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ラーナ・スミス

らーなすみす

ラーナ・スミスとは、小説『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』の登場人物。
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概要編集

剣と魔法の国「ソルシエ王国」の国内の魔法使用を管理する、魔法省の上級職員かつ魔法研究者であり、ラファエル・ウォルトの直属の上司。


文庫版では第3巻から登場し、文庫版第1巻〜第2巻に相当するWEB版では一切登場しない


プロフィール編集

出演作品乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
性別女性
誕生日
出身地ソルシエ王国
身長
体重
特技
好きなもの
嫌いなもの

人物像編集

自身の姿を変化させる変装魔法を得意とし、あらゆる姿で様々な場所に忍び込み情報を収集・敵対勢力を撹乱させる隠密行動や、自身の部署のスポンサーの要望に沿ったマジックアイテムの開発などを行っている。


一方でデスクワークに関しては面倒に思っているようで、そのほとんどをラファエルに丸投げしている。そのため、魔法省に入省したラファエルの多忙の原因となってしまっている人物でもある。ただし魔法省にて「禁忌なる闇の魔法に触れた者」として、もてあましかけていた存在のラファエルを「なんだもったいない、誰も要らないなら私がもらっていくぞ」という一言で、その全てをひっくるめて引き受けた、器のデカい人物でもある。

あらゆる事で魔法にしか興味がないが、自分の境遇から子どもを道具として扱う親に対して激しい嫌悪感を抱いており、その場面に出会すと冷静でいられなくなる。


関連タグ編集

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

ラファエル・ウォルト(部下)


以下、ネタバレ注意編集













































CV:上坂すみれ


その正体は、ソルシエ王国第1王子ジェフリー・スティアートの婚約者であるスザンナ・ランドールご本人である。


カタリナ誘拐事件が起きた際にはあらかじめジェフリーから根回しを受ける形で二重スパイとして誘拐犯一味に潜入しており、変身魔法を駆使して地味なメイド「ラナ」を名乗り内側から探りを入れていた。婚約者のジェフリー共々、なかなかに有能且つ食わせ者と言っても良いがそんな彼女もラナとしてカタリナに接した際には彼女のマイペースさと破天荒ぶりに何度か素で驚いている。


この国が始まって以来の魔法マニアで、結婚も何もかもを放り投げて魔法研究に一生を捧げるつもりでいたが、その生きる姿勢をジェフリーに気に入られて婚約者にされる(同時に魔法省上級職員である「ラーナ」としての身上も与えられたため、むしろ本人にとっては良い事づくめと言っていい)。そんな婚約者の事を「まごうことなき変態」と言ってはばからないが、むしろジェフリーはそんなラーナの事を弟達の次レベルなカンジで壮絶に気に入っている。そして魔法省にてラーナ(スザンナ)が統括するセクションのスポンサーもジェフリーだったりする。

ラーナ自身も周りから結婚を急かされずに済んでいるのはジェフリーのおかげだと内心感謝しており、良きパートナーである。

いわばジェフリーとは関係こそ良好だが愛し合っているわけではなく利害関係の一致からの婚約である。


また実はジェフリーと共に参加した王城パーティーでカタリナの奇行を見かけてから彼女の大ファンになり、カタリナが自分の部下になったことを喜んでいた。


その正体を知るのはジェフリーと魔法省上層部の一部のみ。ただし、後に両方の姿で接する機会があり、親しい人物の変装を見破るのが得意なカタリナからは、ある事件をきっかけに正体を確信したことを伝えられる。カタリナもこれがトップシークレットであることは理解しており、他言しないようにしている。


ネタバレ関連タグ


グリムリパー:王子の婚約者であるラーナ同様、やんごとなき人物が隠密行動をするために、表向きは別人を名乗って行動しているキャラで、研究者としての側面もある。ただし、ラーナが主人公サイドのキャラなのに対し、こちら主人公たちと対立する陣営。また、ラーナの研究対象は魔法という、その世界観に直接通ずるものなのに対し、彼の研究対象は仲間のほとんどが否定したものだった。

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