ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

隊長ブランク

6

たいちょうぶらんく

『仮面ライダーストロンガー』に登場した悪の組織「デルザー軍団」の、初期メンバー最後の改造魔人。

「ストロンガー……オレがコロす!」

CV/辻村真人

概要

名門とされるフランケンシュタイン一族出身の子孫にして『デルザー軍団』第一陣最後の改造魔人

物語の終盤に登場した敵としてはパッとした能力を持たない他、不運にも彼のみ他の改造魔人達と違って主役回というものが無く、狼長官の作戦行動中に手柄を横取りしようとしたり、ヘビ女の作戦中に命令されても無いのに自主的に襲い掛かっているシーンが多いため、あんまり目立つような活躍が無かった…。

人物

悪名高き殺し屋集団『ブランク狙撃隊』の隊長を務めており、祖先に似たのか或いはそのイメージを引きずっているのか、無表情且つ必要最低限の事しか喋らずに片言で喋る特徴を持ち、一度狙った獲物は仕留めるまで狙い続ける執念深い性格の持ち主。

また、名門出身なだけに高いプライドも持ち合わせているようだが、手柄を得るためにはプライドをかなぐり捨てるような狡猾さも併せ持つ…。

……が、頭は岩石男爵同様やや脳筋気味のようである。作中では、狼長官が催眠ガスの罠で捕えたストロンガーを横取りしようとしたり、その際に長官に「同じ名門出身として敵の寝首を掻くような先祖に恥じる行為をするな」と釘を刺されて一度はその矛を収めるも、長官が安心してその場を去った瞬間にストロンガーを解放して寝首を掻こうとしたり、更にはストロンガーが寝たフリをしていたのを見抜けず解放してしまった挙句脱出を許すという重大なミスを犯してしまう。結果、ストロンガーに「お前がフランケンシュタインの血を引く隊長ブランクか……その割にはあまり頭が良くないな!」と侮辱的な言葉まで投げ掛けられてしまった…。

※余談だが、イメージ的にフランケンシュタインの怪物は頭が弱そうなイメージがあるが、実際にはフランケンシュタインの怪物に使われている頭脳は非常に優秀である。もっとも子孫にはその優秀な頭脳は受け継がれなかったようだ…。

そんな自分の短所を重々承知している所もあるのか、その後は主に奇襲作戦や狼長官に続いて行動を開始したシャドウの腹心であるヘビ女の作戦の影に隠れた強襲作戦などに切り替えており、それによって一定の成果も上げていることから完全な脳筋という訳でもないようだ。

デルザー軍団員の中でも先祖の歴史は浅く、人造人間の子孫ではあるものの、狼男を先祖に持つ狼長官からはきちんと名門扱いされている辺り、ヒエラルキーはそれなりの位置にある様子(メタ的に言えば、鋼鉄参謀荒ワシ師団長の先祖は妖怪図鑑の創作な為もっと歴史が浅い)。

能力

イオンエネルギーを動力源としており、フランケンシュタインの怪物の子孫なだけに改造魔人の中でも一二を争う怪力の持ち主で、その圧倒的なパワーと強靭な肉体で敵の攻撃をことごとく跳ね除ける。

また、大型のナイフを射出する特殊ライフルを常に携帯しており、加えて格闘術に精通しているため、遠近両方からの攻守に優れているといっても過言ではない。

更に素の怪力を活かし、巨大な岩石を放り投げ、敵を粉砕する『岩爆弾』攻撃をも得意としており、直撃したストロンガーに大ダメージを与えることに成功している。

……が、メイン武器がメイン武器であるため、それに頼り切って自慢の怪力を活かしきれていないような所も多々あり、 その他人造人間を祖先に持つためなのか、磁石団長と同じく電気パワーを跳ね返せない体質なのか、例外的に通常状態のストロンガーにフルボッコにされてしまっているシーンが結構ある。

その為一部のファンの中には、改造魔人の中では、『満月の夜の状況下に居ない昼間の狼長官』と並び、改造魔人中最弱メンバーなのではないのかと疑っている者もいるようだ。

最期

ヘビ女を追跡する城茂を配下の狙撃部隊に急襲させ、ストロンガーに変身した茂と交戦。

しかし、怪力自慢にもかかわらず、狙撃手という相反する職業に就いていた事もあり、予想外に追い詰められてしまい、一時退却を余儀なくされる。

その後、戦い方を変えて、心理作戦をも展開し着実に茂を追い込んで行くヘビ女の作戦行動に紛れ、奇岩山へ向かう途中のストロンガーに再び奇襲を掛ける。

部下の狙撃部隊を囮にして、自身は遠く離れた場所から『岩爆弾』攻撃を仕掛け、ストロンガーに大ダメージを与えることに成功。この機を逃すまいと一気に猛攻撃を仕掛けるが、一瞬のスキを突かれて返し技で逆転されてしまい、ストロンガーのチャージアップを許してしまう。

部下に手渡されたライフルで狙撃するが、弾丸(ナイフ)をいとも簡単に受け止められて投げ返されてしまった挙句、超電急降下パンチを3発脳天に喰らい、地面にメリ込んだ所へ、更に投げ飛ばされ、爆死するという呆気ない最期を迎えてしまった。

派生作品では

新仮面ライダーSPIRITS

荒廃しつくした東京都の市街地で、改造魔人たちが仮面ライダー達と戦いを繰り広げる中、因縁のストロンガーと戦う。ストロンガーの「反転ブリッカー」をものともせず、さらにチャージアップ状態の「超電子ドリルパンチ」を受けても致命傷には至らない装甲の厚さを見せる。

しかし、ドクターケイトと対戦相手を入れ替える形で戦った仮面ライダーXライドルを駆使した技に翻弄され、しかも投げ付けたバイクを切り裂かれることで、ケイトがガソリンを浴び、彼女がストロンガーに倒される切っ掛けを作ってしまう。

そのまま敗走したこと(ケイトの毒素が蔓延したこともあるようだが)で、軍団の成員から「ケイトを見殺しにして逃げ帰った」と散々な評価を受け、立場を失う。

その汚名を雪ぐべく、サザングロスによって凍結させられた東京湾にて、結城丈二との交戦の結果、牢獄を抜け出した大首領JUDO仮面ライダーZXの戦いに「大首領の御身は俺が守る」と部下を率いて参戦。持ち前の怪力でZXを圧倒するも、ヘルダイバーを呼び寄せられたことで形勢は逆転する。

その上、ZXとの戦いを邪魔されたJUDOが、戦闘員を握り潰すなどピリピリしているのを見て狼狽したまま、コマンドロイドのマシンを奪ってZXを追尾するも、ZX自身のブースターの出力を合わせて威力を増したヘルダイバーの高速回転で身体を穿たれ、自慢の装甲も通用せず、五体を粉砕されて爆散した。

仮面ライダー11戦記

第2話に登場。仮面ライダーBLACKRXらを襲撃したその他多くの再生怪人の中に1コマだけ映りこんでいる(他のメンバーはショッカーナメクジラGOD機関イカルスドグマ王国ロンリーウルフなど)。

彼はドクトルGにこき使われているのに対し、元同僚のジェネラルシャドウは幹部待遇なことを考えるとあまりにも悲しい……

コメント

コメントが未記入です

pixivに投稿されたイラスト

すべて見る

pixivに投稿された小説

すべて見る
  • 新・スパロボ風戦闘前会話

    vs隊長ブランク(仮面ライダーストロンガー)

    今回はtkさんとの合作デルザー軍団シリーズの投稿です。デルザー脳筋組のひとりですね。 原作での台詞が少なかったということで、『仮面ライダーSPIRITS』の成分が混ざっています。あらかじめご了承ください。
  • 仮面ライダー神々の黄昏(ラグナロク)

    望月博士の洋館。狼長官出現‼︎

     本郷猛と麻生勝は、麻生勝を改造した望月博士の洋館に、まだなにかの秘密があるのではと、洋館内部に詳しい宏少年と、宏の通う道場の、玲子師範代と黒田が、洋館へと向かう。  その洋館には、デルザー軍団の狼長官が、何かを探しに来ていた……  そして、かつてライダーに協力した、あの男もいた……  一方その頃、仮面ライダーXとアポロガイストの宿命の対決にも……     ※ ※ ※  仮面ライダーZOで出てきた、玲子さんと黒田さんって、森永奈緒美さんと、大葉健二さんなんですよね。  以前も書いたけど、ZOでの森永さんは本当に美々しくて、好きです!     ※ ※ ※     【登場する主要人物】  本郷猛(仮面ライダー1号)  神敬介(仮面ライダーX)  麻生勝(仮面ライダーZO)  玲子 (仮面ライダーZO)  黒田(仮面ライダーZO)  望月宏(仮面ライダーZO)     【登場する怪人】  アポロガイスト(GOD)  狼長官(デルザー軍団)  隊長ブランク(デルザー軍団)
    10,871文字pixiv小説作品
  • 仮面ライダー神々の黄昏(ラグナロク)

    光と闇の対決続く!

     仮面ライダーV3を倒すために、複数の怪人たちが東京へ向かい、剣聖ビルゲニアと隊長ブランクは、自分たちの理由で戦いに挑み出した。  だが、仮面ライダーはV3だけではない!  それぞれの怪人がそれぞれのライダーと対決することになっていく……  そして、V3前に、不死身の魔人が出現した……     ※ ※ ※  マサヒコが、今回、ジンドグマの怪人、スプレーダーに言うセリフは、一時、俺の仲間の間で局地的ブームになった物です。  スプレーダーで画像を見てください。似ていますよw     【登場する主要人物】  風見志郎(仮面ライダーV3)  神敬介(仮面ライダーX)  アマゾン(仮面ライダーアマゾン)  城茂(仮面ライダーストロンガー)  筑波洋(スカイライダー)  南光太郎(仮面ライダーBLACKRX)  岡村マサヒコ(仮面ライダーアマゾン)     【登場する怪人】  ファイヤーコング(ドグマ)  エレキバス(ドグマ)  マッハローラー(ジンドグマ)  スプレーダー(ジンドグマ)  オオワシ怪人(ゴルゴム)  ベニザケ怪人(ゴルゴム)  隊長ブランク(デルザー軍団)
    10,562文字pixiv小説作品
  • 仮面ライダー神々の黄昏(ラグナロク)

    動き出した隊長ブランク、剣聖ビルゲニア!

     レーグヌム・ソサエティの撤退が始まる。  だが、こちらの怪人は数多く倒され、仮面ライダーは、まだ一人も倒れていない。  彼らは仮面ライダーの中でも、特に1号や2号に匹敵する伝説のV3に標的を絞り、策を練る。  レーグヌム・ソサエティ中でも、地位の危なくなった剣聖ビルゲニアが、自分の傲慢な誇りと地位を守るために、仮面ライダーBLACKのロードセクターの2号機ともいうべきヘルシューターでライダー達に戦いを挑んだ!       【登場する主要人物】  本郷猛(仮面ライダー1号)  一文字隼人(仮面ライダー2号)  風見志郎(仮面ライダーV3)  神敬介(仮面ライダーX)  アマゾン(仮面ライダーアマゾン)  城茂(仮面ライダーストロンガー)  筑波洋(スカイライダー)  村雨良(仮面ライダーZX)  風祭真(真・仮面ライダー)  麻生勝(仮面ライダーZO)  瀬川耕司(仮面ライダーJ)  緑川ルリ子(仮面ライダー)  明日香愛(真・仮面ライダー)     【登場する怪人】  アポロガイスト(GOD)  マシーン大元帥(デルザー軍団)  隊長ブランク(デルザー軍団)  ファイヤーコング(ドグマ)  エレキバス(ドグマ)  スプレーダー(ジンドグマ)  マッハローラー(ジンドグマ)  剣聖ビルゲニア(ゴルゴム)  ベニザケ怪人(ゴルゴム)  オオワシ怪人(ゴルゴム)
    12,527文字pixiv小説作品
  • 仮面ライダー神々の黄昏(ラグナロク)

    不死身の男、風見志郎!その名は仮面ライダーV3‼︎

     強敵、デルザー軍団の一人、隊長ブランクが遂にV3との戦いを始めた!  そして、ゴルゴムの強敵、剣聖ビルゲニアも、仮面ライダーZXと戦いを始めた!  強敵の出現に、V3もZXも決して敵に背中を向けずに立ち向かう!  不死身の怪物、隊長ブランクの猛攻にさすがのV3も押されるが、V3もまた、『不死身の男』、風見志郎であった!  そこに風祭真、麻生勝、瀬川耕司の三人が到着し、援護に入ろうとした時、V3は見ていろと言い、立花藤兵衛は、三人に言う。  仮面ライダーV3。  彼の戦いをよく見ておけと……     【登場する主要人物】  風見志郎(仮面ライダーV3)  村雨良(仮面ライダーZX)  風祭真(真・仮面ライダー)  麻生勝(仮面ライダーZO)  瀬川耕司(仮面ライダーJ)  立花藤兵衛(仮面ライダー)  滝竜介(仮面ライダーBLACK)     【登場する怪人】  隊長ブランク(デルザー軍団)  剣聖ビルゲニア(ゴルゴム)
    12,419文字pixiv小説作品

このタグがついたpixivの作品閲覧データ

隊長ブランク
6
編集履歴
隊長ブランク
6
編集履歴