってくれた。冬貴と日本政府の目を欺くためと、実は星空連合の調査員であるアブラハムの協力を得るために、なし崩しに映画を撮る羽目に。
  • えれなの役は太陽の王子。剣をふるい、ワイヤーアクションもこなす凛々しい「太陽の王子」の姿とかけ声に、脳内で、「ノットレイダー、ゆ゛る゛さ゛ん゛!!という声が聞こえた視聴者が続出。

俺は太陽の子、キュアソレイユ!
太陽の王子



■第13話

  • 観星中に転入してきたララに「登校初日だね、ファイト!」と手を振り、ララも返事をすると、えれなの周囲の女子生徒達は「誰?転校生?」「登校初日で天宮先輩と会話を…」とザワザワ。『観星中の太陽』と会話するのは大変なステータスのようで。

■第14話
  • 遂に天宮家の全貌が明らかに。陽気なメキシカンの父・カルロス、通訳の母・かえで、子供達もそろって笑顔満開の一家に、訪れたひかる・ララ・まどかも笑顔になる。しかしその輪の中に長男・とうまだけは入ろうとせず、そっぽを向く。えれなも「最近とうまの笑顔、全然見てないんだよね」と心配していた。
  • その夜、えれながなぜ父や母に素っ気なくするのかと問い詰めると、友達の前でも仲睦まじく、手をつないで踊りながら挨拶するのがとても恥ずかしかったという。えれなが「他の家は知らないけど、うちはうちでしょ」と言っても、とうまは「うちは変なんだよ!」と布団をかぶって心を閉ざしたままだった。
  • さらに、ひかる達を招いてパーティーを行うはずだったのに、相も変わらずラテンのノリで踊る父母の姿に我慢できなくなったとうまは、「普通の家がよかった、こんな家、大嫌いだ!パパもママも大っ嫌いだ!」と叫んで飛び出してしまう。
  • とうまは、探しにきたララに「それぞれの場所にはいろいろな人がいるが、みんな変じゃない」と聞かされ、少し心が和らいだが、そこへテンジョウが現れ、とうまは巨大ノットレイに変えられてしまった。彼を救うべく、えれな達は変身して戦闘開始。
  • 姉とも知らずソレイユを叩きのめし、巨大ノットレイの中でとうまは「僕は普通のうちがよかったんだ!」と苦悩していた。だがソレイユは、自分自身も小さい頃は我が家が普通ではないのではないかと思っていた事を打ち明け、「でもあたしは、笑顔で一杯のうちの家族が大好き。パパやママや、れいな・たくと・いくと・あんな…それからとうま!大好きだよ!」と叫ぶ。
  • その言葉に躊躇しながらも攻撃を続行しようとする巨大ノットレイだったが、スターの加勢でテンジョウが落としたカラーペンを手に入れたソレイユは、さそり座ソレイユシュートで反撃。巨大ノットレイは倒されてとうまは救い出され、同時にさそり座のプリンセスもよみがえった。
  • 目覚めたとうまを、涙ぐみながら抱き締めるえれな。とうまもようやく素直になり、両親に謝って、全員の笑顔が戻った一家とひかる達のパーティーが始まった。笑顔の輪の中で「僕も、うちの家族が大好きだ!」と言うとうまを、満面の笑顔で再び抱き締めるえれなだった。

家族のソンリッサ


  • 一方ちらっと目をやるとプルンスがつまみ食いをしようとするが……「あっ、待って、それ、ハラペーニョ……」えれなが止めるのも聞かず食べてしまったプルンスが口から火を噴いたのは言うまでも無い。

■第15話
  • オークション会場で宇宙アイドル・マオの歌を聴き、みんな感嘆する中で、特にえれなは体を動かしノリノリ。やはり父親のラテン系の血を引いているためか。
  • プリンセススターカラーペンを盗んで逃げた宇宙怪盗ブルーキャットの後を追うと、その先にいたのはマオ。「ブルーキャットなど知らない」と言うマオだったが、えれなは勘鋭く「待って!あなた、ここで何を?」と問い詰める。さらにスターカラーペンダントの音が彼女の方向を指し示すと、マオは「へぇ~、思ったより高性能だね、それ」と笑いながら、ブルーキャットの正体を現すのだった。

■第16話
  • 全国弓道王大会に出場したまどかを応援するためひかる・ララと共に大会会場で応援。決勝がまどかと那須ゆみかとの延長戦にもつれ込んだのを受けて、お昼休みに持参したお弁当を広げる。中にはまどかの勝利を願ってカツサンドにかつおぶしのおにぎりといった験担ぎも。この辺はさすがチームのお母さん的存在。
  • ゆみかとの一騎打ちを制し、連覇を成し遂げたまどかを見て歓声に沸く一同。その中でえれなは感激のあまり目に涙を浮かべていた。

■第17話
  • おとめ座のペンを探し、再びゼニー星へやってきた一同は、ドラムス邸の前でブルーキャットと再会。プリンセススターカラーペンを含むお宝を頂戴しようとする彼女にはさすがに同意できず、まずはペンを譲ってもらえないかドラムスに交渉してみようとしたところ、ドラムスの方からペンを賭けた勝負を提案してきた。
  • 落とし穴で落とされた先の地下室には、センサーと対人ビームが備え付けてあり、迂闊に動けない。そこでブルーキャットは、えれなに「走るのが得意なあなたが適任なの」と攪乱役を依頼する。いや、もろに命懸けの囮なんですが……。しかしえれなはためらう事無く「わかった!」と、センサーを引き付けてビームから俊敏に逃げ回る。その間にブルーキャットがビーム発射装置を分解して第一関門突破。
  • ドラゴン兵団や宇宙ケルベロスといった難所をかいくぐり、遂に宝物庫発見。惑星レインボーの宝を前に、「無事だったのね」とブルーキャットは呟く。サングラスで目は隠していても、彼女の口元には本当にうれしそうな笑みが浮かんでいる事にえれなは気付いていた。
  • しかしドラムスが現れ、「ブルーキャットは惑星レインボーの宝以外は、奪った宝を貧しい人々に分配している」と指摘。宝の価値がわからない連中にやるくらいなら潰した方がマシだと、竜の巨人像を操って宝物を壊し始める。惑星レインボーの宝にも手をかけられ、ブルーキャットの顔がひきつるのを見た一同はプリキュアに変身した。
  • 巨人像の手を必死で抑えながら、ソレイユは「だってこの宝物はブルーキャットを笑顔にしたんだ!普段見せてる笑顔とは違う心からの笑顔を!」と叫ぶ。笑顔を何より大切に思うソレイユだからこそ、このレインボー星の宝に秘められた彼女の想い、彼女なりの事情がある事を察したのだ。
  • ところがカッパードまで現れ、ペンを奪われそうになる。しかしブルーキャットがカードで目くらましした隙に、スターとの連携でペンを奪取。おとめ座ソレイユシュートで勝利した。
  • おとめ座のペンを手に入れる事はできたが、ブルーキャットがドラムスに「前回盗んだ宝の代わりとして、プリキュアをドラゴン兵団に入れてもいい」と勝手に約束していたために、ドラゴン兵団入りさせられそうになる一同。ララとまどかは付き合っていられないとばかりにさっさと帰り始めたため、えれなは「ごめんね、あたし達帰らないと。困った事があったら来るからさ」と、代表して丁重に断りを入れていた。

■第18話
  • ひかるの母輝美の新作漫画を手伝うにあたり、医者役としてモデルに。完成したキャラクターはたしかにえれなの面影が見えるイケメンだった。

無題



■第19話

  • 上空から見た時は綺麗だったが、いざ惑星レインボーに着陸してみると荒涼とした風景が広がっており、「花も木もない…」と呟く。さらにレインボー星人を見つけたと思って近寄ってみると、それは幼い2人の子供をかばったまま石化している女性であり、えれなは「どうしてこんな…」と慄然となる。事前に話は聞いていたとはいえ、実際に目にしたレインボー星は、いつも花や家族の笑顔に囲まれている彼女にとっては、想像以上の悲劇の地であった。

■第22話
  • ロケットの清掃点検をしているところに現れたひかるの父陽一。彼がUMAの研究をしていると聞いて「UMAって?」と疑問に。父の書斎にあった本を読んでいたまどかが解説するのを聞いて「詳しいんだね」と感心。

■第23話
  • 今日はユニの歓迎会。もちろんえれなは御馳走作り担当で、いつも一人のユニに「ちゃんとごはん食べてるの?」と尋ねるさすがのお姉ちゃん体質。しかしユニの携帯食・マタークッキーを食べたフワから大量のコピーフワが出現し、思わぬ騒動に。
  • ロケットの外にまで溢れたコピーフワを追いかけて出て行ったユニを放っておけず、後を追う。パンの耳を与えることで群れを一つ消滅させ、ひかるが持ってきたドーナツを手に、商店街に向かった別の群れをユニと共に追跡。
  • その群れの中で本物のフワが増殖継続中のため、群れはどんどん大群になっていき、商店街の人々に見られたらパニック間違いなし。そこでユニは機転を利かせてマオに変身し、即興のライブを行う。地球では誰も知らない宇宙アイドルとはいえ、その歌声は通行人たちの気を引き付け、「さすが宇宙アイドル」と感心しつつ、その間にえれなが群れを商店街の外まで誘導する事で、まずは最悪の事態だけは回避に成功。
  • しかし本物のフワは見つからない。さっさと探しに行きそうになるユニを引き止め、「待って!どうして一人で行こうとするの?」と問うが、ユニは「これはわたしの責任、わたしのせいで起きたことだから誰にも迷惑はかけたくない」と答える。それは責任感であると同時に、「『仲間ではない他人』には迷惑をかけたくない」という心の距離の表れでもあった。そんな彼女にえれなは「責任だとか迷惑だとか、そんな事思ってない。みんなフワが心配で探してるんだよ。フワだけじゃない、あなたの事も。今までは一人で何でも解決してきたかもしれないけど、一人で抱え込まないで。みんなで分け合うっていいもんだよ」と語りかける。
  • その時、カッパードのUFOがフワの群れに遭遇。ユニはその中から本物のフワを見つけ出すが、カッパードに気付かれ、フワを捕えられてしまう。ひかる達が駆け付け、一同はプリキュアに変身する。
  • 自分の迂闊な行動のせいでフワが捕まったと自責の念に駆られるコスモは一人で突っ走り、カッパードの攻撃で吹っ飛ばされるが、プルンスをクッション代わりに広げた4人がキャッチして助けた。「どうして…」と尋ねるコスモに、ソレイユは「言ったでしょ、責任分け合うって。フワを取り戻して!」とおとめ座のペンを託す。奮い立ったコスモはソレイユの脚に乗り、ソレイユが彼女を蹴り上げる協力技「コスモシュート」でカッパードに攻撃してフワを奪回。レインボースプラッシュでカッパードを退けた。
  • コピーフワが全部片付き、一件落着。「一つ借りができちゃったわね。じゃ…」と言って立ち去ろうとするユニの手を取って引き止め、えれなは「なら、これからその借りを返してくれる?ウェルカムパーティーで!」と笑顔を見せる。と言っても、御馳走はコピーフワによって全部食べられており、残ったのはドーナツたった1個。しかしえれなは「うち兄弟多いから。貸してごらん」とドーナツを器用に7等分した。「じゃあ、まずはこれで乾杯。ウェルカム、ユニ!」とのえれなの音頭で、一同はドーナツをくっつけあって乾杯代わりにする。理解できない不思議な感情を抱きながら、ユニもその輪に加わった。今日のところはまだドーナツは完全な輪にはならなかったが、そう遠くない日にはきっと……

借り



■第24話

  • ロケットで宇宙に出て持参したかき氷機でかき氷を作ろうとするひかる。そこからのかき氷の話題に乗る形で毎日弟妹にかき氷を作ってあげていると語るえれな。ただしっかり者のえれならしく食べるためには「夏休みの宿題その日の分を終わらせてから」と条件を付けていて、興味を持ちつつも終わりまで宿題を持ち越してしまうひかるはがっくり。
  • アイスノー星に到着し、ユキオイルマのやりとりの中でニンジンの鼻を折ったのを見て思わず吹き出すひかる、「笑っちゃ失礼」だと嗜める。が、イルマは笑顔を見せず。ユキオ曰く「イルマの笑顔は最高」というのに「どんな笑顔なの?」と興味を示すが、「見たことがない」と言われずっこけ。
  • 「娯楽がない」とユキオは言うが、ひかるの発案で雪と氷ならではの楽しみ方を実践。えれなはまどかとともにスノーボードを楽しむ。

■第25話
  • みんなで観星町の夏祭りへ。その浴衣姿を見つけた観星中の生徒が「キャーッ!天宮えれな先輩よ!」「やっぱり浴衣姿も似合ってる!」と歓声を上げて、まどか共々芸能人ばりに取り囲まれる。人気者の宿命か。
  • 一発で射的の景品を全部倒してしまったまどかに続き、輪投げにチャレンジ。こちらも景品を根こそぎ手に入れ、黄色い歓声を浴びつつ「弟や妹達へのお土産、こんなにゲットしちゃった」と笑顔を見せる『観星中の太陽』であった。

観星町星祭りの太陽と月



■第26話

  • 惑星サマーンに向かう道中でパジャマパーティー開催。ひかるが持ってきたアブラハム監督作の『ジャマシックパーク』を鑑賞するが、これがかなりのB級作品。しかし喜ぶひかるとまどか、チープさに呆れるララを余所に、えれなだけは顔が真っ青で、宇宙モンスターを見て大きな悲鳴を上げる。この手の怖い映画は苦手なのだった。昨年の先輩に続いて、今年も黄色は怖がり屋ポジションだった。その後もロケットの警報音や、ドーナツがなくなったと騒ぐプルンスの声に反応して逐一悲鳴を上げ、クッションに顔を埋めっぱなしになりながらも、結局逃げ出さずに最後まで付き合った。
  • みんなの家族の話になり、えれなは1週間も家を空ける事が心苦しかった事を吐露する。父も母もスケジュールを調整して、弟妹の世話も心配するなと喜んで送り出してくれたのだが、出発した今もえれなは気が引けているという。本人は意識していなくても、愛する家族の存在が、逆にえれなの自由の足枷になっている事を匂わせる一幕だった。

■第28話
  • ようやくプルルン星の中心に到着。魚のような住人が溢れる街の風景を見て、「おいしそう…」とよだれが口に浮かぶユニに「食べちゃだめだよ」と優しく注意。
  • ヤンヤンが言っていた、どんな宇宙船も直せる職人・フレアの家を訪れ(この際、カニ星人達を見てまたも「ニャン!おいしそう」と目を輝かせるユニに、「だからダメだよ」と二度目の待ったをかけていた)、修理をお願いしたところ、職人気質のフレアは「直したければハートを見せてみろ」と言ってきた。
  • フレアに指名され、えれなとまどかは足踏み式のふいごで炉に風を送る担当に。えれなが「イカ!」、まどかが「タコ!」と合いの手を入れながら懸命に風を送り続けるが、巨大なふいごを踏み続ける重労働にへばってしまい、えれなは「もう限界かも…」と座り込んでしまう。
  • 立腹したフレアは「情けないのう、お前らのハートはそんなもんか!」と叱り飛ばすが、折しもスコールが降り出したため作業は中断。雨の中、立ち上がる気力もなくまどかと共に座り込んだままのえれなは、気遣うひかる達に「ごめんね…」と力なく謝るだけだった。

雨に濡れた太陽
ぬれせん!


  • 火の星・プラズマ星から、「水の星を見てみたい」という好奇心だけで、家族の反対も押し切ってプルルン星へ来訪し、それ以来住み続けているというフレアの身の上話を聞く。「あの時あきらめとったら、ハートの炎が消えて、一生くすぶっとったじゃろうな」という彼の言葉は、意気消沈していたえれなとまどかの心に響くものがあった。
  • 「いつも元気なえれなが『もう限界』なんて言うの初めて聞きました」とまどかに言われ、「まどかの方こそこんな弱音吐くなんて」と答えると、お互いに自分は強くない、相手の方がすごいという妙な謙遜合戦になりかけるが、どちらからともなく笑いあった。「自分の事って自分じゃよくわからないんだね。あたし達、自分で自分を決めつけてたのかも」と言うえれなにまどかも同意し、2人の消えかかった心の炎は再び甦っていた。
  • そこにカッパードが登場。水の星とあっていつも以上に好調で、テンションも高く暴れるカッパードはフレアを狙おうとするが、ソレイユとセレーネは「親方の熱い炎は私達が守る!」と立ちはだかる。威力の増したカッパードストライクを必死で食い止める2人を、「あきらめるんだな、これがお前達の限界なのだよ!」とカッパードは嘲笑するが、「あきらめない!限界は越えるためにあるんだ!」「熱いハートがある限り、わたくし達に限界などありません!」と叫び、おとめ座ソレイユシュートといて座セレーネアローの合体攻撃でカッパードを退けた。
  • スコールも去り、えれなとまどかは改めてもう一度やらせてほしいとフレアに願い出る。「イカ!」「タコ!」「イカ!」「タコ!」の掛け声も今度は途切れず、燃え上がった炎で無事ロケットの修理は完了したのだった。

■第34話
  • アブラハム監督から連絡があり、サボローという星空連合の視察員が地球を訪れるので、案内してやってほしいと言う。精一杯おもてなししようと皆が張り切る中、母親が通訳をやっているえれなは特に意気込んでいた。
  • ところがやってきたサボローは言葉を発さない植物型宇宙人で、スターカラーペンダントの通訳機能も役に立たない。身振り手振りで何かを伝えようとする彼の意思を汲もうと一同が苦心していると、えれなは「水が欲しいのではないか」と推測。正にその通りで、えれなはサボローと順調にコミュニケーションを取り始めた。
  • 森や街中を案内し、サボローも喜んでいる様子。花が好きらしい彼のために、えれなは自宅の「SONRISA」に連れて行き、店先の花を一輪プレゼントしようとするが、なぜかサボローは急に不機嫌になって、そのまま宇宙船に戻って閉じこもってしまった。植物型の宇宙人である彼にとっては、咲いている花を切り取ったモノを愛玩するという行為はショックだったのだ。(立場を逆転してみると、子犬や子猫が可愛いからといってその首を刎ねてインテリアにしているようなものだろう)
  • えれなにはもちろん悪意はなかったが、言葉が通じない以上はその誤解を解くこともできない。せっかく芽生えかけた友情が、カルチャーギャップによって潰えそうになるという思わぬ事態に、えれなは落ち込む。
  • その夜えれなは、母のかえでに「わかり合うって難しい」と悩みを打ち明ける。かえでは「いくら外国語が話せてもわかり合えないこともある。笑顔も大事だけど、もっと大事なのは理解しようとすること」と教えた。
  • そんな中、本物の視察員サボローは視察をサボってバカンス中であり、あのサボローはたまたま地球に立ち寄っただけの出自不明の異星人だということが判明。拍子抜けする一同だったが、えれなにとっては彼が視察員だろうとなかろうと関係ない。このままでは、サボローは誤解を残したまま地球を去ってしまう。その前に何としてもサボローに謝りたいと、えれな達はサボローの元へと急いだ。
  • 一方、サボローの方も悩んでいた。あちこちの星に行ってそこの住民と友達になろうとしても、怯えて隠れられたり、追い回されたり、話が通じなかったり…。そしてこの地球という星でもダメだったかとため息をつく彼の前にテンジョウが現れ、サボローは巨大ノットレイにされてしまう。そこへえれな達が駆け付け、プリキュアに変身して戦闘開始する。
  • 「あなたと戦いたくない」とソレイユは説得を試みるが、テンジョウは「違う星の者同士、わかり合えるわけがない」と嘲る。しかしソレイユは懸命に叫んだ。「確かに言葉は届かないかもしれない…わかり合えない相手もいるかもしれない…けど!わからないからって何もしないなんてそんなの…あたしは嫌だ!」
  • そのソレイユを守ろうとする4人を蹴散らし、サボローノットレイはとどめとばかりに足でソレイユを踏みつぶそうとした。だが「サボロー、あたしは…あなたと友達になりたいんだ!」と叫んだソレイユが繰り出したのはパンチでもキックでもなく、手でハートの形を作る「好き」のポーズだった。先刻、サボローと花を眺めていた時に交わした、心が通じ合ったサイン。それを見たサボローノットレイの動きが止まる。ソレイユ達はすかさずスタートゥインクルイマジネーションを繰り出し、サボローを救い出した。
  • えれなは改めてサボローに、地球では大切な人に心を込めて花を贈るのだと説明する。決して悪気があった訳ではなく、ただ笑顔になってほしかっただけだったと涙を浮かべて謝るえれなの真心はサボローに通じた。トゲだらけだった彼の全身には一斉に花が咲き、その中の一輪をサボローはえれなに贈る。新たな星へ新たな友達を探すために飛び立つサボローの宇宙船を、笑顔で見送るえれなだった。
  • なお、ここまで上述したサボローの気持ちは全てえれなの想像によるものであることは留意しておくべきだろう。この話ではサボローが何を考えているのかは視聴者にもわからない。なので、えれなとサボローの心が通じ合ったのかどうかは客観的には証明できない。この話で問われているのは、自分が相手の立場だったらと想像すること、すなわちイマジネーションである。だからこそ、「えれなの想像によるサボローの気持ち」しか視聴者には見えてこない。えれなはサボローに対して最後まで「友達」でありたいと思い続けた。それがえれなのイマジネーションである。

スタプリ34話えれなサボロー



映画

ミラクルユニバース


余談

シリーズ初の要素

これまで「席次が2人目45人で主人公の上級生」なら前例があったが、えれなは史上初の「席次が3人目かつ主人公の上級生」である。また、プリキュアに変身する正規メンバーとして褐色肌や泣きぼくろを初採用している。

数作ぶりの要素

通算5人目の中学3年生のプリキュアであり、水無月かれん以来実に11年ぶりの中3プリキュアである。また、ハーフのプリキュアは春日野うらら以来2人目となる(うららは父親がフランス人)。多数の弟妹がいる設定は緑川なお以来である。

中の人について

演じる安野希世乃は前々作キラキラ☆プリキュアアラモードで「いにしえのプリキュア」ことルミエルを演じて以来2年ぶりのプリキュアシリーズ出演。
ゲストのプリキュアと正規のプリキュアを演じた声優としては藤田咲チエリ / 先代キュアフローラ琴爪ゆかり / キュアマカロン)に続き2人目となる。
前作で野乃はな / キュアエールを演じた引坂理絵も前々作において何人かの脇役・モブキャラを演じた上でのプリキュア昇格であったが、安野が演じたルミエルは脇役ではなくストーリー上のキーパーソンとして重要な位置づけにあったセミレギュラーである。過去作で存在感の強いキャラを演じた声優がプリキュアのメイン声優へ昇格したケースは珍しい。

安野自身も採用のハードルは高いだろうと覚悟しており、ルミエルは自分の得意分野である「大人しくて清楚なタイプ」だったがそれとは演技が被らない方がいいと考え、あえて普段演じる役からかけ離れた「自由気ままな元気少女タイプ」の天宮えれな / キュアソレイユ役に挑戦しようと決心したとのこと。
これは「自分の得意分野である元気少女タイプのえれな役に応募したら、清楚タイプな香久矢まどか / キュアセレーネ役に採用されて最初は困惑した」と語る小松未可子とは対照的であり、キャスティングが発表された時は大きいお友達からも「安野と小松が逆になっている記載ミスでは」と疑われた。
安野は過去にうしおととらで小松と共演しており、安野はまどかの方に性格が近い井上真由子を演じていた前例も有るので尚更であろう。

ただし、小松と同様、安野も、木村夏樹などのように普段得意とする役柄とは対照的な系統のキャラクターの声優として抜擢されたことがあるため、実際の演技を聴いたファンからは、高い評価を受けることになった。

また、安野が歌った楽曲には『さよならソレイユ』があり、発表以前に出演したアイカツ!にはSoleilというユニットがあるといった、何かとソレイユに縁がある声優である。

なお、安野のキャリアで特筆すべきなのは、かつて『マクロスF』の歌姫オーディションにて中島愛と優勝を争った事だが、奇しくもその中島(『ハピネスチャージプリキュア!』で愛乃めぐみ/キュアラブリー役)の後を追うように、プリキュア役に選ばれた事になる。

関連タグ

スター☆トゥインクルプリキュア 黄キュア イエローヒロイン
褐色肌

プリキュアシリーズ内


プリキュアスーパー戦隊シリーズ


その他


ヒロインキュア3号キュア」タグ

輝木ほまれ天宮えれな → ???

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