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概要編集

CV:池水通洋


 キン肉星で暮らしていた超人。1960年4月1日に生まれ、同日に生まれたキン肉大王の次男・キン肉スグルと共に火災に見舞われたキン肉総合病院から助け出された「運命の5王子」の一人。

 5王子の中でも最強の頭脳を有するが、哀しいくらい心が(実家の懐具合より)貧しい。その心を見透かされ、知性の神憑依されキン肉マンスーパーフェニックスとなる。

 もともとはメイン画像のようなスーパーフェニックスマスクとは全く異なる顔だったのだが、だんだん作者が描くのが面倒になってきたのか、(演出として)回想シーンでは一貫してスーパーフェニックスマスクで描かれるようになった。アニメでは明確に回想シーンでも元の顔で描かれている。

 原作ではスーパーフェニックスのまま退場した(その後、新章で辺境の惑星にて開墾を行っている)が、アニメ版においてはビビンバと良い仲になった。

 アニメ版によれば、キン肉親子に匹敵するほどオナラがクサい


来歴編集

 彼は5王子の中で最も才気に恵まれており、幼少のみぎりから神童と称される超絶天才児だった。生後数か月にして世界各国の言葉を2日でマスター、12桁の掛け算を暗算で解き幼稚園に入る前から大学の勉強すらできるようになっていた(計算上、IQは300を超えていることになる)。

 フェニックス家は貧しく、食うにも事欠いていたのだが、その才能を惜しんだ・シズコは筋肉の滝(マッスル・フォール)のを顔に刷り込み、本来王家しか使えないフェイスフラッシュを使える特異体質となった。

 それを知る由もないキン肉星の大人たちはフェニックスマンの才能を伸ばすべく、本来は王侯貴族や富豪の子息が通う名門幼稚園に特例入園を認める。そこでフェニックスは、王族であるというだけで大バカなのに何不自由なく暮らせるスグルの姿を見て、激しい嫉妬劣等感に苛まれることとなった。

 それから間もなくしてスグルは宇宙船に密航したブタと間違えられて地球に捨てられ、王子として遇されたキング・トーンは横暴の限りを尽くす。大王真弓養子をとると宣言し、優秀なルーキー超人たちを競わせる武闘会を開催。フェニックスはこれ幸いと出場し、テコの原理を利用したテクニックでトーナメントを破竹の勢いで勝ち進んだ。しかし、決勝戦の最中に父が工事現場事故死したとの報を受け、泣く泣く決勝を辞退。その後、キング・トーンは地球でキン肉マン=スグルとの戦いの果てに逃亡、養子話はなかったこととなる。

 こうして一世一代の出世の機会を逃したフェニックスマンは自らの出自を恨み、キン肉マンに対する逆恨みを募らせながらも病弱な母の介護に携わる。

 そして運命の1984年が訪れ、邪悪五神に魅入られたフェニックスは知性の神と融合し、キン肉マンスーパーフェニックスと成り果てるも、王位争奪戦最後の戦いでキン肉マンのマッスルスパークを受け、絶命。直後に超人の神に認められ、王位を継いだキン肉マンのフェイス・フラッシュで甦生したことにより改心し、完全に知性の神と分離した。



 その後、新章にてボーボーにを伸ばしたみすぼらしい姿で再登場。遥か辺境の星で黙々と農作業に励んでいたが、2年越しに知性の神と再会を果たしてしまう。

 そして復活したパワフルマンストロングマンぬすっとジョージと共に、「神のお告げ」通り東京超人博物館に保管されていたかつての覆面を強奪し、再び運命の4王子を僭称することとなる。


関連項目編集

キン肉マン キン肉星王位争奪編 ラスボス 天才 貧乏

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