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電波人間タックル

でんぱにんげんたっくる

電波人間タックルとは、特撮番組『仮面ライダーストロンガー』のキャラクター。
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もしかして電波人間のRPG電波人間

概要

仮面ライダーシリーズ初の変身ヒロイン。16歳。
マスクをかぶり、愛車テントローに跨るが、正式な「仮面ライダー」ではない。

本名、仮面ライダービルドブラックサタンアジト拘束されていたところを脱走中のストロンガーが発見、救出されて共にアジトを脱走。テントウムシがベースのサイボーグだが、強化改造を施される直前だったため奇械人より戦闘力は低い。ブラックサタンと敵対する反逆者となって城茂と共に戦った。
変身時には樹木の後ろを通っただけで瞬時にチェンジするなど、やたら仰々しいストロンガーとは対になる迅速な変身が可能。

一定のポーズと共に「エイッ!ヤー!!トー!!」という掛け声を発しながら変身する。

電波エネルギーを動力にしているので電波人間。一応、電波を電気に変換するという技術は実在するので、タックルも実際はストロンガーと同じく電気人間の一種なのだろう。
このゲームとはあまり関係ないはずだが、見た目はちょっとだけ似ている。

必殺技電波投げ
電波エネルギーを衝撃波として打ち出すことで、離れた敵を手を触れずに投げ飛ばすことができるという技。地味であるが戦闘員たちは転倒するだけで気絶し行動不能になった。また、戦闘員同士が近い位置に集まっているなら一度に複数人を転倒させることができる。戦闘員を蹴散らすことにおいてはストロンガーよりも活躍していたかもしれない。
一方、怪人に対して有効だったことはほぼないため、結局はストロンガーをサポートするための技といったところが実態だ。

ブラックサタンの予定通り強化改造も完了していれば、パワー面ではやや劣るが、総合的にはストロンガーとも同レベルの強さを誇る改造人間となるはずだったらしい。

MOVIE大戦2010』では破壊者となった門矢士と行動を共にする少女、岬ユリコとして登場。
リ・イマジネーションでありストロンガーに登場するユリ子とは別人。
本家との相違点は、マスクから髪の毛が出ていること、スカートに広がりがあること、ニーハイソックス着用なこと(本家は網タイツ)、マスクオフのシーンがあることなど。
岬ユリコとしての項目も参照。
その後、ネット版『スーパーヒーロー大戦乙』ではこちらのデザインでストロンガーの役で登場した。

どちらのタックルも、「電波投げ」が得意技。そして、どちらも大切な人を守るため、女性戦士(デルザー軍団ドクターケイトスーパーショッカー蜂女)に「ウルトラサイクロン」を放ち刺し違えた。

漫画仮面ライダーSPIRITS』などのZXの作品では、バダンによって蘇生させられストロンガーと戦った。

柴田ヨクサル漫画東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』では女性教師、岡田ユリコとして登場。
本家との相違点はスーツがノースリーブかつ胸元が露出していること、MOVIE大戦2010版同様ニーハイソックス着用、第1話ラストでマスクオフのシーンがあるなど。
変身内容としては、その場で着替えること。あと、柴田ヨクサル作品の例に漏れず、胸がでかい
本家同様、「電波投げ」を使用するが、その内容は実在する投げ技の数々

小ネタ

元々、タックルは当時の女児たちの『私たちもライダーごっこがしたい!』という意見を耳にした平山了プロデューサーが意見を作品に取り入れたものであるらしく、デザイン画の時点では仮面ライダータックルと表記されていた。本来ならば史上初の女性仮面ライダーとなるはずだったのだ。
しかし、紆余曲折の末に決定稿ではタックルから仮面ライダーの名は消されてしまった。(よく似た例に仮面ライダールデスことアナザーアギトがいる)
彼女の登場がその後の特撮ヒーロー界に大きな影響を及ぼしたことは間違いなく、秘密戦隊ゴレンジャーモモレンジャー宇宙刑事シャイダーのアニーなど、彼女の影響なくして存在しなかった変身ヒロインは多い(こうした背景には女性の社会進出があったものと思われる)。

仮面ライダーではないという設定は、仮面ライダーストロンガー本編に於ける岬ユリ子の悲劇的な最期のみならず、スーツアクターも使わず熱演した女優の引退・早世、といった事情を知るファンの間では、もうイベントに集合しなくていい、引退させてやりたいというニュアンスも含めて解釈されている。…一部戦闘シーンでは清田真妃スーツアクトレスを担当したのだけれども。
そして2002年夏、昭和ライダーシリーズからの脱却を狙って仮面ライダーファムが登場したが、熱心なファンこそ「女性初の仮面ライダー」という肩書にも全く文句を付けなかったのである。

しかし一般的には、「どうしてライダーマンが仮面ライダー扱いされてタックルは仮面ライダーじゃないの?」という疑問を感じる人が多い。
とうとう公式でもネタとしていじられ、仮面ライダーディケイドのネットムービーでは、MCの鈴村健一鳴滝がタックルが仮面ライダー扱いされていない理由について意見を交わし、

鳴滝 「まぁこれは、人の顔が出てるもんな。それにちょっと無防備だしな」(パネルに刷られたタックルの腿周辺を指差しながら)
鈴村 「じゃあライダーマンは? タックルの方が後(に出てきた)でしょ」

鳴滝はツッコまれると何も言えなくなっていた。
実際、改造人間としての強さはタックルの方がライダーマンより上である(そもそもライダーマンは改造人間でないどころかほぼ生身)。

光夏海「戦いましょう!タックルさんが『仮面ライダータックル』になるその日まで!」
↑いやもうなってるんです。放送開始前までは。

ちなみに夏海はこの回でライダーになりたいと言っていたが、本当になってしまった上に、変身した作品では(別人ではあるが)大先輩のタックルが登場した

講談社などの昭和~平成までの全ライダーを紹介した大全集などの関連書籍では、タックルも歴代仮面ライダーと共に紹介されるため、広義の意味では歴代ライダーの一人として暗黙の認知はなされている。また、本編でも描写された様にストロンガーと同時期に改造開発されたため、彼と表裏を成す存在的な要素も含めてストロンガーと並ぶもう一人の仮面ライダー7号的存在として彼女の立ち位置を認識するファンも少なくない。


そしてついに、超スーパーヒーロー大戦ではチームウーマンの枠で参戦した。

なお、『HEROSAGA MASKED RIDER DECADE EDITION -ストロンガーの世界-』ではアポロガイストのパーフェクターを装着して蘇った姿が登場。まさしく仮面ライダーと呼んで差し支えないマスクになっており、作中で5人の仮面ライダーの1人にも数えられている(残りの4人はディケイド、ディエンド、クウガ、ストロンガー)。岩石大首領との戦いでウルトラサイクロンを放って生死不明となった。

更に時が経って令和彼女のネガライダーとも呼べる存在登場する事になるとは、予想できた人は少ないに違いない…

関連タグ

仮面ライダーストロンガー 岬ユリ子 ミニスカ
仮面ライダーディケイド MOVIE大戦2010 岬ユリコ
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