'20夏の特別編

なつのとくべつへん

世にも奇妙な物語の特別編。

プロローグ

皆さん、こんばんは。

皆さんは思ったことはありませんか。あの失敗さえなければとか…。あるいは、あの時別の選択をしていればとか…人生には後悔は尽きません。そんな時、タイムマシンに乗ってもし過去に戻ることができたとしたら。

タイムトラベルには『親殺しのパラドックス』という問題があります。タイムマシンに乗って過去の世界へ行き、子供を持つ前の自分の親を殺したらどうなるか。

自分は生まれることなく、この世に存在しなかったことになる。存在しなければタイムマシンに乗って過去に行くこともできず、親も殺すことは出来ません。…というパラドックス、矛盾が生じます。

今宵、奇妙な世界へ迷い込んだ5人の主人公。もし、過去を変えることができたとしたら…彼らは奇妙な世界に迷い込むことはなかったのでしょうか。

2020年7月11日に土曜プレミアムで放映された。

30周年イヤーとなる今回は、本来『'20春の特別編』として製作される予定だったが、新型コロナウイルスの流行により、このような時期にずれ込んでしまった。

この特別編から、『'16春の特別編』のような四本編成にした、また、最後の一本を短めにしたのもこの回からである。

更に、エンディング次回予告をするという体制もしばらく続いた。