概要
来生三姉妹の父親でドイツ人画家。劇中当初も行方知れず(少なくとも愛が誕生する前までは家族で過ごしていた)。
現在では自身の弟子達が中核構成する組織『クラナッフシンジケート』の追跡から逃れる理由から点々と拠点を移し雲隠れをしている。絵描きであるが、宝石や調度品を含む古今東西の美術品収集家であり、それらを総称して『ハインツコレクション』と呼ぶ。彼の存在は世間一般からは名も無き画家でしかなく、多数の画家名鑑を閲覧しても足跡に関する記述が少なく謎が多いものの、家族の肖像画や、対になる物、連作物を好んで描く。
来生三姉妹は父が所有していた芸術品を関係各所から1つ残さず盗むのも、彼の生存と所在を求める理由からであるが、コレクションの大部分が第二次世界大戦後の混乱期に弟子達によって盗まれ、所有権を主張。更には権力者としての面も持ち合わせ(例え返還要求をしても白を切り通し無視するのは当然で)悪逆の限りを尽くしてもおり、それらも含め病むに止まれぬ事情でしかない。
ルパン三世VSキャッツ・アイでは彼が描いた作品が登場している。