「当たり前だ、われら誇り高き完璧超人の中のエリート中のエリート『完璧・無量大数軍』にかかれば下等超人などこんなもの」
「ラ…無量大数軍とは一・十・百・千・万…という命数法の単位内で兆や京以上の一番上の単位をさす、つまり計り知れない強さを保有する超人たちというわけか!」
概要
正式名称は完璧・無量大数軍(パーフェクト・ラージナンバーズ)。
ストロング・ザ・武道率いる完璧超人(パーフェクトちょうじん)の本隊とも呼べる集団で、各々が「完○」という二つ名を持つ12人の超人で形成されている完璧超人の精鋭部隊。
正義・悪魔・完璧の3つの超人派閥の間で交わされた休戦協定に反発し、条約破棄と完璧超人の実力を満天下に誇示することを目的に正義超人軍を襲撃した。
完璧超人の始祖である元神に選ばれた完璧超人は特別な力を授かり寿命が無くなる。
その不老の力を授かった超人たちを完璧超人の中でも最上位の完璧・無量大数軍と呼ぶのである。
それゆえ永遠の若さ・永遠の強さを求める完璧超人は無量大数軍に入るために絶えず切磋琢磨し、一度でも敗北したものは自ら死ななければならないという厳しい掟が存在する。
彼らに立場の上下関係は無く対等な存在らしいが、完璧超人として強い信念と高い実力を兼ね備えたストロング・ザ・武道やネメシスなどが取りまとめている。
メンバー
第一陣
「完武」ストロング・ザ・武道(CV:大塚明夫)
第二陣
追加メンバー
「完抉」スクリュー・キッド
「完球」ケンダマン
元メンバー
「完傑」ネプチューンキング(キン肉マン公式サイトの超人検索では外されている)
「完狩」ネプチューンマン(後に復帰したということなのかこちらは公式サイトでは所属扱い)
その他
ジ・オメガマン(オメガマン・ディクシア) - メンバー候補
「完済」ギャランティー - 週刊プレイボーイの「『キン肉マン』大好き&絵心ある芸人・なすなかにしの「超人募集」漫談」コーナー登場の超人
本来の役割
本来無量大数軍とは、表に出ることができず墓場に篭っている完璧超人始祖の代わりに、完璧超人の真の長である超人閻魔を護衛する親衛隊「閻魔直属親衛隊」である。
ネメシスは閻魔の命を受けて動く治安維持が主な任務であるとしている。
元々、無量大数軍という部隊を作ったのは最古参である武道とグリムリパーの2名だった。
しかし、彼らの正体は片やラスボス、片やサイコマンであり、作中のメンバーの反応からして基本的にそのことを知らず、在籍時からそれを知っていたと断言できるのは本人たちのみであった(サイコマンに師事していたネプチューンキングが例外ではないかとファンから考えられる程度)。ターボメンの正体への推測もサイコマンは妨害しておりタブー扱いなのだと思われる。
作中ではポーラマンによって元々この部隊そのものが、サイコマンの「特令」のための活動の隠れ蓑にすぎなかったのではないかという推測もされている。
ディクシアが候補となった際のやり取りからすると無量大数軍への加入は実力はもちろん本人の希望も必要らしく、ディクシアの場合は課題も与えられることになった。また、空きができたといっているため定員が決まっている可能性もある。
意外なことにネプチューンキングが無量大数軍の権利を剥奪されてからも完璧超人とは認められていたこと、そのネプチューンキングと共に行動していたネプチューンマンが正義超人への肩入れを始めるまでは無量大数軍扱いだったことなど掟の厳しさに反して除名やその後の扱いは猶予がある様子。
追加メンバーのケンダマンとスクリュー・キッドは新たに任命されたと作中で発言しているが、一部のファンからは元の所属派閥が異なることから実は元から閻魔に近い立ち位置で『ネプチューンキングを監視する為に送られたスパイ』ではないかという説もある(ネプチューンマンの復帰など組織体制が軟化しており、作中でも触れられてはいないのであくまで説ではある)。
関連イラスト
関連項目
ジョン・ドウズ(名無し) - ターボメンとグリムリパーのタッグチーム。