概要
CV:戸田恵子
ドイツ人の画家ミケール・ハインツと旧華族系財閥の令嬢・来生真璃絵の間に産まれたハーフであり、来生三姉妹の次女である。本名はヒトミ・ハインツ・キスギ。
ストレートの長髪で、爽やかなセクシーさと抜群のプロポーションが魅力の美人である。
姉妹の中で最も運動神経や行動力に優れ、盗みの際も主に彼女が実行している。
性格は明るく快活、勝気でしっかり者であるが、ややドジで涙もろいところもある。しかし恋愛や色事にはやや奥手な一面も見られる。
キャッツ事件を専任で担当している巡査部長・内海俊夫とは、高校時代から交際している恋人関係である。故に、彼に正体が明らかになることは2人の関係の終わりを意味するため、盗みに対しては命を賭しても構わないほどの覚悟を持って全力で当たっている。
愛用の香水はゲランの「夜間飛行（Vol de Nuit）」。
終盤で、父ハインツの作品を全て収集し終え、自ずからキャッツ・アイであることを俊夫に明かしたが、お互いの愛は変わらなかった。瞳は俊夫と再会を約束して、姉妹と共に渡米。しかし、その直後にウイルス性の脳炎にかかり、回復するが、今までの記憶を失ってしまう。記憶喪失になった瞳は、家族にすら心を開かずに部屋に閉じこもっていたが、俊夫にだけは声をかけて心を開いた。
瞳は俊夫が持ってきた思い出のオルゴールの曲を聴くことで、俊夫と一緒に外出しようとするなど、回復の兆しを見せる。俊夫もまた、そんな瞳を見て「瞳ともう一度恋ができる」と泪に語っていた。瞳が俊夫と海で戯れて、再び二人の恋が始まったところで物語は終幕となった。
コスチュームの変遷
瞳の「キャッツ」としての行動時のコスチュームは、原作連載中何度か代わっている。
初期は上記イラストのようなデコルテラインを美しく強調する襟ぐりが大きく開いたトップス、脚全体を包むスパッツが一体化しているスカイブルーに近い青色の長袖レオタードを着用していた。
後期になると、袖なしで胸元を大胆にV字カットしたキャミソールのような肩紐に、背中を大きく露出したベアトップデザインのものを着用するようになっていった。
さらに、「金髪キャッツ」として登場するようになってからはピンク色のレオタードを着用することが多くなっていった。
余談
2019年2月8日に公開された「劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ」では、2018年12月28日に逝去した藤田淑子の思いを汲んだ戸田が泪役を兼任した。
関連イラスト
