「ようやく見つけたぞ。泉の里の精霊達よ」(第1話)
概要
最初に現れたダークフォールの五大幹部の一人で、第1~7話に登場。五行思想の「木行」がモチーフ。樹の泉を支配しており、木を使ってウザイナーを操り、花やバットや紙など植物およびそれに準ずる物や、樹に関わるものを精力の源としているもの(セミなど)も操ることができる。
ダークフォール内での愛称は「カレッチ」で、自称することもある(第2話では咲と舞が互いの呼び方を話しているところに、「俺の名はカレハーン。カレッチと呼んでくれ」と乗っかる形で登場した)。
お下げの髪が特徴。枯葉の怪人であるため火に弱いらしく、モエルンバに触られただけでも焼け焦げかけた。
咲には「カレーパン」と名前が間違えられることがあり、復活後は「中辛がオススメ」とノリツッコミを返すシーンもある。本人曰く「踊る奴や歌う奴とは反りが合わない」というが、そもそも他の幹部と相性が良くないらしく、ドロドロンに対してもつっけんどんな態度をとっている。
冷静なように見えて、性格は短気。ゴーヤーンの嫌味に対して他の幹部がそれぞれの方法で聞き流しているのに対し、カレハーンはいつも苛立ち、時にはそれを露にすることもあった(もっとも、ダークフォール達のキャラソンにおけるカレハーンの立ち位置を見るに、他の面子がマイペース過ぎるという理由もあるのだが)。
泉を奪うという任務を忠実にこなそうとする生真面目な性格であるが、突然現れたかと思えば前述の愛称で呼ぶよう咲と舞におどけて言って見せたり、本屋の店員と入れ替わって登場したり、咲の突っ込みにたじろいだりとコミカルな一面もある。
最後は山の木々から作り出したウザイナーと融合しプリキュアに挑み、精霊の力を吸収する等して圧倒するが、力を吸収しきれず逆転されて敗北した。
復活後は二度目の出撃で満と薫の援護によって、幹部の中では最初に滅びの鎧を破壊されてしまう。
かくなる上は、とプリキュアの必殺技に対しドロドロンと二人で前進しようとしたところ、ドロドロンは撤退と思い込んで逃げてしまったため、一人取り残されて今度こそ浄化されてしまった。
ちなみに最期の台詞は「アクダイカーン様!やっぱり、踊るヤツや歌うヤツとは合いませぇぇぇぇ…………(浄化)」という辞世の句と言うにはあんまりなものであった。
オールスターズDX2で出演した際も、「カレッチと呼んでくれ」とハートキャッチプリキュアの二人に呼びかけていたが、仲間であるアラクネアには咲と同じく「カレーパン」と間違えられた。しかし、NewStage3では五大幹部の中で唯一登場しなかった。
最終形態
第7話にて追い詰められたカレハーンがウザイナーと合体した姿。
大樹の集合体のような容姿をしており、ウザイナーの額からはカレハーンの顔が露出している。また、上半身にはウザイナーの大きな口がある特徴を持つ。
戦闘力が以前と比べて格段に向上しており、口から吐き出す弾丸や本気を出せば滅びの力で周囲の植物を枯らしてしまう力を発揮することができるほか、最大の特徴として腕を使ってプリキュア達の精霊の力を吸収できるという特殊能力をもっており、その能力をいかんなく発揮してプリキュア達の攻撃をことごとく無効化して2人を苦しめた。
しかしプリキュア達を絶望させようと滅びの力が彼女達の住む町まで侵食して行く様を見せつけたことが仇となり、怒りが爆発し許容量を遥かに上回るプリキュア達の力を無理に吸い続けたために負荷に耐え切れずに腕は吹き飛んでしまい、最後はその隙を突かれて放たれた『ツインストリーム・スプラッシュ』の直撃を食らい敗北した。
関連タグ
ダークフォール モエルンバ ドロドロン ミズ・シタターレ キントレスキー 五行