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曖昧さ回避

  1. キン肉マンに登場する超人。
  2. アンパンマンに登場するキャラクター。

本稿では1について解説する。


"完球"の称号を授かったこのケンダマンを舐めるなよ!!


概要編集

CV:広瀬正志


『夢の超人タッグ編』から登場した剣玉の化身超人

ネプチューンマンビッグ・ザ・武道と同じ完璧超人の一員で、相棒のスクリュー・キッドとともに乱入コンビ(後のゲーム版で「殺人遊戯コンビ」というチーム名が付けられた)として宇宙超人タッグ・トーナメントに急遽参戦した。


超人強度1500万パワー、加えて肉体は超人硬度10を持ち(後述)、攻防共に完璧な肉体を持つ。

巨大な鉄球である頭部は剣玉同様本体からの着脱が可能で、繋がれた左腕の鎖で鉄球を振り回す攻撃を得意とする。


ちなみに好物はたい焼き


作中での活躍編集

ブロッケンJr.ウルフマンの「モースト・デンジャラス・コンビ」と、モンゴルマンバッファローマンの「2000万パワーズ」によるトーナメント1回戦第2試合が開始された直後に、前述のスクリュー・キッドと共に両チームの戦いに割って入る。モースト・デンジャラス・コンビを全く寄せ付けぬ実力で蹴散らすと、続けざまに「2000万パワーズ」と対戦する。


2000万パワーズ

先の戦い同様に、正義超人の中でも特に超人強度の高いバッファローマンをも圧倒するが、モンゴルマンとの連携により形勢は逆転され、自慢の鉄球も破壊されてしまう(頭部を破壊されたにもかかわらず、普通に歩いたり話したりしており、結構丈夫である)。


完璧超人の首領であるネプチューンマンから処刑を宣告され、なんとか再び逆転しようと凶器(ガラスの破片)を用いるなどの強硬手段に出るが、最後は2000万パワーズのロングホーン・トレインを喰らい敗北。


敗北後、ネプチューンマンに完璧超人の掟に背いた罪で制裁を受け、地獄のネジ回しで抵抗するも武道のオーバーボディを砕いたのみでキッドも砕け散ってしまい、恐れをなして逃げ出してしまう。

しかしネプチューンマンにあっけなく捕らえられ、喧嘩スペシャルで真っ二つに引き裂かれて死亡した。


その後はいつの間にか復活していたようで、超神編では相方のスクリュー・キッドと共に調査団の一員としてザ・マンから命じられた偵察の任務についており、謎の敵に襲撃され鎖を千切られる場面が一コマだけ描かれた。


ドミネーター&エル・カイト

その後、レバノンの某所で再登場。偵察の任務を果たす為、キッドを逃がし自らは刻の神と一派の超人(超神?)と対峙していた事が判明した。

なお、キッドはその時点で無量大数軍の一員に加わっていたが、彼も加わっていた事が明らかになった。称号は「完球」。


ローブを脱ぎ捨てた時間超人エル・カイトのドロップキックを避けるも、ドミネーターのショルダータックルをくらう。

だが自身の頭の鉄球でドミネーターを空中に浮かし,カップアンドキャノンを放つも大したことのない様子で、エル・カイトフライングクロスチョップを受け,名前が不明のツープラトンを受け鉄球にヒビが入る。

そして時間超人の2人がまだ生まれたばかりだと知り、止めを刺されそうになるも、キン肉マンマリポーサキン肉マンゼブラに助けられる。

その後、エグゾセミサイルズの結成から勝利までを見届け、マリポーサの勧めやその場にいた味方全員の意見の一致もあったためマリポーサ達との再会を約束して撤退した。

本拠地への帰還後はザ・マンをはじめとする上層部や客として訪れていたキン肉マン達に見聞きした一部始終を語った。

事態共有のための撤退とはいえいくつか完璧超人の掟に引っかかりそうな行動ではあるが、始祖編での完璧超人たちの意識の変化やネプチューンマンの復帰など既に完璧超人の改革は行われているためか特に問題視された様子はない。


スクリュー・キッドのことは相棒や「”オレたち”の作戦」と呼び、彼が離脱したのも実力の信頼と認識しているという信頼関係をうかがわせる発言をしている。


なお、この件で一部のファンからはスクリュー・キッドと共に昔からの超人閻魔派でスパイだったという説が出ているが作中特に肯定するような描写はない。


必殺技編集

カップアンドキャノン

相手を空中に浮かせ,ケン先をせなかから貫き、アルゼンチンバックブリーカーの体勢で捉え,頭の鉄球をけん玉の技とめけんのようにケン先に合体する技。

一撃でドミネーターの腹部を貫通する深手を負わせたものの、時間超人のもつ超回復能力のために決め手とはならなかった。

硬度について編集

前述通り、彼の超人硬度は10である。

この数値は前エピソードである『黄金のマスク編』のラスボス・悪魔将軍と同スペックだが、悪魔将軍は自身を「硬度10のダイヤモンドパワーを持つただ一人の超人」と称していたはずである。


このことに関して、「悪魔超人は完璧超人のことをよく知らなかっただけかもしれない」という考察が一部でされていたが、新シリーズである『完璧・無量大数軍編』以降のストーリーにおいて悪魔将軍ことゴールドマン自身がかつては完璧超人、それもケンダマンのような一般の完璧超人とは一線を画した存在である“完璧超人始祖”の一人であることが明かされる。加えて、始祖の中には同じくダイヤモンドパワーを持つミラージュマンという超人も登場しており、全然「ただ一人」ではない。

(ただし、ミラージュマンの場合はゴールドマンが始祖から離脱した後にこの硬度に到達したと語っていることからノーカウント扱いかもしれない)


更に最近になって実はダイヤモンドパワーの正真正銘の元祖はゴールドマンたちの指導者で戦いの師でもあるザ・マンであったことが明らかになった。ゴールドマン時代にザ・マンの教えを受けていた悪魔将軍がそのことを知らなかったというのはあり得ないので大法螺もいいところである。

…まぁ、こうした多少の矛盾は作品の長いブランクや、それ以上に「ゆでだから」であり、今更かき回すのも無粋なのかもしれない。


話を戻すと、ケンダマンがこの硬度10を体得した経緯についてはファンの中で様々な推測がされており、現在では前述のミラージュマンがケンダマンにダイヤモンドパワーを伝授したという説が濃厚となっている。また、ケンダマンたちの首領であるネプチューンマンも硬度10のダイヤモンドアームを使用するので、始祖であるミラージュマンから直接指導を受けたのは幹部クラスのネプチューンマンであり、一般の完璧超人であるケンダマンはそのネプチューンマンからさらに指導を受けた…といったような流れも考えられている。


また悪魔将軍ことゴールドマンやザ・マンが使用するダイヤモンドパワーと他のキャラクターの使うダイヤモンドパワーでは表現に差があり、上述のセリフも本来は神の領域であるダイヤモンドパワーを地上でザ・マンと同レベルにまで高められた唯一の超人がゴールドマン=悪魔将軍、ということだったのかもしれない。


彼が悪魔将軍と同様に全身を硬度10にできるのか、それとも体の一部(胸部?)だけなのかは不明。

仮に全身だとしても、ネプチューンマンの喧嘩スペシャルであっけなく真っ二つにされているあたり、やはりレベル面では悪魔将軍のような領域にまでは達していないと思われる。


pixivでの扱い編集

pixivでは、彼のイラスト以外に「頭が胴体から外れている」イラストにもこのタグが付けられることがある。


関連項目編集

キン肉マン

完璧超人 殺人遊戯コンビ

ミラージュマン:同じくダイヤモンドパワーを持った完璧超人

剣玉 マミる デュラハン

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