「ストロンガー、このケイト様はまだまだ負けないわ!」
「ヒッヒッヒ……、子供達の汚れのない血でストロンガー殺しの猛毒を作るのさ‼」(第29話)
概要
マンドレイクとも呼ばれる妖花アルラウネの子孫で、デルザー軍団の一員で初期メンバーでは紅一点でもあるケイトウの花をモチーフとする改造魔人の魔女。 「ヒッヒッヒ……」と不気味な笑い声を常に上げている。
改造魔人の中でも特に恨み深い性格をしており、ストロンガー殺しの猛毒製造のために拉致してきた子供達をストロンガー誘因のために横取りした鋼鉄参謀に対する報復として、鋼鉄参謀の弱点が自らのケイトガスであることをストロンガーに暴露し間接的に鋼鉄参謀を死に追いやった。
改造魔人であるため、ストロンガーの電気技が効かない。
体が柔らかいため、打撃攻撃を無効化できる特異体質の持ち主だが、その反面植物型改造魔人であるため「火に燃えやすい」という弱点がある。
体内であらゆる毒素を調合できる全身が猛毒で構成されたような改造魔人で、化学兵器や細菌兵器の製作に長けた猛毒のスペシャリストでもある。
その中でも特に改造魔人ですら痺れを起こして動けなくなるケイトガスは強力で、軍団きっての殺し屋であるドクロ少佐ですら悪寒が走ると言わしめ、この毒ガスが前述のとおり鋼鉄参謀の死を招く原因ともなっている。
これらの毒物に加え、身にまとっているマントで相手の動きを封じてナイフで刺突したり、幻惑攻撃で相手を翻弄したりする。
毒で弱ったタックルの松明攻撃をものともせず、ストロンガーをいたぶったが、死を覚悟したタックルの捨て身技「ウルトラサイクロン」で相打ちとなり死亡した。
派生作品
『S.I.CHERO SAGA』では、仮面ライダー電王のエピソードで、ネガタロスにより召喚されてアックスフォームと闘ったり、
仮面ライダーディケイドのエピソードではA.R.WORLDの「ストロンガーの世界」で、鋼鉄参謀の恋人として登場している。
『仮面ライダーSPIRITS』では東京で仮面ライダーXと交戦。草木を一瞬で枯らし死体を瞬時に白骨化させるほどの猛毒ガスを吐くがライドル風車返しで躱され、その後、隊長ブランクと戦っていたストロンガーと相手を交代するようにして相見える。
作中ではチャージアップストロンガーとは初対面にあたり、己と刺し違えたタックルのことを忘れていたかのような態度を取ったためストロンガーの怒りを買う。
すかさずXライダーが切り裂いたバイクのガソリンをストロンガーに浴びせられた後、かつて自分が敗れたタックルのウルトラサイクロンを叩きこまれることを予感して間合いを離したところで、ストロンガーの電気により全身に火をつけられ、割と呆気なく倒された。
(ちなみにすがやみつるのコミカライズでもタックルにガソリンを浴びせられて斃れている)。
関連イラスト
関連タグ
仮面ライダーストロンガー アルラウネ 魔女 魔人 猛毒 ケイトウ 岬ユリ子
蜂女(仮面ライダーディケイド)→こちらもウルトラサイクロンでタックルに葬られた女怪人。ただし、こちらでのタックルは以前の戦いで蜂女に殺され、残留思念が実体化した姿である。