概要
デルザー軍団に所属する怪人達の総称で、ジェネラルシャドウを除き、メンバー全員が伝説上の有名な怪物たちの末裔である。
そんな人外の連中を改造したため、改造人間ではなく改造魔人と称されている。
構成員は全員がショッカー~ブラックサタンの大幹部級の実力と権限を持ち、ブラックサタン大首領が戦慄して逃げ出してしまう程の猛者揃いである。
更に殆どの者がストロンガーのエネルギー源である電気を無効化出来るばかりかそのまま相手に逆流させる事ができる絶縁体質である為、ストロンガーですら超電子エネルギーの力を得てチャージアップ出来る様になるまでは殆ど太刀打ち出来なかった。
(それまでは敵の弱点や足の引っ張り合い等の幸運に恵まれて辛うじて勝利できた)
その割に磁石団長とヨロイ騎士はライダーたちに人質に取られた際に、『マシーン大元帥、大元帥!!助けてくれぇ~!』(磁石団長)、『お、俺達を見殺しにしないでくれ~~!!』(ヨロイ騎士)と、妙に情けない声を上げたり(マシーン大元帥からも『ええい、この臆病者めが!!それでも栄光のデルザー改造魔人か!?』と大いに嘆かれる始末であった)、構成員が度々、再生怪人として登場しているのは内緒である。通常のライダーキックの一発程度では致命傷にならないボディを誇る者も多く、複数のヒーローを複数の話を跨いで捕虜にしていた実績を持つ事から、昭和第一期最強の悪役と名高い。
また、それぞれが独自に戦闘員を配下として従えているのも特徴である。
その他、設定では彼等より更に上位種である半機械人というカテゴリー(劇中ではマシーン大元帥、磁石団長、ヨロイ騎士、裏設定のジェットコンドルが確認されている)が存在しているらしい。
モチーフとなったモンスターは実在する伝承の物も多いが、鋼鉄参謀の先祖とされる黄金魔人等は昭和期の妖怪図鑑の創作だったりする。
メンバー一覧
デルザー軍団、第一陣
設定では彼のみ魔人ではなく人間とされ、魔道に落ちたジプシーの男が強さを求めるあまり、度重なる改造手術を経てデルザー軍団に入ったとされている
- ヘビ女 ※一説によると祖先はヘビの精
- 鋼鉄参謀 ※モチーフは黄金魔人
- 荒ワシ師団長 ※モチーフは竜巻魔神エキム
- ドクターケイト ※モチーフはアルラウネ
- ドクロ少佐 ※モチーフはデュラハン
- 岩石男爵 ※モチーフはスフィンクス
- 狼長官 ※モチーフは狼男
- 隊長ブランク ※モチーフはフランケンシュタインの怪物
デルザー軍団、第二陣(半機械人)
- マシーン大元帥※モチーフはミイラ男(第35話のナレーションでは改造魔人と呼ばれており、放送時の段階ではスタッフの認識は曖昧だった模様)。
- 磁石団長
- ヨロイ騎士 ※モチーフはヴァイキング。ただし、史実のヴァイキングは魔物ではなく人間。