マリキータマン
「キャミキャミ決まりだな 地球とオメガ… 技にかけては当代一のオレたちの新タッグ"エグゾセミサイルズ"の結成だ!」
概要
互いが敵同士だったことから奇妙な絆で結ばれた。当初はキン肉マンマリポーサが務めるはずだったが、ファイトスタイルが異なる自分より、戦いで互いを知り尽くした2人に任せ自身は身を引いた。
タッグ名はマリキータマンが勝手にネーミングしたものの、ゼブラは気に入ったらしく納得していた。
時間超人のタッグ「エル・ドミノス」と戦うことに。
ツープラトン
名称不明
マリキータマンが相手をヘッドシザース・ホイップをかまし、ゼブラが足4の字固めから素早くシャープシューターに移行して、相手同士をぶつけさせる技。
天道羽根抜刀(ツープラトンver.)
落下技を仕掛けてくる相手に対し「天道羽根抜刀」が決まる位置にゼブラがマリキータマンを投げ上げ、カウンターの形で技を喰らわせる。
使い手と受けた者同士だからこそできる連携技。
エグゾセツインボム
2人同時に相手を逆さ前屈姿勢から両手首を掴んで、膝裏に入れて交差した状態でパワーボムで脳天をマットに激突する技。
エグゾセツインレッグラリアット
相手タッグを挟み込むように2人同時にレッグラリアットを繰り出す技。
ヘルズベル・リンギング
マリキータマンが「ウィングラッピングシャット」で敵を拘束しつつ飛び上がり、ゼブラはもう1人の相手をゴリー・スペシャルでこちらも拘束。そこにマリキータマンが急降下し相手タッグの頭同士を激突させる技。
シンクロニシティ・インフェルノ
エグゾセミサイルズの最大ツープラトン。
マリキータマンがロールシャッハ・ドットでゼブラの縞模様に変化。
そして空中の二人をマッスルインフェルノの体勢に捕らえたまま急降下,リングロープを中心にゼブラのマッスルインフェルノ、マリキータマンの逆さマッスルインフェルノで挟み打ち、ロープをレールのように滑り込みながら相手二人を擦り続け、加速を加えた状態で場外の壁に二人の顔面が激突する技。
因みにシンクロニシティとは共時性を表し、複数なことを同時に起こす意味である。
余談
エグゾセとはフランス製の対艦ミサイル。四枚羽とマリキータマンのモチーフであるてんとう虫と同じ枚数の羽を持つ。
フォークランド紛争で用いられイギリス軍に大きな損害を与えたことで有名。イギリス内ではエグゾセといえば「致命的な一撃」のことだとスラングにもなった。キン肉マン世界の現在の時系列は1989年近辺なので時期も近い。現代で言えば「ジャベリンミサイルズ」のようなものと考えれば、若干ミーハーではあるが唐突過ぎるネーミングにもゼブラが受け入れた時代背景はあったと言えるかもしれない。
「キン肉族のマスクをつけた者と、かつてその人物に勝った者がタッグを組んで時間超人と戦う」
という展開は、言うまでもなく2世のセルフオマージュであろう。