概要
CV:神谷明 / 桐本琢也〈現:桐本拓哉〉(Crystal)
原作第三期ならびにアニメ『美少女戦士セーラームーンS』の登場人物。土萠教授とも呼ばれる。ほたるの父。35歳。
助手のカオリナイトや部下のウィッチーズ5を率い、ダイモーンを操ってセーラー戦士と敵対した。
顔が陰に隠れており(明るい場所でも同様)、円眼鏡と三日月型の真っ赤な口のみが描かれる。
これまでの敵と違い、カオリナイトともにコミカルな言動も比較的多い。
原作での設定
人間の数百倍の頭脳と体力、何十倍もの寿命を持つ「超生物」の開発をライフワークとしている。火事によって瀕死の重体となった娘・ほたるを実験台としてサイボーグ化するなど、超生物研究のためなら手段は選ばず、その狂気から学会を追放された根っからのマッドサイエンティスト。
デス・バスターズと出会って人間と異次元の生物(ダイモーン)の融合体を「超生物」と考えるようになり、自らを「超生物」とするべく、異次元の生物であるゲルマトイドと同化している。既に肉体も人間のものではなくなっており、最後はセーラームーンによって倒されて消滅した。
アニメでの設定
普通の遺伝子工学の研究者であると同時に娘・ほたるを愛する善良な父親だった。また、こちらでは事故(後述)に会う以前に妻と死別しており、男手一つでほたるを育てていた。
研究所でほたると共に火災事故に巻き込まれ、自分たち親子の命を助けることを条件に異星人と取り引きする。自身はゲルマトイドに、娘はミストレス9に、親子揃ってダイモーンに体を乗っ取られた。
物語終盤、ゲルマトイドが分離してセーラーウラヌスに倒されたことで、教授は正気を取り戻した。
しかし、ミストレス9に憑依されたほたるが傷ついた末にセーラーサターンに覚醒して消滅したショックと戦闘時の負傷が原因で一連の事件の記憶が欠落、赤子として再生したほたると共に病院で療養することとなった。
退院後は郊外でほたると穏やかに暮らしていたものの、新たなる敵の予兆からセーラーサターンの覚醒が急がれたため、せつながほたるを迎えに行く。
その後、急成長を遂げるほたるの養育を外部太陽系戦士たちが担うようになって疑似家族を形成するが、教授のその後は不明。