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首都はベイルート、公用語はアラビア語。正式国名はアル=ジュムフーリーヤ・ッ=ルブナーニーヤ。

国旗の中央にレバノン杉が描かれている。大統領制をとっている。

国内の宗教はキリスト教の一派マロン派が多いが、イスラム教徒も多数いてしかもスンニ派シーア派に二分されるなど宗派対立も根強く存在する。文化的には中東文化を基本に地中海諸国と近い面もみられる。主な産業は金融業、観光など。


古くはフェニキアと呼ばれた。レバノン杉は造船に最適の素材でもあり、古来より海洋貿易商人を輩出してカルタゴなどの海上勢力の母国ともなった。

1943年にフランスの委任統治領より独立した。フランス風の美しい建築が立ち並ぶベイルートの都は「中東のパリ」と呼ばれ、中東における金融と観光の中心となる。だが、宗派対立が次第に激しくなる。

1975年前後には内戦が勃発、パレスチナ系をはじめとする多数のテロリストが跋扈する有様となりイスラエルからも侵攻を受ける等し混乱が長く続いた。国土の大部分はこの全土を巻き込んだ内戦で破壊されてしまう。

1990年にターイフ合意が成立して停戦。激しい内戦を起こした宗派対立を緩和するために、大統領、首相、国会議長をそれぞれマロン派、スンニ派、シーア派がポストを分け合って権力の抑制と均等を図るのが慣例となった。だが、逆に宗派の壁を越えた政治的取引と離合集散を活発化させ、深刻な縁故主義や政治腐敗を引き起こす温床にもなっている。


隣国シリアの情勢が悪いこともあり、シリアからの難民も多数流入している。

テロリストである岡本光三や、裁判中の身であるカルロスゴーンの亡命先でもある。


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