概要
CV:堀江美都子(セーラースターズ)/林原めぐみ(cosmos)
各セーラームーンシリーズの最終章にあたる原作第5部とテレビアニメ『セーラースターズ』、『劇場版美少女戦士セーラームーンCosmos』に登場するセーラー戦士。
シャドウ・ギャラクティカの破壊の戦士で、「銀河の女王」。
銀河最強の破壊力を持つ青金石クリスタルの持ち主。
一撃で星を破壊する、瞬時にスターシードを抜き取るなど非常に高い戦闘能力を誇っており、最強のセーラー戦士といわれている。
ギャラクシーコルドロンの支配者で、ギャラクティカ・パレスに住んでいる。
原作とアニメで対照的な生い立ちと末路をたどったキャラクター。
各媒体での設定
原作漫画及びセーラームーンCosmos
原作では「クズのような星」に生まれて宇宙を彷徨う内にセーラー戦士に覚醒、カオスにそそのかされて自分に相応しい最強の星を手に入れるため、銀河の中心である「いて座・ゼロスター」にたどり着く。
銀河中のセーラー戦士が宿すスターシードを集めるため、行く星々を滅ぼしてはセーラー戦士を斃し、野心のある者を『セーラーアニマメイツ』として配下に入れていた。そしてセーラームーンが宿す無限の再生力を持ったシルバームーン・クリスタルを奪って宇宙の真の支配者になろうとした。さらに、うさぎの仲間たちをゴーレム(泥人形)にしたことでけしかけて苦しめたこともあった。
カオスとセーラームーンの共倒れを図るが、カオスの強大すぎる力の前に失敗する。
絶望に立たされても遙かな未来を信じるセーラームーンこそが本当に探し求めていた星と悟り、手を伸ばしかけたところで消滅した。
アニメ
アニメでは宇宙の守護に選ばれた銀河最強のセーラー戦士で、原作のセーラーコスモスに近い存在。
カオスと長きに渡り銀河を巻き込んだ戦い「セーラーウォーズ」を繰り広げた末に、自らの体内にカオスを封印する。
カオスに精神を汚染されるが、せめてもの反抗として、対抗できる戦士を導くために良心を肉体から切り離した。
セーラームーンとの決戦では、カオスにより完全な支配下に置かれた際は衣装が黒く変色し、蝙蝠の羽が生える等、禍々しい姿に変貌している(※下記イラストの右側参照)。
しかし、肉体に僅かに残っていた精神がセーラームーンの呼びかけに応じた事でカオスを追い出して本来の姿に戻り、銀河中のスターシードを元の星に還すために旅立った。良心を取り戻してからはお淑やかで丁寧な口調になり、セーラームーン同様に全裸を披露している。
またセーラーサターンのスターシードも奪うためにはサターンとしてのほたるの覚醒が必要だったため、前章であるSuperSにおけるラスボスで最後に眠りについたネヘレニアを復活させたことが語られている。
余談
- テレビアニメ版声優の堀江美都子は20周年記念企画で「セーラースターソング」をカバーしたり、『セーラームーンcrystal』第三期OP「ニュームーンに恋して」を歌っている他、『Sailor moon Classic Concert 2018』では歌とセリフなどで出演した。一方で劇場版Cosmosでの声優の林原めぐみは『劇場版 美少女戦士セーラームーンS』のゲストキャラ、名夜竹姫子を演じて以来のセーラームーン関連作品への出演となった。
- セーラースターズでは殆どの場面においてメイクアップの状態で玉座に座っているのが基本となっているが、原作やCosmosでは変身前の状態で過ごしている場面が多い。その時はウェーブがかった髪を下ろし白いパジャマのようなものを召している。
関連イラスト
関連タグ
セーラースターズ カオス ゴールドヒロイン シャドウ・ギャラクティカ セーラーアニマメイツ
ジェニファー・純恋・ソル:タカラトミーの令和の少女アニメに登場するゴールドヒロインのキャラクター。ギャラクシア同様に邪悪なものに悲しい過去を付け入られたことで全てを無くそうと考えるようになっていた。ただしこちらは主人公たちの活躍で過去の悲しみから解放され、改心した。