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CV:小倉唯


概要

HUGっと!プリキュアの登場人物。力のプリキュア・キュアエトワールに変身する。

主人公・野乃はなのクラスメイト。


フィギュアスケートで「天才」と称される程のスター選手だったが、ジャンプの失敗で大怪我をしたのがきっかけでスケートから距離を置き、今年度よりスポーツ特進クラスから一般クラスに移ってきた。

好きなものはカワイイものとアイス

生年月日は2004年4月8日輝木ほまれ生誕祭)。(プリティストアの公式ツイッター及び第17話のルールーの分析より)。

ちなみに前作黄キュアも4月生まれだったりする。


容姿

アホ毛のある金髪ショートカットと大人っぽい容姿の持ち主で、それに違わぬ低めのハスキーボイスが印象的。

作中でも顔立ちは端正な方で、はなも彼女を最初に見た時に「背高い…脚長い…綺麗…」と目を奪われている。

私服は春服は黄色いオフショルダーのトップスと青いリボン付きの白いフリルのスカート、冬服は星マークがプリントされたクリーム色のセーターと青いジーパンを着ている。

クライアス社の解析によると身長も163cmと高め。プリキュアシリーズの中学生キャラクターとしては珍しく、変身前でも胸のふくらみが確認できる。

フィギュアスケーター時代には髪を伸ばしてポニーテールあるいはシニヨンにしていたが、フィギュアから離れた際に「過去の自分との決別」として、自らの手で断髪した。

制服を大胆に着崩しており、ネクタイや襟元を緩めている他、私物である黄色いパーカーに他の女子生徒より丈が短いスカートを合わせている。


なお、背が高くなったためにフィギュアスケートで上手くジャンプできなくなったことが明かされており、身長が高いのはほまれにとってあまり有り難いことではないようである(フィギュアスケートでは身長が高くなると体重も増加し、ジャンプを跳ぶのが難しくなるとされ、一般的に高身長は不利だとされる。また思春期・成長期の急な伸び方で、バランス感覚の変化についていけなくなることもある)。


人物

一見クールでややドライ、他者と馴れ合わない一匹狼の雰囲気を醸し出している。

スポーツ特進クラスから一般クラスに移ってきたため、クラスメイト達からすれば転校生に近い感覚のようなのだが、序盤にあたるエピソードでは歴代プリキュアには珍しい問題児的な側面が強く描かれていた。

遅刻の常習犯であるのは可愛いもので、ほとんどの授業はサボり、もっぱら屋上に一人でいた(このせいではなは、ほまれがクラスメイトだと当初知らなかった)。先生から注意をされても生返事で受け流し、他のクラスメイトからは完全に不良扱いされていた。


これはかつてフィギュアスケートのジャンプに失敗して大怪我を負って以来、気にかけてくれる人たちの優しさを辛く感じ、ジャンプに対するトラウマもあって、他人を遠ざけるようになっているため。

元は無邪気で明るい面もあったが、フィギュアの挫折は彼女の心に大きな陰を落としており、ほまれのドライでやや冷めた部分はそこに由来していると思われる。有名人ゆえに顔も知られており、それもあって人付き合いを避けがちになってしまったようである。

センシティブな作品

しかし言葉の端々からはクールながらも周囲を気遣う様子が窺え、相手に対して露骨に悪態をつくことは無く、根の人の好さが垣間見えている。

また強い正義感があり、第3話にてはぐたんに不快感を示したおっさんには通りがかりにもかかわらず物怖じせずに反論した他、基本的に見ず知らずの相手でも人助けする傾向にある。


このように比較的硬派な印象があるが、可愛いものが大好きというギャップ萌え的な一面を持ち、上述のおっさんへの反論直後、はぐたんを見たことでその一挙一動に顔を崩してデレデレになっていた。動物好きでもあり、大事にしている兎のぬいぐるみを毎晩抱かないと眠れないという。

Kawaii Kagayaki


事前情報でははな・さあやとえみる・ルールーを含めた5人中一番の常識人とされていたが、実際のところ他の4人がボケ役だったり天然だからという点が大きいため、彼女がツッコミ役に必然的に回されている。

はな達と交流を持つようになってからは、生来の明るさや笑顔も見せるようになっており、学校にも普通に登校して授業を受けるようになった。ルールーの歓迎会にもクラスメートと共に普通に参加しており、不良扱いされることもなくなったようである(じゅんなは第16話まで少々警戒気味だったが)。

元フィギュアスケート選手ということもあって運動神経は抜群で、バスケットボールも得意。学力の程は描写が少なく、不明。

ハグプリ4話


スマートフォンを所持しており、キュアスタなる流行りのSNSを利用しており、ビューティーハリーショップの宣伝に一役買っている。


OP映像で伏線がすでに張られていたが、第12話でホラー映画を観てあまりの恐怖にキャラ崩壊ものの放心状態になっており、お化けの類は極度に苦手なようである。


「挫折」からの「再起」、そこから始まる物語

ほまれは初期メンバーということもあって第1話から顔見せしているが、はな達と深く関わったのは第3話からになる。ここから第5話まで彼女が過去のトラウマに向き合う濃厚なドラマが連作で描かれた。

登場したばかりのキャラクターの心理面を掘り下げる展開をいきなり連作でやるというスピーディーな構成はプリキュアシリーズでは例がなく、パターン破りとして視聴者の間でも話題となった。


特に第4話でプリキュアへの覚醒を目前にしながら逃してし、続く第5話では、チャラリートが彼女の「飛べない」というトラウマを掻き立てトゲパワワを増幅させ、なんとほまれのトゲパワワを素体としたオシマイダーを発注させてしまった。


この変身失敗と怪物化は、前述したほまれの挫折が原因となっている。

第5話で語られた真相では、フィギュアの道から遠ざかった理由は大怪我のトラウマだけが原因ではなく、怪我の治療で休養している間に身長が急激に伸びてしまいジャンプのタイミングを掴めなくなった事も絶望に繋がっていることが明かされている。

背が高いほまれの体格はフィギュアスケーターとして大きなハンデであり、ほまれは自分が「フィギュア選手としてもう大成しないのではないのか」という残酷な現実と未来に直面していたのである。

つまりほまれは過去のトラウマに引きずられているだけではなく、自分が大人になること自体を内心では恐れているとも言える。体の成長に対して心が追いつけていないと言えるのかもしれない。

プリキュアへ覚醒したことは「過去」を乗り越えたことの証明なのかもしれないが、「未来」への不安な気持ちを解消できたとは限らない。

ほまれが挫折を克服したことは彼女のドラマのクライマックスなどではなく、ほまれが「輝く未来」を掴み取るための一年の物語のスタート地点にすぎないのである。


なお、現実世界では高身長(男子なら180センチ、女子なら170センチ以上)でも世界レベルで活躍する一流なフィギュアスケーターが存在しており、難しいとはいえ決して克服できない壁というわけでもない。


家族構成

母:輝木ちとせ

祖母:輝木ちよ

祖父:輝木喜久蔵

保護犬:もぐもぐ


家族及び家庭環境は第25話にて初登場。

両親は幼少期に離婚しており、母方の実家である日本家屋にて祖父母と共に暮らしている。母のちとせはクレーン車の操縦士をしている模様。母も祖母も輝木姓であることから、「輝木」は母方の姓であると思われる。

フィギュアスケートは経済的余裕が無いと厳しいスポーツではあるのだが、離婚後もなお母や祖父母はほまれがフィギュアを続けることを認めてくれた。そういった背景ゆえ、ほまれとしては早めに試合で結果を出して家族を安心させてあげたい気持ちもあることを第25話でハリーに打ち明けている。


ハリハム・ハリーとの関係

ほまれ自身がチームの中で最も常識的な上に捻くれた部分があるので、はなとさあやが大らかな性格も相まってあまり気にしていない中、何かと秘密主義で大事な話をはぐらかすハリーに対して追及したり、軽い皮肉を返して彼の悪ノリにツッコミを入れる場面も多い。

そうした経緯からほまれはハリーのことをもっと知りたいと思い始める。それは過去の経験から他人と距離を置いて、なかなか一歩を踏み出すことができなかったほまれにとっては大きな変化だった。

やたらと隠し事が多く基本的に騒がしい三枚目なものの、本当に大事な時には強い責任感や思いやりを見せる優しさに触れる内、ほまれの中で彼のことが単なる仲間以上の存在として徐々に大きくなっていく。

第16話でハリーの優しさに思わず顔を真っ赤にして照れていた彼女だが、第24話ではポップコーンを売るハリーを見て頬を赤らめ、第25話では前話で仲間たちから水着を褒められても平然としていたのにもかかわらず、ハリーに浴衣姿を褒められ顔を赤くし照れを隠すかのように祭りに行くよう促すなど、まるで恋をしてるかのような描写も見られ、第32話を見るにハリーに恋をしていると思って間違いない模様。

いつしか「いつも一緒にいる」関係として少しづつ積み重なっていった彼女の想いは、ハリーに異常な執着心を寄せるビシンの登場によって新たな転機を迎えようとしていた。

ハグプリログ

アニメージュ9月号での公式スタッフへのインタビューでは、ハリーの存在はほまれにとっての初恋だと明言されている。


ビシンとの関係

ビシンはほまれにとってハリーの過去を知るキッカケになった人物である。

ハリーにやたら固執するビシンのことは、ほまれの方からは付き合ってられないとして深く関わり合いになるのを避けていたが、ビシンの方はほまれと初めて出会った第25話時点で彼女の気持ちに気づいていたらしく、同話でほまれがハリーを命がけで救出した際には鋭い敵意を向けていた。

以後も出撃する都度にほまれに強い憎悪の感情を示し、その憎しみは次第に執拗さを増していく。

第32話ではほまれの淡い慕情を根底から崩すような悲しい真実を否応なしに見せつけ、それを面白おかしく嘲笑してほまれの心を追い詰めていき、「さっさと壊れろよ!」と辛辣な罵倒を浴びせている。

しかし同話でほまれは辛うじて絶望の淵から這い上がり、ビシンのハリーへの身勝手な執着心に対して、彼の言い分を肯定したうえで「アンタとわたしは似ている………嫌になるくらいにね」と評した。

両者とも自分の想いが決して叶うことはないと頭では悟りつつ、本心ではどうしても諦めることができずに心に痛みを抱えているという意味では共通しているのだ。

しかし、その「心の痛み」に対しての向き合い方は2人それぞれ真逆である。ほまれがハリーを含めたみんなの期待に応えるために自分の情念を秘めたまま涙を堪え強くあろうとしているのに対し、ビシンは自分の想いをただ一方的にハリーにぶつけるだけで、その苦しさに耐えきれず他者に依存して泣きつく醜態を見せている。

作中では何かと2人の対比が強調されており、表裏一体の宿敵として幾度となく熾烈な激突を繰り広げることになる。

ビシンくんvsキュアエトワール


トリビア

声優について

担当声優の小倉唯は本作がプリキュアシリーズ初出演である。


コンプリートブックでの佐藤順一SDへのインタビュー記事では、「僕は演技というものはナチュラルが一番だと思っているんです」としており、小倉を採用するとノドに負担をかける演技(=ナチュラルではない)を一年強いることになって大変だろうとはわかっていたが「自分で声を作ったのだから、よろしくね」という感じで頑張ってもらったとしている。

ただ、キャラクターソングに関しては流石に低い声のまま歌うのが難しかったのかエトワールと言うよりも小倉自身に近い歌声になっており、本編と歌でのギャップがあると言われる事もある。


各話ネタ

本編

■第1話

  • 転校初日から遅刻してしまい職員室で注意を受けたはなは、廊下でほまれとすれ違う。つまりはほまれも明らかに遅刻しているが本人はどこ吹く風。注意する梅橋先生の声に振り向きもせず、「すいません」と生返事してその場を去ってしまうという問題児ぶりを早々に見せつけた。
    • なお前述の通り両者はクラスメイト同士だが、第1話時点では一切説明がされていない。実は朝の自己紹介の場面をよく見るとはなの席の後ろも空いており、第4話でそこがほまれの席だと判明した。
  • はなとすれ違った時、はなをチラ見したほまれは不意に笑顔を見せる。悪意がある表情ではなかったが、はな本人は「みっともない髪型を笑われた」と勝手に勘違いして落ち込んでしまった。

ハグプリ1話

  • 放課後屋上ではなとさあやが話してるのを他所に1人離れた場所へ。別れ際にはなが気にしていた前髪を「イケてる」と評する。先ほど笑顔を見せたのは、はなの髪型を単純に似合っていると感じたからであるようだ。
  • 翌日、はなとさあやがお弁当を食べながら談笑するのをやはり離れた場所で聞いていた。

■第2話

  • はなとさあやがはぐたんの世話をしていた頃、ほまれは何故か教室にまだ残っていた。2人が作った学級新聞に描かれたキュアエールマウンテンブルーバードのイラストに「イケてんじゃん」と興味を示す。

■第3話

  • 移動動物園が展開されていた公園にいた時、はぐたんを連れたはなさあやオッサンに絡まれている場面に出くわす。「赤ん坊の声がうるせぇんだよ、だからガキは嫌いなんだよ」と身勝手な文句をつけてくるオッサンに困惑するはなとさあやだったが、ほまれは二人を守るように立ちふさがり、「格好悪い。ガキは嫌いって、あなたも昔は子供だったんじゃないの?」と啖呵を切って一歩も引かず、オッサンを追い払った。ワイルドな迫力にはなは魅了されるが……
  • ほまれがはぐたんを見るや、その凛々しい表情が「可愛い~!」と一転してデレデレに。彼女は動物や赤ちゃんなど、可愛いものに目がないのであった。
  • そこへ巨大なオシマイダーが出現し、タワーを揺さぶって倒壊させようとする。しかし2人のプリキュアが現れ、果敢に立ち向かった。華麗に飛び、舞い、怪物と戦う姿にほまれは目を奪われる。
  • はな達と別れての帰り道、夕陽を見上げながらほまれは切なげに呟く。「プリキュア……あんな風にまた飛びたい…」

「あんなふうに…また跳びたい…」


■第4話

  • 前回の事件より数日経っても、ほまれの心をよぎるのはあの時のプリキュアの姿。「わたしも……あんな風に……」
  • はなと教室で初対面。教室外では何度か会っているが、学校をサボり気味なので、はなはほまれが同じクラスで自分の真後ろの席という事を全く知らなかったのだ。まつ毛が長く端正な自分の顔にはなが見とれていると、「変なヤツ」と呟いて、ダメージを地味に与える。
  • 梅橋先生にプリントを提出していないことを咎められるも、無視して立ち去る。百井あき十倉じゅんなら一般生徒の間では、すっかり不良扱いされている様子。放課後、梅橋先生に「練習だけでも顔を出してみないか、足はもういいんだろう?」と呼び掛けられるも、やはり無言で去ってしまった。
  • 動物病院から「行こう、もぐもぐ」と犬に声を掛けながら出てきたところをはな達に見られる。困惑するもはぐたんを見るや、「きゃ…きゃわたん」とデレデレ顔に。『もぐもぐ』というのは迷い犬につけた仮の名前であり、やはり彼女は可愛いものが大好きなのだった。そんな彼女もまた、もぐもぐを助けた際、はなやさあやと同じく時間停止現象に遭遇していた。
    • 余談だが、時間停止現象が同時刻に起きたものと仮定するなら、第1話ではな以上に遅刻をした理由は足の怪我に加えもぐもぐを動物病院に連れて行ったからと推察できる。

きゃわたん☆はぐたん!

  • バスケのコートを巡っての揉め事にはなが首を突っ込み、バスケ勝負に成り行きで参加。球技がさほど得意でないさあやや問題外なはなを「話にならねぇな」と笑う少年からたやすくボールを奪い、華麗なフィールディングとボール捌きで相手を翻弄した上で、「話にならねぇな」と同じセリフで意趣返しして余裕でシュートを決めようとするが……。

ハグプリ4話

  • その時、ほまれの脳裏に過去のトラウマがフラッシュバックする。かつてジャンプに失敗し大怪我をしてしまった彼女は、足が治ってもイップスを拭えずに、飛ぶことができなくなっていた。ボールをパスされたはながシュートを偶然に決めたため勝利はしたものの、ほまれの顔には暗い影が差していた。帰り際、彼女を「ほまれちゃん!」と「ちゃん」付けで呼んでくるはなにも返事をせず、ほまれは去ってゆく。
  • 翌日、梅橋先生がフィギュアに再び戻るよう熱心に説得しに来たが、心を閉ざしたままのほまれは「ありがとう。でもごめんね先生、もうほっといて」と、にべもない。そして自責の念に苛まれる梅橋先生の心はチャラリートに目を付けられ、オシマイダーの素体とされてしまった。
  • 囚われた先生を何とか助けなくてはと焦っていると、そこにはなとさあやが駆けつけてプリキュアに変身、驚くほまれの目の前で戦い始める。どんなに痛めつけられても絶対に諦めないエールとアンジュの姿に、「わたしも……もう一度……!」と揺さぶられたほまれの心から溢れたアスパワワと、はぐたんが放ったエネルギーからミライクリスタルが生まれ、空高く飛んで行った。
  • 「走れ!あれはおまえの未来や!」とハリーに促されたほまれは、クリスタルめがけて必死に走り出した。もう少しで手が届き、ほまれが勢いをつけてジャンプしようとした時、悪夢が脳裏にまたしてもよぎる。静まり返ったリンクで、苦痛に呻きながら倒れる自分の姿……。
  • それを振り切らんと懸命に飛んだほまれだったが、その手はわずかに届かず、クリスタルは宙に消えてしまう。未来を掴み取れなかった、プリキュアになる事ができなかった……地面に落下して転がったほまれの目から、一筋の涙が流れ落ちた。「無理……わたし…飛べない……」
  • キュアエール達の活躍で先生は無事助け出されたが、ほまれは消え入りそうな声で「なんか、ごめんね…」と言いながら去ってゆこうとする。「フレフレほまれちゃん!」というはなの応援にも「やめて!……ごめん、今のわたしには…」と背中を向けたまま呟くほまれ。今のほまれに応援は辛いものでしかない。しかしはなはその後ろ姿に、「また明日ね!」と力強く呼びかけ続けていた。

また明日


■第5話

  • ほまれは昔の夢を見ていた。難易度の高い技を華麗に決め、満面の笑顔を浮かべる自分。だが夢を断ち切るがごとく、長いポニーテールに自らハサミを入れ、切り落とした……。そこでうなされつつ目を覚ますと、はながやってきてお願い事をしてくる。
  • お願い事とは、ビューティーハリーショップの内装のコーディネートを見てほしいというもの。ハリー・はな・さあやのセンスの無さに呆れつつも、的確なアドバイスでお洒落な店が完成。店の写真をキュアスタに上げると、店は大盛況となり、はぐたんも入れて4人で記念撮影。
  • そこでふと、こんなに笑顔になったのは久々だったことに気づき、なぜプリキュアにもなれなかった自分を誘ったのかはなに尋ねると、「プリキュアとか関係なく、仲良くなりたかったから」というシンプルな答えが。だが、ほまれは「はぐたんと散歩してくる」と言って、出て行ってしまう。
  • 公園で1人、「なんでわたし、こうなんだろう」と呟くほまれ。怪我をしてフィギュアをやめてから、みんなが自分の心配をしてくれているとわかっているのに、それに素直に応えることができなくなり、人を避けるようになっていた。自然に笑えていたあの頃の自分に戻りたい…。そこへやってきたはなに、応援してくれたのにキツい言葉を返してしまったことを謝ると、はなもさあやも、自分にはないものを持つほまれが大好きだと言ってくれた。思わず照れてしまい、「やめてよね!その『ほまれちゃん』て言うの、何か恥ずかしい、やめて…」とツンデレな返事。
  • しかしそこへ現れたチャラリートに攫われ、ビルの外壁の狭い足場に立たされる。チャラリートは、ほまれが怖くて飛べず逃げられないのを計算の上で、彼女の古傷を抉り始めた。怪我をしたあの時だけではなく、成長期で身長が伸びてからはジャンプに一度も成功していなかった事実を突き付けられて、「もう二度と輝けない、おまえに未来はない」となじられたほまれの心は絶望で打ちひしがれ、充満したトゲパワワからオシマイダーが誕生してしまった。
  • 大きい夢ほど失った時の絶望も大きい」と睨んだチャラリートの目論み通り、強大なオシマイダーの前にエールとアンジュは苦戦を強いられる。「モウトベナインダー…モウカガヤケナインダー…」という、ほまれの苦悩を反映したオシマイダーの声に、ほまれ自身も「もう未来はない…もう飛べない…」と心が折れる寸前に追い込まれていた。しかしその心に「わたしやはなちゃんにできないことが、ほまれさんにはできる」「ほまれちゃんはどんな自分になりたいの?」と言うはなとさあやの言葉がよぎった。
  • 怖いけどやっぱり諦められない。もう一度飛びたい、輝きたい…。その想いが溢れた時、ミライクリスタルが再び出現した。もう二度と逃がさないとほまれはジャンプし、クリスタルを手に掴み取る。「飛ぶのが怖い、応援されることも…けど、もう自分から逃げない!わたしはわたしの心に勝つ!未来へ輝く!」そして遂にキュアエトワールに変身を果たした。

宙を舞え!キュアエトワール!

  • 戦いに加わったエトワールはオシマイダーの動きをハート・スターで止め、「この怪物はわたしが倒す!」と言うが、「わたしたち仲間でしょ!」「ここからは一緒に力を合わせて!」とのエールとアンジュの言葉にうなずく。もう1人じゃない。2人のアシストを受け、空高く飛んだエトワールはオシマイダーに回転キックを決めて大ダメージを与え、勝利へ導いた。
    • 戦いが終わった後、はぐたんにアスパワワをエトワールの手で与えることに。スプーンを前に満面な笑みを見せるはぐたんに思わず「キュン?」。

キュンキュンエトワール

  • 別れ際に「また明日ね、ほまれちゃん…じゃなくて、ほまれ!」と距離感ゼロの名前呼び捨てでいきなり踏み込んできたはなにも、ほまれはもう戸惑わなかった。「呼び方なんて何でもいいのに」と言いつつ、「ノノハナ」(※アクセントとしては「キムタク」や「トヨエツ」等と同じ)と冗談めかしてはなを呼んだほまれの顔には昔のような自然な笑顔がよみがえっていた。

■第6話

  • プリキュア3人そろった記念にお出かけというはなの提案に、あまり乗り気でなさそうな表情を見せるもはぐたんが笑うとさあや共々「はぐたんと一緒なら!」。そのおでかけ先のホームセンターでもベッドで転がってはしゃぐはぐたんを見て目がハートに。デ
  • 変身し、パップルと初対峙するが、チャラリートが前回のキュアエトワール誕生の報告をしていなかったため、パップルに「あんた誰?」と言われてしまった。

■第7話

  • 突如さあやの前に現れ、一方的にまくしたてる一条蘭世に「完全に逆恨みじゃん」と呆れ顔。彼女が去った後には「『オーホッホッホ』って、ほんとに言う人いるんだ」と至極もっともなツッコミを入れる。
  • 昔と今の自分のギャップに悩むさあやを「別に悩めばいいじゃん。わたし達、そばにいるし」と励ます。自分もつい先頃まで悩んでいたほまれからの言葉に、さあやは元気を取り戻し、はなも交えて3人で水を掛け合ってはしゃぎ、笑い合う。ほまれも随分明るくなった。
  • が、明るくなって逆に振り切れたか、さあやの緊張をほぐすべく、はなとCA姿でハリーやはぐたんを加えてオーディション会場に乗り込み、ノリノリでコントを繰り広げる。結局3人と1匹は審査員に追い出されるが、ネタは完全披露。しかし、結局さあやはオーディションに受からなかった。

はじめてのCA!

  • 戦闘ではルールーに予想外の攻撃に脆いという弱点を突かれ、オシマイダーの不意打ちを受けて倒されてしまい、敗北となってしまった。

■第8話

  • 前回のあらすじを担当。
  • ほまれを迎えに来たというアンリは、一緒にモスクワに行こうと言い出した。はなに対し「ほまれを縛らないでくれ」とキツい事を言う彼に反論しようとするも、まだジャンプを飛べない事を指摘され、シニアデビューまでの時間がもうわずかとあっては、ほまれも考え込まざるを得なかった。
  • 梅橋先生が見守る中、ジャンプにトライするもやはり失敗してしまう。そんな中、はなからかかってきた電話はほまれの心をなごませた。「明日、みんなで遊びに行こう」と提案し、皆でピクニックに行くことに。
  • だがそこへ再び現れたアンリは「選ばれた者にしか見えない世界がある。あの子達には無理だ。子育てやお店屋さんごっこをしたり、今の僕達に必要なこと?」と辛辣な言葉をほまれに投げかけ、その会話を聞いていたはなをも「君は無責任だ。誰にでもできる無責任な『がんばれ』が彼女の重荷になってる」と痛烈に批判した。立腹しながらも反論もできず、アンリの差し出した手を握りかけたほまれだったが、「ごめん、わたし一緒には行けない!」と、同時にはなの手も握る。
  • そしてスケートリンクに移動したほまれは「アンリの言う事は間違ってない。『頑張れ』って言われる度にすごく辛かった」と心情を吐露する。だが「わたしに新しい世界を見せてくれたのははなとさあやなの。もう一度、みんなの頑張れを背負って飛びたい!」」と言い、はなに「フレフレ」をお願いして、はなが応援する中、ほまれはまるで天使の羽が生え、花畑が満開になったかと思わせるような華麗な演技を見せる。

心の飛躍

  • 一度ジャンプには失敗したが、もうそれしきで諦めるほまれではない。二度目のトライで遂に成功、完全復活した。はなとさあやはほまれに抱きつき、皆で喜びを分かち合う。
  • オシマイダーが出撃し、変身して迎撃。「遊んでる時間も、無駄な時間も許されない」と言うパップルに対し、エトワールは叫ぶ。「人生に無駄な時間なんかない!仲間と過ごす時間が、一緒に学校に行く時間が、可愛い赤ちゃんの温もりを感じる時間がとても愛おしい。わたしの心を輝かすんだ!」
  • そう叫んだエトワールの心からは2つ目のミライクリスタル、ミライクリスタル・オレンジが生まれる。それは前話アンジュが生み出したミライクリスタル・ネイビーを思わせるような形状だった。
  • アンリも今のほまれを認め、モスクワ行きを断念して一件落着……と思いきや、なんと彼はラヴェニール学園に編入してきた。そして彼はほまれの耳元で「僕もやってみようかな、プリキュア」と囁く。前述の戦闘の際、エトワールの鮮やかなスピンを見た彼は、エトワールの正体がほまれだと見抜いていたのだ。またまた賑やかになりそうである。

■第9話

  • 前回メイン回だったこともあり、万事に心配しまくる愛崎えみる、小学生並みの言動で次々にトラブルを起こすはな、笑顔でボケをかますさあやの陰に隠れ、ほぼツッコミ役に徹していた。最後に「えみるの歌、イケてんじゃん」と彼女の歌を肯定している。

■第10話

  • 今回のお仕事体験はフードフェスティバルでのウェイトレス。なかなか様になっている制服姿でテキパキこなし、来客の増加をいかにこなそうかとふと見つけたインラインスケートでアメリカンダイナーのように颯爽と動き回るなど、機転を利かせる。
  • はながずっこけて食べ物を飛ばしたときも上手くキャッチしフォロー。やることなすことうまく行かず落ち込むはなをさあやと共に励ます。
  • しかし事態は悪化、はながプリキュアへと変身できないため、エトワールはアンジュと共に戦い、はなに励ましの言葉をかける。しかし、はながピンチに陥った時にはぐたんが力を一気に使ってしまったため、瀕死の状態となり、一層深刻な事態になってしまう。

■第11話

  • はぐたんを昏睡状態に陥らせてしまった責任を感じ、「もうプリキュアできない」と言い出して去ろうとするはなの手を掴み、「待ってよ!マジ意味わかんないんだけど!」と引き留めようとするが、どん底まで落ち込んだはなは、ほまれの手を振り切って帰ってしまった。
  • しかし勿論、自分を立ち直らせてくれたはなを放ってはおけず、翌日さあやと一緒にはなの家を訪れる。さあやがはなの良いところをたくさん挙げる一方で、ほまれは黙って両手を広げてはなを招き寄せ、優しくハグした。言葉と行動、2人の友情のおかげではなは笑顔と元気を取り戻す。
  • 次回予告にて、「やっぱりいいよね、ホラー映画!」と言うさあやの台詞に対し、ダラダラと汗を流しながら「アッハ、アッ、アハハ…アハハハ…」と引きつった笑い声を上げる。遂に「オープニングの疑惑」が明らかにされる日がやってきた模様。

秘密の輝木さん!


■第12話

  • パジャマパーティーのためにスーパーで買い出し。新発売のお菓子に駆け寄るはなに「ええ?わたし食べないから!栄養のバランスを考えて管理しないと」と返事。中2とはいえスポーツ選手は体調管理に気を遣うのだ。が、「なし!今日はそういうのなし!」とはなにあっさり却下される。
  • 「ほまれイケてる!」とはなに褒められたパジャマ姿は、なんだかいつもの服と変わらないような…。それより「でもやっぱり、はぐたんが一番きゃわたん!」とナイトキャップをかぶったはぐたんに興奮して写真を撮りまくる。
  • はぐたんが、はなとさあやを「ママ」と呼ぶので、うらやましそうな顔をしていると、続いて「まーま!」と呼ばれ、キューン!「わたしのことママって~!」と大喜びするも、さあややほまれだけでなく、たこ焼きを見ても何にでも「まーま!」と言っているだけとわかりガックリ。そんなはぐたんに歯が生えたのを発見し、「小っちゃくてきゃわたん!」とまたも激写。離乳食を食べる姿もまたまた(以下略)。
  • ホラー映画を鑑賞中、やけに静かだと思ったら「いえ、もう限界です」と呟き、次の瞬間「ホホホッ!ホホホッ!」と棒読みの笑い声を上げ、滝のような汗を流しながら、食べないはずのポップコーンをピストン輸送で口に放り込んでいた。恐怖で既に壊れていた模様。

ほまれちゃん危機一髪!

  • 真夜中、皆で星空を見上げている時、ハリーに「違う世界って…どこから来たの?」と核心を突く質問をする。あまり他人の事情には立ち入ろうとしなかったほまれだが、パジャマパーティーの解放的な雰囲気のせいか、ずっと聞きたかったことを聞かずにはいられなくなったらしい。
  • それに応え、ハリーは自分とはぐたんが遠い未来の世界からやって来た事を告白する。3人の活躍に感謝し、「みんなのおかげでオレ達の未来に近づけてる気ぃするわ、クライアス社の連中が来る前の大好きなあの頃に」というハリーの言葉には、感じ入るものがあったような表情をしていた。
  • オシマイダーを撃退後、ようやくおやすみタイムへ(ちなみにこの時、はなは花柄、さあやは天使の羽、ほまれは星の模様の柄の掛布団で寝ていた。いつの間に用意したのやら)。しかしホラー映画を思い出して寝つけず、朝までおしゃべりに変更。早速ほまれの抱いていたうさぎのぬいぐるみについて聞かれ、「これがないと眠れないの…」と頬を赤らめて告白する。

これがないとあざと


■第13話

  • パンチでコンクリートの柱にヒビを入れるルールーを見て、「強いんだね」と感心するさあやに「そういう問題?」とツッコむ。さあやがボケて、ほまれが合いの手を入れる流れがすっかり定着化。
  • はながルールーのために催した歓迎パーティーで、人の情を解さないルールーはパーティーの内容をことごとく「非効率的で無意味」と否定。そんな慇懃無礼にも相手の気持ちを蔑ろにしている言動に空気が凍りつく中、ほまれだけが「そんな言い方ないんじゃないの!?」と食って掛かる。これが普通の反応であろうが、結局怒らなかったはなや野乃家の人々、さあやもクラスメイトもみんないい人だ。このルールー転入から歓迎会終了までの一日を、ほまれがクラスの一員として適切に過ごしていることがルールーとの対比でよく分かる回でもあった。

■第14話

  • 今日は保育士体験の日。はぐたんとは違う癖を持つ子のオムツ替えに戸惑うも、先生のフォローに助けられる。
  • その横にはほっぺつねられて困ってるはなの姿が。「おー伸びる伸びる」となぜか感心しそのままスルー。結局その場はルールーが折り紙を披露して収めた。
  • いつのまにか子供達の分析力勝負をはじめるさあやとルールーの姿にはな共々呆然。はなは今まで見たことないさあやの姿を不思議がるが「はなじゃ自分にはりあうようなレベルになかったとか」と推理する。言いたいことは分かるけど少々辛辣じゃないですか……。
  • 焦りからおやつを落としてしまい、我に返って恥ずかしがるさあや。ほまれは「いいじゃん」と親友の新しい一面をサラッと肯定し慰める。
  • オシマイダー戦で、バックにいる園児達を守りながら戦わねばならないため劣勢を強いられていく。それでも園児達を励ましながら必死に戦い、はぐたんをはじめ、園児達の応援を受けながらも何とかオシマイダーを撃退する。

■第15話

  • さあやにオーディションの結果を聞くが、動揺しまくったさあやから「そう言えばほまれこそ新しいスピン、調子どう?」とブーメランが返ってきて、同じように冷や汗を流し視線が泳ぎながら「う…う~ん…か…簡単にはいかないよね」と、なぜか傷を舐め合う会話に。何やってるんすか2人とも…。
  • 先刻見かけた愛崎えみるについておしゃべりしている最中、はぐたんが「ほまえ」と口にし、「な~に、はぐたん?」と何気なく答えた一瞬後、初めてはぐたんがしゃべった事に気づき、一同大喜び。特にほまれは「い…今『ほまれ』って言ったよね!?言った!言いました!」とアホ毛がハートマークになる程デレデレ顔で興奮。

■第16話

  • 百井あきがローラースケートで暴走し、それを十倉じゅんなが止める現場に出くわす。「大丈夫?」と声をかけると、いきなりあきが「師匠!わたしを弟子にしてください!」と願い出てきた。雑誌で「氷上の流れ星」と紹介されたほまれの記事を読んで、憧れるようになったのだというのだが、いまだにほまれのことを不良だと思い込んでいるじゅんなは猛反対し、2人は険悪な雰囲気に。自分がきっかけとはいえ、あずかり知らぬところで勝手に始まったバトルにほまれは戸惑うばかり。
  • 体育でバスケの試合中、ルール無視でボールを抱えて走るはなに「ドリブルしようよ…」とツッコミを入れつつボールを奪う。そのままシュートしようと思えばできたが、あえてあきにパス。ルールーも「ドリブルで抜けられたのに、あきにパスをしたのはなぜ?」と疑問に思ったこの行動は、2人にチームプレーをさせて仲直りさせようと思っての配慮だったが、それに気づかないあきは剛速球を投げ、じゅんなが逃げてしまっため、徒労に終わった。
  • 定位置の屋上のベンチで息抜きしていると、またもあきがすり寄ってくる。「自分の考えを持っててしっかりしているほまれに憧れる」と言うあきに、じゅんなと仲直りしないのかと問うと、「幼稚園以来の腐れ縁でつい甘えちゃって」と少々後ろめたさはある様子。
  • しかしそれでもお構いなしのあきは放課後、「一緒に帰ろう!」と接近してきた。いつもあきと一緒に帰っていたのに取り残され淋しそうなじゅんなを見かねて、ほまれは彼女に声をかけるが、意地になったあきの「気にしなくていいよ!」との一言に傷ついたじゅんなは教室を飛び出して行ってしまう。ほまれもいたたまれなくなり、「用事を思い出した」と言い訳して、はなやあき達を置いて一人下校する。
  • 癒しを求めて「は~ぐ~た~ん、今日もきゃわた~ん」とほっぺすりすりしていると、ハリーに「何かあったんか?」と言われる。いつも一緒にいるハリーには、その心の悩みは見抜かれていた。気恥ずかしさもあって「何もないって言ってんじゃん!」とショップを飛び出したが、急な雨に見舞われ、公園の遊具の中で雨宿り。
  • すると、ハリーが心配して後を追ってきた。素直になれない2人は口論になりかけるが、よく見るとハリーは未使用の傘を1本しか持っておらず、自分自身はびしょ濡れ。ほまれを心配して雨の中を探し回り、しかも律儀な事に、ほまれのための傘だから使わなかったのだ。ハリーは「はなのママさんにはぐたんを見てもらってるから」と、すぐに引き返して行ったが、その思わぬ優しさにほまれの胸はときめく。

ハグプリワンドロ 16話その1

  • ところがそんなほまれの有り様を、いつの間にか現れたルールーが「発汗……瞳孔が開いている」と冷静に分析していた。心拍数が急上昇していることまで指摘され、真っ赤になって「な、何でもないから~!」と逃げ去るほまれ。そんな「集中力が67%ダウン」するほどのほまれから、密かにプリハートを盗み取ることなど、ルールーには容易いことだった。
  • その頃、再び喧嘩になってしまったあきとじゅんなは、パップルに目を付けられオシマイダーの素体にされてしまった。助けようとするエールとアンジュが戦う現場に駆けつけたほまれは、自分も変身しようとするが、プリハートがなくなっている事に気づく。焦ってもどうしようもなく、その間にエールとアンジュはオシマイダーの猛攻でKOされてしまった。
  • だが、絶望しかけたほまれの前にルールーが現れる。「わたしには助けられない。だから……行きなさい、プリキュア!」と言う彼女の手には自分のプリハートが握られていた。一刻の猶予もない状況に、なぜルールーがそれを持っているのか、自分がプリキュアだと知っているのか問い質すのは後回しにし、差し出されたプリハートを受け取ってほまれはエトワールに変身する。

みだしなみはたいせつです!

※ちがう、そっちじゃない。

  • おさげを触手のように自在に操る女子生徒型オシマイダーに苦戦しながらも、エトワールは「今度こそ一緒に帰ろう!」と囚われのあきとじゅんなに手を伸ばす。その必死の叫びは2人の心に届き、じゅんなはほまれに嫉妬していた事を、あきはじゅんなに迷惑をかけたくない一心で逆に彼女を淋しがらせてしまった事をお互いに謝る。仲直りした2人の心からはトゲパワワが消え失せ、弱体化したオシマイダーはプリキュア達に倒された。
  • しかし今日はそれで一件落着とはいかず、プリキュア達はルールーが一体何者なのか問い詰めるが、ルールーはエールをかばってパップルの攻撃の前に倒れ、連れ去られてしまう。彼女の正体は機械人形で、クライアス社のスパイだったのだ。

■第17話

  • 「ルールーは俺らを騙してたんや」と言うハリーに対し、「あの子、わたしにプリハートを返した時、『行きなさい、プリキュア』って言ったんだ」と反論。最後まで騙すつもりなら、自分達をかばったりしないはず。はな・さあや・ほまれはルールーを信じていた。
  • ルールーのパワードスーツからほまれ達をかばい、吹っ飛ばされたハリーに「ハリー!」と真っ先に声をかける。先週からのハリほまの流れ継続中?
  • 記憶は消されてもプリキュアの戦闘データは残存しており、「身のこなしが速く、ジャンプ能力に優れている。けれどその動きは正確なだけに予測可能」と分析され、機関砲弾の直撃を食らってしまう。それでもスプラッタになるどころか、ほぼかすり傷もないのはさすがプリキュア。
  • パワードスーツに鷲掴みにされてピンチに陥るも、記憶が蘇ったルールーが苦しみ始めた隙に、スタースラッシュとアンジュのフェザーブラストの合体攻撃で活躍。一度目はパワードスーツを撃破し、二度目は竜巻バリアを突破して、エールをルールーの元へ送り届けた。

■第18話

  • ほまれ達がプリキュアと知ったえみるが、プリキュアになるための「修行」として、その日常を見学させてほしいとお願いしてきたので、スケートの練習を見せることに。梅橋先生がいるにもかかわらず、興奮したえみるは「これがプリキュアに選ばれし者の華麗な日常!」と思いっきり叫んでいたが、指導に熱中する梅橋先生には幸いにも聞こえていなかった模様。

■第19話

  • 吉見リタのオフィスにて、「大丈夫、この子達が助けてくれるよ。だってプリキュア…」と軽々しく秘密をバラそうとするアンリの口を慌てて塞ぐ。口の軽い連中ばかりで、ツッコミ役は大変です。
  • 2人でプリキュアになるたいというえみるとルールー、それを応援するはなの傍らで、なぜか元気のないハリーに気づき声をかける。やはりハリー担当としては気になる模様。

■第20話

  • えみるとルールーのためにプリハートを増やすのは「奇跡でも起きない限り無理」と結論づけられてしまう。そんな傍ら、ほまれは第17話の件からかハリーがまだ隠し事をしていることを鋭く察していた。「ねぇ、どうしていつも大切な事をごまかすの?他にもわたし達に隠してる事あるんじゃないの?」と問い詰めるも、買い物中だったので結局オムツだ何だとはぐらかされる。傍から見ると、デキ婚夫婦の痴話喧嘩にしか見えませんでした。
  • ここではぐたんのおしゃぶりを拾ったジョージと初めて接触する。穏やかな笑みを見せる彼だったが、ほまれもハリーも何か不穏なものを感じ取っていた。
  • 練習場を見学するえみるを誘って試しに一緒に滑ってみることに。「無理」と言い張っていた割には意外と滑れるえみるに笑いかけながら、はなとさあやとの出会いを話す。ほまれにとっての奇跡は大切な仲間に会えたことだった。
  • 週末はフィギュアスケートの予選会。実は遠くのライブ会場でオシマイダーが暴れていたが、自分の夢を守ってくれる仲間が頑張った甲斐あってそれを知る由もなく演技をする。結果は優勝。

■第21話

  • えみるの質問で「プリキュアとして大切なのは信頼関係」という話になるが、前回、オーディションと予選会に出ている自分達にオシマイダー出現を知らせる事なく、1人で戦ったはなの気遣いに感謝するほまれ。ただ、はなの性格上またやりそうなので、「でも決して無茶はしないで」と釘を刺すのも忘れない。1人で抱え込まず、お互いに支えあってこその仲間なのだから。

■第22話

  • キュアブラックキュアホワイトが突如現れ一同騒然。とりあえずたこ焼きとポップコーンでもてなし色々聞くことになるが、プリキュアが異世界にたくさんいると知って驚く。
    • この時、自分たち以外にプリキュアがいることを全く知らなかった様子であり、スーパースターズでの出来事はパラレル扱いだった模様。(後の第36話ではプリアラや魔法つかい組の面々のことを知っているが気にしない
  • 壊れたギターを巡ってえみるとギクシャクしてしまったルールー。「平気」と見え見えの嘘をつかれたことに困惑するルールーに「優しい嘘」であることを教えた。

■第23話

  • 食事中のはぐたんにカメラを回し、ふとデータを確認しているとはぐたんがいつのまにか自撮りしていたことが発覚。どんどんできることが増えていくことを改めて実感し更にメロメロになる。
  • はなから夏休みの予定を話し合おうと持ち掛けられるが、各々用事がある仲間同様スケートの練習があるので一旦パスする。代わりにプリハートで連絡することを約束した。
  • その後ダイガンプレジデント・クライドクター・トラウムによる襲撃を受け大ピンチ。キュアエールの強い思いで止められた時を取り戻しオシマイダーをなんとか退けるも、見守っていたハリーの様子がおかしいことに気付く。ハリーは、真の持ち主から預かっているミライクリスタル・ホワイトを早く再覚醒させようと焦っているのだが、ほまれはそんな事情など知る由もない。だが何かと抱え込みがちな彼を気遣い、「無理矢理は聞かない。けど、マジできつい時は一人で抱え込まないで……それだけは約束して!」と言って、ハリーと指切りをした。
    ハグプリ23話

■第24話

  • ビューティーハリーに貼られたナイトプールのポスターを見てはしゃぐはなだが、冷静にその「ハグッ!納涼だらけの町内トプール」というネーミングセンスを怪しむ。結果は案の定だったが、みんなと一緒に町内会に掛け合っておしゃれなナイトプールに仕立て上げ直した。
  • その作業中の頑張るはなの姿を見て、「はなだよねぇ。この間までいろんなことがあったのに、笑ってて…はなだよねぇ」と感心する。はなの明るさとまっすぐさは、みんなの精神的支柱ともいうべきものだったが、その笑顔の裏ではなが心に闇を抱え込んでいたことをほまれ達はまだ知る由もなかった。そして今回の話でもはなは仲間達に最後までそれを一切悟らせることはなかった……
  • ナイトプールを華やかに整え、いざ水着へ。黄色いセパレート水着姿を「スタイル抜群で一人だけステージが違う」と仲間に褒められ満更でもなさそうだが、ほまれの中の第1位はやっぱりはぐたん。

センシティブな作品

  • 普通にしていれば2枚目のハリーが出店するポップコーンの屋台は女の子達に大人気。黄色い歓声が飛び交い、「どうしよう、超かっこいい~!」などと声が聞こえてきて、嬉しいような戸惑うような複雑な表情のほまれ。
  • すると、ハリーの噂を聞いたチャラリートが背後に現れた為びっくり。少々警戒した様子も見せたが、今は気のいい動画配信者だとわかりしばらくすると打ち解けた。

■第25話

  • 夏祭りに着る浴衣は皆ビューティーハリーのレンタル品の中、ほまれは実家の祖母のものを着ていくことに。「かわいい」とべた褒めの母親から星の髪飾りももらっておめかし完了。仲間からも大好評だったが、ハリーにも褒められると思わず動揺してしまう。

お題箱

  • はぐたんのためとはいえパップルのくじ引き屋に5回も挑戦するはなを見て「お小遣い使い切る気?」と注意する。流石仲間内でも随一の常識人、はぐたん相手でも全方位が甘くなるわけではないようだ。
  • 型抜き屋で左腕がハリーの右腕に当たったことにドキッとする。さあやはこっそり目線で何かを察し、偶然通りかかったアンリは「いいんじゃない」と何か言いたげな一言。
  • 暗くなってきたので花火の場所取りに向かおうとするがルールーの発言により図らずも二手に分かれることに。結果ハリーと二人きり(+はぐたん)となりぎこちない空気が漂う。そんな中「もともと孤児で仲間を養っていた」という思いがけない過去を語る彼に自分も家庭環境を打ち明け、「家族が認めてくれたスケートでいい結果を出して安心させてあげたい」とはな達も知らないであろう個人的な心情を明かす。
    • このときにほまれが「お父さんがいる時にやっていたスケートを続けることを許してくれた」ことでお母さんに深い感謝をしていると語ったことに対し、一部視聴者からは母親は本当はスケート嫌いなのかとか深読みをする意見もあったが、これは「フィギュアスケートはとてもお金がかかるので、シングルマザーの家庭では困難だ」ということを意味していると考えた方が自然だろう(プリキュアシリーズでは家庭の経済状況に関しての生々しい描写はしないのが慣例なので、こういう話題ではどうしても歪曲的になってしまいがちでもある)
  • と、ここでビシンが現れる。ハリーが元クライアス社員だとプリキュア一同に明かし首元の鎖を壊すと、見る見るうちに小さなネズミの彼は巨大な怪物に変化していった……。
  • 猛オシマイダーにも負けないような攻撃力を誇るハリーだが、エトワールは傷つきながらも正面から立ち向かった。今更本当は敵だなんて言われても関係ないくらい彼の優しさも覚悟も知っているから。アスパワワの力で攻撃を制し、エールとアンジュと共にプリキュア・トリニティ・コンサートで浄化する。「心のトゲトゲ、飛んでいけ!」
  • 元に戻ったハリー自身もプリキュアの力になることを選び、ビシンとは交渉決裂。というわけで比較的ハリーと親密なほまれは実質彼との確執が決定したわけだが、果たしてどうなるやら。

ハグプリ25話


■第26話

  • 改めて母れいらと話をしたいというさあやのため、皆で『女王のキッチン』の撮影現場へ。ここでルールーがそのドラマを観ているという話題になり、よだれを垂らしながら熱弁を振るう彼女にほまれもたじたじ。
  • 撮影所で蘭世に再会するが、以前のことを知る仲間共々またもネギ絡みの役だったことを静かにツッコむ。
  • れいらの役者根性ぶりに圧倒されるさあやに、耳打ちとアイコンタクトで本来の目的を伝えフォローに回った。いいコンビぶりである。

■第27話

  • 内富士先生が父親修行をすると聞き滝行を連想したはな。もっと実用的なことではないかと、ミルクのあげ方やオムツの替え方を例に挙げるが……滝に打たれてクマの人形にミルクをあげる内富士先生の図が浮かび上がり終了。
  • 奥さんの家事を手伝い一息ついていると突然陣痛が始まった。タクシーで先に奥さんとさあやを病院へ向かわせ、自分たちもスマホで連絡を取りつつ向かう。
  • 出産は無事終わったが、トラウムが猛オシマイダーを暴れさせていたためそちらへ向かう。アンジュの訴えで静かに戦うことになり、ドリルの回転無しで攻撃させるトラウムに「お気遣いどうも!」と返しつつ反撃。

■第28話

  • もぐもぐのご飯を持ってリビングに向かうと、そこにはテレビに擦り寄るもぐもぐがいてビックリ。どうやらタレント猫のりりーちゃんに一目惚れした様子。
  • 仲間たちの協力もあって、りりーちゃんと共演できるCMのオーディションに向けた特訓を始める。ところが体力は中型犬の平均を下回るわえみるの着ぐるみに怖気付くわで上手くいかない。しまいにハリーの手で大阪のおばちゃんもといワイルドな服装になるもイマイチ。まあほまれ的にもぐもぐと無邪気に励ますはぐたんは「きゃわたん」だが。
  • 迎えたオーディション当日、もぐもぐが容姿・ファッションの部門でとったのは30点中26点。実際ファッションはかなりキマっていたが、えみるによるとこれは「ほまれさんチョイス」らしい。ハリーの店を改装した時と言い、やはりオシャレセンスはピカイチのようだ。その後も体力審査で他の飼い主に負けない走りを見せたりと、もぐもぐへの名アシストが光った。
  • オーディション会場にビシンと猛オシマイダーが現れた。変身し、スタースラッシュを繰り出すもはね返されてしまう。逃げ遅れた少女に攻撃が加わりそうになるが、もぐもぐが勇気を出して猛オシマイダーの前に立ちはだかる。精一杯吠えて威嚇した後少女の服を引っ張って一緒に避難する姿に驚きと感動を覚えた。
  • 結局オーディションは中止になったが「私の中ではもぐもぐが優勝!」と健闘を讃える。そこに先程の少女が現れ……

がんばったね

  • なんと少女とその母親がりりーちゃんの飼い主だったのだ。最愛の家族を守ってくれたお礼にりりーちゃんからキスをされ沸騰するもぐもぐ。種族を越えた愛は確かに進展したことだろう。

■第29話

  • はなに連れられて、彼女の祖母・庵野たんぽぽが営む和菓子屋『たんぽぽ堂』にやってきた一同。カウンターの奥にいるモフモフした謎の物体(たんぽぽの髪)を見て、真っ先に騒ぎ立てるえみるほどではないが驚き顔を隠せなかった。髪だと知ってその異様なスタイルにツッコミ。
  • たんぽぽは老化のため昔の味を作れなくなり、そこから半ば目を背けるように新しい目玉商品の巨大どら焼きを作ろうとしてギックリ腰になってしまう。更に運び込まれた先の病院で、孫に情けないところを見せたくないとしてベッドに塞ぎ込んでしまった。身体的な限界を体感した者同士感じるものがあったか、付き添おうとするはなを説得して退室。
  • 常連客のヨネさんの話から希望饅頭なる和菓子の存在を知り、仏壇のノートでレシピを確認。ところが和菓子作りは5人がかりでほんの数個の饅頭を作るにも重労働だった。これを毎日やっていたことに驚きを見せる。

■第30話

  • 愛崎家のプライベートジェットで世界旅行。みんな飛行機は初めてではしゃぎまくる中、落ち着き払ってアイマスクを付け、お休みモードに入っていた。ロシアにも何度も行ったこともあるだろうし、ここはさすがの貫録。
  • 行程は超過密スケジュールだったが、その最中もはぐたんに各国のコスプレをさせて「きゃわたん!」と愛でるのは忘れず。しかし乳児にマリリン・モンローのセクシーショットを真似させるって……いいのか?
  • 熱海の温泉宿では妖怪が出そうという話題になって、えみると2人で顔面蒼白になってうろたえる。宿の主人の天狗の話の時も、2人そろってはなの後ろに隠れて震える始末。怪談じゃなくて伝説ですってば。しかし後で、一同はその天狗にピンチから救われる事になる。

■第31話

  • サイン攻めにあったルールーとえみる。ルールーが書いたサインを見るとフォントをそのまま転写した感じのあっさりした物だったため「シンプルだね……」と唖然とし気味の感想。
  • エリという少女がはなの前に現れ、それ以来はなは挙動不審になってしまい、みんな心配する。特に気になるほまれとさあやは、ダンスレッスンが終わった後何とかしたいと相談しようとしたところ、その原因たるエリと街中でバッタリ。話を聞くと、はなは学校でイジメられていたエリを庇ったばかりに自分にイジメのターゲットが移ってしまい転校するまで悲惨な状況に陥っていたのだという。だがエリは「はなに関わると自分が再びイジメられる」と恐れてはなと距離をとってイジメを見て見ぬ振りをし続けた。恩を仇で返す形になってしまったエリは、ずっとはなに謝りたいと思っていたのだ。
  • エリの伝言を伝え、彼女から預かったチアリーディング発表会のチラシをはなに渡す。ここでエリが待っているはずだと語ったものの、「ぶっちゃけてもいい? わたしは無理して会わなくてもいいと思う」と、ほまれ自身の意見を述べる。エリが嘘偽りのない誠意から謝罪したがっていることは理解できたが、より大きく傷ついたはなの古傷を蒸し返したくないと思う気持ちの方が強かった様子。このあたりは、仲間達と出会い乗り越えるまで心に深い傷を負っていたほまれならではの考えだったと言えよう。
  • だがはなは、昨日エリとの関係をはっきり言わずうやむやにした事を謝るばかりか、エリの事を気遣っていた。そして自分がイジメられていた過去を「やっぱ、かっこ悪いよね」と自虐的に笑うはなに、「かっこ悪くなんてない!はながやった事、絶対間違ってない。すごくイケてる事だよ!」と励まし、「だってわたし達、はなの事大好きだからさ」と言うほまれ。はなは仲間達の温かい友情に涙する。
  • ジンジンとタクミに立ち向かう中、プリキュアの仲間を思いやる心に反応しミライクリスタル・チアフルとメモリアルキュアクロックが出現。一人一人が絆と仲間への思いを叫ぶ中、ほまれにとっての皆と築き上げてきた大切なメモリーとは「ありのままのわたしを見てくれること!」 。そのみんなの思いは、新たな力チアフルスタイルに到達する為の鍵となる。

■第32話

  • 今日は大会で優勝したほまれの祝勝会。はなに「輝木選手!ずばり好調のきっかけは?」とおどけてインタビューされたほまれの視線は、無意識にハリーの背中を追っていた。そのハリーから『お祝いと頑張れのシャーベット』を差し出され、いつも以上に彼の姿が輝いて見えてドキドキする。
  • 難易度の高い4回転ジャンプに挑戦する事を梅橋先生に決意表明。新しい演目は自分で考えるよう言われ、イメージを得るために図書館で童話を手にする。その中の『人魚姫』を読んでいて、「王子様は人魚姫と恋に落ちた」というくだりで、王子の顔にハリーが重なってしまい、真っ赤になる。
  • その時、ビシンが率いる猛オシマイダーが出現。エトワールに変身してほまれはみんなと共に戦うが、ハリーもろとも猛オシマイダーの中のバーチャル空間に閉じ込められる。ドクター・トラウムが発明した、相手の深層心理をバーチャル空間に変える事が出来る装置で、ハリーの心の中を覗く事が今日のビシンの目的だったが、エトワールもそれに巻き込まれてしまったのだ。
  • 気がつくとほまれの姿は人魚に変わっていた。仲間の人魚に「あなたは人魚姫」と説明されて戸惑っていると、海中に一人の人間が落下してきた。助けてみるとそれはなんとハリー。水辺に助け上げて介抱したが、目覚めた彼はほまれの事を覚えていない様子。ハリーを探しにきた家来達が「王子」と呼ぶのを聞いて、ほまれは自分が『人魚姫』の世界にいる事に気づいた。

人魚姫ほまれ

  • この事態が猛オシマイダーの能力によるもので、直前に自分が『人魚姫』を読んでいたためにこの世界に影響を与えたらしいとは理解できたが、それより気になるのはハリーが自分を忘れてしまっているらしき事。この世界を脱出するためにもハリー王子に会いに行かなくてはならないと決めたほまれは、仲間の人魚に頼んで人間になる薬を飲んだ。原作通り「王子の一番の存在になれなければ泡になってしまう」というリスクを説明されても、ほまれの決意は変わらなかった。
  • しばし気を失い、誰かの呼ぶ声で意識を取り戻すと、目の前にはハリーが。そして自分の下半身もヒレではなく、人間の足に変わっていた。お城に連れていかれたが、やはりハリーはほまれの事を覚えていない。何とか思い出してもらいたいと焦るほまれの気も知らず、ハリーはほまれをドレスに着替えさせてご満悦。
  • そして舞踏会に参加。ハリーに手を差し伸べられては悪い気もせず、「まぁ、いいけど」とワルツを踊る。楽しいひとときのはずだったが、同時にハリーとの数々の思い出が脳裏をよぎり、いま目の前にいるハリーがそれらを全く覚えていない事に切なさを感じる。ほまれの心臓の鼓動は徐々に高鳴ってゆき、「ハリー…」と口を開きかけた時……
  • 舞踏会の客達が一瞬で消え失せ、代わりにベールで顔を覆った一人の女性が現れる。その姿を見るや、ハリーは握っていたほまれの手を放して、彼女の元へ駆け寄った。戸惑うほまれの側に、今度はビシンが姿を現わし、「王子の一番大切な人だよ」と言う。「また会えてよかった」と笑顔を見せるハリーに、ほまれは一転して愕然となる。
  • 「『人魚姫』の物語の結末、知ってるでしょ?王子様には別の思い人がいました。恋に破れた人魚姫は海の泡となって消えるのでした!……ボクも驚いたよ、ハリーにもいたって事だね、一番の相手がさ!」と、嫉妬心を剥き出しにしてほまれを罵るビシン。猛オシマイダーの作り出したものだとしても、この世界はほまれとハリーの心を如実に反映している。その女性はハリーの深層心理では、ほまれより大切な人なのだ。
  • 「ねぇ、さっきハリーに何を言おうとしたの?ねぇったら!」「うるさい…」「ハリーがお前なんか好きになるわけないだろ!さっさと泡になっちゃえば?」「誰がなるか…!」「やせ我慢してないで早く壊れろよ!前からお前が気に入らなかったんだ!もう限界なんだろう?」傷ついた心を執拗に抉るビシンの罵詈雑言にも辛うじて耐えていたほまれだったが、彼の言う通り、もはや限界だった。足元の床が崩れ、ほまれは海の中へ沈んでいく。
  • そしてほまれの体は、泡ならぬ電気信号と化してバーチャル空間の電子の海に消えようとしていた。仲間の人魚達までもが「全部なかった事にすればいい、そうすればあなたの心は守られる」と囁いて、ほまれは虚無の深淵へと引きずり込まれてゆく。
  • 一方ビシンはその女性の顔をのぞき込み、「やっぱりお前か…もういないくせにボクからハリーを奪い、ずっと心の中に居座る気か!」と憎悪の表情で消し去ろうとする。その時バーチャル空間に轟音が響く。猛オシマイダーの外では、仲間達がエトワール=ほまれを救い出そうと必死で呼び掛けていたのだ。「クライアス社なんかにやられてる場合じゃないよ!世界目指すんでしょ!?こんな壁なんて飛び越えていくんでしょ!?」と叫ぶエールの声に、「人の気も知らないで……でも、自分で言ったんだからやるしかないか!」とほまれは気力を取り戻す。自分を支えてくれるのはハリーだけではない。はな達仲間のためにも、ここで沈んで終わるわけにはいかないのだ。
  • 再びほまれはエトワールに変身、鮮やかなスピンで海から脱出する。「ふざけるな!なんで心の痛みにつぶれない!?痛みを抱えていくつもりかよ!そんなの辛すぎるだろ!」とビシンは荒れ狂うが、その怒りと悲しみのないまぜになった表情に、エトワールは彼もまた心に傷を抱えている事を悟った。「アンタとわたしは似てる…嫌になるくらいにね」
  • その戦いの最中、バーチャル空間発生装置は壊され、『人魚姫』の世界は徐々に消滅してゆく。モノトーンの映像となったハリーと女性の姿を見つめながらエトワールは呟く。「ハリー…何も聞かないよ。こんなやり方、フェアじゃないから。その代わり…わたしの気持ちも、もう少しだけ内緒にさせて…」エトワールは現実世界に帰還し、猛オシマイダーを倒した。

わたしの気持ち

  • 「おはようさん」と暢気に目を覚まし、バーチャル空間での出来事は何一つ覚えていなかったハリー。歩調を合わせ「右に同じ」ととぼけつつも、「わたしの前ではしばらくそれ(ハムスターの姿)でいてくれる?大会に集中したいからさ」と釘を刺すほまれ。これ以上心を乱されるのはたくさん。あのバーチャル空間でならハリーの深層心理から彼女が誰なのか、過去に何があったのか聞けたかもしれない。でもそんなやり方ではなく、いつか本物のハリーの口から教えてもらうまで我慢しよう、自分の気持ちを伝えるのもそれまでお預け……切ない乙女心を押し殺しつつ、夕陽を見上げるほまれだった。

■第33話

  • ツインラブを「中途半端」と厳しく評価するコメンテーターをテレビで観て「そんなことない」と若干怒り気味でフォロー。隣でさあやも「うんうん」と同意するが、当のえみるは既に大ショックだった……。
  • アンリと合同練習中、ふと思い出すのは前回の舞踏会で踊った光景。しかしハリーは客席ではぐたんをあやすのに夢中だったり。ちょっと寂しいけど、ほまれはそれを優しく見守るのだった。
  • 学園内のスケートリングで開かれたアンリのアイスショーの最中、リストルが猛オシマイダーを敷地内で暴れさせたため一時中断に。変身して駆け付けるとリストルの口から「スカウト」の話が飛び出した。友人にそんな話が出ていたとは思いもしなかったからか、流石に戸惑いを見せる。
  • その後猛オシマイダーを無事倒しショーも再開。最後の最後でプリキュアの話をするマイペースさにあきれるほまれだが、アンリが内心抱える悩みには現状気づいていないようだ。

■第34話

  • 野乃家の朝食中、はなが空中に飛ばしてしまったオムレツをハリーが跳んで口の中に回収した。その話を学校で聞かされる中学生組の中で、ハリーの動向に目ざとく反応したのはやっぱりほまれ。
  • 放課後たこ焼き屋のお手伝いをしていたはずのはなが急に飛び出してしまう。追いかけた先では、はながことりを助けようとして池にダイブしていた。

■第35話

  • 次の主演ドラマに向けてのさあやの役作りに付き合って、病院で1日研修をする事に。希望部署を聞かれて真っ先に整形外科を志願した。自分が故障した過去もあって、対処の知識を得る必要があり、怪我をした人の手助けをしたいという思いもあったのであろう。
  • 歩行訓練をする少年のリハビリに付き添う。そこへ「ほまえ~!きばりやっちゃ~!」とはぐたんの声が聞こえてきた。きゃわたんな応援にほまれのみならず、少年や家族や看護師さんもみんな笑顔になった。

■第36話

ハグプリ36話


■第37話

トリプルプリキュアキック!

  • プリキュアの奮闘むなしくトゲパワワの暴走でパワーアップしたトラウムだが、決してあきらめない気持ちが実を結んだのかオールスターズの面々がかけつけた。エトワールもキュアフォーチュンキュアトゥインクルと共に星の力で無数のオシマイダーに立ち向かう。
  • すべてが終わり、再びビューティーハリーへ向かう。50を超える仲間とその協力者たちを目の当たりにして「まだ他にプリキュアがいるかも」という話になり「まさか」と返した。

■第38話

  • のびのび町では毎年恒例ハロウィンパーティーの準備が行われていた。ほまれもさあやと一緒に「去年はすごかった」と感想を述べる。
  • ハロウィンパーティー当日、ウエスタン衣装を着て登場する。前フリとして「好きな恰好をしていい」という説明があったのでハリーの着ぐるみとか考えた人、正直に挙手。

  • はぐたんにも蜂さんやえんどう豆、キューピッドと様々な衣装を着せ「きゃわたん」と大絶賛。しかし本人が疲れてるのに気づいて即中止する。

■第39話

  • はぐたんがタンバリンを振りながら踊ってる姿にメロメロ。直後えみるとルールーが作ってきたホットケーキのあまりのボリュームに「私の知ってるホットケーキと違う……」と唖然。
  • 突如ハリハリ地区に飛ばされてしまい驚くが、ハリハリ族の子供たちを見て和やかなムードに。その後ハリーが遊んであげる姿を見ながら改めて子供の面倒見るのが上手いと感じる。
  • リストルの手で異空間の迷路に閉じ込められてしまう一同。アンジュの指示で合流しようとするが、エトワールがいたのは「ペンローズの階段」だったので無限ループしてしまった。

■第40話

  • ハリーが絶対に守ると誓った大切な人、未来のプリキュア・キュアトゥモローがはぐたんの正体だったと知り驚愕。今まで「きゃわたん!」と愛でてきたはぐたんがハリーの想い人だった…。ほまれの複雑な表情に気づいたのは、さあやだけだった。
  • はなは「はぐたんを未来に帰してあげなくちゃ」と張り切るが、ほまれは「そうか、はぐたん…未来に帰っちゃう…」と淋しげに呟き、ちらりとハリーの方へ視線を送る。はぐたんが帰るということは、即ちハリーともお別れになるということ。さあやはこの時もほまれの表情の変化に気づいており、どう声を掛けてよいか戸惑うような顔をしていた。

■第41話

  • 未来に一度帰ってしまえばよほど大量のアスパワワが無い限り再び現代に戻ることはできない。改めてハリーとの別れがいずれ来ることを自覚し複雑な表情になる。
  • そんな状態でスケートに身が入るはずもなく、アンリから「心ここにあらず」と指摘される。しかし相談してどうこうできる問題ではないので「辛い」とだけ表現。(足の不調で)急に演技を変えたアンリを逆に問い詰めようとしてはぐらかされるが……
  • 突然「ごきげんよう」とえみるが声をかけてきた。しかし猫のような妙な無表情と覇気のない声に丁寧すぎる話し方で、あまりの変貌ぶりに2人そろってドン引く。
  • えみるを笑わせるべくほまれとさあやで二人羽織を披露するが玉砕。「ハリーの嘘つき! 二人羽織は絶対ウケるって言ってたじゃん!」と食って掛かり、言われたハリーも「ルールーの歓迎会でスベり倒したとこ見てたやろ!?」と反論する。第13話の件が未だに尾を引いているらしい。

燃える女優魂!

  • 後日。すっかり元気になったツインラブのステージが終わると改めて別れを意識した全員が泣きだしてしまう。ほまれもえみるの頭をなでながら涙をこらえきれないのだった。

■第42話

  • ワールドジュニアカップの開催が近づきアンリとともに練習に励むほまれ。アンリから「いつものほまれと違うスケートだけれど悪いとは言い切れない」と告げられるが、逆にほまれは長年の付き合い故かアンリの足の状態がおかしいことを見抜いていた。しかしアンリは「これが最後の大会になる」と強行出場すると決めていた。
  • しかし大会当日、会場に向かっているアンリは交通事故に遭い、左足の感覚が無くなる重傷を負ってしまう。こういう形で選手としての最後を迎えたと感じたアンリに「最後なんかじゃ……」と声をかけるほまれだったが、「同情の言葉なんかいらない、出て行ってくれる?」と、同じく見舞いに来た正人共々アンリに追い出されてしまう。しかしアンリは絶望し悲嘆に暮れ、そこをリストルにつけ込まれてしまう。
  • 闇堕ちしたアンリのトゲパワワで生み出されリンクに現れた猛オシマイダーを止めるべく変身して戦い、アンリを救おうとするプリキュア達。エトワールはスケーター仲間であるアンリの辛さが一番分かっていた。そしてエール達とアンリを応援する。その時ミライブレスによってアンリに一度の奇跡が起こった。
  • 病室に戻ったアンリは新たな自分を追い求める決意にあった。そして「空を舞うキュアエトワール、天使のキュアアンジュ、翼の意味を持つキュアエール」と3人を「翼のプリキュア」と評した。未来を見据えるアンリを見て、ほまれは笑みの後ぐっと唇をかみしめる。次は自分の番だ、と。

■第43話

  • 次の大会も迫り、まだ暗い内から一人ランニングに励む。明けの明星に手を伸ばし、掴み取る仕草をして、必ず優勝を手にしてみせると心に誓う。
  • 一転してにぎやかなビューティーハリー店内では、はな達が応援の横断幕を製作中。ハリーにからかわれて、「ねずみのくせに生意気!」とほっぺたむにゅーすると、人間態になったハリーに同じことをお返しされ、思わず真っ赤に。改めて応援されても素直に応えることができず、ほまれは逃げ出してしまう。
  • 普通にしようと思っていても、どうしても照れてキツく当たってしまう自分を悩みながら海を眺めていると、メンバーの中で唯一ほまれの恋心に気づいていたさあやが声をかけてきた。告白しないのかと問われても、ハリーが未来に帰ってしまうこと、それに何よりその心の中に『あの女性』が大きく存在し続けていることを思うと、ほまれはどうしても踏ん切りがつけられない。
  • そこへハリーが現れる。気を効かせてさあやが去って二人きりになっても、鈍感なハリーはほまれの思いに気づくことなく「最近顔暗いな。大会前は緊張するだろうけど、リラックスも必要やで」とありきたりの言葉しかくれなかった。ほまれも「大会が終わるまでハリーには会いたくない!」と言ってしまい、心のもやもやが鬱積してゆく。
  • 練習していても、ハリーの顔を思い浮かべるとミスを連発してしまうほまれ。アンリにも「全然集中できてない。自分の心から目を逸らしてる」と指摘され、「恋はスケートの邪魔。アンリやお母さんのためにも頑張らないと」と意地を張るも「スケートを言い訳にしないでくれ。誰のためでもなく、ほまれのために滑ればいい。100%の輝木ほまれがボクたちの笑顔になる」と言う彼の言葉は、ほまれの心に沁み通った。
  • 夜、眠れないでいると母のちとせが「何か気になることあるの?男の子のことだったりして」と、図らずも図星を突いてきた。「恋は難しいよね。告白しても絶対つき合えるわけじゃないし、一度くっついても別れちゃうこともある。けどお母さんはお父さんのこと好きになってよかった。一緒にいて傷つくこともあったけど、たくさんの宝物もくれた。もちろん一番の宝物は可愛いほまれちゃん!」と語るちとせ。たとえ離婚という今の形になってしまったとしても、父と母の間には多くの思い出があり、その愛の結晶としてほまれが生まれたのである。「ほまれちゃん、よく笑うようになった。もし傷ついてもその笑顔をくれた友達が、涙を吹き飛ばしてくれる」母の目には全てお見通し。暖かい励ましによって、ほまれは前向きな心を取り戻した。
  • 大会当日、出番間近となった控室で「はな、フレフレして!さあやもはぐたんも!今からわたしのハート、100%マジ上げするから!」とリクエスト。3人の応援を受けたほまれは元気よく走り出すが、その前に観客席にいるはずのハリーが現れた。出陣の前に、ほまれの心に区切りをつけさせてあげようというはな達の計らいだった、たとえどんな答えが返ってこようと、今のほまれならそれを糧にして羽ばたけると信じて。
  • まだほまれの思いに気づかないハリーは、「オレ、おまえに謝らんといかんよな。真剣に頑張っとる時に茶化すようなこと言って。けどなオレ、おまえを応援しとる、それはホンマの気持ちで…」と優しくも、ほまれにとっては的外れな謝罪を口にする。ほまれはそれを遮って…
  • 「ほんとに鈍感……なんでだろ、アンタといると全然うまくしゃべれないし、ケンカしちゃったり、そんなのばっか。なのに…アンタが好き。輝木ほまれはハリーのことが大好きです!」ほまれは遂に告白し、うつむいて涙を流す。その後のハリーの台詞は予想がついているから……。
    HUGな フラれて抱き着き大嫉妬
  • 呆然としながらも、今までのほまれの態度の意味が全て腑に落ちたハリー。だが彼の返事は案の定、「すまん…オレはおまえの気持ちに応えられへん」だった。「未来に帰っちゃうから?」「そやない。オレも気持ちを伝えたいと思ってるヤツがおる。それをうやむやにしたまま、おまえの気持ちには応えられへん。ごめんな…」正直で嘘偽りがない答えを聞き、ハリーの胸に軽くパンチを見舞ったほまれは顔を上げ、まだ涙を流しながらも笑顔を見せる。「ありがとう、スッキリした!正直に言ってくれてサンキュ!最高のスケート滑るから見てね!」踵を返して走り去るほまれの背に「ほまれ、頑張れ!」とハリーは声援を送るが、ほまれは再びあふれ出した涙がもう止められなかった。

  • その先では、はな・さあや・えみる・ルールー・はぐたんが待っていた。「どうだった?」「やっぱり…ダメだった…」ほまれは、両手を広げて迎えるはなの胸に飛び込み、声を張り上げて泣きじゃくる。そして、ひとしきり泣いて心の整理がついたほまれは力強く宣言する。「よし!星を掴むためにわたしは飛ぶ!」
  • はな達、アンリや正人に梅橋先生、ちとせや家族、そしてハリーが見守る中、ほまれの演技がスタート。「不思議…すごく集中できる。バラバラになってた心が一つになったみたいに。ずっと思ってた。片思い…かなわない恋に意味はあるのかなって…でも!」そのほまれの目に、徹夜で作った応援旗を振り上げ、懸命に声援を送るハリーの姿が映った。「きっとあった!ドキドキした気持ちも、胸がキューッとなって流した涙も、今、わたしの心で輝いてる!フレフレわたし!」そしてほまれは高難易度の4回転ジャンプを成功させ、会場は万雷の拍手で包まれる。「ありがとう、みんな…ありがとう、ハリー…」

輝く星の

  • その時、ビシンと猛オシマイダーが襲来。いつも以上の気合で立ち向かうも、エトワールは猛オシマイダーにつかまってしまう。例によって「ハリーはお前のことなんか」と罵倒しようとしたビシンに「知ってるよ!もう伝えたから」と答えるエトワール。ビシンは嘲笑するが、「そんなことない!勇気を出して行動した人をバカにする権利なんて誰にもない!」とプリキュア達は反発する。さらに「強がるなよ!おまえはもう明日なんていらないと思っているんだろ?」と挑発されようと、「わたしは自分の大好きな人の幸せを、輝く未来を願っている。だから時間を止めたいなんて、イケてないこと思わない!」と、もはや屈することなくエトワールは脱出し、猛オシマイダーを倒した。
  • 大会の結果は堂々の金メダルで、うれし泣きするはなを筆頭に、仲間達の祝福に包まれる。ハリーへの切ない片思いは失恋に終わってしまったが、応援を送ってくれる大切な仲間であることに変わりはない。その想い出もまた宝物となって、ほまれはまた一つ、人間としてもスケート選手としても大きく成長したのだった。

輝くきみが金メダル!


■第44話

  • さあやと母れいらが共演する映画の撮影を見学に来たところ、リストルによって映画の中の世界に転送される。みんなRPG風の衣装に変わる中、ほまれのコスチュームは武道家。まあ、力のプリキュアですから。
  • 演技に身が入っていないさあやを心配して、はなと「お母さんと共演する夢がかなったはずなのになぜ?」と話し合う。「夢かぁ…ワールドジュニアで優勝するという夢をかなえて、どんな気分?」と水を向けられ、「1つ夢をかなえたら、また新しい夢が始まる。もっともっと新しい世界が見たい、そんな感じ」と答えるが、図らずもさあやも同じように考えていた事が後刻明らかになる。
  • 「この撮影が終わったら女優をやめる」と宣言したさあやに一条蘭世が詰め寄り、はなも驚いて駆け寄ろうとしたが、ほまれは無言ではなを押しとどめる。さあやがほまれの恋心に気づいていたように、ほまれもさあやの夢が女優から医師に変わっていったことに気づいていたのかもしれない。
  • 戦闘中、リストルの攻撃からハリーを素早く救いだし「すまん、おおきに」「いいってことよ」と言葉を交わす。やはりハリーを助けるのはエトワール=ほまれの役目。
  • 撮影終了後はぐたんがサンタクロースを呼び出してびっくり。ということで次回はクリスマス回という事で予告で言った欲しいプレゼントはきゃわたんなぬいぐるみ。かわいい物が好きな彼女らしいと言ったところか。

■第45話

  • サンタはやってきたはいいものの、トナカイかぜでダウンしクリスマス中止の危機。サンタを手伝うことになったのだが、トラウムが連れてきたメカトナカイを見たさあやが「かわいい」と言うのを見て「どこが!?」と引いてしまう。

■第46話

  • 晴着で新年会。お餅をいただいているわけだが、さすがにさあやの激辛ソースはお断り。
  • はながこれからのイベントごとに期待を抱くわけだが、イメージ映像にははなからバレンタインチョコをもらう男子制服のほまれが。女子人気があれば少なからずもらえてしまう可能性もあろうが。
  • のびのびタワーでさあやとともに待ち合わせなのだが、はなが現れない。プリハートで電話しても出てこず。とその時さあやがミライパッドを見るとエレベーターにはながいることに気づく。2人で駆けつけるとジョージと対峙するはなが。ジョージは去り、はなは精神的な疲れで崩れ落ちてしまう。
  • ビューティーハリーで皆とはなのことを気遣うが、はなはいつも通りの笑顔で「友達といるときの幸せ、そういうのを守りたい」と語る。そんなはなのことを思ってほまれはお泊まり会を提案した。

■第47話

  • ジョージが襲来し、最終決戦に。奪われたはぐたんを取り戻すべく、リストルやビシンと激闘を繰り広げる。MAAとトラウムの援護もある中、ハリーはあえて暴走モードになった。だが「止めないと!」と駆け寄ろうとするアンジュを、エトワールは無言で押しとどめた。今はハリーを信じる。それに今のハリーなら、もう我を失うことなどないはずだから。
  • ハリーはリストルをぎゅっと抱きしめて説得し、リストルは心を取り戻した。それを見たビシンは怒りを露わにし、オシマイダー化するが、リストルの謝罪と心からの訴えを聞いて嗚咽し始める。そんなビシンをエトワールはそっとハグした。「おまえなんか嫌いなんだよ!」「わたしはアンタのこと嫌いじゃないよ」

あんたのこときらいじゃないよハグプリワンドロ 47話その1

  • 泣き崩れて戦意喪失したビシンを浄化し、残るはジョージのみ。しかし沖合の遠くにいるため近づく手段がない。そんな時にトラウムを冷たくあしらうアムールとおちゃらけるトラウムの会話を聞いて「親子漫才やってる場合じゃないでしょ!」とツッコむ。
  • ジェロス達のジェットスキーに引かれたボートに乗り、ジョージの元にたどり着くが、エールを檻に入れて他の4人に攻撃を加えるジョージ。苦しむ仲間たちの姿に耐えかねくじけそうになるエールだったが、4人はその攻撃をはねのける。そしてエトワールはアンジュと共にエールの檻を破ろうとする。そして、エールを諭した。

「どんな自分になりたいの?はなの目指してきた野乃はなから逃げちゃダメ!」

  • エールを解放し、ジョージを追いつめたかに見えたが、4人は現れた穴に落下してゆく。エールに最後の希望を託し、励ましの言葉を残して、4人は暗闇の底へ姿を消した……

■第48話

  • 暗黒空間の中で結晶体の棺に閉じ込められていたが、決して屈しないエールの叫びに呼応してミライブレスが輝くと、エトワール達は暗黒空間から脱出できた。そして世界中の人々の応援を背に、巨大魔人と一体化したジョージを浄化した。

■第49話(最終回)

  • はぐたん、ルールー、ハリーとの別れの日が近づき、はなの発案で「みんなでデート」。ホラー映画らしき映画をみんなで観た時は、例によってハリーのほっぺたを引っ張りつつ怯えまくり。しかもその時、背後の席には第30話の天狗が座っていたのだった(近年における最終回恒例のカメオ出演)。気付いていたらどうなっていたやら。
  • いよいよみんなが未来へ旅立つ時、ルールーとの別れに涙を流すえみるをルールーがハグすると、はな・さあや・ほまれも2人をハグした。だが自分達だけが未来に帰るとは知らず、無邪気に「みんないっしょね?」と言うはぐたんには、皆返事もできずうつむくしかない。
  • それでもほまれは目に涙を浮かべながらも、「ほら輝木ほまれ昔からの夢を、世界の頂点の星を掴んでいたのだった。

映画

スーパースターズ!

  • さあやとともに電車に乗り遅れ2時間も遅刻。ハリーからは文句を言われる。
  • ようやくはぐたんのお花畑デビュー…というところで謎の怪物・ウソバーッカの来襲を受け仲間たちとともに変身し戦うも、ウソバーッカのウソ攻撃でプリハートが石化して変身が解除。ほまれとともにウソバーッカに取り込まれる。
  • 取り込まれた先で宇佐美いちかを除いたキラキラプリキュアアラモードメンバーや魔法つかいプリキュア十六夜リコ花海ことはと出会う。プリアラメンバーとの絡みでは琴爪ゆかりに脱出しようと試みていたことを見抜かれたり、立神あおい達にいじられたりと散々だった一方で、まほプリメンバーのリコやことはからは「仲間を信じて」と励まされた。
  • さあやがいちごメロンパンで結界内をいっぱいにして破ろうとするを見て、ことはに「はーちゃん先輩お願い!」と頼んでいた。

オールスターズメモリーズ

  • 冒頭でのピクニックシーンではおもらししたはぐたんの後始末をはなとともに受け持つ。
  • ミデンの攻撃により小さくなった際は「おねーさんだーれー」「怖すぎるんだよ」と憎まれ口を叩いたり、アンジュ同様勝手に出歩いてスケートリンクにたどり着いていたり、逃げようとしてはなの腕を噛んだりしていた。

ミラクルユニバース


ミラクルリープ


映画プリキュアオールスターズF


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HUGっと!プリキュア キュアエトワール

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