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プリキュアの敵一覧

ぷりきゅあのてきいちらん

ここでは「プリキュアシリーズ」で登場した敵キャラクターの一覧を記す。
目次[非表示]

プリキュアによって改心・和解できた者には生存・消滅・転生を問わずに※印、※印かつ太字は和解後にプリキュア追加戦士となった少女。
プリキュアと和解しなかったものの最終回以降も「本人」として生存している者には△印をつける。
また、それ以上の詳細については各リンク先の記事へ。

ドツクゾーンふたりはプリキュアふたりはプリキュアMaxHeart


ダークフォールふたりはプリキュアSplash☆Star


ナイトメアYes!プリキュア5


エターナルYes!プリキュア5GoGo!


ラビリンスフレッシュプリキュア!


砂漠の使徒ハートキャッチプリキュア!


マイナーランドスイートプリキュア♪


バッドエンド王国スマイルプリキュア!


ジコチュードキドキ!プリキュア


幻影帝国ハピネスチャージプリキュア!


ディスダークGo!プリンセスプリキュア


闇の魔法つかい魔法つかいプリキュア!


終わりなき混沌(魔法つかいプリキュア!)


キラキラルをうばう存在キラキラ☆プリキュアアラモード


クライアス社HUGっと!プリキュア


映画版の敵


プリキュアオールスターズシリーズの敵


プリキュアスターズシリーズの敵


ツナガラーズプリキュアつながるぱずるん

  • 支配者
    • ツナガラーズ
  • 幹部
    • キルンヌ
    • パリン
    • ミセスカット
  • メインストーリーに登場する構成員
    • ギッザギッザ
    • ダンゼーツ
    • トギレール
    • コッパ
    • ブッタギル
  • イベントのみに登場する構成員
    • バラバラーン
    • チリヂリン
    • チグハグ※(一部エピソードのみの改心)
  • 怪物
    • チョッキン


無所属の敵キャラクターたち


敵ではないが対戦相手になったキャラクターたち


余談

プリキュアシリーズにおいて欠かせない存在である敵キャラクターだが、担当するプロデューサーによって敵の扱いも変わるのが特徴である。特に、初代プロデューサーである鷲尾天と、2代目プロデューサーである梅澤淳稔が考える敵象は正反対である。

鷲尾天プロデューサー時代の敵象

初代プロデューサーの鷲尾天が担当した『ふたりはプリキュア』から『Yes!プリキュア5GoGo!』までの初期5作に登場した敵は、最期まで悪のまま散った例が多い

この頃の敵は「」「滅び」「絶望」「強欲」という概念そのものの存在であり、邪悪さ、怖さ、不気味さを兼ね揃えていた。そして、それらは平和や生命を害する脅威として存在し、「倒すべき絶対悪」という側面が強調されている。
アジトでの描写は上司への報告や失敗した部下への叱責が大半をおさめるほか、基本的には仲間意識がゼロなために、敵構成員同士の会話が少ないのも特徴である。
また、筋肉質系の構成員、中年・老人系の構成員、人外系の構成員といった見るからにワルそうな外見の敵が多く、最期は最終形態へと変化する者が多い。
この頃のプリキュアたちは、大切な人や日常を守るために敵を倒すという意思がつよく、敵もプリキュアを「仕事上の理由で倒すべき敵」とのみ考えている。
構成員たちは怪物を召喚して背後から指揮するのが基本の仕事で、怪物が敗れればさっさと敗走する。そして数回も敗走を重ねれば組織のボスや上級構成員からのプレッシャーを受けるようになり、その敵構成員は「プリキュアを倒さないと組織には戻ることがもうできない」ところまで追い詰められる。そして怪物を召喚するのではなく自らがプリキュアと戦うことを決意し、最終的にプリキュアに敗れて闇へ還される(=消滅する)のである。そのあとは後任の新敵構成員が登場する。この流れを繰り返していくのが定番である。

DANZEN!
プリキュアのラスボス達



これらについて鷲尾天は、プリキュアの敵とは「理不尽を押しつける大人」と位置づけており、「個人の意思を否定する大人社会そのもの」と設定している。
敵の容姿についても鷲尾は、「子供のために怖くない敵にしたらいいのかというと、そうではない。泣いて親の影に隠れながらも、プリキュアを応援して観ている」と述べ、子供にとって怖い敵はむしろアトラクションとして機能するという利点を挙げている。
また、「敵を理解したら敵でなくなってしまうのか」という理由でプリキュアと敵が安易に和解していく展開に疑問を抱いており、「アクションものである以上、敵は気持ちよく倒されてほしい」とバトル作品としてのカタルシスを重視している(『プリキュアシンドローム!』のインタビューにて)。
なお、映画版でもこの考え方は基本的に継承されており、この時の映画版のラスボスである魔女フリーズンとフローズンシャドウは絶対悪として描写されているが、唯一ムシバーンのみ改心している。

梅澤淳稔プロデューサー時代の敵象

2代目プロデューサーの梅澤淳稔が担当した『フレッシュプリキュア!』から『スマイルプリキュア!』までの4作に登場した敵は、最後には改心する例が多い

この頃の敵は「不幸」「憎しみ」「悲しみ」「怠惰」という人間が抱く感情を象徴する存在であり、どこか憎めないところも特徴である。そして、それらは生きる者すべての心の中に存在し、「この世から決してなくならない」という側面が強調されている。
アジトでの描写は敵構成員の日常の私生活が大半をおさめるほか、基本的に仲間意識が多少あるために敵構成員同士の会話がやや多いのも特徴である。
また、少女系の構成員、青年系の構成員、成人の構成員といった人間に近い外見の敵が多く、怪人形態でも憎めないようデザインされている他、実は黒幕によって洗脳されていた者が多い。
これらの敵構成員は「三構成員」という3人だけで構成されているのが定番であり、敵構成員はプリキュアとライバル関係にあるため物語終盤まで登場し続けている。怪物を召喚して自分は指揮するだけというのは鷲尾次第と同様だが、怪物が敗れて敗走を繰り返しても粛清の危機みたいに追い詰められるのは終盤まではない。敵構成員が物語途中で殉職というケースは皆無であり、新敵構成員が登場することも極めて少ない。
この頃のプリキュアたちは、不幸を背負った敵を説得して和解させる意思がつよく、敵は最後は改心してプリキュアたちと共存したり、消滅させられる場合でも心穏やかに浄化されていくものばかりである。

笑顔が生まれるハーモニー!
イース、ゲットだよ!



これらについて梅澤淳稔は、プリキュアの敵とは「叱ってくる親や意地悪な子供」と位置づけており、「子供の身の回りにいる存在」と設定している。
梅澤自身敵キャラクターのことを「敵とは思っていない」と述べ、「わたしが担当するプリキュアでは絶対悪は存在しない」とまでこだわっており、ラビリンスメビウスノーザクラインバッドエンド王国ピエーロジョーカーなどの外道なキャラクターも「悪い心は大なり小なり誰もが抱く感情」という理由で「絶対悪」とは見なしていない。
また、「害をなすものは排除するというテーマにはしたくない」という考え方や「プリキュアが敵を倒す描写はグロテスクに見える」という理由でプリキュアが敵を安易に倒していく展開に疑問を抱いており、「敵であっても謝罪をすれば解り合える」と物語のドラマ性を重視している(『アニメージュ』等のインタビューにて)。
なお、映画版でもこの考え方は基本的に継承されており、この時の映画版のラスボスであるトイマジンサラマンダー男爵魔王は改心する敵として描写されているが、唯一ハウリングのみ絶対悪として描写されている。

その後の敵象

鷲尾Pの考える敵のあり方は明らかに男児アニメのそれであり、それまでの女児アニメにはなかったものである。初期のプリキュアシリーズはこれが珍しいものとして大ヒットしたものの、梅澤Pの考える敵のあり方の方が女児の保護者が受け入れやすいパターンであることは間違いない。
いい意味で女児アニメの異端であったプリキュアが長期にシリーズ化して、逆にいい意味で女児アニメのスタンダードの位置付けとなれたのは、鷲尾Pよりも梅澤Pの存在が大きい。

しかし一部の視聴者の間では、梅澤P時代の和解を前提とするあり方をずっと続けていくと、そもそも相手と戦うべきではないという答えになってしまうとして、プリキュアシリーズがバトルヒロインというジャンルで続けていこうとするならいつか無理がくるのではないのかと懸念の声が聞こえるようになってきた。

梅澤Pが抜けた後は、梅澤P時代の和解を前提とするあり方をずっと続けていくのは限界だろうという声がベテラン新人問わずスタッフ内でも聞こえてくるようになる。

  • 「不幸な敵がプリキュアによって救済されるという展開は限界にきている」(演出家・長峯達也)『ハピネスチャージプリキュア!オフィシャルコンプリートブック』のインタビューにて
  • 「フレッシュ以降、敵側の描写を描き過ぎたためスタッフが敵に感情移入するようになり、その結果敵を倒しにくくなった」(演出家・田中裕太)『アニメージュ』のインタビューにて
  • 「敵と和解するのなら、子供が敵に愛着を持てる描写を増やす必要があるが、プリキュア側の日常を描く尺との兼ね合いが難しくなる」(脚本家・田中仁)『Go!プリンセスプリキュアオフィシャルコンプリートブック』のインタビューにて
  • 「敵との和解にこだわるのは子供達にとっての魅力になりにくい」(脚本家・村山功)『アニメージュ』のインタビューにて
  • 「初期のプリキュアシリーズのような勧善懲悪ものが好き」(脚本家・成田良美)『プリキュアシンドローム!』のインタビューにて

上述のように『ハピネスチャージ』で長峯SDが限界宣言をしたのは非常に示唆的であり、その翌年作であり柴田体制の最終作でもある『Go!プリンセスプリキュア』では、シリーズディレクターの田中裕太やシリーズ構成の田中仁から敵の扱い方を見直していくことが明確に宣言された。
例えば、同作の敵勢力である「ディスダーク」は敵構成員が改心しないまま倒されたり敵構成員の殉職を受けて新敵構成員が登場する等、鷲尾P時代への原点回帰も意識された一方で、一部の敵構成員が最後まで和解しないまま休戦を迎えるという新しいパターンも取り入れられた。

ブラックホワイト
キュアフローラ


この『Goプリ』がきっかけとなって、それ以降の作品でも敵の扱い方に対しては比較的自由に作れるようになり、敵キャラクターが倒されるのか改心するのかは毎年の作品によって様々になった。
そもそも、近年では柴田宏明プロデューサー、神木優プロデューサー、内藤圭祐プロデューサーなど、プリキュアを担当するプロデューサーが1年もしくは2年で交代することが多くなったこともある。

『Goプリ』と『魔法つかい』では当初「敵は基本的に倒す」という路線を目指しており、実際途中まで多くの敵がプリキュアによって倒されているものの、それでも黒幕以外の敵メンバーに対して製作側が途中で感情移入した結果、最終的にはそれらの敵メンバーを生存させたと言う共通点を持つ。

『アラモード』『HUGっと』ではラストボスにあたるキャラクターが地球の人間ベースという実はありそうでなかったパターンを採用しており、誰もが心の内側に持つだろう「多様性の否定」「逆境に流される弱さ」をプリキュアの敵として位置付けている。
この2作品に登場する多くの敵は首領格に洗脳されている訳ではなく、自らの意思で悪事に加担している場合が多い(グレイブのように、救済された元一般人が和解しないどころかその後も悪行を重ねようとするケースすらある)。

オールスターズ映画では

映画「プリキュアオールスターズ」においても、鷲尾Pが担当する作品と梅澤Pが担当する作品では敵像がそれぞれ異なっている。

鷲尾Pが担当した「プリキュアオールスターズDXシリーズ」では、歴代のプリキュアが復活してきた敵に立ち向かい、様々な激闘やピンチの末、歴代のプリキュアが絆の力でラスボスを派手に倒すというパターンが特徴である。
また、同シリーズの敵であるフュージョンと歴代の怪物、ボトムと歴代の敵構成員、ブラックホールと歴代の映画版の敵はいずれも改心せずにプリキュアによって倒されるというシンプルな絶対悪として描写されている。

梅澤Pが担当した「プリキュアオールスターズNewStageシリーズ」では、「プリキュア全員でラスボスを倒すパターンでは集団リンチに捉えかねない」という梅澤Pの考えの下、同シリーズではラスボスを倒す役割を最新作のプリキュア達に限られ、それ以前のプリキュア達は彼女らの助力に回るにとどまるというパターンが特徴である。
また、同シリーズの敵であるフーちゃんグレルマアムはプリキュアの説得によって改心するという憎めないキャラクターとして描写されている。

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