概要
成井紀郎氏による、『仮面ライダーBLACKRX』後の11人ライダーの戦いを描いた、『仮面ライダー』シリーズのコミカライズ。
『テレビマガジン』で1989年~1990年にかけて連載された。
クライシス帝国壊滅からしばらくの時間が経過した頃、
仮面ライダー1号と同等の性能を持つアンドロイドをたやすく倒した強化再生怪人を戦力として、復活した大首領は、ブラック将軍、ドクトルG、ジェネラルシャドウを幹部とした新たな組織ガイストを結成、手始めに11人のライダーの抹殺を命じた。
そして本郷猛の要請で、謎の孤島を調査しに出向いた南光太郎に、ドクトルG率いる再生強化怪人が襲い掛かり、蜘蛛男の糸に絡め取られたRXは溶鉱炉に突き落とされる……!
ショッカーからバダンに至るまでの組織の悪玉の登場、それぞれのライダーの長所を活かした戦い、量産タイプのネオキングダークやガイストライダー、悪の意思に洗脳されかかるも必死で抵抗する本郷、そして仮面ライダーV3、ライダーマン、仮面ライダーX、仮面ライダーZXの合体技ライダーサザンクロスキックや、RXのキングストーンファイナルエクスプロージョンなどのオリジナル必殺技は必見。
児童向け雑誌ではありつつも、熱い展開が目白押しで、『仮面ライダーSPIRITS』にも通じる見せ場が多い。
当時のテレビ番組『仮面ライダーBLACK RX』では実現できなかった11人ライダー。彼ら11人の素顔をコミカライズ版でやったみせたとの事。