概要
『スター☆トゥインクルプリキュア』ではララが所持しているロケットで宇宙を冒険するが、作中ではこのロケットに特に名前はない。
しかし、玩具設定ではこれにスターロケットという名前が付けられているので、このロケットを描いたイラストへのタグとしてはこれを使うことを推奨する。
なお、ロケットに搭載されたAIについてはAI(プリキュア)というタグがあるので、そちらを参照されたい。
異星人のララは地球にいる間はプルンスと共に自身のスターロケットで生活し、寝泊まりしている(フワはトゥインクルブックに入る形でひかるの家に泊まることもある)。
同じく異星人のユニも地球にいる間は、誰の家にも全く居候することもなく、外で野宿をしながら生活していたが、第45話からはスターロケットに居候した。
ロケットの仕様について
元々のカラーリングは青色のボディに青緑色の装飾を施した物だったが、第7話でのロケット修理の際にひかるがピンクをメインにしたものにリデザインを提案、元の持ち主であるララが快諾したことで現在のデザインとなった。頭頂部にあるリボン型の飾りはこの改修の際に付けられたもので、最初期の放映回では付けられていない。
船内はメインルームを中心に複数の小部屋が取り巻くように配置されているのだが、この小部屋は第7話での改修時にプリキュア4人それぞれのプライベートルームへと作り変えられている。
中央のメインルームのテーブルには操縦を担当するララ専用の椅子とそれ以外の搭乗員の椅子が用意、ララの椅子は自身のセンサーと接続し空間スクリーン型のタッチパネルを呼び出して操作する。
また、観星町の名物スイーツであるスタードーナツに感銘を受けたプルンスによってスタードーナツ自動製造機が搭載されている。これも改修時に新しく備え付けられたもので、プルンスの自作である。ただしプルンスによれば、これで作られるスタードーナツは「本物の味にはまだまだ及んでいない」ということ。
重力制御機能もついており無重力環境でも船内では下部方向に1Gの重力を発生させることができる。しかしあえてそれをオフにして無重力での浮遊を楽しんだりすることも結構あったり。
ロケットを外から見ると巨大な星型のマークがついているがこれはマジックミラー的な仕組みがあるようで、船内からは窓として外を見ることができる。
本記事にあるように、ロケット自体にAIが搭載されており、基本的な制御はAIに任せることが可能。また、ララの右手グローブにはこのAIと通信できる端末が組み込まれており、この端末からAIにリモートアクセスし、AIのデータベースへの接続・検索・調査や、離れている場所からロケットを起動し自分たちの元へ呼び寄せる事もできる。
ロケットにはその存在を隠すためと容易に持ち運ぶために「キャリーモード」が搭載されている。このキャリーモードを起動するとカプセル状の小さな球体(ガシャポンのそれを連想すればわかりやすい)にすることができる。しかし、第1話でノットレイダーの攻撃を受けロケットが大破した影響でこの機能が使えなくなり、しばらくは通常時のまま人が立ち入らない森の中に置かれていた。
修理が進んだことで第11話からはこの機能を活用することになる。
武器などは搭載されておらず、第一話ではノットレイダーのUFO軍団に追われてただ逃げるしかなかった様子が描かれている。
ワープ機能も搭載されてない。しかしフワがワープゲートを開くことで、地球からは「観測可能な宇宙の外側」にある星空界との往来も日帰りで可能になっている。
乗組員
玩具では
「プリコーデハウス ドーナツくるくる スターロケット」という名前でバンダイから玩具化されている。
プリコーデハウスとはプリキュアの着せ替えフィギュア「プリコーデドール」におけるドールハウスのことであり、過去作ではキラキラパティスリーやビューティーハリーショップがプリコーデハウスのカテゴリで玩具化されていた。
つまり乗り物ではなく建物のイメージで玩具化されているのである。
そしてこの玩具ではスタードーナツつくりが楽しめるギミックが搭載されており、それが売りとなっている。プルンスがドーナツ製造機を作ってるという設定はこの玩具の販促というわけだ。
なぜかレジでお会計できるギミックとかもあったりして、バンダイのガールズトイ事業部の企画段階では女児受けが良い「お店あそび」として考えられていたものが、宇宙で冒険という作品の設定にどうにか合わせる形でロケットの見た目にしたのではという大人の事情が垣間見えたりもする。
(玩具の企画はアニメの細かい設定が決まるより先行する)
関連タグ
スター☆トゥインクルプリキュア 羽衣ララ AI(プリキュア)
プリキュアメンバー拠点
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