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ブルーキャット

ぶるーきゃっと

ブルーキャットは『スター☆トゥインクルプリキュア』の登場人物である。
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CV:上坂すみれ

概要

宇宙を股に掛ける怪盗。第20話以降はキュアコスモに変身する。
星空界で大人気な宇宙アイドル・マオの隠されたもう一つの姿、より正確には惑星レインボーの生き残り・ユニが作り出した3つのペルソナの一つ。
初登場は第15話となるが、OP映像では第1話から登場しており、視聴者の間では以前から注目されていた。

宇宙にちらばる様々な「お宝」を高慢で鼻持ちならぬ金持ちどもから盗んでいる。怪盗らしく犯行現場には青い猫の絵が描かれたカードを置いて行き、自分の犯罪をあえて誇示するスタイル。
様々なお宝に好奇心の赴くままに興味を示し、狙った獲物は逃さないが、彼女が真に欲しているのは惑星レインボーのお宝であり、それ以外のお宝については貧しい子供達に分け与えているという義賊としての側面も持つ。第17話でレインボーの宝を見て微笑みを浮かべていた点を踏まえると、ブルーキャットの故郷は惑星レインボーで彼女は石化して滅んだ民の生き残り、そして怪盗としての主目的は惑星レインボーのお宝を他人に好き勝手に使わせないこと、復活後の故郷を鉱石の力で安定させることとされている。
全て集めれば願いが叶うと噂されるプリンセススターカラーペンもまたブルーキャットの好奇心を刺激する獲物の一つであり、同じくペンを集める使命を持ったプリキュア達とはライバル関係となるが、自分の真の目的(惑星レインボーのお宝回収)のために必要ならば、プリキュアと共闘する事も全く厭わないのである。
ノットレイダーとは異なる主義主張のもと行動するどころか、ペンを巡って明らかな敵対関係にある、プリキュアシリーズでは極めて珍しい第三勢力。

少なくとも星空界ではかなりの知名度を誇っており、羽衣ララもその名を知っていた。犯罪者として指名手配などの扱いを受けているかは不明だったが、後に彼女を追う警察の存在が明らかになった。

人物

笑顔でいることが多く、口にする言葉は軽妙なノリだが、人を喰ったような態度であり、世の中を見下している感じが強い。
基本的に上から目線で他人を信頼しておらず、第17話では自分からプリキュアに協力を求めていたにも関わらず、その心中では「信じられるのは自分だけよ」と嘯き突き放していた。
一方で他人を出し抜き利用して使い捨てるほどのワルにもなりきれず、結局助けてしまって後悔したりと、甘く優しい側面も意外と垣間見える。
一言でいうならツンデレ入ったドSキャラであり、一部の特殊嗜好な大友のハートを鷲づかみにしている。
プリキュア達もまた、ブルーキャットのことを警戒しつつも、彼女が根っからな悪者ではないと感じているようである。

人称・呼称・言葉遣い

一人称は「わたし」、二人称は「あなた」。
呼称は他者を、敵味方・相手の年齢に関係なく呼び捨てで呼ぶ。
言葉遣いは女性語を基本的に常用するが、「〜ニャン」と語尾をつけることもある(ララとは違い、おそらく意図的である)。また、変装時(後述)は素の口調を完璧に隠してしまう。

能力

怪盗としての能力は高く、レーザー光線を発射する防犯装置をレンチとドライバーだけで一瞬の内にバラバラにしたり、鍵がかかった扉も簡単にピッキングで開けてしまう。
また、ララのロケット同様にカプセル状の球体に変形させられる巨大な青い宝箱を思わせるカプセル倉庫を携帯しており、盗品はここに保管している模様。宇宙を航行する際に乗っている宇宙船もララのロケットと同じ原理で携帯している(ただし21話でアイワーンに奪われたが…)。

身体能力も優れており、そのスピード、ジャンプ力、アクロバティックな身のこなしなどはプリキュアさえも翻弄し、犯行現場に残すカードを時限式の爆弾として投擲したり、煙幕弾やワイヤーなどの武器や道具を駆使しての戦闘もこなす。ただし、怪物と満足に戦える程の素手や生身での格闘能力は持っていない。

調査能力にも長けていて、初登場の第15話の時点で星奈ひかる達がプリキュアだという事をすでに知っており、それを前提にゼニー星のオークションに誘い出して出品物の強奪に利用していた。因みに本名はまだ知らないのか、彼女達の事をプリキュア名で呼んでいる。
更に同じく会場に現れたアイワーンの事まで知っており、アイワーンは面識がないブルーキャットがなぜ自分のことを知っているのか訝しんでいた。
ブルーキャットがどのようなルートでこれらの情報を仕入れているのかは不明であった(ひかるから尋ねられても「宇宙怪盗は何でもお見通しニャン♥」とはぐらかしている)。

これらだけでもブルーキャットが怪盗として超一流であることがわかるが、彼女の最も優れた能力は、変装である。
ブルーキャットはレインボー星人特有の能力としてあらゆる姿に自在に変装することができる。声や体格や性別すら変えられるので、変装というより変身に近い能力のようだ(過去作でいうならあの猫の能力に一番近い)。公式サイトでは「特殊な変化(へんげ)能力」と記載されている。なお、レインボー星人にはこの変化能力が他の異星人から不気味がられ被差別種族として迫害されてきた歴史がある(「信じられるのは自分だけよ」と言う考えも、そうした歴史的背景から来る孤独と他者への猜疑心である事は火を見るよりも明らかだろう)。
姿を変えたり戻したりする際には香水と思しき物を自身の身体に降りかけている。
この香水は変化の補助道具で、これは彼女の変化の術が未熟であるため。ただ香水を用いても、頭部の猫耳(マオ時はシニヨンキャップ、ブルーキャット時はシルクハットで隠している)や猫の尻尾はどんな姿に変身しても残ってしまう。このせいでブルーキャットは「他人に成り代わる」ことをしようとしてもバレやすい。
また香水の香りも変わらないため、第19話ではバケニャーンに捕まったフワが「バケニャーンからブルーキャットの匂い(より正確には彼女が用いている香水の香り)がする」と看破したことで正体が暴露されてしまった。

ブルーキャットの変化姿として作中で最も印象深く描かれているのが、宇宙アイドル・マオとしての姿である。マオはブルーキャットが自ら作り出したペルソナのようなもので、「みんなに元気を与えるアイドル」として綿密なキャラ設定がなされている。
ちなみにマオの正体がブルーキャットだと知っているのは現状ではプリキュアたちだけ。

宇宙アイドルマオ★ブルーキャット
怪盗ブルーキャット


尚、マオのファンだったプルンスは彼女の正体を知った時に大変ショックを受けており、第15話でいて座のペンを入手して帰還の途に就いた時にはドーナツを自棄食いしていた。第17話でドラムスの屋敷のペンを奪う協力をブルーキャットから持ち掛けられた際には、ファンとして応援していた心を裏切った恨みもあって最初は猛反対していたが、マオのグッズを隠し持っていた所からかなり未練タラタラだった様で、ブルーキャットがマオの姿になって頼んだ時には二つ返事で手を貸していた。

容姿

怪盗としての服装はその名の通り青を基調としたカラーリングで、大きなサングラスに青いシルクハットを被る。サングラスにはサーモセンサーの機能まで備わっている。
サングラスの下の瞳の色はオレンジ。第15話時点ではマオと同じ緑か、猫に多く見られる黄色を想像していた視聴者が多く、予想だにしないカラーリングだったためTwitter上で驚かれた。
ユニが変身する中では、素の姿に最も近く、シルクハットとサングラスを外した状態がそのままユニの人間態としてプリキュア達に認識され、公式サイトにも掲載されている。プリキュア加入(=怪盗をせずともプリンセススターカラーペンを集めることができる)により怪盗として活動する必要がなくなったからか、プリキュア達に本名を明かし、ユニと呼び捨てにすることを求めたので、プリキュア側でブルーキャットの名前が出る機会は激減することと思われる。

本編での活躍

世間を騒がす宇宙怪盗ニャン♥

第15話で初登場。
いて座のプリンセスカラーペンを追ってゼニー星にやってきたひかる達の前に、宇宙アイドル・マオとして登場。ドラムスがこの星で行われるオークションを盛り上げるためのオープニングゲストとして招待したのである。
大ファンだったプルンスはその姿を目の当たりにしていたく感動し、それを目にしたマオはせっかく熱心なファンがきてくれたのならとオークション会場へと招待してくれる。
身分証明ができずに会場へ入るすべがなく困っていたひかる達にとっては福音となり、マオさんはいい人だと素直に感謝していたが、実際はこれはブルーキャットの計画の一環だった。
ブルーキャットはひかる達がペンを手に入れようとこの星に来ていたことを知っており、プリキュアであるひかる達ならばどんな手段を使ってでもペンを手に入れようとするだろうから、このオークションを引っ掻き回してくれるだろうと踏んだのだ。
ブルーキャットの思惑は的中し、まどかのハッタリによってスタードーナツの価値が1個につき10億にまで引き上げられ、オークション会場は大騒ぎ。これによってまどかはドラムスに競り勝ってペンを競り落とすが、皆がまどかとドラムスの接戦に注目している隙をついてブルーキャットはペンを含めた出品物を根こそぎ奪ってしまう。
プリキュア達もパニックになりブルーキャットを探しに会場のタワーのバルコニーまで出る。
そこで出会ったマオに怪しい人がいないのか聞くが、当然マオはしらを切る。ひかる達はそれを素直に信じるが、えれなはこっそり準備していたスターカラーペンダントのサーチ機能がマオを指し続けていることで彼女をブルーキャットだと即認定し、躊躇なく問い詰める。
マオもその様子に動揺……することもなく。
「へぇ〜。思ったより高性能よね、それ」
と自分が手にしたペンを見せつけ、変装を解く。そして堂々と名乗りを上げた。
「みんな大好き宇宙アイドル・マオニャン……は仮の姿。その正体は宇宙をまたにかける宇宙怪盗・ブルーキャット!」

そしてその直後にペンを狙ってノットレイダーのアイワーンが攻め込んできて、混乱が加速。
ブルーキャットは「なんとかしなさいプリキュア!」と言い残してさっさとここからおさらばしようとする。ひかる達は仕方ないとしてプリキュアに変身してアイワーンと相対するが、まどかが変身したキュアセレーネだけはどうしても納得できずアイワーンでなくブルーキャットを追った。
塔のバルコニーから落下しながらブルーキャットとキュアセレーネは空中で激しい格闘戦。ペンを返せと迫るセレーネに、ブルーキャットは「ペンを競り落とすために放出したドーナツは本来はプルンスがマオへの差し入れのつもりで用意したもの」という事実から、
「だったら、(ドーナツで競り落としたこのペンも)わたしのものでよくない?」
とあっけらかんと言ってのける。
「そんなの屁理屈です!」「そっちこそ屁理屈で競り勝ったくせに!」
二人が不毛な言い合いを続ける中、ドラムスをノットリガーに変えて使役するアイワーンが乱入してくる。
形勢不利と見たブルーキャットは「予定変更!それでなんとかしなさい!」と言ってセレーネにペンを渡す。
その力でノットリガーを浄化し、アイワーンを撤退に追い込んだところまでを見届けたブルーキャットは、そのペンは預けておくだけと言い残して、他の出品物は返すことなく奪ったまま逃走した。

第17話ではゼニー星で再びペンの反応があったということで、ひかる達はこの星に二度目の来訪をする。そこでブルーキャットが現れ、ドラムスの屋敷にあると言うおとめ座のペンを盗む為の協力を持ち掛けた。
そんな違法行為に加担したくはないとしてちゃんと話し合いでペンを譲って貰おうとするひかる達だったが、逆にドラムスからひかる達に対してプリンセスの力を賭けた勝負に挑まれ、ブルーキャット共々屋敷の地下へと落とされてしまう。
ドラムス曰く、ひかる達が怪盗ブルーキャットの力を借りてこの屋敷のセキュリティを破っておとめ座のペンを奪うことができればそれを持っていってもいいが、逆の捕まえた場合はひかる達が集めているペンを根こそぎ貰うという。
ひかる達はこのゲームにあえて乗ってやることにし、一方のブルーキャットも成り行きとは言え付き合うことにした。
プリキュアに変身すればこのようなゲームは楽勝でクリアできるので、ブルーキャットもそれを期待していたが、ひかる達はそれをアンフェアとみなして変身しようとしない。それにイラつくブルーキャットであったが、変身しなくても機転を利かして様々な障害をクリアしていくひかる達に認識を少し改めたようであった。
そしてついに財宝室にたどり着く。ペンを見つけて大喜びなひかる達だったが、ブルーキャットはそれよりもここに保管されていた惑星レインボーのお宝に目を奪われていた。
これこそが彼女の本当の目的。レインボーのお宝をひかると共に眺めるブルーキャットは本心からの笑みを浮かべていた。

しかしそこへドラムスが現れ、ブルーキャットはいくつもの財宝を金持ちから奪っていくが惑星レインボーのお宝以外は大切に愛でることもなく、貧乏な子供達に無節操に配っていると指摘した上で「お宝の価値がわからないキミや貧乏人どもにやる位なら壊した方がマシさ!後でまた集めればいい」と言う、相手の価値観を全く考えない傲慢な理由で宝物庫のロボットアームを起動させ、お宝を自分から粉砕し始める。その中にはブルーキャットの大事なモノである惑星レインボーのお宝も含まれていた。惑星レインボーのお宝を壊すことはブルーキャットの笑顔を奪うことに通じるとして、4人は助太刀を決意してプリキュアに遂に変身すると、ロボットアームへと果敢に立ち向かう。
だが、ロボットアームのパワーはプリキュア4人を凌駕する程強力だった。力押しではロボットアームはどうにもならず、ミルキーの指示で操作しているリモコンを奪わねばとブルーキャットがスターと共にドラムスの前に躍り出ると、そこへカッパードが乱入する事態が発生。ドラムスを素体に武器を多節棍に変形させたカッパードによってペンを危うく奪われそうになるが、(リモコンをどさくさに紛れて奪い、ロボットアームを止めた)ブルーキャットがカードを投げて妨害した所へスターがペンをソレイユの元へ弾き、おとめ座・ソレイユシュートに次ぐサザンクロスショットでノットレイダーを撃退。
ドラムスの仕掛けたゲームはプリキュア側の勝利としてペンは無事に譲渡されおとめ座のプリンセスも復活したが、ブルーキャットが去り際にドラムスに「惑星レインボーのお宝と引き替えに、プリキュア達をドラゴン兵団に引き入れて良い」と勝手な取引をしていた。
ドラムスは大喜びでひかる達を高待遇で兵団に迎え入れようとしたが、4人は当然丁重にお断りして帰るのだった(ひかるだけはノリノリだったが)。その代わりまどかから「困った事があったら、手を無償で貸します」と約束され、ドラムスは無償という概念を理解できず困惑していた。

ブルーキャットはそんな4人の姿を遠くから眺めながら「最後に笑うのはわたし」と呟いていたが、サングラス越しなその瞳はどこか哀しげであった。

第18話の最後に登場した惑星レインボーの洞窟の奥に、今まで回収して来たお宝を前にひっそりと佇む彼女の姿があった。その手には何処からか手にしたプリンセススターカラーペンが握られていた。

虹のベールに隠された素顔とプリキュアへの覚醒

第19話にてペンの反応を辿り、惑星レインボーへとひかる達が遂に赴く事となる。
ひかる達が惑星を散策する中、彼女の隠れ家を発見。そこへ現れたアイワーンとバケニャーンと対峙する事になり、ノットリガーの素体としてフワをアイワーンに捕らえられてしまう。だが、バケニャーンはダークネストへの献上品だとしてフワを彼女から取り上げる。すると捕らえられたフワはバケニャーンからブルーキャットと同じ香りがすることを看破。
すると彼はフワを解放しつつ、自身の正体を明かした。
バケニャーンの正体はブルーキャットだったのである。
同時に彼女は、自身がレインボー星人の生き残りであることも明かすのであった。
今まで騙されていたことに怒り心頭なアイワーンは、石になったレインボー星人の鉱夫を素体にノットリガーをやけ気味に召喚するも、プリキュア達に浄化され敗走。同時にこの時、石化された人々にはイマジネーション=心が未だに残っており、元に戻せる可能性がある事が判明する。
ふたご座のペンはキュアミルキーの手に渡り、ふたご座のプリンセスの復活もそのまま成し遂げられた。
ブルーキャットの真実を知ると共に、ひかる達は星の民を元に戻す力になると彼女に進言。だがサザンクロスショットではノットリガーを浄化出来ても、石になった住民を元に戻せなかった様子を見ていたブルーキャットは、「その気持ちだけで十分よ」と言って煙幕を張り、何とそのままフワと8本のプリンセススターカラーペンをひかる達から奪い去ってしまった。

だが、これが「焦り過ぎの間違い」であることは誰が見ても明白。変身用のペンとスターカラーペンダントは盗らなかった為、ひかる達の追跡を許す事となる。

一方、神殿の祭壇と思しき場所で目覚めたフワはブルーキャットに連れられ、プリキュアとノットレイダーを撒くべく小型宇宙艇でレインボーからの脱出を図ろうとしていた。するとそこへ風船の様に身体を膨らませたプルンスに乗ってひかる達が登場。煙幕を張って応戦するブルーキャットだが、奪われた物を取り返すべく、4人はすぐに変身して向かって来る。
これに対してブルーキャットも時限式で爆発するカードを投擲したり、動きをワイヤーで封じる等の戦法で応戦しながら逃亡を図るが、4人にとうとう包囲されてしまう。だが、プリンセスの力が全て揃えば強大な力が手に入る事を引き合いに出し、彼女達に動揺が生じた所を狙って煙幕を再び張ってその場を切り抜ける。無論追って来る4人だが、彼女達の情愛を計算に入れたブルーキャットは何とキュアスター本人に変身。動揺を誘って神殿の奥までそのまま逃げようとするも、スター達に直ぐに追い付かれる。「みんな仲良くするフワ!」と涙ながらに訴えるフワと、「もう止めよう!」と説得するスターに対し、ブルーキャットは「簡単に言ってくれるわね!!」と煙幕を再び張って逃げようとする。だがスターによって直ぐに阻止され、煙幕弾は石化した人物の1人に誤って直撃。広がる煙幕から故郷の星を襲った悲劇がフラッシュバックしたブルーキャットは変化の術がそのまま解け、レインボー星人としての本来の姿をスター達4人の前で晒す事となる。
真の姿を現したブルーキャットはスター達に語った。惑星レインボーの歴史……そして数ヶ月前にこの星で起きた悲劇と、生き残った自分がそれから何をして来たのかを。全てを語った上で、ブルーキャットは星の民を元に戻す為ならどんな事だってするとスター達に叫ぶ。だが、そんな彼女の言葉をスターは嘘だと真っ向から否定する。何故ならブルーキャットはひかる達の事を慮り、彼女達から変身アイテムまで取り上げる事はしなかったのだから……。
スターの言葉をブルーキャットが声を荒げて否定し返していると、ノットレイを率いたカッパードがそこへ登場。そのまま交戦になるのかと思いきや、アイワーンがそこへ更に乱入し、自身を騙し続けたブルーキャットへの怨恨を爆発させてダークペンの力を自らに使用した。
ノットリガーとなったアイワーンはブルーキャットにそのまま襲い掛かるが、スター達4人に阻まれた為に戦いの場所は遺跡の外に移る。4人を強大な力で叩きのめすノットリガーとなったアイワーンに対し、ブルーキャットはプリキュア達の行動が理解出来ないままアイワーンを引き付けようと腕をワイヤーで拘束しようとする。だが、すぐに振り回されて地面に激突しそうになり、スターとプルンスにすんでの所で助けられた。「スター達が守ってくれるフワ!」と直後にフワから励まされるが、アイワーンと目の前で戦うプリキュアの姿に、ブルーキャットは困惑するばかりだった。
そうこうしている内にスターがアイワーンに殴り飛ばされ、ブルーキャットは巻き添えをそのまま喰らって一緒に吹っ飛ばされてしまう。シルクハットもサングラスも外れて散らばる中、膝を付いた状態でブルーキャットはスターに問う。

「何でよ!?どうして戦うの!?」

それに対するスターの答えは「放っておけないから」と言うそれだけの言葉だった。何ら関係も無ければ見ず知らずな他人でしかない。ましてや宇宙の誰からも疎まれるレインボー星人である自分の為に、何故傷付いてまで戦おうとするのか理解出来ない。そんなブルーキャットに対し、スターは答えた。

「知らないからもっと知りたい……わたしも会って話してみたい……この星の人達と!だってさ、キラやば~っ☆だよ。何でも好きな姿に変われるなんて!」

だからこそ守りたいと言うスターの下に集まって来る仲間達と共に、スターは再び立ち向かっていく。第1話でカッパードは「恐怖は思考を停止する」と言っていたが、どんな姿にもなれるレインボー星人の事を恐れずに知りたい、話してみたいと近付き、歩み寄ろうとする等、思考を放棄して相互理解を拒む事を決してしなかったひかる。
そしてそんなひかるだからこそ、宇宙人のララやハーフのえれな、一般人と住む世界が全く違う深窓の令嬢であるまどか達は集い、共に戦う仲間となった。
戦う4人の姿を前に、尚も「何でそこまで………」と疑問を投げ掛けるブルーキャットに対し、フワは「ブルーキャットと同じフワ!」と答える。お互いに守りたい物や救いたい何かが有るのは、プリキュアもブルーキャットも同じなのだ。だが一方、プリキュア達はノットリガーと化したアイワーンのパワーに敵わず、変身をそのまま解除させられてしまう。

「本当に…お節介よ……誰も頼んでいないのに、いつも……いつも……あなたは!!」

誰も頼んでないのに・・・いつも・・いつも・・あなたはっ!!



その光景と先程の言葉は、レインボー星人に生まれたが故の孤独によってそれまで張り詰めていた、ブルーキャットの心を涙と共に大きく溶かして行く。ノットリガーと化したアイワーンが止めを刺しに掛かった時、間に入って庇おうとするブルーキャット。それは同族以外の誰かに、初めてブルーキャットが心を開いた瞬間だった。そんな彼女の姿を「理解に苦しむ」と言って捨てるカッパードに対し、ブルーキャットは叫ぶ。星の民達を救いたい気持ちは全く変わらないが、その前に目の前に倒れている女の子を救いたいと言うその強い想いを。するとブルーキャットのその想いに呼応したフワによって、新たなスターカラーペンとスターカラーペンダントがトゥインクルブックから登場し、ブルーキャットの手に渡る。こうしてブルーキャットは、「正義と真実の使徒」としてキュアコスモへと遂に覚醒した。

仲間と共に地球へ


襲い来るアイワーンを、キュアコスモは猫らしく敏捷かつ柔軟な動きで翻弄しながら見る見るダメージを与えて行く。だが、突如レインボーの空に暗雲が立ち込めたかと思うと、新たなプリキュアの覚醒を受けてノットレイダーの首領・ダークネストが降臨。何とそのままノットリガーと化したアイワーンに憑依し、その意識を乗っ取ったのだ。
バケニャーンとして彼女の傍にいた時の事をコスモは、アイワーンとの会話を思い出す。ノットリガーの素体となった者達は、イマジネーションを塗り潰されても人格は保たれたままだった。
だが、ダークネストの憑依は最早そんな次元では無く人格、思考、つまり心その物を奪われ、ダークネストに操られるだけの人形と化してしまう。
心を失い、呪詛を吐きながら苦しむアイワーンの姿を見て、ひかる達は彼女を助けるべく再び変身。アイワーンをダークネストの呪縛から解き放つべく、コスモと共に立ち向かって行く。
同じくダークネストの加護で強化されたノットレイ達をミルキー、ソレイユセレーネが相手取る中、スターはカッパードから嘗て惑星クマリンで奪われたおひつじ座のペンを奪還。コスモと2人息の合った戦いぶりを見せ付け、ダークネストの憑依したアイワーンを救おうとする。だが思考を奪われ、より悲痛な叫びを上げるアイワーンは、ダークネストの力によって破壊の権化に等しい存在と成り果てており、おひつじ座のスターパンチでも倒れない程のタフネスを見せ付け、更にダークネストの力も上乗せされた圧倒的パワーでスターを叩きのめしてしまう。加勢に行きたいミルキー達だが、ダークネストの加護で何度も立ち上がるノットレイの妨害でそれも叶わない。ダークネストに操られるまま、無情にもスターを叩き潰そうとするアイワーン。万事休すかと思われたが、それを救ったのはコスモだった。
故郷の仲間を石に変えて星を滅ぼしたアイワーンは確かに憎い怨敵だが、相手の心と自由を奪うダークネストはそれ以上に許せない。そう叫ぶコスモの想いに呼応し、香水がプリキュアレインボーパフュームとなった。スターがおひつじ座のペンをコスモに託すと、コスモはプリキュア・レインボースプラッシュでアイワーンを浄化。ダークネストの呪縛から解放する事に成功する。
プリキュア達に呪詛を吐き捨ててダークネストが退散する一方、その呪縛から解き放たれたアイワーンはコスモに対して改心もしなければ感謝の言葉も無く、それどころか三下悪役の捨て台詞と共に彼女の宇宙船を強奪、そのまま撤退してしまった。コスモは茫然となるばかりである。
ともあれおひつじ座のペンはプリキュア達の手に渡り、おひつじ座のプリンセスも無事に復活。スターパレスに初めて訪れたブルーキャットはプリンセスに問う。ペンが全て集まればレインボー星を元に戻せるのかと……。するとおうし座のプリンセスが現れ、イマジネーションの力が重なれば奇跡が起こり、必ず星も元に戻ると答え、ブルーキャットは希望を見出す。ひかるも彼女の手を取り、自分の事の様に喜んでいた。
その後、石化したオリーフィオの像を前にブルーキャットは、自分達がオリーフィオから生まれた1つの存在である事を告げ、それをひかるは家族だと解釈する。残りのペンを探して再び宇宙へ旅立とうとするブルーキャットだが、そんな彼女に4人は一緒に地球へ行こうと提案。
だが、当のブルーキャットはこれ以上ひかる達と馴れ合うつもりは無く、更にスターカラーペンダントと言う高性能のレーダーを得た事もあり、「1人で十分よ」と素気無く突っ撥ねる。だが、「つまんない!」と言って膨れるひかるは強引に腕を掴み、更に宇宙船をアイワーンに奪われて移動手段が無い点を突き、その上で「スターロケットを持つ自分達と一緒に行動すればペンを集められる」と彼女をスカウト。ララもフワのワープの特典を付け加えた為、ブルーキャットは半ば不本意ながらも4人と行動を共にする運びとなり、一旦地球へ行く事となる。
ロケットで地球へ帰る道中、船内は自身の変化の能力が未熟である事をうっかりバラしたり、トゥインクルブックでフワのお世話をする所を見たりと言う賑わいを見せるが、その一方で「先が思い遣られる」と、遠ざかって行く故郷を物憂げに眺めていた。すると其処へプルンスからマオの為に作ったと言うドーナツを差し出された為、周りに勧められるまま実食。「同じ釜の飯を食う」と言うが、これによってブルーキャットも少し打ち解け、「ブルーキャットじゃなくてユニよ」と自身の本名を明かす。こうして彼女は、名実共にひかる達の仲間となった。やがて地球に辿り着いた時、一同が乗るロケットから眺める空には、彼女達を祝福するかの様に雨上がりの美しい虹が出ていた―――――。

余談

本編では前述の通り第15話から名前が明かされた彼女だが、実はそれ以前から公式サイトにて、サントラ収録の専用BGM『宇宙怪盗ブルーキャット現る』で名前だけ間接的に公開されていた。

関連タグ

スター☆トゥインクルプリキュア
第三勢力 紅城トワという女 プリキュア三世
月光蒼猫(名前繋がり)

惑星レインボー:彼女の故郷。

東映

ルパンブルー仮面ライダーディエンド:ニチアサの青い怪盗繋がり。

怪盗BN団:宇宙と怪盗繋がり(こちらは二人組のコンビ)。

セーラームーン×プリキュア
地場衛/タキシード仮面:「幻の銀水晶」を狙って怪盗をしていた第三勢力

天王はるか/セーラーウラヌス:「タリスマン」を狙って主人公と敵対していた第三勢力である天体モチーフ戦士。ブルーヒロインである点も共通している。

海王みちる/セーラーネプチューン:セーラーウラヌスと共に「タリスマン」を狙って主人公と敵対していた第三勢力である天体モチーフ戦士。

プリキュア外

キャッツ・アイ:猫と義賊をモチーフにする怪盗で、真に欲しいお宝(ハインツコレクション)以外は眼中に全くない。特に主人公来生瞳はイメージカラーも含めて共通。

ひみつ×戦士ファントミラージュ!:別番組の怪盗繋がり。

神無月葵/ブルーエンジェル:青い怪盗で変身ヒロイン繋がり。

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