略歴
T165、B80-W60-H86。本名・大石麻由子(おおいし まゆこ)。旧芸名・広瀬 晶(ひろせ あき)。
妹は同じく女優、ファッションモデルの広瀬すず。
小学6年生のころ、地元の夏祭り(清水七夕祭り)会場でスカウトを受ける。当時はスポーツ少女で日焼けしており、髪も短かったことで男の子に間違われてスカウトされた。
2009年、橋本愛らとともに「Seventeen」誌の専属モデルに選ばれ芸能界デビューした。2012年には妹の広瀬すずも同誌モデルに選ばれており、雑誌やイベント、バラエティ番組での姉妹共演も多い。
2008年には女優デビュー。
特撮作品では2009年「仮面ライダー×仮面ライダー W&ディケイド MOVIE大戦2010」で電波人間タックル/岬ユリコ(新)役を、漫画実写化作品では2010年「マリア様がみてる」で武嶋蔦子役を、2014年「銀の匙 Silver Spoon」で御影アキ役を、2017年「氷菓」で千反田える役などを演じている。
一時期は「すずの姉」としてある意味バーター的なポジションでの活動も少なからずあったが、NHK連続テレビ小説「わろてんか」などでのコミカルな演技からコメディエンヌとしての才能や幅広い役柄をこなす演技力が高く評価され、女優として大いに注目されるようになった。
なお、すずが主人公の綾瀬千早役を務めた「ちはやふる」では、千早の姉の綾瀬千歳役として出演(※作中で少しだけ映る雑誌の表紙のみ)し、変則的な形ではあるが姉妹役での共演となった。
後に2021年のドラマ「Living」(NHK総合)でも姉妹という設定で共演しており、正式に姉妹共演を果たした。本人たちも「はじめて二人でお芝居をやった」と語っている。
人物
特技はバスケットボールと編み物。かなりの漫画好きであり、青年漫画・少年漫画をよく読んでいる。好きなキャラに小湊春市(「ダイヤのA」)と金木研(「東京喰種」)を挙げており、特に金木研は別格であるとのこと。また、アニメ版で金木の声優を担当する花江夏樹を「神様」と呼ぶほどである。
現在の芸名である「広瀬アリス」の「アリス」は突然決まったもので、その由来もわかっていない。ある日事務所の社長から突然「今日から『アリス』よ」と告げられたという。
また、彫りの深い顔立ちや長身、その芸名からハーフやクォーターだと思われることもあるが、実際には純日本人である。
2018年時点では母、すずと同居していることを明かしている。「Seventeen」のモデルを共にしていた頃は仲が悪かったが、今では改善し再び仲良く過ごしているという。時折Twitterなどで姉妹一緒の様子が投稿されている。
最近になって何故か発汗が酷いらしく、舞台挨拶の際に汗を拭くために一時的にその場を離れることが何度かあった。おそらく多汗症だと思われるが、本人もこの件をネタにしており、共演者からのイジりにも笑顔で返している。