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有栖川ひまり

ありすがわひまり

『キラキラ☆プリキュアアラモード』の登場人物。キュアカスタードに変身する。
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CV:福原遥


人物編集

キラキラ☆プリキュアアラモードの登場人物。リスプリンのプリキュア・キュアカスタードに変身する。

努力家で頭がよい中学2年生。年齢の割に非常に小柄で、足が速いのはまるで「リス」のようである。

普段は臆病でおとなしいが、大好きなスイーツ、特にカスタードプリンの事を話しだしたらもう止まらない。スイーツのことなら何でも知っているスイーツ博士で、いちか達から頼られている。


主人公である宇佐美いちかとはクラスメイトだが物語が始まるまではまともに会話したことはなかった。第2話でひょんな事からいちかとキラキラパティスリーでのプリン作りに取り組むことになり、これが元で彼女と友人になりプリキュアとして覚醒した。


誕生日は4月16日(公式サイトより)。この日はチャールズ・チャッ「プリン」ポムポム「プリン」の誕生日でもある(有栖川ひまり生誕祭も参照。)。

この年の4月16日は第11話の放送日であり、番組終わりにエンドカードの形でお祝いされている。番組の放送日が設定上の誕生日と被るのは朝日奈みらい以来だが、実は本作のプリキュアは全員放送日に誕生日が割り当てられている。


容姿編集

髪型は茶髪の三つ編み。身長は前述の通り大変低く(頭頂部がいちかの目線くらい。因みに中学生組ではあおいの身長が一番高い)、シエルを含む6人の中でも一番低い。情報公開当時視聴者からは小学生に見えると話題になった。

ひまりは単純にキャラクターデザインとして幼く見えているだけでなく、設定上においても明確に低身長であり、小柄であること自体がキャラクターの個性として強調されている。

キャラクターデザインにおける設定上の身長はなんと140cm未満と想定されており、これは日本の小学5年生の女子の平均身長すら下回る(平成28年度の文部科学省による保健統計での小5女子の平均身長は140.2cm、中2の平均身長は154.8cmである)。つまり、それまで中2のプリキュアで最も身長が低かった来海えりかや次作に登場する小6の愛崎えみるはおろか、下手したら小3の調辺アコや小4の円亜久里と良い勝負なんて事になる。

ちなみに誕生日順では中学生組で最年長となる(メンバー最年少はいちかである)。


服装編集

  • 普段着(春・秋服)

ひまりんかわいい

黄色と白の上半身服に緑系のスカートを着用し、胸部分にはサクランボの様な飾りを付けている。

靴は濃い緑のショートソックスと茶色のショートブーツ。


  • 普段着(夏服)

胸部分サクランボの様な飾りが付いた黄色い半袖ワンピース。

白いショートソックスとオレンジ色のストラップシューズを履いている。


  • 普段着(冬服)

クリーム色のタートルネックのシャツの上にオレンジ色のジャンパースカート、靴は春服時とはデザンが別の茶色のブーツ。

外ではポンチョの様な黄色いコートを着用、クリーム色のニット帽を被り、オレンジ色の手袋をしている。


  • 制服(春服)

ひまりさん

黄色いタイを着けている。


  • パティシエ服

性格編集

放映前から公式で「おたく気質な女の子」と明示されていただけあって注目されていたが、ひまりはかなりのガチなキャラとして設定されている。

臆病かつ引っ込み思案で、人見知りしやすくコミュ障気味。いちかと話すまでは学校でも常にぼっちで、クラスメイトとも馴れ合わず、一人でスイーツにまつわる本を読んでいる少女だった。

一方で、スイーツの事でスイッチが入るとそのスイーツのうんちくや知識を語って止まらなくなる癖がある。これは自分が好きなことを相手にも知ってほしいと思うあまりの行動であり、本人にとっては悪気はないのだが、専門用語を一方的にハイテンションにまくしたてられるので、聞いている側にとってはかなりきつい。いちかでさえそれを初めて目の当たりにした時はちょっと引いていた。

小学生時代は空気を全く読まずにスイーツのうんちくをいつも垂れ流していたようで、最初は感心していたクラスメイトも次第に飽きるようになり、とうとう一人の男子生徒から「その話、要るのか?」とバッサリ切り捨てられる。それがきっかけで内心辟易していた女子友達からも距離が取られるようになり、皆の話題にも馴染めないひまりは最終的に皆から無視され一人ぼっちにされてしまった。

これがきっかけで、ひまりは他人とどういう距離感で付き合えばいいのか全く分からなくなり、比較的明るかった性格も臆病で内気なものになってしまう。

好きな事を皆に知って欲しかっただけのひまりは再び皆に引かれる事を恐れ、人と交流することを極端に避けるようになったのである。


この出来事はひまりにとってフラッシュバックする程のトラウマとなっていたが、いちかはひまりの気質を半ば呆れつつもそれ以上に褒めてくれた。その建前でも同情でもない本音のおかげでひまりは自分を肯定することができるようになり、克服の方向に向かっている。

解説好きな性格は生粋のものらしく、スイーツに限らないことでも知識をひけらかしたがる部分がある。第4話での次回予告では琴爪ゆかりのスペック説明だけで尺を半分以上費やした。


スペック編集

基本的に勤勉で、好きなスイーツのことに関してはさらに熱心。中学生にしては難しい専門書を読めるほどの優等生。

ちなみに塾通いをしていると作中ではっきり語られている珍しいプリキュアでもあるが、第9話以降言及が完全に無くなっている(話によっては連日キラパティにいるような描写もある)

運動能力は流石に高校生のあきらには劣るものの、意外にすばしっこい。いざというときはキビキビ動けるタイプ。


家族構成編集

彼女のみ、家庭での私生活の描写が極端に少ない上に家族の描写が一切無い。回想での幼いひまりがスイーツを作る描写にすら、ひまり以外の人物は誰一人描かれていない。それどころか、彼女の家族については誰も一言も言及しておらず、結局、家族構成等が全く不明のままシリーズが終了した(本人いわく「普通の家」らしいのだが)。

家族が不明なプリキュアは異世界からの追加戦士にはよくある話だが、地球出身のプリキュアではかなり異例といえる。


それ故にこういう投稿も…。

センシティブな作品


なおシリーズ構成の田中仁が「オフィシャルコンプリートブック」で語ったところによれば「ひまりによく似た、とても優しいお父さんとお母さん。普通の会社員の家庭」らしい。あまりにも平凡かつ一般的な家庭であったために物語に絡めにくく、本編に登場させる機会がなかったとのこと。

いちご坂の町民たちの多くが登場した36話(町内会体育祭の話)は、脚本の打ち合わせ段階ではひまりの家族も出す予定になっていたのだが、決定稿では尺の都合でカットとなってしまったという残念な逸話もある。


ひまりとスイーツ編集

「スイーツは科学です!」の口癖が示す通りスイーツに関する膨大な知識を持ち、その上で分量や手順をきっちり計ってから作る知識派。スイーツは科学であり、分量や手順を間違えなければ誰が作っても失敗しないという持論を持っている。

その反面実際に作った経験は少なく、スイーツの作り方を仲間に説明する時は「〜だそうです」という伝聞型の口調を多用する。

そもそもひまりはスイーツを食べることは人並みに好きだが、自分で作ることはいちかと出会うまではそこまで強い興味を持っていなかったらしい。ひまりはスイーツの作り方を理解することができさえすればそれなりに満足していたのである。

貝澤SDによると「ひまりにとってスイーツは研究対象。本やノートと向き合ってきた感じなんです」とのこと。「スイーツは科学」が口癖のひまりだが、逆に言えばひまりは「科学的な探究ができる対象」としてスイーツに興味を持っている。宇宙や化石への好奇心が子供たちを科学の道に歩ませるように、ひまりにとってはそれがスイーツだったと言うわけだ。

そして、いちかと出会ってスイーツ作りを重ねていくことで、自分の得た知識が「実証」できることに新たな喜びを感じるようになっていく。


「分量や手順を間違えなければ誰が作っても失敗しない」のだから、実際に作った経験は少なくても豊富な知識があればさぞ上手にスイーツを作れるのだろう…と思いきや、実際の調理技術はいちか達と同様まだ発展途上な段階である。

ひまりはいつも様々なスイーツの作り方を自分でメモしたレシピノートを手にしているのだが、彼女は調理中でもこのレシピばかりに目がいく傾向があり、基本的に注意散漫でもたつく。分量や手順を確認するためにちょっと目を離した隙に鍋から火が噴いていた、みたいなミスを重ねやすい。

気持ちのみで突っ走りがちだが行動的ないちかとは対照的で、実際のところテキパキとリズミカルに調理をこなせるというのはいちかの方が上である(ただしいちかは分量や手順を確認しないのだが…)。

また、解説するのは好きだが指導が上手いわけではない。仲間たち全員の調理状況を把握しながら問題があったらその場で指摘するような料理の先生のようなことはできず、さらに仲間たちもひまりの指示待ちなどせずに自分のペースで進めていってしまう。

なので、ひまりが「○○さえしなければ失敗しない」と注意した時は誰かがそれをすでにやらかしていたというのがパターン化しつつある。

もっとも、このあたりも仲間同士のチームワークがとれてきてからは改善の傾向が見られ、話数が進むにつれてひまりも調理をテンポよくこなせるようになってきている。


上記の通りおたく気質ゆえのトラウマが災いして、他人とスイーツへの興味を共有することがずっとなかったひまりだが、いちかと出会って趣味が共有できる相手を初めて持ったことになる。

自分の殻に閉じこもっていたばかりだった彼女が、プリキュア仲間も含めた他人との関わり合いの中で視野を広げていくことが、スイーツを通じたひまりの成長テーマとなっている。


トリビア編集

過去作においてほぼチームの3人目を担当していた黄キュア枠だが、今年のひまりは史上初となるメンバー2担当である。

今作の青キュア・立神あおい/キュアジェラートは切り込み隊長の役回り(過去にもいる事はいたのだが)であり、ひまりはこれまでの黄キュア要素を持ちつつ主人公を支える参謀格の役割を日常パートにおいて担っている。プリキュアの戦闘パートにおいてはキラパティの経営に口を出さないゆかりが普段とは逆に参謀役を務める流れになっている。


声優について編集

声を担当する福原遥氏はシリーズ初出演だが、一般的には声優よりも女優タレントのイメージの方が強いだろう。これは宇佐美いちか / キュアホイップを演じる美山加恋氏も同様であり、本作のキャスティングが発表された時は芸能メディアでも取り上げられた。

しかし特定の世代にとっての「福原遥」とは、声優とか女優とかいう以前にクッキンアイドルまいんちゃんと言った方が通じることであろう。あの元祖2.5次元女子小学生が成長してプリキュアとなって伝説のパティシエを目指すことになったのである。

☆プリキュア☆キュアカスタードとまいんちゃん


1998年生まれの福原氏は、共演する美山氏と同様に「プリキュアと共に育ってきた世代」であり、「プリキュアをちっちゃい頃に夢中になって見ていた」と語っている。さらに福原氏はプリキュア5シリーズの春日野うらら / キュアレモネード役の伊瀬茉莉也氏以来の「10代でプリキュアを演じた声優」になる。和実ゆい役に2003年生まれの菱川花菜氏が起用されるまでの5年間は生年月日ベースで歴代プリキュア声優最年少だった。

また、美山がキュアブラックに強く憧れを抱いていたのに対して、福原はキュアホワイトに強く憧れていた。


各話ネタ編集

TV本編編集

■第1話

  • クリーム爆発から発生した、プリン型の雲を見つける。
    • …本日の出番はここまで。ちなみにこの時読んでいた本のタイトルは『スイーツの科学』だった。
    • OPでは図書館らしき場所で本に囲まれ、読書に勤しむカットが登場。
  • 次回予告ではケーキを勢いで作るいちかに「あの~…スイーツは科学です…ちゃんと分量守ってください…」とおどおどしながら注意していた。この時はおとなしめな女の子と思われていたが…

■第2話

  • 一人で中庭で読書していると、バスケットボールをしていてシュートに失敗した宇佐美いちかと顔面激突。謝ろうとするいちかに対して「あ…う…お、おかまいなく〜」と慌てて木の陰に隠れ、そして本を拾ってくれた礼を述べつつ、いちかの手から本を引っ手繰って猛スピードで逃げて行く。
  • ドデカプリンを買いに行ったらまたまたいちかと出会ってしまう。スイーツに興味があるのと聞かれて生返事で答えていたら、じゃあプリン作りを手伝ってほしいと頼まれ、キラキラパティスリーまで同行する。
  • 一緒にプリン作り。ひまりはいちかにプリンの作り方を説明しようとするが、いちかのテンションについて行けず、後ろでオロオロするばかり。しかし、いちかがプリン作りの基礎を理解しないまま大雑把すぎる調理で失敗を重ねるのを見て堪らず「砂糖が結晶化しているんです!」と叫び、「スイーツは科学!分量を守り、正しい工程で作れば決して裏切りません!」と、いちかにスイーツ作りには正確な分量と正しい工程が大切であることを説き始めるのだが…。

「いいですか? 正しい知識がないと失敗を繰り返します! じゃあ、解説しますね! (目を輝かせながら早口で)そもそもプリンの由来をご存知ですか?プリンは英語のプディングが変化したもので蒸し物を意味します。ちなみに私たちがプリンと言っているものは外国ではカスタードプディングと呼ばれるものです。プリンと一口に言ってもその種類は様々なんです!クレームブリュレ・クレマカタラナー・ボネ・バインフラン…」

  • 時間が経つのも忘れて延々と2時間にもわたってプリンの知識を披露するひまり。ふと我に帰ると、いちかがドン引きしていることに気づく。いちかから「なんだか大変なんだね。プリンって…」と言われ、ひまりの脳裏に過去のトラウマが蘇り、18時を告げる鐘と同時に逃げ出すようにキラパティを飛び出し、「またやっちゃった…」と自己嫌悪に苛まれながら塾に向かう。
    • ちなみに暴走時のひまりの口調を演じる福原遥の演技が冗談抜きにキモオタそのものなイラッとくるものだったので一見の価値あり。しかし、なぜか可愛らしさが失われていないあたりはさすが元クッキンアイドルである。
  • いちかにちゃんと謝るべきか迷いながら翌日にキラパティを窓からそっと覗くと、いちかがひまりの愛読書である『スイーツの科学』を片手に悪戦苦闘してプリンを作っている姿を目撃。いちかが自分の言った「正しい知識が必要」という言葉をしっかり受け止めていたことを知る(本は学校の図書室で借りたもの)。
  • 思わず声を上げたところでいちかに見つかり、またプリン作りを手伝うことに。今度はひまりも冷静になり、丁寧にいちかにプリンの作り方を教授しながら2人で力を合わせ、ドデカプリンに負けない大きさのバケツプリンを完成させた。そしていちかはそのお礼に、ひまりをイメージした「りすプリン」を自ら作ってくれた。
  • そこに悪い妖精の一人であるプルプルが現れ、バケツプリンのキラキラルを奪ってプリンを灰に変えてしまう。そして狙いをりすプリンにまで定めたとき、いちかは躊躇なくプリキュアに変身しプルプルに立ち向かうが、名前の通りプルプルした体に攻撃が効かず、次第に追い詰められていく。何が起こっているか分からないひまりだったが、飛び出してきたペコリンから事情を聞き、いちかが自分のためにつくってくれたりすプリンを守ろうとしていることを理解する。

「よくわからないですけど… せっかくできた友達をなくしたくないです!」

  • いちかへの友情の気持ちが高まった時、りすプリンは変身用アニマルスイーツに変化し、ひまりはキュアカスタードへと覚醒する。

センシティブな作品

  • 速過ぎる自分のスピードを制御できず転倒しかけたところをキュアホイップにお姫様抱っこで受け止められる。ホイップには「せっかくできた友達」のセリフを聞かれており、あの言葉の真意を問われると、カスタードは顔を真っ赤にして「ごめんなさい、私、勝手に友達なんて…」と謝ろうとするが、ホイップは「友達じゃん!」とイケメンな咲スマイルで答え、カスタードは涙を流しながら笑顔で「はい!」と答えるのみであった。多くの視聴者がこれは落ちたなと感じた瞬間でもある。

友達じゃん!

  • ホイップとカスタードのコンボによる攻撃でプルプルを撃退。元に戻ったバケツプリンを二人で食べて新しい友達との絆を確かめ合うのであった。

百合が花咲く瞬間


■第3話

  • アバンで今日はどんなスイーツを作ろうかといちかと2人で話し合いながら散歩中。今までぼっちだった彼女にとっては夢のような時間だろう。
  • だが本編ではいちかが立神あおいのことを気にかけつきまとうというお話だったので、今回のひまりはスイーツ作りをするぐらいでほとんど出番がなかった。

■第4話

  • いちか達と一緒に、日向まりこへの差し入れのためのシュークリームを作ることになり、豊富な知識を活かして参謀役として活躍する。しかし、生地作成中に不慮の事故で小麦粉まみれになってしまう。

チームワーク!

  • シュークリームの皮をオーブンで焼いているときに「シュークリームは上級者向けの繊細なスイーツ、オーブンを途中で開けるとシューの皮は全滅です…」と語り、オーブンから離れるよう指示するが、偶然に偶然が重なった結果オーブンは開いてしまい、シューの皮は全滅した。
  • 失敗が重なった結果、塾の時間になってしまって一時帰宅したが、「みんなでスイーツを作っていた時の楽しさ」を途中で思い出し、キラパティに戻ってスイーツづくりを再開した。

■第5話

  • 三ツ星にゃんこを「入った店を繁盛させる、幸せを呼ぶネコ」と説明したり、琴爪ゆかりの情報を「勉強スポーツすべてが完璧で、ひそかにファンクラブもある」と説明したり、説明役が板についてきている。
    • 説明に入るときに、雑誌をいちかの顔に押し付けるなどしており、アグレッシブさも増してきている。

■第6話

  • ビタードの仕業で取り返すことも買い直すこともできなくなったチョコレートを作り直すため、凹んでしまったが唯一無事だったチョコレートを持っていたいちかに板チョコの作り方を教える。
    • その作り方は市販品を湯煎で溶かし型に入れて冷やすというものだが、何故かネット上ではカカオ豆から作る気ではと懸念された。

■第7話

  • ドーナツが上手く膨らまず不思議がる一同にベーキングパウダーを入れたのか質問。結局いちかが入れ忘れていた。やはり知識方面での役割が板についている。

■第8話

  • いちかがスポンジケーキを焼くも妙に焦げ臭く、「あぁ~!オーブンの温度が高すぎます!」と叫んだが、オーブンは大爆発。何かやらかすいちかと、手遅れになってから慌てだすひまりという図式がすっかり定着。
  • キラパティ開店に向けて材料の買い出しをするが、なぜか泣きながら帰って来る。商店街の大安売りに殺到している主婦に混じって買い物をすることは、小柄な体格に臆病な性格のひまりにとってはもはや猛獣の群れにつっこんでいくようなものだった。
  • 自分に「あれはプリン・・・・みんなプリン・・・」と言い聞かせて突入しようとするもあっさりはじき返され、完全に自信喪失し「スイーツショップ開店なんて無理です・・・」と落ち込んでしまう。

私はプリン覚悟と結果

  • そんな彼女を放っておけなかったあきらがひまりと一緒に店主と直接交渉。買い物客に混じらずに材料を事前に分けてもらえるルートを確保することができた。もうこの間までの一人ぼっちのひまりとは違い、今では助け合い頼れる仲間がたくさんいるのだった。

■第9話

  • クッキーを探している辰巳だいすけのためにクッキーを作ることになったが、焼き上げるときに間隔をあけていなかったためくっ付いてしまう。焼きあがってから「忘れてました・・・・」と反省。

■第10話

  • 話題に上がった「いちご山スイーツフェスティバル」について生き生きと説明するが、最後のところでチラシを逆さにしてしまい、うまく締まらなかった。
  • 今回はあきゆかメインのストーリーだったため出番は少なめだが、ハリネズミフルーツタルトを食べるときにほっぺがリスの頬袋みたいになっていたのが話題になっていた。

もぐもぐひまりん!【レッツ・ラ・まぜまぜ10】もぐもぐ


■第11話

  • スイーツフェスティバル開始早々祭りの来客数にあわてるがあきらに落ち着くよう言われる。
  • その後はリラックスできたようで遊びに来た級友に手を振る一幕も。クラスでの交流も広がっている模様。
  • 悪い妖精軍団の中ではプルプルとタイマン。体格の違いと向こうが正気を失ってることもあり力比べはやや劣勢。
  • この回の放送日はひまりの誕生日。ということでエンドカードはそれを紹介する特別仕様に。Pixivでもお祝いイラストが多数投稿されている。

ハッピーバースデー☆ひまりん!


■第12話

  • プリキュアの正体をバラすことは恥ずかしいからと反対。元々の引っ込み思案はそうそう変わるものでもない。
  • 黒樹リオに対してはいちか同様にただただ事態を傍観する。が、流石に初日から話しかけるいちかの胆力には少し驚いた。クラスの女子全員がリオの味方になってしまい、自分だけがリオを避けるようになってしまったため、クラスでは浮いてしまう状態がしばらく続くことになった。

■第13話

  • メイン回。スイーツについての説明ぶりを買われ、いちご坂商店街のPR動画でリポーターをすることに。が、大層引っ込み思案なひまりはインタビューどころかカメラを向けられても赤面してしまう。
  • あおい達のアイデアを盛り込みながら撮影、動画サイトにアップロードするも再生数は伸びず自分のせいだと思い悩む。
    • 最初の動画は自分達以外誰も観てない、次は合計再生数3回(おそらくいちか達、ゆかり、あきらの身内再生)という散々すぎる結果。動画の宣伝してないだけじゃ…
  • そんな中、プリキュア全員の正体に気付いたリオに無理するくらいなら(最近この町で話題になっている)プリキュアを撮影した方が再生数が伸びると嫌がらせじみたアドバイスを受け、言い返せず咄嗟に逃走。
  • キラパティ内で一休み。客としてフラミンゴチュロスを食べてた親子の『どうしてチュロスはギザギザしてるのか』という疑問を聞き、最初は躊躇うが追いかけて説明する。チュロスの秘密を理解できた親子は「もっとおいしく感じる」と喜ぶ。この時幼かった自分も「プリンは何故丸いのか」という疑問からスイーツに詳しくなったこと、そして知ったことを分かち合いたい気持ちを思い出した。
    • チュロスがギザギザな理由をざっくり説明すると、チュロスは表面積を増やさないと中の水分と熱が逃げきれず破裂してしまうため。ひまりは最初はちゃんと化学的知識に応じた説明をしていたが、その言い方では子供に理解できないことに気づき、いつもの調子で突っ走りながらも表情を確認し、たとえ話を交え言葉をゆっくり選びながら説明した。自分の知識をただ言うだけでなく、相手の立場を考えてわかるように説明することの大切さを学んだのはひまりの成長と言えるだろう。
    • ちなみにひまりの原点となった「プリンは何故丸いのか」について作中で答えは明かされなかったが、これは身もふたもないが容器が丸いと丸くなるんだと思います(スイーツバイキングなどはイラストのような四角いプリンも主流)。

C3のクレーマ カラメッラ

  • スイーツを食べる人がそのスイーツに関する知識を理解することでキラキラルが増えることを知ったジュリオが親子のキラキラルを奪い、プリキュア側はそれを取り返すべく闘う。ホーミング機能付きの弓矢に苦戦するもキャンディロッドの個人技カスタード・イリュージョンで弾幕を展開し反撃。
  • その後撮り直した動画では笑顔でスイーツを紹介するひまりが。再生数も3桁に達し一安心。

■第14話

  • いちかと一緒にワイルドアジュールのライブを観る。ロックバンド特有のノリに恥ずかしそうだったが最後は小さく歓声を上げた。
  • ライブ会場からいなくなったあおいを思い、ぼーっとしてゼリーのゼラチンを煮立たせすぎるいちかを慌てて止める。
  • 家の事情でバンド禁止、キラパティ禁止、更に1日学校を休んだあおいを心配する。大切な人に好きなことを認められない悲しさをよく分かっている。

■第15話

  • あきらの妹みく(9歳)を可愛らしい美人でおしとやかな子と予想。実際は礼儀正しくも元気な行動派だが、それはそれで。
  • みくからスイーツ博士と評され照れる。
  • みくに対してパンダクッキーのデコレーション(アイシング)についてレクチャー。この時にみく(9歳)に寄り添う形でひまりが横に並んだカットがあるのだが……

そんなにちっちゃくないですよ!

※ひまりのほうが若干大きいです。そこ、どんぐりの背比べとか言わない。

  • 歌が上手いと言われたあおいが事あるごとに歌いまくるためツッコミ&フォローに回った。

■第16話

  • キラパティで作戦会議。ジュリオに狙われる人間の多くが自分たちに関わりのある人物ばかりなことを不安視する。
  • 仕事も手につかず考え事ばかりしていて早々に帰ってしまったゆかりの事は、「なんだか様子がおかしかったような」と気づいていた模様。しかし「わたしがミスしすぎたせい?」といういちかのセリフに「えっ、そうなんですか?」と驚くあたり、いちかはみんなが気付かないくらい色々やらかしていた模様。
  • お茶会中、茶菓子を素手で掴んで食べようとするいちかをたしなめた。いちかの飼育係…もといフォロー役がすっかり板についている。

■第17話

  • あおいと一緒に「話があるから集まってほしい」というゆかりの伝言をペコリンから聞かされる。今日は大事な用があるから遅くなるといちかから聞かされており、このあたりはさすがクラスメートポジション。
  • 邪悪な素顔を剥き出しにして笑うリオを前に、ゆかり・あきら・あおいは彼を既に敵と認識し臨戦態勢だったが、ひまりのみ「リオくん…!?」と信じられなそうな顔を見せ、「実験なんてやめてください!」と彼を説得しようとしていた。ピュアな彼女にとっては、残酷な事実だったのか。

■第18話

  • キラパティにまつわる悪い噂で「ギャグがすべる」イメージを担当。ニックネームが似てるからかペコリンが相方だった。
  • なんとかお客さんを呼び戻そうと新作スイーツであるミルクレープを1枚1枚丁寧に仕上げる。後にそれはいちかのデコレーションでキリンの形になった。

■第19話

  • 青果店で皆と買い出し中、来日していた天才パティシエキラ星シエルと遭遇。一応身バレしないように変装していたシエルだが、情報通のひまりは正体に気づいてしまい派手に驚き、次の瞬間、なぜかゆかりの後ろに隠れて縮こまっていた。対人恐怖症は前からだが、有名人相手だと殊更萎縮する模様。

センシティブな作品

  • シエルに弟子入りを懇願するいちかを「シエルさんは天才パティシエですよ!」とあおいと一緒になって慌てて止める。至って常識的かつ一般的な意見ではあるが、それくらいではいちかの勢いは止まらないのだった。
  • 最終的にはいちかに対して入門テストとして『スイーツで表現してみて、あなた自身を』という議題を出されることに。どういうスイーツを作ればいいのか悩んでいたいちかに対し、ひまりはプロに合格と認めてもらえるスイーツを作らないといけないんですから大変なことですねとプレッシャーを無駄にかけてしまう。悪気は無論無いが、これがいちかの迷走を加速させることに。
  • 弟子入りは叶わなかったいちかだが、それでもめげずに頑張る姿を「いちかちゃんらしいですね!」と評する。

■第20話

  • アバンにて、13話以来のレポーター姿でシエルへの取材番組に同行していた。あおいから「インタビューしろ」と指示されるが、恥ずかしがって渋っているうちにイチゴン状態のいちかがなんと生放送中に土下座して弟子入り志願するという行為に出てしまった。しかもカメラが回っているので止めることもできずただ眺めているしかなかった。
  • 商店街のおじさんの依頼でいちか、あおいとともに「シエルへの一日密着取材」をすることになったのだが、シエル(といちか)を見失ってしまったので仕方なく養蜂場へ先回り。

■第21話

  • いちかからお化けが出たと聞かされ怯える。その後お化けの正体が妖精と分かるまで若干警戒していた。
  • いちか達がプリキュアだと知ったシエルことキラリンが、よりキラキラルを生み出す才能があるキュアホイップに弟子入り志願。雑巾掛けでもなんでもするという申し出に「ホイップと同じこと言ってます」と呟いた。

■第22話

  • ジュリオとの最終決戦。パワーアップしたジュリオにあおいと共に応戦するがやられてしまった。ジュリオにはジェラートとセットでやられる描写が多く、ジュリオとの心理戦も含めて最後まで苦戦させられた。

■第23話

  • ノワールを見るなり酷く怯える。まあ化け物としか言いようがないビジュアルなのでお化けが苦手らしきひまりでは仕方あるまい。
  • ラストでピカリオが新たに覚醒した姉も含めた6人全員に謝罪した。彼の謝罪によりクラス内のわだかまりは一応の解決をみた。

■第24話

  • シエルが転校生として自分たちのクラスにやってくる。数学の授業ではスイーツ作りに計算の知識が必要との見解を示した時に感銘を受け、「そのとおり! スイーツは科学ですから!」と授業中にもかかわらずいきなり立ち上がって叫んでしまう
    • 中学に入ってからは暴走を抑えていたのでクラスメイトには奇異な目で見られてしまうが、ひまりは小学生時代ほどには臆することはなかった。彼女も成長しているのである。リオの時とは逆にシエルの仲間入りをプリキュア以外の生徒と共に歓迎できたことは大きな収穫であった。

今日は言えましたっ^^

  • そのシエルが空腹でキラリンに戻ってしまうトラブル発生。いちか、あおいと連係プレーでキラリンを保護することに。いちかとひまりのスカーフで作ったおとりを校庭で確保、校長先生がキラリンの入った段ボール箱を持ったときには、いちかがダジャレで笑わせて箱を落としたすきにその素早さで箱を確保している。
  • シエルとキラパティでカップケーキづくり。皆がシエルを呼ぶとき、ひまりは「シエル……ちゃん」と恥ずかしながら呼んでいた。

■第25話

  • ナタ王子が一目ぼれ相手であるゆかりにプロポーズする。その後あきらと対決することになるが、仲間と一緒になって控え目ながらも興味津々で観戦。
  • ダンス対決ではあきらとゆかりが踊る姿を「本物の王子様とお姫様みたい」と評価する。念のため言っとくとあきらは女性だが、まあ今更ですし。
  • スイーツ対決用にチョコマカロンを提案したいちか。シエルからも「ショコラとマカロンは相性がいい」とお墨付きをもらい、ひまりはその話をノートにメモしながら熱心に聞いていた。

■第26話

  • 水着回。中学生組ではいちか・あおい・シエルが布面積の薄いセパレート型水着を着用していたのに対し、ひまり一人だけワンピース型で胸元もフリル付きでバストサイズがわかりにくくなっていたが、その清楚さが一部のマニアックな大きいお友達を逆に狂喜させる。

もうすぐ、できあがり!

  • 洞窟で「氷柱は水が流れながらゆっくり凍ったもの。流れる事で不純物を追い出すため、きれいな氷になるんですよ」と解説。スイーツ博士の面目躍如。
  • しかし戦闘では巨大イルの動きを封じたところで「お願いします!」とパルフェにバトンタッチ。ここ数話はパルフェがフィニッシュ担当なので致し方ないが、なんとなく時代劇で「先生、お願いします!」と用心棒を呼ぶ悪徳商人のような風情が。

■第27話

  • ひまりが見ていたロックフェスのスケジュール表を、その後ろからみんなが一斉に覗き込む…というカットで、全員の顔が画面に映るようなカメラワークが意識されたのだが、ひまりはちっちゃすぎるため眉毛から上のおでこしか画面に映ってなかった
  • が、最後にひょっこりと目元が画面に映るまでに顔をあげて伝統のうらポジを披露する。ここでか!

■第28話

  • 今日もひまりの「スイーツは科学」のアプローチによって、スポンジケーキが上々に出来上がり、いちかとあおいに褒められて照れるひまり。そこへやってきた老紳士が「まさにスイーツは科学、今から君をテストする」と言い出す。
  • 彼はひまりがバイブルとしている愛読書『スイーツの科学』の著者・立花ゆうだった。立花は明日開催される「スイーツ科学大実験」のイベントの助手を探しており、キラパティで出されたスイーツが科学的視点からきめ細かく作られていることを見抜き、その主であるひまりに目を付けたのだった。立花が出題する難問を簡単にクリアして合格となるが、そのイベントが野外ステージで大勢の観衆の前で行われると知って、人前に出るのが苦手なひまりは辞退を申し出る。
  • そんなひまりに立花は「スポンジが美味しそうに膨らむのに一番大切なのは何だと思う?」と問う。ひまりはオーブンの温度の見極めや泡立てた気泡を潰さないようにすることなど知識を総動員して答えるがどれも不正解だと言われてしまう。困惑するひまりに立花は「その答えは、明日自分で見つけに来るがよい」と謎掛けをして去っていった。
  • 翌日「スイーツ科学大実験」のイベントが催され、やむを得ずステージに立ったものの、大勢の観客を前に心臓が破裂しそうなひまり。そんなひまりを尻目に立花は「巨大スポンジケーキ」の作成に挑戦すると発表する。シエル曰くこれは難度がとても高いということ。
  • 最初は恥ずかしくて声も出せなかったが、やり慣れた配合や調理手順を目にする内に、ひまりは落ち着きを取り戻し、ふんわり感を出すために牛乳の配分を変えようと独自のアイデアを提案した。それを面白そうだと採用した立花は、焼き加減の計算なども含めてひまりに調理過程を主導させる。スイッチの入ったひまりは先ほどまでのよう物怖じせず、テキパキと他の助手仲間たちに指示をして巨大スポンジケーキを作り上げた。

おてつだいひまりん!

  • そして焼きあがった巨大スポンジケーキはふんわリと見事に膨らんだ……が、しばらくするとボロボロと自己崩壊を始めた。立花は「ふんわり感と大きさのバランスに問題があったか」と分析する。あまりにもふわふわ柔らかくしすぎたせいで自重に耐えきれずに潰れたのである。
  • ひまりは自分が余計なアイデアを出したためにバランスが狂ったと考え「わたしのせいだ」とネガティブモードに… そんなひまりに立花は昨日の謎掛けの答えを教えた。「スポンジケーキが美味しそうに膨らむのに一番大事な物は『作り手の思い』。懸命に知識を学び、勇気を持って焼き時間を見極める。君のスイーツへの強い好奇心があれだけ大きなスポンジケーキを膨らませることができた、実験は大成功じゃよ」という言葉に感動した観客は、ひまりに万雷の拍手を送った。
  • しかし、出来は悪くてもひまりの思いのこもった巨大スポンジケーキにはキラキラルが溢れており、会場に現れたグレイブは、スポンジケーキや立花、観客の心からキラキラルを奪ってしまう。
  • 変身して戦うも、手強いネンドモンスターに苦戦するプリキュア達を「今すぐ帰れ!何もできねぇさ」と嘲笑するグレイブ。しかしカスタードは「わたし、できます!いえ、わたしだからこそできることがあるんです」と反発。スイーツの科学的特性をクリームエネルギーに応用して仲間をサポートし、勝利に導いた。
  • 立花が意識を取り戻した時、ステージ上ではひまりの指示といちかのアイデアにより。ケーキとしては不出来だった巨大スポンジの一部を再利用して新たなスイーツを作っている最中だった。完成した「ひよこケーキポップ」は立花に絶賛され、観客からも再び拍手が送られる。今日の出来事でちょっぴり自分に自信が持てたひまりだったが、その心に応えるように、彼女の持つ結晶もリスの形に変わっていた。

■第29話

  • スイーツの下ごしらえをしつつ、ゆかりとあきらの噂話をする中学生組。あおいの「ゆかりさん、最近ちょっと変わったような」という言葉に、なぜかひまりが「はいはい~!わたしもそう思います~!」とハイテンションで食いついてきた。
  • ゆかり相手にスイーツの講釈をしていた際に「一生懸命教えてくれてありがとう」と礼を言われ、しかもコチョコチョをしてもらったのがよっぽどうれしかったらしい。「ゆかりは気まぐれで自由だけど本当は甘えん坊」といういちか・あおい・シエルのゆかり評にも、「そうなんです!お姉さんなのにかわいいんですよね~!」と一通りはしゃいだところで我に返り、「い、今のはわたしが言ったなんて、絶対にゆかりさんに言わないでくださいね!」と慌てて念を押す、いつも通りのシャイなひまりであった。

センシティブな作品


■第30話

不思議の国のひまりん!

  • みくがクッキーを作りたいということでみんなでクッキー作りに……なのだが、全員仮装したままエプロンを着けているため、ひまりはたまご状態でエプロン着用という状態に。…ぶっちゃけ、動きづらくなかったのだろうか。

■第32話

  • ルミエルがプリキュアとして活動していた時代のいちご坂に来てしまった一同。そこでルミエルのカップケーキ作りを手伝うことになり、ひまりは知識担当らしく材料の計量を補佐する。
  • 製作中にルミエルが出した絞り器に興味を示し早速メモ。曰く『年代もの』だとか,

■第33話

  • 闇の魔獣ディアブルが出現。ビブリーの「ディアブルはキラキラルを闇に染め、人の心を荒れさせる」という話から、ゆかりが「スイーツがなければ闇にも利用されず、人は心穏やかでいられるのかしら?」と言い出し、ひまりも「エンプティフード……スイーツはそう呼ばれることもあります。人間の栄養としては空っぽの、必要のない食べ物という意味なんです」と、自分やキラパティの存在を全否定するようなネガティブな知識を披露した為、一同は深刻に思い悩んでしまう。
  • 消えたクリスタルアニマルをあおいと一緒に捜索中、あおいの「スイーツがエンプティフードっていうなら、なんでこんなにスイーツの店があって、なんでみんなうれしそうに食べてるんだろう」という言葉に、笑顔で「はい!」と答える。空っぽの食べ物であろうと、ひまりやキラパティの仲間にとっては元気と笑顔の源なのであった。

■第35話

  • キラパティの厨房であおいが憂鬱そうにため息をついていた。何事か聞いてみると、父親の代理でシックロッシュ社の新作スイーツ発表会に参加するはめになったという。それを聞いたひまりがいきなり大興奮。「シックロッシュってあの大手お菓子メーカーのですか?ちょっとお高めで特別な日にたベられる、あの!?」とヲタ特有の早口であおいにグイグイ迫りだし、あおいは若干引きながら「よかったら一緒にくる? 一人くらいなら大丈夫と思うから」というと、感激のあまりひまりの目がしいたけになるのであった。
  • 「立神家の招待客」としてひまりがついてくるならば最低限のマナーは必要だということで、水嶌からスイーツマナーのレクチャーを受けるのだが、ことごとくダメだしされる。意外なことにひまりはスイーツの製造過程を調べるのは大好きだがマナーとかの文化的な側面にはあまり興味なくて知識としては詳しくなかったのである(まあ、マナーは科学的論理で作られたものじゃないから理系のひまりにはあまり食指は動かないのだろう)。逆に、あおいは普段からは考えられない完璧なマナーをお手本として見せ、ひまりを感心させた。水嶌はそんな2人を見ながら「2人ともタイプが全然違うのに仲がよろしくて不思議な組み合わせですね」と素直な感想を述べた。

プリアラワンドロ 35話

  • そしてスイーツ発表会で、立神財閥の代表として多くのセレブな大人達にちゃんとした挨拶をエレガントにそして舐められないようにこなすあおいの姿を見たひまりは、この場に来たことを次第に後悔しだす。自分はあまりに場違いなところにいるんじゃないかと感じたのだ。もうここに来ているセレブな方々と自分じゃオーラが違いすぎる。
  • だが、あおいから気にするなと言われ、そしてあおいにエスコートされるように会場に用意された様々なスイーツを堪能しだす。ひまりもあおいが自分の隣にいる時はお嬢様ではなく「いつもの顔」に戻ってくれたことで安心して笑顔を見せた。

もぐもぐあおひま!

  • だがあおいが私用でちょっと離れたとき、「立神家のご令嬢の知り合い」に目をつけた2人の男性が媚びるように話しかけてくる。ひまりはキョドりながら自分は立神家とは何も関係がなくあおいの個人的な友人だと釈明すると、2人の男性は手のひらを返したように去って行くが、ひまりに聞こえるようにわざと「ああ、道理で……」とつぶやく。ひまりは、自分はやっぱりこの場にいるべき人間じゃないと大人たちから思われていることを知ってしまい、そのままトボトボと一人で会場を後にする。
  • 会場の入り口付近の階段で一人たそがれながら思いに耽る。キラパティという共有空間の外でのひまりとあおいは住む世界も常識も違いすぎる。そして、クリスタルアニマル相手に独り言をつぶやく。「私たち、どうして友達なんだろう」
    • ひまりはいちかと友達になり、そのいちかはあおいと友達になった。だから、ひまりとあおいは「自動的に」友達になれた。もちろん、ひまりはあおいを友達と思っている。でも、「いちかの友達同士」という立場がなければ、あおいとひまりは本当に仲良くできたのだろうか……?
  • この独り言がひまりを探しにやって来たあおいに聞かれてしまう。非常に気まずい空気になって走り去ろうとするが、その時に自分がいつも持っているレシピノートを会場に落としたことに気づきパニックに。するとあおいが探しに行こうとひまりの手を引いて会場に戻り、周囲の目など気にせずに四つん這いになりながら会場中を探し回りどうにかノートを見つけてくれた。それはちょうど新作発表のお披露目のステージの最前列のテーブルの上にあり…
  • ひまりがそれを回収しようと人ごみをかき分けてステージの前まで出てくるが、背後の客たちが邪魔だとひまりを乱暴に突き飛ばそうとする。ひまりはなんとか体制を保ったが、代わりに背後の客がステージへと転倒し、その衝撃でステージ上のセットが倒れて発表会はめちゃくちゃに。ひまりはつい「ごめんなさい!」と謝る。すると周りの大人たちの目の色が明らかに変わり、ひまりを厳しい言葉で恫喝し吊し上げを始めだす。謝った以上は非を認めたということ。つまり断罪すべき相手を見つけたということだ。
  • 見かねたあおいが自分の不徳だとひまりの代わりに前に出て謝る。だが、地位や立場が高い人間の謝罪の方が炎上はする。大人たちのターゲットはあおいに移り、散々とあおいを侮辱する。じっとそれに耐えて感情も出さないあおいだったが、「道楽でバンド活動やスイーツ作りをやっている」と言われたことでひまりの勘忍袋の緒が切れる。

「本当のあおいちゃんを知らないのに勝手なこと言わないでください! 皆さんから見れば立神家のお嬢様かも知れませんが、わたしにとっては、ロックが大好きで、ハキハキしてて、元気で、でもとっても優しくて、強くて…… 好きなことやるために一生懸命頑張ってる、本当にかっこいい女の子なんです!」

ひまりの思い

  • ひまりにとってあおいがいる大人の世界のことはよくわからない。でも、あおいが立神家の令嬢としての責任を全うした上で、キラパティやワイルドアジュールでも全身全霊をぶつけていることはよく知っている。お嬢様であることも、バンド活動も、スイーツ作りも、あおいにとっては道楽であるはずがない。全て本気だ。あおいが謝罪責任のために何も言えなくても、ひまりはどうしても言わざるを得なかったのだ。
  • その思いの高まりはひまりの心のキラキラルを輝かせ、そして闇に紛れていた元凶を炙り出した。そう、大人たちがおかしくなったのはあのディアブルの仕業だったのである。いちか達が観客を誘導している間にひまりとあおいがプリキュアに変身。いちか達が戻ってくるまでは2人だけでディアブルと戦うことに。
  • 全身を取り戻したディアブルは強力でカスタードは踏みつけられて動けない状態に。必死にカスタードを取り戻そうとするジェラートをディアブルは近づけさせようと軽くあしらい、「こいつにそこまで体を張って助ける価値があるのか」と煽る。その言葉にジェラートは不敵な笑顔で「価値?あるに決まっているだろう!」と自分がひまりをどれだけ好きなのかを朗々と告白を始めた。さすがにこれにはひまりもびっくり。だが、このおかげで自分があおいと本当に友達なのかと心配していた杞憂が吹っ飛んだ。
  • モチベーションを取り戻したカスタードは、シュークリームの皮を膨らます容量で風船状の巨大なクリームエネルギーの膜を作り、ディアブルをそこに包み込むことで動きを封じる。そしてその隙にみんなで浄化技をぶち込みディアブルを撤退させた。
  • 大人達も正気に戻りひまりたちは正式な謝罪を受ける。それがシックロッシュの社長だったので、ひまりはスイッチが入って新作のシュークリームの隠し味は何なのか教えて欲しいとしつこく聞いて社長を困らせてしまった(まあ企業秘密だろうから…)。
  • 「好きなものに対して頑固で一途」なところはひまりもあおいもそっくりだといういちかの言葉に、水嶌もタイプの違う2人が奇妙にお似合いな理由に納得できたようで、「これからもお嬢様をよろしくお願いします」とひまりに頭を下げる。

【レッツ・ラ・まぜまぜ35】執事公認


■第36話

  • 町内会対抗大運動会、東いちご坂から出場のひまりはドーナツ転がし競争にでるが、さしもの俊足のひまりでもスポーツ万能のあきらには太刀打ちできなかった。

センシティブな作品

  • それ以外では主にキラパティの出店でお仕事。あきらが体調を崩して寝ている時にはシエルと共にお見舞いも。

■第37話

  • キラパティとシエルの店とのハロウィン合同イベントで、いつもの制服に天使の輪と翼をつけた扮装で登場。あおいが悪魔だったのも相まってあおひまファンは大喜び。
  • 急襲したエリシオがホイップとパルフェ以外の4人に向けて巨大なカボチャを投下。押しつぶされたと思いきや、シリーズ恒例持ち上げ(押し返し)を披露。よく見ればカスタードは頬を膨らませながら必死の形相で持ち上げていた。

ふるぱわーひまりん!

  • シエルの作ったパンプキンプリンのデコレーションにスイートパンプキンを提案。これにいちかの閃きも加わって「ハムスターパンプキンプリン」と化す。

■第38話

  • ある日人間になったペコリン。早速お手伝いを申し出ていると、卵とバターが足りないと報告する。あきらも薄力粉が必要だと指摘するが、実際買ってきたのはスーパーで普通に売ってるやつを一つずつ。薄力粉はともかく卵とバターは本当にそれでいいのか?
  • 翌日はドーナツ作り。いちご山のみんなにもおすそわけしちょっとしたパーティーみたいに。そんな光景を見て「ドーナツに穴が開いているのは、火を通りやすくしてしっかり生地を揚げるため」

とつぶやき、いちかも続いて「でも、こんなの見ちゃうとみんなが輪になって、楽しく食べるスイーツだからって思えてくるよ」と評する。


■第39話

  • よその妖精も集まっての大会議。ノワールにおびえる彼らだが、突然「みんな大丈夫ペコ! だってここには新しいプリキュアがいるペコ!」とペコリンに話を振られてしまい焦るプリキュア一同。中でも引っ込み思案のカスタードは困り顔を隠す余裕すらなかった。
  • いちご坂の住人をネンドモンスターに変え暴れまわるグレイブと対決。彼もノワールに利用されているだけだと説得を試みるが、そもそも闇に染まったわけでもなくシラフで行動している(と、少なくとも自覚している)グレイブにその言葉は届かなかった。

■第40話

  • グレイブの敗北を待ち構えていたかのように出現したエリシオがグレイブをディアブルもろともカードに封印するのを悲しい表情で見つめていた。前話での説得が届かなかったことは辛かったようである。

◼️第41話

  • 街でいちかとあおいと一緒にいると、散歩中のリオとシエル、りさとじゅんこに遭遇。八百屋のおっちゃんまで乱入しリオがシエルの彼氏かと勘ぐられたため姉弟だと改めて説明。名字が違う理由はひまりが「複雑な事情がありまして」とフォロー。リオには姉との和解に至るまでの過程を見届けているためか転校当初の苦手意識は払拭されており、自然な笑顔を向けていた。
  • 翌日リオに、夜中スイーツからキラキラルを奪った容疑がかけられてしまう。当然無実だが聞く耳持たずな態度に耐えきれなくなった彼は逃走。心配になったひまりはペコリンに尾行をお願いした。

◼️第42話

  • ワイルドアジュールのリーダー園部が受験のため引退を決め、落ち込むあおい。励ますためのパジャマパーティーが企画されたが、枕投げでは案の定隅っこで震えるひまりだった。

センシティブな作品

  • 「もし大好きなスイーツの存在が無くなったらどうするか」との問いにただただ困惑し答えられず。ひまりがいざスイーツのことで自分の気持ちを大きく揺るがされたらどう対処するか、それは次回にて……。

◼️第43話

  • 以前は他人と話す事すらままならなかったのに、今では自らが考案した「マロンリスプリン」をお勧めできるくらいに成長したひまり。神楽坂りさの「以前と何か変わった。前は話しづらかったけど、今は全然そんなことない」という言葉がうれしかった。そんなひまりにりさは、スイーツ番組のアシスタントオーディションに出て見ないかと勧める。
  • 思い切って挑戦することを決めたものの、当日の控室はまるでアイドルのオーディションかのようにきらびやかに着飾った女の子で溢れかえっていた。早速ビビりまくるひまりだが、野次馬根性でついてきたキラパティ一同に励まされ審査に臨む。
  • しかし審査の内容は、空のボウルをかき混ぜるふりだけして、いかに愛嬌をふりまくかが重要視されるというものだった。とりあえず真似事だけはしてみたものの、ついいつものスイッチが入ってしまい「このホイップは何に使うものでしょうか?用途によって泡立て具合が変わるんです!本当に美味しいスイーツのためには、きちんと科学に基づいて作らなくては…!」と熱弁を振るいつつ、審査員に真顔で問い詰める。
  • たじたじとなった審査員に「そうじゃないんだよな~、熱心なのは買うけど、その話いるのかな?」と制止されてひまりは我に返った。昔のトラウマが頭をよぎり、「失礼いたしました…」と小声で謝りつつ、ひまりは逃げるように退出してしまう。
  • いちか達に励まされても「わたしは結局何も変わっていなかった」と落ち込むひまり。「変わりたいのはいいけど、自分らしさまでなくす必要はない」という温かい言葉を聞いても、「失敗ばかりのわたしらしさなんて、どうしても好きになれません」とうつむくひまりの心は深く傷ついていた。
  • そんなひまりの姿を眺め「あなたの心は脆そうだ」とほくそ笑むエリシオ。闇の瘴気をテレビ局中にばらまき、人々が争う混乱の中、いつの間にかひまりの宝物であるスイーツノートを盗み取っていたエリシオは、非情にもノートを燃やしてしまう。長年の汗と努力と愛情の結晶ともいえるノートはたちまち灰と化し、ひまりは絶望で崩れ落ちる。映画監督風の姿に変身したエリシオは、さらに追い打ちをかけるがごとく、ひまりに過去の映像を見せつける。
  • 幼い頃、一生懸命に大好きなスイーツの話をしても、「その話、いるか?」と素っ気なく遮られ、逆に他のみんなの話題についていけなかった自分。1人でスイーツの研究を始め、のめり込むほどますます1人になっていった自分。そんな辛い過去の己の姿を見つめるひまりの瞳からは光が失せてゆく。「1人……これが、わたし……ひとりぼっちのわたし……」

センシティブな作品

  • 「おどおどし、小さなリスのようなあなたには闇の方がお似合いです。無理せずこちらにいらっしゃい」と囁くエリシオの声に、ひまりはもはや抗し得なかった。闇のキラキラルを漂わせ、夢遊病のようにエリシオの元へと歩み寄ってゆくひまりだったが……
  • ふと視線を落とした足元には、先程エリシオに燃やされたノートの灰が残っていた。まだかすかに読み取れるその内容を目にした時、ひまりの脳裏にはいちかや、立花ゆうや、キラパティの皆と作った数々のスイーツが浮かんでいた。涙を溢れさせ、闇の誘惑を振り払ったひまりは呟く。「わたしはたくさんのスイーツでたくさんの人に出会ってきた。わたしは……1人じゃない!」
  • 我を取り戻したひまりはカスタードに変身し、戦闘開始。カスタードや駆け付けたプリキュア達を闇のフィルムで締め上げたエリシオは、「そのままのあなたじゃ、またいつ周りから人がいなくなるか分からない。どうせまた失敗ばかり」と嘲るも、「はい、きっとまた失敗すると思います。でもわたしだから仕方ないんです。わたしは自分を変えられなかった、でも全部変える必要なんてなかった。わたしはわたしのままで、それでもスイーツがあればこれからも新しい出会いが待ってる!」と、カスタードはもう屈しなかった。
  • そう叫んだカスタードのキラキラルから、先程のエリシオのものとは対照的な映像が映し出される。ひまりのスイーツによって生まれた多くの出会い・仲間・笑顔が満ち溢れた映像だった。「スイーツが大好きな気持ちとほんの少しの勇気があれば、わたしはきっと前に進んでいけます!」完全に立ち直ったカスタードは、エリシオを退けた。
  • 闇の瘴気でおかしくなっていた人々も元に戻り、一安心するカスタード。ところが何とリスのコスプレをした他の参加者と間違われ、変身状態のまま再びオーディション会場に連れて来られてしまった。しかしどぎまぎしつつも、今のカスタードは先程までとは違って自信に満ちていた。「わたしはわたしのままで!」と本当にホイップクリームを作り始める彼女に驚き、「これはオーディションだから作るフリだけでいいのに」と審査員達は言うが、「わたしはスイーツが大好きなんです!中途半端な真似なんてできません!」ときっちり自己主張するカスタードを、いちか達も笑顔で見守っていた。
  • 帰りのバスの中、「ノートは焼けてしまっても、今までのレシピは全部心の中にある。それに自分がこれからどんなスイーツノートを書いていくのかワクワクしてるんです」と笑顔を見せ、「スイーツと、スイーツが好きな今の自分が大好きです!」と言い切るひまり。自分自身を好きになる、それこそがひまりの何よりの成長の証だった。

です!


■第45話

  • クリスマス用スイーツの案出しの場で様々なスイーツが載った手描きの紙が数枚出される。話の流れと内容からして、これが新しいスイーツノートの様子。

■第46話

  • いちかと一緒にキラパティから帰宅途中、一年前にプリン作りに誘ってくれたことを改めて感謝する。あの出会いがあったからこそひまりはスイーツが大好きな自分を肯定しそれを伝える勇気を得て、更にかけがえのない夢まで持ったのだから。

センシティブな作品


■第47話

  • 『空っぽの世界』で皆を元に戻そうと必死なペコリン。だがあのスイーツ博士だったはずのひまりでさえ、ドーナツを見ても無反応に終わった。

■第49話

  • あれから1年、食品科学部のある高校に合格し春から寮生活が決まった。今の生活もあと少しで、当然キラパティともお別れである。
  • キラパティ最後の日。ゆかりに連れられた野乃はなはぐたんのため赤ちゃん用スイーツを作ることになり野菜と果物のピュレを提案する。
  • いちかは1年間自分の夢のため世界に飛び出すか、このまま大好きないちご坂のキラパティを続けるかの板挟みに苦しんでいた。そんな彼女の心境を知るや、かつて気弱だったはずのひまりは絶交とまで言いながら夢を諦めてはいけないと涙声で強く説得する。
  • 数年後。大人になったひまりは立花先生をはじめとする何人かの前で巨大プリンなるものをプレゼンしていた。その後ろでコントの如くプリンが膨れ上がり一同大慌て。ひまりのスイーツ道はまだまだ続く。

HUGっと!プリキュア第36・37話編集

  • 空からはぐプリの世界に落ちた際にはルールー・アムールにお姫様抱っこをされていて助けられた。その際にはお礼に「ありがとうございます。」を言う。他のプリアラメンバーと共にはなチームの一員としてプリキュアの探索に出て、その後の戦闘でも歴代の黄色プリキュア達や偉大な先輩方達と共に強大な敵に立ち向かった
  • 因みに大人の姿ではキラ星シエルより背がやや高くなっており、それなりに身長が伸びた様子。一方で中学生の姿に戻ってからは初共演の愛崎えみるとの並びのシーンで、改めてその小柄っぷりを披露している。

先輩プリキュアは小学生!?ハグプリワンドロ 36話その2

初期のプリアラメンバーは第37話で夢原のぞみキュアドリーム)(「Yes!プリキュア5」/「Yes!プリキュア5GoGo!」)以外の「ハピネスチャージプリキュア!」以前の36人のプリキュア戦士と初共演をした。


トロピカル〜ジュ!プリキュア第33話編集

  • 「トロピカれ!伝説のハートキャッチ!!」にてトロピカる部の面々が「ToRobu」なる動画サイトで「はーとをわしづかみプリキュア」の変身パンクの動画を見ている中、横にある関連動画のサムネイルにコックっぽい服装のひまりの姿が何故かあった。

映画編集

ドリームスターズ!

  • いちかからお花見を誘われるが、塾があるからと断る。
  • あおいたちと歩いていると和風の少女(サクラ)に呼び止められホイップに変身して一人で戦ういちかのもとへ駆けつけ変身、赤狗を撃退する。
  • その後サクラによっていちか・あおいとともに「宝石のプリキュア」がいる場所に送り出されるが、ある街の上空に出てしまう。3人は落下するも空に浮かぶ絨毯がクッションとなったことでどうにかダメージは軽く済んだ。そこで出会ったグスタフトッドの言葉から魔法界に来たことを知り驚く。
  • さらにそこで出会った動くクマのぬいぐるみ(モフルン)に興味を持ったのか、あおいとともにモフルンを弄り回すが、その様子を見た朝日奈みらい花海ことはに疑われてしまう。
  • しかしいちかがモフルンを助けたことで誤解は解けるが、そこにヨクバールが現れいちかとともに変身しようとするがみらいたちが前に出てプリキュアに変身してヨクバールと戦うところを見ることになる。
  • その後いちご坂に移動して魔法つかいプリキュアプリンセスプリキュアの戦いを見た後、突如現れた五月雨によって全員動けなくなるがサクラがかばったことによりなぜか五月雨は攻撃できずに撤退する。
  • そしてキラパティを開設して3チームで食事をすることになる。その際カレーを食べたときに熱がってしまいあきらになだめられる。

パリッと!想い出のミルフィーユ!

  • ミルフィーユを作るシーンではシエルから「湿度の高い日本とは焼き時間が違う」と教えられる。
  • 後半での戦いではクックによってペンギンに変化せられ木登りができなくなってしまうが、ペンギンが水中では早い特性を生かし川中を高速移動し先回りして怪物たちを攻撃。

スーパースターズ!

  • ウソバーッカに仲間を連れ去られた野乃はなに助けを求められるが、そのウソバーッカによっていちかを除いた仲間ともども囚われてしまう。

オールスターズメモリーズ


ミラクルユニバース


オールスターズF


関連タグ編集

キラキラ☆プリキュアアラモード キュアカスタード

イエローチーム / 黄キュア 暖色キュア イエローヒロイン はなチーム

ひまりこれかわいい - 感想タグ

闇栖川ひまり - 黒化タグ

ひまりんがアップを始めたようです - 二次創作タグ

カップリングタグ編集

やよひま ありひま


歴代2号キュア編集

十六夜リコ有栖川ひまり薬師寺さあや


歴代黄キュア編集

天ノ川きらら有栖川ひまり輝木ほまれ

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