概要
『キン肉マン』に登場する惑星であり、キン肉スグルの生まれ故郷。
地表がキン肉マンのマスクと同じ形をしているのが特徴。
地球から500億光年離れている大キン肉星雲の第五番惑星だが、科学技術が進んでいるためこの星の住民はワープ航法可能な宇宙船で頻繁に地球に訪れている。
これだけ離れているにもかかわらずリアルタイムで地球と中継が可能であり、『キン肉マンⅡ世』ではすでにエアカーが実用化されていた。
スグルはこの星を統治するキン肉族の王子だったが、幼い頃旅行中の父・真弓にブタと間違われて地球に捨てられたため、成人するまで自分の出自を知らなかった。
キン肉星王位争奪編では、他の後継者候補を名乗る「運命の5王子」との激戦を制し、第58代キン肉大王となった。
キン肉大神殿には完璧超人始祖のゴールドマンやシルバーマンのマスクであり、正義超人のパワー源でもある黄金のマスクや銀のマスク、そしてシルバーマンの遺したキン肉族三大奥義の壁画が置かれている。
正義超人の最エリートたるキン肉大王一族(超人委員会を国連とするとキン肉大王は国連軍総帥みたいなものらしい)は正義超人の開祖シルバーマンの末裔であり、正義超人にとっては聖地のような星である。
何故か劇中では夜の場面しか描かれず、都市部以外は岩だらけの荒野が広がっている。
主なキン肉星人
キン肉族
王家
民間
他の種族
シュラスコ族
族長は代々小柄である。肌の色(手足も同じ色なのでマスクではない)が緑の者もいる。
- ミンチ(ミート君の父)
- アレキサンドリア・ミート
- ゴーリキ
- タンジオ(ホルモン族の養子になり、族長家の従者を務める)
ホルモン族
人間に近い外見をしておりトサカをつけていない。一時期はキン肉族をも超える権威を有していたとか言う噂である。
バーベキュー族
ブ男が多い。
不詳
近隣の星
ハラボテ星
キン肉星のすぐ隣、大キン肉星雲第6番惑星。キン肉星人とは兄弟星にあたり、住んでいる人々もキン肉族によく似ている。学研の図鑑によればキン肉星人がハラボテ星に移住したのが起こりらしいので、彼らもシルバーマンの子孫と言える。
超人委員会委員長やその子女はここ出身。
ウルドラの星
キン肉大星雲にある惑星。
クッピン星
特別読切『奇跡の救世主伝説』に登場。キン肉大星雲の外れにあるが、ダークマターに囲まれていたため、外部から閉ざされた環境にあった。ここに住む住民たちはキン肉族の数十分の1の超人強度しか有しておらず、平和に暮らしていたので軍事力も低い。
100万年前に悪行超人タイラントにより数千もの民が殺されたが、「奇跡の救世主」により倒され、逮捕されたタイラントは宇宙牢獄に幽閉されていた。脱獄したタイラントははぐれ超人を集めて再びクッピン星征服に向かうも…?