概要
死亡した超人達が流れ着く「超人墓場」を取り締まる支配者。
超人強度は9999万。
初登場は『キン肉星王位争奪編』から。
『夢の超人タッグ編』で死亡したはずのネプチューンマンが仲間の超人達により蘇生されたことを良しとせず、超人ハンター・オメガマンに彼の殺害を依頼していた。
続編『キン肉マンⅡ世』では、悪魔の種子のメルトダウンが悪魔超人界に伝わる「鬼出しの釜」について語っていた際に悪魔将軍と肩を並べる姿が描かれている。
と、ここまでは名前や経歴が語られるのみで直接の登場はなく、容姿も影が掛かっていた。
TVアニメ版
『キン肉星王位争奪編』では運命の5王子に味方する邪悪の神々を取り仕切る黒幕という設定で登場(原作よりも禍々しい姿)。邪悪神を使って正義超人の中でも影響力の強いキン肉王族を掌握し、正義超人達を滅ぼさんと企てる。ジ・オメガマンも若干設定が変わり、超人閻魔の部下になっているためキン肉マンスーパー・フェニックスと対等の立場となっている。
終盤ではスーパー・フェニックスに憑依して力を与えるもキン肉マンに敗れ、真紅のマントに封印された。
「オメガマンの上司」「正義超人の抹殺を企てる」等の設定は、後に原作へと逆輸入された。
新章『完璧・無量大数軍編』
その前身は、原初の超人の完璧超人始祖の一人であり、その創始者でもある“完璧・零式”ザ・マンという人物である。
太古の昔に「神」であった彼は、抗争を続ける地上の超人達を大粛清する計画に反発し、一人の超人として地上へ降り立ち、自ら見出した10人の超人を救出する。その後、その10人と共に完璧超人始祖を名乗り地上の監理を続けたが、後に別の手段で粛清を免れた超人達の存在を知る。
以降は始祖と共に異空間へ移住し、彼らに介入することなく監視する道を選んだものの、地上の超人達は再び争いを繰り広げ、粛清が行われる以前の何も変わらない結果に失望する。そこで彼は、自ら地上の「下等超人共」に制裁を下すと共に、彼らの魂を監理する「超人墓場」を生成し、その番人である「超人閻魔」を自負するようになったという。
(経歴のより詳細についてはザ・マンの記事を参照。)
しかし、そうした形で超人を管理する上で、いつの頃からか、地上の超人たちの間で「友情パワー」のような不可思議な力によって超人強度が上昇する現象が頻発し、それがいずれ現在の管理体制におけるパワーバランスの崩壊を招きかねないと危惧。
完璧・無量大数軍の一人“完武”ストロング・ザ・武道として正体を隠し、地上へ降り立つことになる。
完璧超人と正義超人が終結し和解し超人墓場が崩壊した後も配下の完璧超人からは「閻魔さま」と呼ばれている模様。
関連タグ
運命の5王子、知性チーム、技巧チーム、飛翔チーム、強力チーム、残虐チーム:アニメ版での部下