「フハハハハハ、故国の日本を死に場所に選べるとは、お前も、運のいい男だ。やれいっ‼」(第36話)
概要
『仮面ライダーストロンガー』に登場した、大首領直属のデルザー軍団に所属する凄腕の剣士。
最高幹部マシーン大元帥、磁石団長と並んで、エリート揃いのデルザー軍団内でも上位に位置する(『仮面ライダーSPIRITS』ではJUDOと直接コンタクトを取る暗闇大使が「デルザーを統括するもの」と位置付けていた)。
この3人については上位の改造魔人とも、それより上位の半機械人とも呼ばれる。
『仮面ライダー図報』や『全怪獣怪人大図鑑』などの書籍によると、バイキングの血を引く魔人とされる。掛け声は「カチュー!!」。
長剣と短剣の二刀流で戦い、この二刀を組み合わせて放つ「高速熱線」が必殺技。この他、自己再生も可能。
誇り高く仲間想いの一面もあり、ジェネラルシャドウの犠牲により宿敵である城茂を拉致した後、彼の仇を討とうとする発言も見らるが、一方で妙に潔いと言うべきか諦めの早い一面もあり仮面ライダーストロンガー達に捕えられた時は命乞いをする磁石団長とは違い「もう諦めよう…」と呟いていたり、栄光の七人ライダーが揃い踏みした時には「デルザー軍団も…」「これで終わりかのう…」と磁石団長と共に諦めの心情を吐露していた。
デルザー軍団の作戦を妨害する仮面ライダー達の迎撃を行い、仮面ライダー2号を除く6人のライダーとの交戦を経験。神敬介をまいてまで日本に上陸したらしい。
特にダム破壊作戦の際には磁石団長と協力し、地震発生装置でV3の身動きを封じて降参させた磁石団長に対し、実力でライダーマンを倒したほど。そこ、ライダーマンが弱いだけとか言うな。
Xライダーとアマゾンライダーとの2対1の戦いでも良い戦いぶりを見せる実力者であったが、仮面ライダー1号との一騎打ちに敗れストロンガーとの一騎打ちに敗れた磁石団長と共に捕虜にされてしまった。
EB『仮面ライダー大図鑑』では「そのいずれとも互角以上の戦いを展開し、巧者ぶりを呈した」と評されている。
デルザー軍団のアジトがある奇厳山・人面岩から放たれた光線の援護で危機を脱したが、人面岩の正体である岩石大首領によって召喚された再生荒ワシ師団長と再生ブラックサタン奇械人部隊との共闘の末、6人ライダーによって再生怪人諸共いつのまにか倒されていた。
漫画版
成井紀郎氏の漫画では、「よろい剣士」の名で登場。
仮面ライダー2号と仮面ライダーV3を完膚なきまでに叩きのめし、レーザー砲を科学者から分捕ってライダーを皆殺しにしようと目論んだ。しかし間一髪で回避され、必死の特訓で能力を強化した7人ライダーにはかなわず一方的に翻弄された挙句、2号とV3のライダーダブルキックにより爆死した。
『仮面ライダーSPIRITS』ではサザンクロス体内(外殻部?)にて他の2人と共に修復され、続編の『新仮面ライダーSPIRITS』にてようやく戦線に復帰した。
あおきけい氏の『仮面ライダーSDマイティライダーズ』ではRPGの達人として登場。日光RPG村でマイティライダーズを迎え撃った。身も心もRPGのキャラクターになりきっており、RPGの鉄則に則ってマイティライダーズと戦ったが、人質の子供の機転で転がされた壺を見つけ、RPGの鉄則に則り中身を調べようとした隙にかいしんのライダーキックで倒された。
余談
ヨロイ騎士の先祖たるバイキングは怪物ではなく、人間の民族の名前なのだが、バイキングの一人として有名な血斧王の妻グンヒルドは邪悪な魔女であった為、魔人扱いでもおかしくないような気もしなくはない。
関連タグ
仮面ライダーストロンガー デルザー軍団 マシーン大元帥 磁石団長
トカゲバイキング:同じくバイキングモチーフで敬介ことXライダーの敵でもあったGOD神話怪人。彼はバイキングの死体を使ってるのである意味ヨロイ騎士のご先祖様…なのかも。