経緯
キン肉マンことキン肉スグルは、今までの戦いによって「火事場のクソ力」が成長を続け、その力は超人の神にも届く勢いであった。
邪悪な5柱の神、通称邪悪五神は、スグルがキン肉星の王位を継承することで、彼の天上界への影響がさらに強まると恐れ、1960年4月1日に総合病院で起きた火災による混乱で子の取り違えがあった可能性を根拠に、キン肉マンと同日同時刻に同じ病院で誕生していた5人の超人を新たに王位継承候補者として仕向けたのである。
- キン肉マンスーパーフェニックス(フェニックスマン)
- キン肉マンマリポーサ(ぬすっとジョージ)
- キン肉マンビッグボディ(ストロングマン)
- キン肉マンゼブラ(パワフルマン)
- キン肉マンソルジャー(ソルジャーマン)
顛末
激戦の末にゼブラは絶命、マリポーサ、ビッグボディは再起不能、ソルジャーは別人に成り代わられ本体であるソルジャーマンが残虐の神に見捨てられ死に至る。そしてフェニックスは改心していずこかへと去っていった…はずであった。
ところが時は流れて1989年。オメガ・ケンタウリの六鎗客が地球を襲撃したことを受け、キン肉マンに倒された筈の知性の神が、一介の開拓者となっていたフェニックスマンの御許へと突如出現。再びフェニックスマンはスーパーフェニックスの名を使い、真ソルジャーを除く3人と共に東京の超人博物館に潜入し、保管されていた元のマスクを奪還。そしてキン肉マン及びウルフマンに宣戦布告したオメガマン・アリステラら六鎗客の前に、復活した4王子が立ちはだかる。
彼らは六鎗客の"ボス"に用があると語り、計画を阻止するために再来したと明かす。(通称・運命の4王子)