「ようし、俺の出番だ。『完璧・無量大数軍』“完裂”こと、マックス・ラジアル!!」
「テリーマンよ、おまえも元の肉体が判別できないくらい、オレの"完裂"地獄を味わわせてやるーーっ!」
「スピニング・トゥーホールド、カーフ・ブランディング、そしてオクラホマスタンピート!!全てのお前の技は俺には、効かないのよーーーーーーーーっ!!!」
概要
中世の騎士のような甲冑と、両肩についた巨大なラジアルタイヤが特徴の大男。
正義超人のイベントの最中に同軍の一員として乱入、制止しようと飛び出したスペシャルマンとカナディアンマンを軽くあしらう。
正義超人との全面対抗戦ではテリーマンの最初の対戦相手にカードによるくじ引きの結果選ばれる。
ミートのアドバイスを無視したテリーマンの奇襲を食らうも、両足がサスペンションになっているためスピニング・トゥーホールドが効かない、両肩の巨大タイヤが邪魔になるためカーフ・ブランディングやオクラホマスタンピートも防ぐ等、自身の特徴を活かして当初はテリーマンを圧倒した。
しかしテリーマンの身体を引き裂いているうちにタイヤは表面が剥がれるほどに劣化。それに気づいたテリーマンの猛攻を受け右タイヤを破壊されたことで攻撃を防ぐ事が出来なくなり、最後はテキサスコンドルキックを受け怯んだ所を突かれ全身全霊を込めたブレーンバスターを受けて敗北した。
「敗北は決して許されない」という完璧超人の掟により、失神から気づいた後その場でストロング・ザ・武道の竹刀を使い自決する。
なお、完璧・無量大数軍の超人は自分の異名を冠する必殺技を持って居るが、マックス・ラジアルは『完裂』の必殺技を出さずに敗北してしまっている。後にアニメにて判明したと思われるのだが…(下記)。
ちなみにマックス・ラジアルの他に自分の異名を冠する必殺技を出さなかったのは急成長という特性が『完恐』たる所以のピークア・ブーである(ターボメンのリボルバーフィンの様に既に使っている必殺技が自分の異名を冠する必殺技の可能性もある)。
必殺技
- ドリフト・タックル
- 肩のタイヤを回転させながらタックル。『超人閻魔帳』によれば新幹線の正面衝突以上の威力。
- サスペンション・ブーツ
- サスペンションになっている脚を縮めた後急速に伸ばしてキック。なおサスペンションは本来縮むことにより衝撃を吸収する機構であり伸ばすものではないのだが、ゆで理論ということだろう。
- ビッグラジアル・フィン
- 肩のタイヤを回転させることによって、コーナーのターンバックルへの激突を防ぐ。
- <完裂>ビッグラジアル・インパクト
- 肩のタイヤに相手を抱え上げ、回転させることによって相手の身体を引き裂く。
- アニメ3話のアイキャッチにて、この技が『完裂』の異名を持つ技だと判明。しかし原作と異なり、アイキャッチの紹介では「ビッグ・ラジアル・インパクト」と表記されておりブレが生じている。
余談
名前が旧シリーズに登場したビッグ・ザ・武道(ネプチューン・キング)の1000人の弟子の一人である「ビッグ・ラジアル」にそっくりだが、自己紹介の扉絵に超人公募者の名前があることから、大きいタイヤのあるキャラを引き継ぎ、インパクトある姿に変更されたと思われる。
ちなみに『キン肉マンの交通安全』という教育アニメでも「交通違反超人」という名前の全身にタイヤをあしらった悪魔超人が登場している。
おそらく当初の予定では7人の悪魔超人の中でザ・魔雲天と対戦予定だったと思われる。
関連項目
ランペイジマン:元は投稿者が同じ応募超人。