ピクシブ百科事典

クローズ(プリキュア)

くろーず

クローズとは、『Go!プリンセスプリキュア』の敵キャラクター。
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「さてはテメーも夢を持ってるな? 言ってみろ、笑ってやるぜ!!」
CV:真殿光昭

概要

闇の魔女・ディスピアに仕える『ディスダーク三銃士』の1人。ディスダーク三銃士の能力として、人々の夢を絶望に変え怪物ゼツボーグを生みだす。
口調は非常に荒っぽく、語尾に「~だぜ」とつけるべらんめえ口調が特徴。

当初の任務は、プリキュアの誕生を阻止することだったが、結果としてその任務を失敗することになり、第6話にてディスピアから叱責される際には「次はない」ことを示唆されている。
また、物語早々に失態を重ねているため、同僚のシャットから抜け駆けされ、ロックにはバカにされている。

ゼツボーグを召喚するときの口上は「クローズ・ユア・ドリーム!」(Close your dream!)。
名前は「閉じる」を意味する英単語"close"より。また、彼の強化形態はカラスのような姿になるため、カラスの英語読み"crow"とかけている可能性もある。

- CLOSE -
てめえの夢を見せるんだぜ!



性格

短気な性格で、人が抱く夢そのものを見下していて、「くだらねえ」と言い切っている。
口調やテンションは、外見よりもやや落ち着いているが、それだけに凄んだ時のプレッシャーがおっかない。

プリキュアに連敗するや、ディスダークに戻らずしつこくリベンジの機会を狙ったり、シャットに出番を譲って引き上げたかに見えて、別のゼツボーグを作って暴れさせるなど、かなり負けず嫌いで執念深いようだ。
ただ意外と小心な部分もあるのか、ゼツボーグが戦いで押されるなど劣勢になると、表情がすぐ真顔になって余裕をなくす。

また、ディスピアの事を相当恐れているらしく、彼女の前ではまともに顔も上げられない。
しかし、彼女に対する忠誠心は本物であり、例え刺し違えてでもプリキュアを倒そうとしたり、彼女の留守を狙ってクーデターを試みて自滅したロック「つまらねぇ裏切り者」と軽蔑する等、ただ恐怖していただけではないことが伺える。

口調からは分かりづらいが基本的に真面目で戦闘中にツッコミ役に回ることも。

クローズ
落書きまとめ



容姿

パンクロッカー風の、肩パットや随所にスパイクをあしらった紫色の皮ジャンを身にまとう。顔にもそれらしい派手なメイクをしている。
ロックミュージシャンをモチーフとしたディスダーク三銃士だが、シリーズ構成の田中仁曰く、クローズのイメージは、「パンク・ロックのシド・ヴィシャス」とのこと。

ロッカーな服装や短気な性格など、ウルフルンを彷彿させる部分が多く、それをネタにされることも多い。
また、後述にあるようにディスダークの中でも多数の形態を披露している。

プリキュアらくがきつめ
三銃士つめ



強化形態

度重なる失敗の果てにディスピアからの粛清を免れなくなり、第11話では自らの意思で命をかけてキュアフローラとの決戦を行う。
このときのクローズは全ての力を解放した強化形態となった。背中からカラスを思わせる翼が生え、肉体が筋肉質になり、パワーやスピードも桁違いにパワーアップし、戦闘能力はキュアフローラを圧倒し、キュアマーメイドキュアトゥインクルが合流しても追い詰めた程。

ごきげんよう…
復活のクローズ



最終形態

第11話でさらに、プリキュアが全員合流したために新しい力を解放しようとしたため、それを防ぐべく絶望のエナジーを吸収しカラスを思わせる姿“怪物形態”へと変貌した。

絶望のエナジーを吸収することでプリキュアたちから放たれた光を体を張って受け止め、光を消滅させるなど、戦闘能力が強化されるようだが、一度この姿になると元の姿に戻れず、消滅する危険を持つ。
羽を飛ばしての攻撃や羽を広げて閉じ込めることも可能。

鳥クローズさん
クローズ



新生形態

ディスピアによって再生怪人として蘇った形態。第31話から登場。
復活後は目元のメイクが変わっており、両耳に付けているピアスが3つずつになった。皮ジャンもロングコートに変わっている。

戦闘力は格段に上がっており、衝撃波を発射したり、前を見ながら背後にバリアを発生させる能力も持ち、キュアスカーレットの空中からの必殺技を片手で受け止めて炎をかき消し、一瞬で返り討ちにするほど。
この際、初対面となったスカーレットの炎の技をぬるいと切り捨てている。

口癖だった「~だぜ」をあまり多用しなくなり、チンピラ風だった性格も鳴りを潜めた。冷酷冷徹な大幹部の貫禄をみせており、かませ犬のような立場での復活では決してない。
また、ストップとフリーズを部下として連れるようにもなったことからも、ディスダーク最高幹部としての復活を果たしたのが見られる。

クリスタルプリンセスロッドの販促に使われた人
無題



黒須

第38話でプリンセスプリキュアたちの中心となっているはるかに近づくためにノーブル学園へと侵入する為に採った彼の人間態
ノーブル学園の男子制服を着用し、目元のメイクが無くなり「隣のクラスの生徒」と名乗って彼女に近づき、他人の夢やはるかを応援する素振りを演じながらさり気なく彼女が1人きりになるように仕向けていた。

ちなみに復活後はあまり使わなくなった口癖を多用するようになった他、演技とはいえ結構爽やかかつフレンドリーな振る舞いをしていた為に、はるかは全く彼の事を疑っていなかった。仲間たちも彼のことは好意的に受け入れていた。
ただ一人、トワは不躾に他人の夢を聞き出そうとする彼に対して警戒をしていたが……

胡散臭いくらいの爽やか好少年であり、女の子たちばかりの輪の中に当たり前のように受け入れられて、ほぼ全員から好意を受けている男子という、それこそ「ハーレムものの漫画やギャルゲーに出てきそうな主人公」みたいな感じである。
復活後の悪役然としたクローズがそんな感じの性格を演じているというのは噴飯モノだが、これがギャグ回とかではなくむしろかなりの鬱展開のため、笑うに笑えない。(むしろこれこそがシリアスな笑いというものの本道というべきなのかもしれないが)

【ぷり】黒須くん【きゅあ】
姫プリまとめ ~なんか黒須くん多くない!?~


お前の夢、応援してっからよっ!ウソ)」

究極態

第50話において登場したクローズ新生形態の最終形態にしてGO!プリンセスプリキュアの最強にして最後の敵(ラスボス)。

第49話で、クローズの生みの親であるディスピアにクローズは吸収されてしまうが、そのディスピアはグランプリンセスの力の前に浄化され消滅する。
しかし消滅の直前にディスピアは自分が持っていた力をできる限りクローズに託した。
そうしてディスピアの後継者としてクローズは再度生まれ変わったのである。
それ故なのかどことなくディスピアに似た姿をしてる。
もちろん以前よりも格段にパワーアップしており、“絶望の森”の茨を操る能力や羽を無数に出現させて攻撃する。

また、30話での復活後は殆ど使わなくなった「~だせ‼」という口癖を頻発するようになっている。

クローズ
あばよクローズ!


「俺たちだけのステージだぜ!さぁ、踊ろうぜ!!!」

悲劇的末路と復活

上述の通り、彼は一度死んだが、ディスピアが自らの力を注いで蘇らせている。

末路

クローズの一度目の滅びは11話。
この話で怪物形態にまで至ったクローズはアロマ曰く「完全に絶望に飲まれた」とのことで、もはや後戻りのできない取り返しのつかない状況となっていた。

「夢はやぶれ、絶望に染まる! プリキュアも! このオレサマも! この檻の中で絶望に消え去るんだぜ!」

彼の狂気の咆哮は自身の滅びを望んだもの。プリキュアに勝利したうえで消滅することだけを望んでいる。
ゆえに救済することもなく、覚悟を決めたプリキュアたちにより倒された。
幹部が1クール目で退場するパターンは『Yes!プリキュア5GoGo!』のスコルプ以来となる。

今回に限っては改心するパターンは通じず、クローズは消滅の最後までフローラをただ憎悪し続けた。そしてフローラは最後までクローズの執念を理解できずとまどうばかりで、フローラはクローズが消滅したとき、「ごきげんよう」のいつものキメ台詞の後に悲しげな表情を見せていた。

なお、怪物形態まで至ったクローズは実際にはプリンセスプリキュアを圧倒していたため、本来は勝てていた勝負であった。彼が負けたのはその場に七瀬ゆいがいたからである。
見方を変えれば、クローズが一番はじめにゼツボーグの素体にした少女ゆいと、自分が最初に覚醒させてしまったプリキュアのはるか(キュアフローラ)の起死回生によって自身が滅びることになったのは、かなり皮肉な末路ともいえよう。

彼のあまりに早い退場を惜しんだユーザーからは、第11話放映終了直後から多くの追悼イラストが投稿された。⇒クローズ追悼の会

クローズ
ごきげんようだぜ



一部の視聴者の中には、ディスピアの元に羽が一枚舞い戻ってきたという演出を「クローズの再生/復活の伏線」ではないかと予測する者もいた。
ただ一方で、『ふたりはプリキュアSplash☆Star』のように、物語前半でやられた幹部が物語後半で再生怪人として復活させられたはいいものの、成長しきったプリキュアたちにあっけなくやられるかませ犬にされた例もあるので、復活を期待するかに関してはクローズファンの中でも賛否が分かれていた。

なお、再生怪人とは別のケースとして、敵幹部が「人間を素材にして生み出された存在」だった場合、プリキュアたちに消滅させられても、最終回後のエピローグで「元の人間としての記憶と姿」を取り戻して元気に日常に復帰していたことが判明する前例もある(『ハートキャッチプリキュア』と『ハピネスチャージプリキュア!』)。

そして、それから5ヶ月。
誰もがクローズのことを忘れかけていた頃……

まさかの復活

29話でロックがディスダークの支配権を乗っ取ろうと反逆の意を示すという大きなイベントが起こるが、その話で謎のカラスがロックを監視しているような描写が挿入され、まさかこれは…? というざわめきが視聴者の中に流れだす。
そして……

クローズさんかっけええええ!!


地獄の底から舞い戻ってきたぜ…プリンセスプリキュア…お前等を倒すためにな!

第31話で驚愕の復活。
クローズはロックから奪い返した「絶望の力」をディスピアに供することで、敬愛すべき主を眠りから目覚めさせる。
その功績に報いて、大魔女ディスピアはクローズをディスダークの幹部たちの統率者として新たに任命。クローズの逆襲が始まることになった。

プリキュアたちにとっては恐るべき敵の再来という絶望を与えられることになったが、クローズファンの一部視聴者たちはむしろ希望をあたえられ、多くのお祝いイラストが投稿されたのであった⇒クローズ復活喜びの会

シリーズ構成の田中仁によれば、第11話で華々しく散るキャラとして作り、復活の予定もなかったとのことだが、11話での映像とCV・真殿光昭の迫真の演技&スタッフ・キャストの要望etc.諸条件が重なり、復活・再登場となったとのことである。
(事実、ディスピア役の榊原良子は、『Fabri』30号(2015年9月)のインタビュー記事にて、記者の「『いい演技』とは何か」との質問に、それは「心を揺り動かされる表現」であり、最近では11話の真殿の演技がそうだと答えていた)

ちなみにディスピアがクローズを復活させた時期についてだが、23話で眠りについたディスピアを31話でクローズが目覚めさせている以上、ディスピアが眠りにつくより前の時期にクローズはすでに復活させられていたことになる。
しかし、眠りにつく前にクローズを復活させてたのならば、その時点で残りの三銃士に合流させなかったことに若干の疑問が生じる。
この点については「復活したばかりの時のクローズは力が戻っておらず、まともに動けるようになったのがロックのクーデター後」や「ディスピアは最初からロックが裏切る可能性を予測しており、クローズを自分の真の手駒として温存していた」などといったことも考えられるが、実際のところはディスピアが眠りについた23話の脚本が上がった時点ではクローズを再登場させる予定がまだ正式に固まっていなかったということなのだろう。

キュアフローラとの因縁

第11話でキュアフローラに自分の手柄を台無しにされたことや、彼女たちによって倒されてからは、キュアフローラに対して憎悪の感情を一段と増すようになる。

しかし、本編の展開と違ってピクシブなどではクローズとはるかの一部ファンによって、仲が良いイラストが投稿されている。

壁ドンクロはる
【Ich gehör nur mir】



最終対決

本作の最終回はキュアフローラとクローズの最後のタイマン対決となっており、フローラとクローズの因縁というのがストーリー的にいかに重要視されていたかというのがわかる。

最終回にて上述の究極態になったクローズは、ディスピアを倒したことで油断していたプリンセスプリキュアたちに不意打ちで襲い掛かり、彼女たちを困惑させ挫く寸前まで追い込んだ。
本来が仲間全員が力を合わせないといけないピンチだが、クローズと本音で「ちゃんと話し合う」ことを望んだフローラは他の仲間たちに手を出さないようにお願いし、クローズにタイマンを申し出る。クローズもまた因縁の対決の決着を付けるべく、“絶望の森”の茨で作り出した2人だけのバトルフィールドを作り上げ最後の決戦を展開した。

夢と絶望のステージ
はるかな夢へ



クローズは絶望の化身たる自分たちは夢の守り手であるプリキュアとは決して相容れぬ存在であることを述べ、説得は無駄だという態度で今度こそフローラを絶望の淵へと叩き込もうと猛攻を続けるが、当のフローラはクローズの言葉を否定もせず、改心さえ呼びかけもしなかった。
フローラは今まで自分自身が体験した苦しみを振り返り「絶望は消えない」ことを悟り、その上で「絶望が有る限り夢も決して消え去る事はない」として、自分たちは表裏一体の存在だと語る。フローラがクローズに伝えたかったことは、自分とクローズは方向性こそ逆であっても同じような存在同士だということだったのだ。

自分が倒れるようなことはないと自信を持っているクローズだが、同時にフローラも何度攻撃をしても倒れない。最終的にクローズも「夢があるところに絶望が生まれる」と「絶望があるところに夢は生まれる」は無限の円環であり、夢と絶望の戦いに根源的な決着はつけられないと悟る。
これ以上の攻撃は無意味と判断したクローズは自ら戦いを放棄して彼女の前から去って行った…。
別れのセリフは「あばよ…またな」といつの日か不倶戴天と敵として再会を予測させるものだった。
以前に似たような末路を辿ったラスボスと違い、去って行く彼の姿はどことなく誇らしげであるようであり、また寂しそうな雰囲気でもあった…。

各話ごとの登場

■第1話

  • ディスダーク三銃士の顔見せとして先陣を切っての登場。はるかに対して、同行していた妖精アロマ&パフを引き渡すよう要求。しかし、はるかに夢を語らせた際にドレスアップキーが反応すると、ゼツボーグの行使ではなく彼自らこれを奪おうとする。
  • アロマ&パフが突撃して阻止しようとするも、これをはねのけている。最初はこれらの妖精を要求していたはずだが、妖精自ら突撃した時に捕らえなかったあたり、妖精が眼中に無く、ドレスアップキーは彼らにとっても重要なもののようだ。
  • はるかがキュアフローラに変身したときは、最初は油断してキュアフローラに攻撃されたゼツボーグに危うく押し潰されそうになるが、この時にプリキュアのパワーに驚いた様子を見せる。
  • 劣勢になった時に後ずさりを何回もしていることから、危機感に対しては人一倍敏感なのだろうか?

■第2話
  • プリキュアを復活させてしまったことから、その後始末のためにサッカー部の少年を狙う。
  • しかし結局キュアマーメイドの復活を目の当たりにし、頭を抱えてしまう。

■第3話
  • シャットの「お前の失態をディスピアに報告する」という警告から、渋々ながらも撤退。
  • かと思いきや完全には退いておらず、後で柔道部員からゼツボーグを生み出し、暴れさせていた。パフをいたぶるなど容赦のない行動をとっていた。
  • しかしプリキュアに分断を予期され、敗北。三連敗をあくまで「まぐれ」として今度こそ撤退した。

■第4話
  • 失敗続きな彼は、何としても三人目のプリンセスプリキュアの覚醒だけは阻止しようと、プリンセスパフュームを持つ天ノ川きららを急襲する。しかしキュアフローラとキュアマーメイドが駆けつけ、2対1だったためか自身のゼツボーグをあっけなく瞬殺され、早々に撤退した。
  • それでも、彼は懲りずにファッションステージにてゼツボーグを使役し、再びきららに急襲。だが、ステージを破壊されたことがきららの逆鱗に触れ、それがキュアトゥインクルを覚醒させるきっかけとなった。
  • 結局ゼツボーグをキュアトゥインクルに浄化され、頭を抱えながらひどく狼狽して撤退する。三人のプリンセスプリキュアを覚醒させてしまった彼の運命や如何に…。

■第5話
  • プリンセスプリキュアを全員覚醒させてしまった彼は、この失敗を取り戻すべくいつもより強めなゼツボーグを召喚してプリキュアを倒そうと画策する。
  • きららがプリキュアを続ける気がないことを知って勢いづいた彼は、そのままキュアフローラとキュアマーメイドに善戦するが、心変わりしたきららが駆けつけてきてキュアトゥインクルに変身。召喚したゼツボーグはトゥインクルに完敗する。この時「話が違えーぞ!!」とかなり狼狽えてた。
  • ゼツボーグが浄化されてなお再度攻撃体制に入る彼だが、ボスのディスピアから直々に撤退命令が下され、渋々退却した。

■第6話
  • 次こそ名誉挽回してみせるとディスピアに懇願するが、「次か…そんなものがあればな」と冷たい返事で却下される。ちなみに3話でクローズを馬鹿にしつつもやっぱりプリキュアを倒せなかったシャットも、ディスピアから冷たい目線で見られていた。そして、期待の新星としてロックが出撃することになる。

■第9話
  • ディスピアから再度プリキュア打倒の命を与えられるが、『これが最後のチャンス』ということを強調されてしまう。第9話で追い詰められると言う初期のプリキュアシリーズを思わせる最後通告だった。
  • ホラー映画の巨匠を夢見る映画部員の男子生徒からゼツボーグを作るも、その能力が「デフォルメされたオバケのホログラムを映す」という地味なものであったため、「プリキュアがオバケなんか怖がるわけねーだろ」と落胆する。
  • …のだが、キュアマーメイドこと海藤みなみがそのオバケに怯えている様を見て、2秒ほど目を丸くして固まった後、「ウソだろぉ!?」と驚愕する。
  • そのオバケ嫌いが本物と知って、勢いづいてマーメイドを追い詰めるが、駆け付けたキュアフローラの励ましによって形勢を逆転され、またもやゼツボーグを浄化されてしまう。
  • 『最後のチャンス』も失った彼は酷く狼狽し、逆恨みの言葉を残して姿を消した。
「もうディスピア様の下へは戻れねぇ!テメーのせいだ、キュアフローラ!!」

■第10話
  • 前回の敗北の為にディスダーク本拠地に戻る事すら出来なくなった彼は、『ノーブル学園』の南に位置する森の中で、キュアフローラへの憎しみの腹いせを森の木々にぶつけて荒れまくる。
  • その際、代々の卒業生たちが書き残してきた溢れんばかりの膨大な夢の気配を感じ取り、『秘密のローズガーデン』へと辿り着く。
  • そこから溢れる膨大な夢を利用して強力なゼツボーグを生み出し、起死回生を掛けてプリキュアたちに正真正銘の最後の戦いに挑むも、夢を必死で守ろうとするキュアフローラの思いに応えた『ドレスアップキー』の力で奮起した彼女たちの前にまたしても敗北を喫してしまう。
  • もう後が無い事もあって敗北を認めないクローズだったが、そこへディスピアが姿を現すのであった…。

■第11話
  • 遂にディスピアから完全に見限られた彼は処刑されそうになるが、正真正銘最後のチャンスを懇願。ディスピアが自ら作り出した絶望の檻の中にクローズとプリキュア(および巻き込まれた七瀬ゆい)をとじこめる。クローズはそこで全ての力を解放し、強化形態となってキュアフローラとの一騎打ちに挑んだ。
  • これまでの失態の原因を全てフローラのせいにし、恨み辛みを吐きながらフローラを攻撃する。
「お前がいなければキュアマーメイドもキュアトゥインクルも現れはしなかった!」
「何もかもすべて、お前がくだらねぇ夢を守ろうとしなければオレ様は大手柄だったんだ!」
「たしか『プリンセスになりたい』だったよな? 迷惑な夢だぜ、もうなったんだから満足だろ!!」
  • その表情は鬼気迫るものがあり、凄まじい気迫と素早い動きで終始フローラを圧倒。マーメイドとトゥインクルがフローラに合流しても、彼の優位は動かなかった。
  • プリキュアに新たな力が渡ろうとするも、クローズは絶望の力を取り込んで巨大な怪鳥形態となってそれを妨害し、プリキュアを追い詰める。しかし、プリキュアの三人にゆいを加えた四人の想いがカナタのもとまで届き、新アイテム「クリスタルプリンセスロッド」の力による合体技「プリキュアトリニティリュミエール」を受け、敗北。三銃士としての矜持とディスピアの名を叫びながら消滅した。
  • クローズの消滅後、彼の羽の一つがディスピアの元へ舞い落ち、ディスピアはそれを握り締めてプリキュアへの憎悪を燃やす。

【復活後】

■第29話

  • ホープキングダム城をゼツボーグ化してノーブル学園上空に攻めてきたロックの様子を傍観している一羽の鴉が何の脈絡もなく映し出される。
    • 初めて現れた時は、どこかで見覚えがあると思われる。
■第30話
  • ロック打倒後、力尽きたロックの肉体から、彼が奪い取った絶望のエナジーを「鍵穴プレート」へと吸収しなおしてどこかへと去っていく。このことはプリキュアたちも気づいていなかった。
    • その時に抜けた羽根は波の落ちてしまう。
■第31話
  • ノーブル学園に鴉の大群を率いて復活。パワーアップして全てが威厳に満ちた姿になっていた。
    • 最初はキュアフローラことはるかを狙って、突進してきたがトワによって避けられた。
      • 頭部の異様な形からすればボスガラス格なカラスがクローズの復活不完全形態だった。
    • はるかを見つけた際は、彼女を恨むような言葉を発した。

【MMD】復活のC


  • 戦闘時は微動だにせず、迎え撃ってくる3人はおろか、キュアスカーレットでさえ圧倒する強さを見せつけた。炎の技を受け止めた時には『どんな熱い炎かと思ったらぬるいな』と一蹴している。
    • プリンセスキー(花、海、星)が12個すべてそろったことにも関わらず。
    • 『おまえがキュアスカーレットか』と発したときは、恐らくはディスピアから彼女のことは聞いていたらしい。
      • キュアフローラ打倒ついでにスカーレットを処刑するだろうと思っていたが、それはなかった。
  • 相手にならないと判断したクローズは2つの「絶望の種」を落としてストップフリーズを召喚し、彼らとゼツボーグを暴れさせる。
  • ゼツボーグが倒された後、プリキュア達に『絶望が絶望を育てる』と意味深な言葉を残してその場を去った。
  • ホープキングダムで一人残されたシャットの前に突如現れる。絶望の力が溜まった鍵穴プレートを見つめ、謀反を企てたロックに対して「つまらねぇ裏切り者だった」と吐き捨て、絶望のエネルギーを本来の目的であるディスピア復活に利用する。

■第32話
  • 絶望集めをストップとフリーズに任せて自分は絶望の種の成長を見届ける。

■第33話
  • メイク中のシャットの部屋に乗り込み「チンタラ化粧なんかしてサボってんじゃねーぞ!」と怒鳴りつけて化粧を中断させ、ストップ&フリーズと同じ錠前を渡して絶望を集めるよう命令を下す。あまりに横柄な態度をとられて文句を言おうとしていたシャットを鋭い眼光で脅し黙らせるなど、以前とは別人となった様子が描かれた。
  • 帰還したシャットに派手なメイク姿を見せつけられ挑発されるが、冷たい目で睨みながら「くだらねぇ」と鼻で笑い捨てている。

■第35話
  • 絶望の種の成長をディスピアに報告する。途中でシャットが何のことかと問うが水を差したことでディスピアに叱られてしまい、その様子をドヤ顔で見下ろしていた。シャットには絶望の種のことを教えてなかったらしい。

■第38話
  • 冒頭で、プリキュアたちの戦闘終了後の日常を観察しながら、彼女らを倒せる決定的な策を練るクローズの様子が映し出される。最も憎々しいと思っているキュアフローラこと春野はるかの存在がこのプリキュアチームの中心になっていることを改めて認識したクローズは、プリキュア全員をまともに相手にするのではなく、キュアフローラ一人を狙いうちするための計画を開始する。
  • 後日、クローズは黒須という名の男子生徒に変装してはるかに近づく。黒須ははるかと同じく「みんなの夢を応援したい」と考えている爽やかな好少年(という設定)であり、自分と似た感じの黒須にはるかは好感を持ち、二人は急速に仲良くなっていった。

黒須君とはるはる


  • 黒須ははるかの仲間たちの持つ「自分だけの夢」をくすぐる言動を重ね、「自分の夢のために、1日から数日程度、学園から離れる」ように誘導する。これは学園にはるかだけを残して孤立したところを攻撃するというための計画なのだが、重要な点は、常に「はるかが仲間たちの夢を応援するために、はるかが学園から送り出した」形に誘導していることである。つまり黒須は「はるかが仲間達の背中を押す」ように誘導しているのだ。そして結果的にある1日に置いてはるかが孤立する状況が作り出された。
  • はるかが一人になった日に、黒須は言葉巧みにはるかを人気のない森へ誘導。世間話の中で「さっき、急に自分は一人なんだなとふっと寂しくなった瞬間があった」とはるかは吐露し、だからそんな気持ちの時に黒須くんとあえてよかったと謝意を述べるはるか。黒須は今こそ最高のタイミングと判断し、正体を曝け出して襲い掛かる。
「気にするこたぁないぜ。お前はこの先もずーっと1人なんだからな…」
「お前は自分で仲間を送り出した。お前の仲間も、お前より夢を…大事な大事な夢を選んだ…」
  • 黒須の裏切りにショックを受けながらも、はるかは変身してたった1人で果敢にクローズに立ち向かう。だがやはりたった1人では今のクローズとの力の差は歴然としており、フローラを次第に追い詰めて行く。
「夢を大事にすればするほど…お前は一人ぼっちになるんだよ!」
「オレにもやっと分かったぜ。夢の素晴らしさが。寂しいって言ったな? その通りだ! 夢はお前達をバラバラにする!」
「夢はお前を追いつめるっ! お前達の大事な夢は、お前を絶望させる悪夢でもあるんだよ‼」
  • クローズの目的は「はるかを孤立させて仲間達の援助ができないところで各個撃破する」ことであったが、はるかが孤立した原因はクローズではなくはるかの自己責任という形に持っていくことも彼の計画のうちだったのだ。自分がたった一人で戦わないといけないのは、自分が他人の夢を応援しようとした結果だから…… はるかが少しでもそのように思えば、はるかの心は折れ戦意が失われるはずとクローズは読んだのだ。
  • それでも決して心が折れる事無く自分の夢を信じて立ち向かって行くフローラ。むしろ負けてたまるかという思いでいつも以上の力を見せていく。クローズの周到な計画も、はるかの思いの強さの前には意味をなさないのだろうか。視聴者たちもプリキュアの逆転劇を確信したその時……クローズさえも予想もしなかったとんでもないことが……起こる!!
  • なんとカナタにより人生最大の絶望を与えられたはるか。はるかの絶望を糧として吸収し、今までにないスピードと規模で成長して行く『絶望の森』に満足したクローズは勝利を確信し撤退。
「誰だか知らねえがよくやってくれたぜ…」
  • 一方で夢破れ絶望に囚われたはるかは変身出来なくなってしまい、事態はより深刻に、終盤へと向けて大きく動き出すことになる…。

■第39話
  • 『絶望の森』が急成長している事をディスピアに報告。「大きな夢ほど大きな絶望を生む」とディスピアも満足気。そしてクローズは仕上げに取り掛かる。夢ヶ浜全域を『絶望の森』で覆い尽くし、大量のゼツボーグを生み出して、それを足掛かりとして世界中に絶望を溢れさせようというのだ。
  • 無数のゼツボーグ相手に懸命に戦うマーメイド達を、クローズは嘲笑う。「夢は人を追い詰める。お前達があいつを一人ぼっちにしたようになぁ!」 さらにカナタをも「キュアフローラにとどめを刺したのはお前だ。お前があいつを絶望に落とした」と罵って、傷口を抉った。
  • マーメイド達を一方的にいたぶるが、その前にはるかが立ちはだかってフローラに変身。絶望に呑み込まれたはずのフローラは、以前と変わらぬ強さでゼツボーグを蹴散らしてゆき、さらにその姿は力尽きかけていたマーメイド達をも勇気づけて蘇らせた。計算外の事態に怒りを爆発させたクローズは、凄まじい悪鬼のごとき形相で「夢を取り戻したってのか!?夢はまたお前を追い詰めるぞ!」と、罵声を浴びせながら猛攻を加えるが、過去を思い出すことで完全に夢を取り戻したフローラには通用せず、逆に追い込まれてゆく。
  • そしてカナタが記憶を取り戻した事により、新たなロイヤルドレスアップキーが誕生。ストップとフリーズが危うく浄化されそうになり、やむを得ず撤退していった。

■第40話
  • 前回の失態をディスピアに報告する。メツボーグがプリキュアに倒されて憤るディスピアの様子を気にかけていた。

■第41話
  • 炎の城が開放されて形勢が不利になった状況を打開するために、ストップとフリーズにより強い絶望を集めるよう指示を出す。

■第42話
  • 前回同様、ホープキングダムに虹が甦りつつある状況に苛立ち、今度はストップとフリーズにプリキュアを潰すよう命令。シャットがその役を自分に任せるようしゃしゃり出てきたが、「てめぇはいい!!」と一喝。結局、プリキュアではなく、潰されたのはシャットの出番だけだった。

プリプリどうやら私の出番のようだな



■第47話

  • 4つのプリキュアの城の内、3つが奪還されて後にないディスダーク。残る花の城だけは死守するべく、ディスピアは城の主人である春野はるかを「幸せな夢の世界」に閉じ込め堕落させようと計画を立案。そのためのキーパーソンとしてクローズが選ばれる。
  • クローズは絵本『花のプリンセス』に登場する小鳥に姿を変えてはるかを誘い、彼女を絵本の中を再現した夢の世界に落とす。そしてその世界から抜け出すことができないように、言葉たくみにはるかを「美しい花のプリセス」と褒め讃え、媚びる。これがあのクローズかと思うと驚愕だが、黒須の時と同じく、蘇った後の彼は目的のためならプライドなど捨てれるようになったのだ。ちなみに小鳥状態の時は声だけは声優を変えていた(CV:西明日香

クッキー食べプリンセス!


  • クローズの苦労もあってか、はるかはいつしか本当に「花のプリンセス」になりきってしまい、自分が春野はるか/キュアフローラであることを忘れてしまった。
  • しかし、蒔いた種が瞬時に花を咲かせたことにはるかが疑問を持つ。小鳥クローズは「美しいお城に素敵なパーティー! 美味しいお茶に枯れることのない花畑! これ以上何を望むのです? すべてあなたの望んだ夢の世界なのですよ」とごまかそうとするが・・・
  • むしろその言葉がはるかにこの世界を否定させた。「花は冬の寒さに耐えて咲くからこそ美しい」と。そして努力が否定されるこの世界は醜悪な偽物であると気付き、彼女は自分が何者だったかをはっきりと思い出す。キュアフローラに変身したはるかに、クローズも正体を現し、「ディスピア様の作戦は失敗か・・・。だが、そんな予感はしていた」とつぶやく。そして、こんな姑息な絡め手ではなく正面からキュアフローラの夢を叩き潰してやると宣言。すっかりライバルモードである。
  • フローラを攻撃しながら彼ははるかに苛立ちの言葉を投げかける。プリキュアになってもそれは花のプリンセスではないと満足せず、幻想の「花のプリンセス」そのものを体験させてもまた否定する。はるかは一体どうなれば夢が叶ったと思えるのかがクローズにはわからなくなったのだ。
「お前の夢って何だ? 本当のプリンセスって何だ!?」
「キーが揃ってるのにグランプリンセスにもなれてねえ! どうすればなれる? いつなれる!?」
「そうだろう…… おまえの夢なんて本当はどこにもない。終わりのない夢をお前は追い続けてるんだ!」
  • だがその言葉にフローラは逆に、自分が本当に望んでいることに気づいた。そう。クローズが言うように、春野はるかは終わらない夢を苦しみながら追い続けている。「例えどんな苦しみや悲しみの中にあっても、ずっとずっといつまでも、強く、優しく、美しくあり続ける存在…… それが私がなりたいプリンセス!」
  • 皮肉にも、不倶戴天の宿敵であるクローズの手によってはるかは自身の夢を確固となるものとし、新たな力に覚醒。クローズを撃退し、花の城を解放することになった。

■第48話
  • ディスピアの命令でボロボロになったロックのフードを貸し与えられ、学園に突入してきたプリキュア達を足止めするために巨大なモンスターとなったロックに指示を与える。押され気味な状況を打破するためにノーブル学園の生徒・教職員達に目をつけたクローズは絶望の種を巻いて檻に閉じ込める。
  • 絶望のエナジーを吸収してパワーアップしたロックの猛攻でプリキュア達を追い詰めるが、ゆいが絶望の檻から脱出したことによって他の学園の生徒達も次々と檻を破ってしまった。
  • 絶望の供給が絶たれて弱体化したロックを見限って自ら攻撃を仕掛けるが、プリキュアに放った衝撃波を突然現れたシャットによって切り裂かれた。「シャット。てめえ、何のつもりだ!」 と激昂するが左フックを顔面に食らってぶっ飛ばされる。

今日のプリキュア
Goプリ第48話のハイライト


  • ロックが浄化された後、殴られた仕返しにシャットの顔面にアッパーをお見舞いさせて「フン、くだらん真似を。」と捨て台詞を吐いてその場を去った。

■第49話
  • 最後まで忠誠を貫いたことによってディスピアから「お前は蘇らせて正解だった」と激励される。とても嬉しそうな表情を見せたクローズはまさに母親に褒められて喜ぶ子供そのものであった。そしてディスピアに抱擁される形で吸収され、体内に取り込まれてしまった。しかしグランプリンセスへと覚醒したプリキュアによってディスピアは倒され、共に消滅したかに見えたが……

■第50話(最終話)
  • ディスピアの遺志を継ぎ、胸に絶望の鍵穴を宿す最終強化形態でグランプリンセスになったフローラと正真正銘の最後の一騎討ちを挑む。様々な攻撃で彼女を絶望させようと試みる。
    • その前はかなりボロボロの姿になっていた。
  • しかし、クローズの心を理解しようと必死になっていた彼女の出した答えは絶望を否定することではなく「絶望は消えない」ということであった。なんとクローズを理解したが故に彼の言葉を認めてしまったのである。その上で「絶望もある。絶望も希望も背中合わせ。絶望もあったから今の自分がいる」というのが、苦しみの中で夢を追い続けたフローラのたどり着いた答えであった。
「知ってるだろ?ディスダークは…何度でも蘇るぜ!」
「ディスピア様は最期に俺に全てをくださった。あらゆる夢を閉ざすまで…絶望は…消えない。」

「乗り越えていくよ。夢だって消せない。」

  • フローラをまた絶望させようと試みたクローズだが逆に追いつめられていき「黙れぇ!」ど怒鳴り散らすことしか出来なくなる。クローズのあり方に触れたフローラが絶望は消えないことを認めざるを得なくかったのと同時に、フローラのあり方に触れたクローズは夢は消えないことを認めざるを得なくなったのだ。不滅の者同士がこれ以上戦っても千日手にしかならない。絶望を肯定したフローラの姿に興ざめしたのか、クローズは戦いを放棄し彼女の前から姿を消すことにした。
「強く、優しく、美しく…か、はぁ……。」
「ヤメだ、お前の相手は。これ以上やってらんねぇぜ。消えてやるよ、今はな……」

あばよクローズ!
またな、グランプリンセス


  • 「またな」の言葉とともにいずこかへと飛び去るクローズ。だが、人間界やホープキングダムが再び希望を閉ざす絶望の闇に包まれたら必ず彼は再び姿を現すだろう。そのことをフローラ自身も確信しているようで、「ごきげんよう」の言葉で彼を優しく見送った。

またな



総評

「最後に強大な力を手にする」「敗北後も改心(あるいはそれを匂わせる)には至らない」「完全撃破されぬまま退場し、逆襲の機会を伺う」悪役としては前々作『ドキドキ!プリキュア』のベールがいるが、力に溺れ自我を失った上に最終的に大幅な弱体化を余儀なくされたベールに対し、一度倒されている…というハンデはあるにせよ復活以降は堂々たる闘い振りを見せ、最後は自ら身を引いて去っていく男らしさを魅せたクローズは、終わってみれば当初のヘタレ感を吹き飛ばし、歴代トップレベルの悪役として『プリキュア』史にその名を刻んだ、と言っても過言では無いであろう。

中の人について

担当声優の真殿光昭は『スイートプリキュア』劇場版においてゲストキャラクター「メイジャー3」の一人フラットを演じて以来の登場で、TV本編には初参加となる。
ついでにいうと、真殿は8話でノーブル学園の音楽教師にも声を当てている。

余談

オープニング映像での扱い

これまで、プリキュアシリーズの三幹部たちは、オープニング上で「三人のうち誰か一人だけが特別目立つ演出で、長く映される」といったことはあまり無かった。
しかし、本作のオープニングに関しては、

  • ディスピアが出てきた直後に、クローズがニョキッと姿を現し上半身アップで映り、シャットとロックの静止画が続く
  • クローズがフローラと数回手足を打ち合ってから対峙して後、シャットとマーメイド、ロックとトゥインクルが少し縦横に動いて対峙するだけのシーンが続く

と、妙にクローズの出番が多くなっている。このことから、「クローズには何か特別な役回りがあるのでは?」と推測する視聴者もいた。

なお、クローズ消滅後もOP映像ではクローズが登場するカットは変更なく残り続けた。
本作ではノーブル学園の脇役キャラが初登場すると翌週からそのキャラがOPに追加されたり、カナタ王子が行方不明になってからは、カナタとはるかが見つめ合うシーンでカナタの姿が消える演出を加えていたりと、ストーリー展開の変化に応じて小さな変化を加えることが多い。
その中でクローズについては一切いじられてないことは、逆に特殊とも言える傾向である。
第26話ではOPが全面的に新調され、クローズの上半身アップの場面はロック大人バージョンのアップに差し替えられた。
ついにクローズの名残は作中から完全に消えたか……と思いきや、クローズとフローラの対決シーンはなお残されている
なお、トワ復活に伴い退場したトワイライトとフローラが対峙するシーンはフローラとキュアスカーレットが背中合わせになるシーンに差し替えられているので、クローズとフローラの対決シーンは意図的に残していると考えてよさそうだ。
スタッフのクローズへの思い入れのなせる技なのかもしれないが、これをもって復活の伏線を見出すファンもいた。そしてその予想通りに第31話で復活することとなる。

そして第32話のOPにてロックのアップの場面が再びクローズに差し替えられた。以前の不敵な笑みを浮かべたものではなく、威厳に満ちた貫禄のある表情になっている。
また、フローラと対決する場面のクローズも復活後の姿に変わっている。
そして第50話(最終話)のOPでは左目が赤く光る演出が追加された。

ディスピアとの関係

クローズを含めた三銃士たちはディスピアが自らの魂から作り出した人造生命であることが49話にて判明している。いわばディスピアの分身である。
ディスピアがその気になれば分身たちが何度死んでも作り直すことはできるのだと思われる。クローズの復活はこうした経緯によるものかもしれない。
「自らの魂を分け与えている以上はディスピアは分身を作ったり復活させるたびに弱体化するのでは?」「クローズとディスピアの融合は、結局ディスピアが手放した力を自分に戻したということなのでは」という推察もあるが、はっきりしたことはわかっていない。

50話では何とディスピアの力を受け継いだディスダーク代表となった。
かつてはディスピア固有の力だった絶望の茨を自在に使いこなし、フローラを追い詰めている。
結局は彼女との戦いで打ち負かされ、「今は」消えることを決めたようだが、それは裏を返せば未来にディスダークを再建する気があるということでもある。
エピローグで絶望の森が未だ残っていることが示唆されているが、ひょっとしたらディスピア同様、その奥に身を潜めて機会を伺っているのかもしれない……。


関連イラスト

クローズさん描いてみた
【プリンセスプリキュア】ディスダーク三銃士・クローズさん


クローズ
クローズさんw


クローズさん
プリプリの敵幹部ちゃん♡



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Go!プリンセスプリキュア ディスダーク ディスダーク三銃士
プリキュアの敵一覧 クロはる

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