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ふたりはプリキュアシリーズ

ふたりはぷりきゅあしりーず

『ふたりはプリキュア無印』、『ふたりはプリキュアMaxHeart』、『ふたりはプリキュアSpalash☆Star』の3作品のことをいう。
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概要

無印』と『MaxHeart』は同作品だが、『Splash☆Star』のみは内容とストーリーと主人公は別であるため、前の2作品とは別である(追加キャラが出る設定を除いて)。

作品


「ふたり」へのこだわり

「ふたりはプリキュア」から始まったプリキュアシリーズだが、この「ふたりは」というタイトルは「プリキュア」というネーミングと切り離せないものとかつては扱われていた。

と、いうのも「プリキュアの父」である鷲尾天が当初プリキュア作品の制作にあたりオマージュとして投影していたイメージは、刑事ドラマバディもの(『ビバリーヒルズ・コップ』や『相棒』あるいは『踊る大捜査線』の青島刑事室井さん、と言えば解り易いだろうか)であった。そのため「もしも仲間が増えてもそれはプリキュアではない 」としており(MaxHeartのシャイニールミナスやSplash☆Starの満と薫が典型例)、どんなに仲間や友人が増えても、最初の「2人」だけが特別な存在であるとされていたのである。

現代のプリキュア作品は仲間が増えた場合はそこに優先順位はつけないので、こういう「最初の相棒だけが特別」という空気感は薄くなっている。
もちろん二人で同時に変身、あるいは単独変身不可能、もしくは初期メンバー二人の関係性に特別な意味合いを持っている、というプリキュアは後の作品において『スイートプリキュア』や『魔法つかいプリキュア!』など、符合しているプリキュアも多く存在している。
しかし、それらのプリキュアはどうしても中途参入のプリキュア登場、あるいは密接な協力者の登場とともに「ふたり」という関係性が「維持しながらも崩れていく(厳密なものではなくなっていく)」傾向にある。もちろん、それ自体はプリキュアに限らず子ども向け作品には「人間関係(自身の感じている世界の幅)を広げる」という事の重要性を訴えるために描かれなくてはいけない必要な過程である。

だが、それを踏まえても当時のスタッフとプリキュアファンが「人数」にこだわったのは「ふたり」という「人間関係の最小単位」によるシンプル化ゆえの「記号としての解りやすさ」があったためであり、その部分が受け入れられてヒットにつながっていた、という見方もある。そのため古参のプリキュアファンには「ふたり」を他の仲間よりも特別に扱うこと(あるいは鷲尾プロデューサーがプリキュアに求めた「バディもの」という「原典(オリジン)」そのもの)に思い入れを持つ人たちもいるため「ふたりはプリキュア」というタイトルが失われたことに対して惜しまれる事も多い。

キャラクター

2人の主人公

2人のうち、1人は勉強が苦手で運動神経がいい短髪の少女、もう1人は頭脳は良いが運動神経は普通な長髪の少女。この特徴はテレパシー少女蘭に遺伝しているらしい。
また短髪の少女のパートナー妖精は男子(しょっちゅう喧嘩している)、長髪の少女のパートナー妖精は女子という設定は似ている(恐らくはダーティペアがモデルでもある)。

2人で変身

主人公の少女2人が手を繋いで変身する設定はほぼ似ており、変身衣装《コスチューム》や能力が変化する事もある。Splash☆Starの場合は続編はないものの、衣装や能力が変化する事もある。これは『楽勝!ハイパードール』(手を繋いで変身、衣装や能力の変化以外)がモデルらしいのである。

2人同時に変身

主人公の2人の同時変身シーンはしょっちゅう出ており、このシーンは『美少女戦士セーラームーンSS』の主人公・月野うさぎうさぎ・スモールレディ・セレニティに類似している(2人同時に変身するシーンのみ)。『ハートキャッチプリキュア!』~『スイートプリキュア♪』、『ハピネスチャージプリキュア!』、『魔法つかいプリキュア!』は初期は2人同時に変身していたが、2人が揃って、気持ちが同じでないと変身できないところもこの3作を受け継いでいるのは『スイートプリキュア♪』と『魔法つかいプリキュア!』である。また2人で手をつないで変身するシーンは『魔法つかいプリキュア!』で確認されている。ちなみに2人の主人公に1匹の妖精がパートナーが存在する作品は『ハピネスチャージ』(3人目を加えて数人の変身少女も1体の妖精)と『魔法つかい』で確認されている。

また、『HUGっと!プリキュア』のルールー・アムール/キュアアムール愛崎えみる/キュアマシェリは、「同じ1つのプリハートが2つに分かれ、一緒に変身能力を獲得した」ことに加え、変身後にまさに「ふたりはプリキュア」と名乗っており(覚醒前にも同じ台詞有り)、いくらか「ふたりは」の系譜を継ぐ存在となっている。

分析

なぎさ&咲

共通点

  1. 寝坊が激しい。
  2. どじでおっちょこちょい。
  3. 勉強はからっきしダメ。
  4. 運動神経抜群。
  5. 大食いで似たもの同士のパートナーと喧嘩みたいな漫才をする。
  6. 言葉遣いは中性口調を常用する。
相違点
  1. なぎさはラクロス部所属、咲はソフトボール部に所属。
  2. なぎさはマンション暮らし(なのでペットは飼ってない)で3つ違いの弟が一名、咲はパン屋・パンパカパンの娘(にもかかわらず猫を飼っている)で6つ違いの妹が一名。
  3. なぎさは味音痴で、咲はオムレツが作れる。
  4. なぎさは部活の時に前髪をアップにしており、咲は常に前髪をアップにしている(2人共ショートヘア)。

ほのか&舞

共通点

  1. 頭がいい。
  2. 主人公や妖精以外を『さん』づけする。
  3. 言葉遣いは女性語を常用する。
相違点
  1. ほのかは科学部で、舞は美術部に所属。
  2. ほのかは運動神経が少し高くウィンタースポーツができるが舞は運動神経が平均的。
  3. 2人共背中までかかるロングヘアーでほのかはハーフアップにしており、舞はお団子ハーフアップにしている。
  4. ほのかは豪邸に住み犬を飼っており両親は海外旅行中で祖母と2人暮らし、舞は天体観測が出来る家に住んでおり3つ違いの兄がいて両親とも暮らしているが動物は飼っていない。

ひかり&満&薫

共通点

  1. 追加キュアである。
  2. 異世界出身である。
  3. 転校生である。
  4. 中学2年生である。
  5. 信号トリオである。(ひかりは黄色い少女で、満はい少女で、薫はい少女である。)
  6. 名字はどちらもKから始まる。「ひかり:九条(Kujo)、満と薫:霧生(Kiryuu)」
相違点
  1. ひかりは最初から味方で、満と薫は元々は敵だった。
  2. ひかりは光の園からのクイーンの「生命」として登場したが、満と薫は敵組織の一員として登場した。
  3. ひかりはシリーズ始まりの追加戦士で、満と薫はシリーズ終わりの追加戦士である。

その他

共通点

  1. オープニング主題歌の構成が3コーラスである。
  2. 2人の主人公の誕生日が公式されている。
相達点
  1. オープニング主題歌の所要時間が初代は1:15でマックスハートが1:20だったが、S☆Sはプリキュア5ドキドキ!プリキュアと同じ1:25
  2. 初代とマックスハートは肉弾戦が目立っていたが、S☆Sは光を使った攻撃が多い。

関連イラスト

なぎさと咲
仲良し4人組
プリキュアオールスター ラインダンス①
二人きりのポッキーの日



関連タグ

コンビ
稲上晃:上記3作品のキャラクターデザイン担当者。稲上キュア

プリキュアシリーズタグ


ふたりはプリキュアシリーズYes!プリキュア5シリーズ

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