きらめく星のプリンセス!キュアトゥインクル!
CV:山村響
概要
『Go!プリンセスプリキュア』の登場キャラクターで、天ノ川きららが変身する「星のプリンセス」。
イメージカラーは黄色。
プリキュアオールスターズでは通算40人目のプリキュアとなる。
正式なプリキュアとしては初めて、コスチュームが肩出しになっているプリキュアである(プリキュア映画限定ではキュアエコーが、モブキュアではアロ~ハプリキュアのキュアサンセット・キュアウェーブが存在する)。
『プリキュアコスチュームクロニクル』によれば歴代のレギュラープリキュアと被らないデザインにしようとし、その結果肩出しになった。
キュアトゥインクル専用に用意されたドレスアップキーは、変身キーが「トゥインクル」、エレガントキーが「ルナ」、ミラクルキーが「シューティングスター」、プレミアムキーが「ギンガ」となる。
容姿
黄色を基調にサブカラーとして大人っぽく紫を取り入れたコスチュームで、サイハイブーツを履いている。プリキュアで黄色と紫の組み合わせは珍しいものである(変身バンクの背景も紫ベースである)。
髪はオレンジであり頭頂部は彩やかに濃く、その下は明るめのグラデーションとなっている。ボリュームも増してツーサイドアップに。ワインレッドのメッシュも入っている。
戦闘スタイル
基本的な戦闘スタイルは星形のエネルギー弾による遠隔攻撃と、軽快で狡猾な動きで不意打ちをかけるインファイトの2軸からなる、中々のテクニシャン。
18話では急加速をして相手を攻撃しようとするフェイントを行ってから背後からのアッパーを放とうとした(その結果トワイライトに見切られ返り討ちにされた)。
このことからスピード&トリックスター(不意を突く)的な戦闘スタイルを身に付けてきている。
後述のキメ技にも該当するものがあるが、エネルギーの形成に長けており、汎用性が高い。
星型のエネルギーではツタをも切り裂いたり、フルムーン・ハミングによる防御といった幅の広さがある。
ただし火力はやや低く、決め手に欠けるため、牽制役になることが多い傾向にある。
決め技
プリキュア・トゥインクル・ハミング
キラキラ、星よ!
モードエレガントにフォームチェンジするのはフローラとマーメイド同様。
プリキュアコスチュームの腰に有るヘソ部分の星形から星状の光を取り出しゼツボーグに投げつける浄化技。
humming(ハミング)は音楽用語だが、ただ単に「ハミング」だけで検索すると某メーカーの柔軟剤がヒットする。スイートプリキュアに登場する「ハミィ」もハミング(音楽用語)が由来。
プリキュア・フルムーン・ハミング
キラキラ、月よ!
クリスタルプリンセスロッドにルナキーを差し込むことで使用可能な技。ロッドの先端に円形の壁を展開するバリア技。円形部以外に壁は展開されないが防御力は結構高く、物語終盤まで皆の盾として使われることが多かった。浄化効果はない。
プリキュア・ミーティア・ハミング
キラキラ、流れ星よ!
クリスタルプリンセスロッドにシューティングスターキーを差し込むことで使用可能な技。ロッドから無数の流れ星を相手に降り注ぐ。牽制技として使用され、浄化効果はない。
「ミーティア」とは流れ星を意味する英語Meteor。日本ではフランス語読みの「メテオ」のほうが馴染み深いかもしれない。
また、前作の星のプリキュアの技にフォーチュンギャラクシアンメテオがあるが、効果は全然違う。
HUGプリ第37話やオールスターズ映画ではこちらをメインに使用する。
プリキュア・ギャラクシー・コーラス
シャランラ、銀河よ!
ギンガキーをセットしたプリンセスパレスを頭上に掲げることで、小型の銀河を作り出し、そこから出る黄色い星を敵にぶつける。
フォームチェンジ
- モードエレガント(キュアトゥインクル)
通常フォームのコスチュームに装飾を加えてロングドレスとしたサブフォーム。浄化効果のある決め技使用時にこの形態に変身する。キュアトゥインクルは初登場時からこのモードにフォームチェンジ可能。
トゥインクルのドレスは、ウェストを絞って腰回りをスカートを鐘状にした「ベルライン」のデザイン。
モードエレガントは一種類ではなく細部のデザインが違うサブタイプがある。使用するドレスアップキーによってどのタイプのモードエレガントになるかが決定される。
TV本編の劇中でトゥインクルが変身したモードエレガントのタイプは、ノーマルタイプ、ルナタイプ、シューティングスタータイプの3種類となる。また、劇場版限定フォームとしてのモードエレガントとして、プリマヴェーラタイプとハロウインタイプがある。
それぞれのタイプの詳細はモードエレガントの項を参照。
なお、モードエレガントに対して通常の形態のことを設定上では「モードプリティ」と呼ぶ。
- ドレスアッププレミアム(キュアトゥインクル)
第30話より登場するパワーアップフォーム。広義としてはモードエレガントのサブタイプと言えるのだが変身後のデザインが明らかに異なるため、それまでのモードエレガントとは別種のフォームとして扱われている。
- ドレスアップロイヤル(キュアトゥインクル)
第37話より登場する二番目のパワーアップフォーム。ドレスアッププレミアムのマイナーパワーアップ版であり、背中にレース編み状の羽根が生える以外はデザイン的な変化はない。
- グランプリンセス(キュアトゥインクル)
第49話より登場する最終フォーム。ドレスアッププレミアムをベースにさらに豪華にしたデザイン。ドレスは黄金に輝き、手には鍵の形をした王笏、背中にはマント、頭のティアラは王冠のごとき装飾となり、さらにレース編み状の魔法陣が頭上に光輪として回転しているのが特徴。
名前の由来
英語で「(星の)瞬き・きらめき」を表すtwinkle。
今回の主役級三人の中では、唯一変身前後の名前に明確な繋がりがある。
モチーフ
羽衣状の腰のリボンや宮女の釵子に似た髪飾りなど、東洋的な天女のイメージにも感じられるデザインであり、さらに本名の名字「天ノ川」から、七夕伝承の基である中国の伝説『牛郎織女』のヒロイン・織女(織姫)を彷彿とさせる。
ただし、本作プロデューサーの一人である神木優は「プリンセスにはそれぞれモデルがあったりするのでしょうか?」という質問に対して「モデルはいないんです」と答えている。
このことから、特定のプリンセスがモデルということではなく、より広いイメージとしての「星のプリンセス」がモチーフであり、織女はあくまでもイメージソースの一つであると考えられる。
余談
第一話でキュアフローラ登場、第二話でキュアマーメイド登場、そして第三話で……
かと思いきや、妖精アロマが変身アイテム・パフュームを紛失し、妖精パフにメイン回を先に取られると言う予想外の展開となった。
そのパフュームは3話ラストにおいて、紛失した場所とは大きく異なるきららの楽屋にあったという、不可解な事象も起きている。一体誰が・・・?というのは今後のストーリーに想像の余地を残すところでもある。
初変身は、満を持しての4話。次回予告で登場した戦闘シーンは昼間だったため、「名前(トゥインクル)とは無関係な場所で初変身を行うのでは?」と危惧されていたが、実際の4話では戦闘が2回行われ、予告の昼戦闘は1ラウンド目。彼女の初戦闘は予告にない2ラウンド目、満天の星空を背景に行われた。
しかし、変身前の姿の記事を見ればわかるが、プリキュアに変身したのはステージをめちゃくちゃにしたクローズに一泡吹かせるためであり、仕事が忙しくてプリキュアをやっている暇はないと発言した後、変身アイテムを自ら返却するという驚くべき事態が起きた。
ちなみに、第二話放送終了直後のpixiv内イラスト数はフローラは400程度、マーメイドは100程度、トゥインクルは200程度と登場前からその人気さを覗わせる。
今まであまり見られなかった『キュート』で『スタイリッシュ(格好良くて機転が利いていて度胸がある点)』な『小悪魔系』のプリキュアは新しいファン層を獲得している。
関連イラスト
関連動画
変身前の姿と変身後の姿のタグの使い分けに関する注意と配慮について
プリキュアに変身した後の姿しか描かれていないイラストに対して、変身前の姿である『天ノ川きらら』等のタグを付ける行為は、変身前の姿のイラストだけを見たい人にとっては検索妨害になってしまうので、そのような行為は避けるべきである。
また、変身前の姿しか描かれていないイラストに対して、変身後の姿である『キュアトゥインクル』のタグを付ける行為に関しても同様に避けるべきである。
中にはもちろん、変身前後の姿の両方のタグが付けられている事を気にしない人もいるだろうが、検索の際に気になるという人もいるため、そのような人への配慮としてタグの使い分けをしっかりと行う事が推奨される。
関連タグ
黄キュア イエローチーム 暖色キュア イエローヒロイン あざとイエロー
スター☆トゥインクルプリキュア:4代後のプリキュアで作品名に「トゥインクル」を冠する。
教えて…!トゥインクル☆:上記作品の後期ED。無論関係ないが・・・タナカリオンがネタにしていた。
3号キュア
キュアハニー → キュアトゥインクル → キュアフェリーチェ