「何故なら私は死神の化身。下等超人の技に恐怖など感じないのですから!」
「恐怖が無いということは心穏やかになり、自然と心も無反応となる」
概要
種別 | 真・完璧超人 |
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身長 | 206㎝ |
体重 | 102㎏ |
超人強度 | 1000万パワー |
主な必殺技 |
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CV | 諏訪部順一 |
完璧・無量大数軍第二陣の1人で、「完幻」の異名を持つ。笑い声は「ニャガニャガ」。
敵味方問わず丁寧語で話す物腰の柔らかさを見せるが、やはり他の完璧超人達同様、別派閥の超人を「下等超人」と称し見下す言動をみせる。同時に人間も「下等人間」と呼んでいる。
全面対抗戦第二戦では、鳥取砂丘に出現したサッカラの階段ピラミッドの第四ステップのリングにてスプリングマンと対戦するが、試合中に上の層から落下してきたターボメン・バッファローマンと合流し、急遽タッグ形式で対戦することになる。
白い肌にピエロのようなメイク、ナイフを仕込んだ帽子と黒いロングコートに身を包んだ不気味な外見をしている。壮年期のジャイアント馬場(ほぼ同じ身長・体重)のような細身の体型からおおよそファイターのようには見えないが、コートに炎を宿したり、肉体を透過させたり、足を槍のように鋭く変形させたりと、異名に恥じぬ奇怪な戦法を得意とする。
こう見ると2世に多く登場した時間超人のような特殊能力頼りの超人に見えるが、真に恐ろしいのは細身の体型とは裏腹な異常なまでの握力と腕力である。
その握力と怪力は敗北したターボメンの肉体を引き裂いてアースユニットを抜き取ったり、バッファローマンの巨体を放り投げるとともに表面の皮を次々と引きちぎって見せたほどである。
アースユニットを使うことでバッファローマンから「完璧超人を超える可能性がある火事場のクソ力」の秘密を知るために実験しようとするも、バッファローマンが予想外の超人強度(8000万以上のパワーを計測できるアースユニットが破壊された)ために動揺、ハリケーンミキサーを食らいダウンした後、バッファローマンの私怨も含んだ2度目のハリケーンミキサー→超人十字架落としを食らいKO負けする。
負けた際は意識もあり致命傷も負ってなかった(だいぶ後に本人がいないところで「受け身が得意であり、異様なほど頑丈」と言う事が明かされている)が、潔くバッファローマンに介錯されることを選び、挑発するかのようにバッファローマンに言葉を投げつけロングホーンによって処刑された。
しかし、意味深な言葉を残し、異名の如く幻となって消えてしまうが…。
以下ネタバレ注意
バッファローマン「何故奴がここにいるーーーーーっ!?」
「おやおや、もう見つかってしまいましたか。これはこれはごきげんよう。」
正体
死んだと思われていたが、90話でサグラダ・ファミリアに再登場。完璧・無量大数軍のグリムリパーというのは仮の姿であり偽名。
正体は完璧超人始祖完璧・拾式(パーフェクト・テンス)サイコマンであることが明らかとなった。
またプラネットマン戦中に武道と並んで最古参の無量大数軍であるということも判明。そして同時に「無量大数軍そのものが、サイコマンの活動のための隠れ蓑に過ぎなかったのではないか」という推測もされている。
そのことから、「完幻」という異名の真の意味は存在そのものが幻の完璧超人(グリムリパーという名の完璧超人そのものが最初から存在しない)という意味だったことが推測される。
また、偽名のグリムリパーとは『無慈悲な狩る者』や死神という意味で、さり気なくその本性や
死を司る存在=死=無と考えると偽名や異名から既に伏線であった可能性もあるが詳細は不明。
余談
キャスト解禁の前はアクの強すぎる容姿からして掲示板などの意見では声優イメージするとなると中尾隆聖という意見が後を絶たず、マニアの間で大きな話題となっていた…。
というよりキン肉マン好きなユーザーならそう意識した人もいるのでは?
因みに作者によるとモデルは中邑真輔らしい。