「男とか女とか、そんなに大切なコト?」
プロフィール
年齢 | 16~18歳 |
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誕生日 | 1月27日 |
誕生石 | ガーネット |
星座 | 水瓶座 |
血液型 | B型 |
好きな宝石 | アンバー |
好きな色 | 金色 |
好きな教科 | 体育 |
苦手な教科 | 現代文 |
好きな食べ物 | サラダ |
苦手な食べ物 | 納豆 |
苦手なもの | 告白 |
趣味 | ドライブ |
将来の夢 | レーサー |
キャスト一覧
担当声優
ミュージカルキャスト
| バンダイ版初代。劇中歌「Over The Moon」を作詞し、ネオ・クイーン・セレニティの歌の吹き替えを担当。ミュージカル「少女革命ウテナ」で有栖川樹璃を演じた。 |
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| バンダイ版二代目。バンダイ版の歴代ウラヌスたちの中で不動の人気を持つ。 |
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| バンダイ版三代目。別名、波多乃万莉とも。 |
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| バンダイ版四代目。大気光/セーラースターメイカー役を務めたことがある。 |
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| ネルケ版初代(通算五代目)。元宝塚歌劇団の星組の男役。 |
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人物
第三部及び、アニメ「セーラームーンS」から登場。現役高校生ながら天才レーサー。外部太陽系戦士のセーラーウラヌスに変身する。
キザでスポーツ万能。風のように早く走る。海王みちる(セーラーネプチューン)とペアで行動し、無限学園の生徒としてデス・バスターズを内偵した。
原作版
銀髪設定。「女の姿」と「男の姿」では明らかに体つきが違うため、「両性具有」というよりは「男と女の身体を使い分けることができる」という方が正確。
一人称は女の時は「あたし」、男の時は「オレ」。変身後の口調は両方を足し合わせた中性的なもの。
女性時は普通にスカートもはく。第5部ではセーラー服を着て学校に通っており、完全に女性として暮らしている様子。
愛車はメタリックブルーのフェラーリ。
性別を変える力は男性の強さと女性の強さを併せ持つための力らしく、性別を全く気にせず自分らしく生きる様子で木野まことに憧れの女性として認識される。
プリンセス・セレニティの生まれ変わりである月野うさぎを強く意識し、男子高校生を装って地場衛のように「お団子」と呼ぶ。セーラー戦士の正体を明かすとセーラームーンにいきなりキスし、怪物と化した人間たちが属するデス・バスターズとの戦いを引き受けようとする。以降は女性体として過ごすが、内部太陽系戦士にうさぎとの接触を禁止された。
学生レーサーながら既にパトロン(恐らくみちるのことである)がおり、無限学園の監視を兼ねて、家賃月100万の高級マンション天王洲コンドミニアムタワー(1127号室)に住み、「天王丸」というヘリコプターで登校した。
デス・バスターズを倒した後は、冥王せつなとの三人で土萠ほたるの生まれ変わりを育て直すためにどこかに去っていく。
その後はほたるを育てる誓いの指輪を薬指にはめ、ほたるの遊び相手をしながらテストレーサーとして活躍したが、デッド・ムーンに時空間に結界を張られて変身できなくなり、セーラーサターンに再び覚醒したほたるの導きでパワーアップした。
その後はうさぎ達が進学した十番高校に転校。陸上部のエースとして活躍。しかし、シャドウ・ギャラクティカの奇襲で内部太陽系戦士を倒され、太陽系にシールドを張るために母星の「ミランダ・キャッスル」に向かった。
新作アニメ「Crystal」では金髪。こちらの設定が採用されているものの、みちるとの関係は旧作アニメ版の方が近い。
旧作アニメ版
金髪設定。男装の麗人。一人称は「僕」。みちるとは相思相愛の仲。プレイボーイ然とした振る舞いをし、変身後を除いていつも男物の服を着る。ただし、モノローグで自身をクイーンと称していたことから性自認は女性。
愛車はイエローのトヨタ2000GTオープントップだが、左ハンドルでリアシート。
学生服姿で愛車のスポーツカーを公道で走らせるなど、ありとあらゆるスポーツに通じている。
中学生時代は陸上競技、バスケットボール、フェンシング、ハンググライダーをし、モノローグによると天才陸上選手として優勝を総なめにした。
しかし、前世の能力のせいか生身の体で同等に戦える相手がいないと悟り、陸上競技からモーターレースに興味を移し、男性に混じってモトクロスレースに出場・優勝した。
先に覚醒したみちると出会うが、前世の使命を受け入れることができなくて拒絶。だが紆余曲折を経て自分の意思で戦いの道に進み、時には人を見殺しにしながらデス・バスターズと戦っていく。
世界を救う「真のメシア」と伝説の聖杯を通して月野うさぎと対立するが、「うさぎがメシアに見えた」とこぼしたこともある。デス・バスターズとの戦いが終わると転生した土萠ほたるをしばらく預かり、ゲルマトイドから解放された土萠創一に返すと、セーラームーンの覚悟を確認してどこかへ去っていく。
SuperSにはスペシャルおよび劇場版にしか登場しない。
セーラースターズでは元の力を取り戻しかけたほたるを保護したせつなに合流。最終決戦ではセーラーギャラクシアの誘いに乗ってセーラームーンを裏切ったかに思われたが、実はギャラクシアに従ったふりをしていただけだった。
ミュージカル版
バンダイミュージカル版ではアニメ版の設定を採用しているため、一人称は『僕』。
十番高校編入後も、男子制服を着用しており、ジャガーの自転車で登校していた。(画像左のイメージ)
ネルケミュージカル版ではレーサーにして歌手という設定。
愛野美奈子ははるかの熱烈なファンで、引退コンサートの際は大泣きしていた。
はるかと性別のありかた
みちる共々宝塚歌劇団をモデルとしており、彼女は所謂男役をモチーフとしている。
作者曰く、海王みちるとのレズな感じは狙って描いていたとのこと。
当時はアニメ版の影響で百合に走った女性もいたらしく、とあるテレビ番組では「レズビアンが抱かれたい相手NO.1」に輝いたこともある。
アニメの北米版では放送規制の為、はるかこと「アマーラ」とみちること「ミシェル」とは従姉妹同士で親密という設定になっている。
身体の性
原作版のはるかは男にも女にもなれる体質のため、『男性』の時もあれば『女性』の時もある。
アニメ版及び派生作品の殆どでははるかは男装をしているが『女性』である。
原作版はるかは無限学園で男子生徒として振る舞い、雑誌で取りざたされる有名人である。しかし、原作版はるかの出生時の性別は明言されず、元々男性だったが女になれる能力に覚醒したのか、元々女性だったが男になれる能力に覚醒したのかは不明。
心の性
原作版のはるかは『女だから男に負けるのは当然』と無意識に考えていたまことを叱咤し、うさぎに性別を問われた時にも『男か女であることが重要なのか』と返している。
ネプチューンが「ウラヌスは男でもあり女でもある、どちらの性もどちらの強さもあわせ持つ戦士なのです」と述べた通り、性自認は『男でもあり女でもある(バイジェンダー、状況に応じて思考が男にも女にもなる)』を思わせ、『男であると同時に女でもある(アンドロジン、常時男性と女性のジェンダーが混在している)』とは似て非なる。
アニメ版では肉体は女性で自身も女であることを認めているが、常時男装をして男性的役割(ほたるの父親役)を率先して行う様子から『ノンバイナリージェンダー(伝統的な見方の男性と女性ではない性別)』の『トランスマスキュリン(男性的な性自認、ジェンダー表現を持つ女性)』と思われる。
ちなみにほたるからは『はるかパパ』と呼ばれているが、はるかがほたるにパパと呼ぶように言ったのか、ほたる自身が自発的に呼んでいるのかは不明。
余談だが、ウラヌスの名前の由来であるギリシャ神話のウラノスは男神ながら息子の農耕神クロノスによって男根を切り落とされされたため男でも女でもない存在となっている。
好きになる性
使命を同じくする海王みちる(女性)とは公私ともにパートナー。
アニメ版のはるかはみちる一筋だが、原作版では守るべきプリンセスである月野うさぎに惹かれている。
原作版のはるかは女子生徒の黄色い声を好意的に受け止めている一方で、プロフィールにて『告白』を苦手なものとして挙げている。
これが女性からではなく男性からの告白を受けることが苦手という意味ならば、男性に恋愛感情を抱けないことになる。
加えてアニメ版のみちるははるかの嫌いなものに『モテる男』を挙げており、はるかの中で未来のキングの地場衛への嫌悪感は見られないが、セーラースターライツ、特にみちるにちょっかいをかけた上でうさぎに接触し続ける星野光を毛嫌いしていた。
太陽系への侵入者を排除する役割を持つウラヌスことはるかが外宇宙からの侵入者のスターライツや星野を嫌うのは当然であるのだが。
余談
- 90年代アニメのはるかを担当した緒方恵美さんは、Crystalのはるか役が発表された後にキャスト変更を嘆くファンに向けて旧twitter上で自身の思いをツイートされた。
- 「嘆いて下さっている皆様へ。私が演じたはるかは、90年代の、あのアニメのセカイの彼女。漫画版のはるかとは、設定も人格も違っていると記憶しています。そういう意味では、漫画に準拠している今回の彼女とは別人で…そんな違いを新旧のアニメで楽しめる。そんな機会は滅多にないよ!(^-^)⇒」「私の中には、あの、みちるだけを愛していた彼女が、変わることなく生きています。これはもう、長いことずーーーっとであり、既に私の中の一部であるので、、、これからも、たまに顔を出してしまうことを、どうかお許し下さいね。>関係各位、ファンの皆様」
- NHKのBSプレミアムで放送されている特別番組「全○○大投票」シリーズにおいて「全美少女戦士セーラームーン大投票」の実施が告知され、2020年10月16日から11月23日まで投票が行われ、結果が2020年12月5日に放送された。参加者は女性が89%を占めて30代が最大。投票数の発表はなかったもののキャラクター部門においてセーラーウラヌスが1位、2位のセーラームーン、天王はるかが3位という結果となった。2位のセーラームーンに変身する月野うさぎは15位、前世のプリンセス・セレニティは13位、未来のネオ・クイーン・セレニティは34位となり、4形態あったゆえに票が分散してしまった上、票数が不明なのでうさぎとはるか、どちらがより人気なのかは不明である。
- またエピソード部門でトップ3入りを逃したものの90年代アニメ第三期や第五期におけるウラヌスの名エピソードが3作品ノミネートする結果で、緒方さんはツイッターで、「女性票多い」「今」が多分に影響あると思いますが(笑)、S始め彼女たちのエピソード話数が上位だったのが本当に嬉しかった(劇場版Rは衛少年時代で出演)。全関係者の皆様、投票して下さった皆様、ありがとうございました!とコメントを出している。
- 旧アニメ放映当時は連載されていたなかよしで実施された人気投票では主人公のセーラームーンをはじめ当時の読者が感情移入しやすいちびうさに票が集まったものの、別の年代からの人気は高かった。アニメージュのアニメグランプリ1994年度の女性キャラ部門で1位をとり、(男性キャラの1位は、声優が同じな蔵馬である)ウラヌス単独で1995年1月号の表紙を飾ったこともあった。
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金髪碧眼 性別不明(原作版) 男装の麗人/ボクっ娘(アニメ版)