概要
『キン肉マン』キン肉星王位争奪編に登場する超人。キン肉スグルと同じ1960年4月1日に同じキン肉星総合病院で生まれた。 自宅の畑と思しき場所で農作業中、邪悪五神の一柱・技の神に憑りつかれ、キン肉マンゼブラとなる。
超人協会に裏口入会するためという目的のせいで結果的に歪んでしまったとはいえ、元々はかなりまともな人物で、大雨の中でも愛馬(シマウマ)キッドと共に農作業に出る(アニメでは発破工事などにも携わっている)など人の嫌がる仕事を厭わず、非常に勤勉で貯蓄家である。農作業に従事していた傍ら、超人ボクシングのスーパーヘビー級でも戦歴をあげており、同級のチャンピオンであった。超人協会に裏口入会するために貯めた90億超人ドルはおそらくこの超人ボクシングのファイトマネーであると推測される。
仮にそうでなく、農民として農業経営をして稼いだとするととてつもない才覚の持ち主であり、キン肉星の大王にならずとも農業経営だけで大金持ちになれたことであろう。
裏口入学の際に賄賂不足と難癖をつけられ、苦悩の果てにキッドをマッスルインフェルノで殺害し、その毛皮を売った金で超人協会に入るも、その事件が原因で正義超人と残虐超人の二つの心を持つようになった。
雑誌での初登場時は眉毛を除けば典型的なキン肉族の風貌だったが、回想シーンでは髪の毛が露出した男前の姿で登場している。アニメ「王位争奪編」では回想シーンでも初登場時の姿のままで登場している。
王位争奪編で死亡するが、新シリーズでは復活しており技の神の来訪を受けたことがフェニックスマンの口から語られた。