蜘蛛男
くもおとこ
『仮面ライダー』
登場作品:『仮面ライダー』
第1話『怪奇蜘蛛男』/第13話『トカゲロンと怪人大軍団』/劇場映画『仮面ライダー対ショッカー』
スーツアクター:岡田勝
「ショッカーを裏切れば死だ!」
「来たな…息の根を止めてやる」
『仮面ライダー』第1話に登場したショッカー怪人にして、仮面ライダー1号が最初に戦った怪人。身長198㎝、体重96㎏(出典:ライダー図鑑)。仮面ライダーの素体となった本郷猛の拉致も実行している。
武器は伸縮自在の蜘蛛糸で、相手を縛り上げることができる。また強力な毒を含んだ毒針を吐き出す能力の持ち主でもあり、人間なら跡形もなく溶かしてしまう(クモの消化液)。拉致・誘拐用途の改造人間であるらしく接近戦は苦手。
機密保持のため、脱走者の本郷猛及び裏切り者の緑川弘博士の抹殺を目的に行動。首尾よく緑川の暗殺に成功し、さらにその娘・緑川ルリ子の誘拐も実行。1号との戦いではライダーキックを浴びて溶けた。
- 博士が殺されたのを見たルリ子は犯人が本郷だと誤解した。その誤解が解けるのは第2話に持ち越された。
- 『仮面ライダー』の2号編(第39話まで)のOPナレーションや、EDにも登場。EDでの2号との戦いで川に一緒に落ちる映像は、新1号編に移行しても使用されている。
第13話では、仮面ライダーのために進まない日本占領を一気に加速化させる計画「原子力研究所襲撃作戦」の人員確保のため、破損箇所を直されて復活を遂げる。
そして研究所のバーリアを破壊すべく、「バーリア破壊ボール」を扱える怪人を作るために必要な野本健の拉致のため、死神カメレオンが取り逃した野本を襲撃し、彼の拉致に貢献している。
その後、野本が改造された怪人トカゲロン指揮のもと、他の再生怪人とともにライダーと交戦するが、最後はトカゲロン爆死の余波に巻き込まれて死んだ。
また、劇場映画『仮面ライダーVSショッカー』にも再生怪人軍団の一員として姿が確認できる。
石ノ森章太郎による漫画版『仮面ライダー』
石ノ森章太郎による漫画では4本腕の怪人として登場。また、怪人や基地ごとにショッカー戦闘員の衣装が違う本作では、TV版の黒マスク戦闘員に近い衣装に銃で武装した戦闘員を率いていた。
誕生したばかりの仮面ライダーに敗れたことを聞いた蝙蝠男が「信じられん あの蜘蛛男が~」といっているので、弱い怪人ではないと思われる。
緑川博士を絞め殺してライダーに挑むも、ライダーチョップで腕をすべて切断されて海に投げ込まれるが、うつぼ男に助け出される。
通常ならそのまま処刑されるところだが、「このままでは死んでも死にきれない。奴はこの手で倒させてくれ」と首領に嘆願した結果、「手など(ライダーに切断されて)ないくせに」と上手いことを言われつつも「もう一度だけチャンスを与える」と釘を刺されてた上で義手を移植される補修を施され、再びライダーに挑む。なお、当作の首領はコブラ男の時も何だかんだで一度のリベンジは許可していたりする。
本郷への復讐のため出撃するも、首領が蝙蝠男も出動させたことに腹を立て汚名返上を決意(初版では「畜生、この汚名は必ず挽回してやるからな!」という台詞だったが、ミスだったらしく重版では修正)。
庭に出ていた本郷を奇襲し糸を巻き付けその動きを封じ、そのまま絞め殺そうとする。しかし蝙蝠男の操り人形となっていたヒロミ(緑川ルリ子の友人)の乱入によって本郷に脱出を許してしまう。
難を逃れた本郷は仮面をまといサイクロンにまたがって反撃、状況不利と見た蜘蛛男は逃げようとするもライダーブレイクで腕を潰されてしまう。最早打つ手なしと悟るや、口内の毒針を噛んで自殺した。
漫画『仮面ライダー11戦記』
南光太郎を襲撃、糸で縛り上げて溶鉱炉に落とそうとするも、光太郎がバイオライダーに変身して簡単に脱出され、自分だけ溶鉱炉に落ちて死んだ。
島本版『スカルマン』
島本版スカルマンにおける最初の敵で、デザインはゴルゴムのクモ怪人に近い。体液から粘着質の糸を作り出し、水などの液体と混ぜ合わせて対象を絡め取ることが可能。普段は人間と同じ4足だが、状況に応じて多腕に変化させるなどマンガ蜘蛛男の要素もある。
任務に失敗したラスプーチン配下の超能力者マリアの粛清に現れるが、乱入してきたスカルマンと交戦し、糸で絡め取るも発火能力で火だるまになるも傷を癒し、マリアと組んでスカルマンの本拠地に乗り込む。しかし、スカルマンの配下ガロがワニ男から蝙蝠男に変身。配下の蝙蝠を操って糸を攻略、腕を切断されたところにスカルマンの発火能力で焼き尽くされた。
漫画『東島丹三郎は仮面ライダーになりたい』
暴力団員の雲田が変身する怪人で、雪男のような毛むくじゃらの姿で、天井につっかえるほどの巨体。
主な武器は毒針と粘着弾。
仮面ライダーがテレビの中の出来事とされている本作では、正体がバレた戦闘員を始末することが役目。
密輸現場を襲撃した強盗に正体がバレたので全員抹殺し、現場に居合わせたヤクザに止めを刺すが、死の間際に「オレをショッカーにしてくれ」と懇願されたため、彼に何かの処置を施して戦闘員として蘇らせた。またOVA版同様、体力に優れた人間の拉致も行っている。
基本的に残忍だが、吐血しながら東島とタイマンを張ろうとする蝙蝠男の根性を汲んで一葉たちの乱入を阻み、敗北した蝙蝠男を抱えてアジトに帰還するなど義理堅い。
ある日、ヤクザに踏みつけられた元アイドルの瀬田セナを家に送り届け、セナに厨二病だと勘違いされて気に入られ、ライブ配信を見る内に彼女の家を度々訪れるように。自分の姿が行方不明の彼氏である八極八郎にそっくりだったので、彼と同じ銀髪に染めるが、偶然本物と遭遇してしまい…?
OVA版『仮面ライダーSD』
CV:佐藤正治
外見はでっぷりしており、マンガ同様に4本腕。また、触角の先から電撃を放ったり、人間を怪人化して操る能力がある。その糸を使って世界各国のアスリートを誘拐し、対仮面ライダー用改造人間の素体にしようと目論んだ。仮面ライダーBLACKRXの通っているスポーツジムの美人インストラクター・ミチルさんを攫い、怪人化させてRXを痛めつけるが、駆けつけた仮面ライダーV3にバイクで跳ね飛ばされてダメージを負い、さらにスーパー1のエレキハンドで触角を破壊され、洗脳を解かれてしまう。
最後はV3、仮面ライダーX、仮面ライダースーパー1の3人にバイクで踏み潰された挙句、RXのリボルケインを口の中にぶち込まれて木端微塵に吹っ飛んだ。
小説版『仮面ライダー1971-1973』
本作では兵隊クラスと呼ばれる一種の消耗品扱いで、(蜘蛛男に限らず)知性を持たないショッカーの操り人形になっており同型が十数体が存在している。
車の動きを止めるほどの強靭な糸を吐き出し、本郷を拉致したが、この時に1体が本郷の抵抗で死亡している。
緑川博士が改造人間となった本郷を連れて脱出した際にも2人を生け捕りにするために駆り出されたが、誤って緑川博士を殺害してしまい、その後は本郷により全滅した。
『仮面ライダー 正義の系譜』(PS2専用ゲームソフト)
CV:槐柳二
邪眼により再生されたショッカー怪人軍団の一員として登場(ただし条件次第でアルマジロングと分岐、さらに本郷ではなく一文字隼人と対決する)。
『ライダーレボリューション』
敵として登場しており蜘蛛男本人という設定。ライダーに敗れたトラウマゆえか、ビーストに食われそう(本人は魔力が欲しいだけで、決してこんな意味やあんな意味ではない。)になると情けない声を上げながら、ネヴァンズライダーと化したクウガを差し向けたり(クウガを差し向けるのはこのゲームで定番)、キバーラを女という理由で侮ったり、THEFIRST版2号を本郷と間違えるなど小悪党に描かれている。
しかし、NEXT版V3と対峙するや、デストロン怪人の仇討ちに挑むなど義理堅い面もある(このV3が戦ったのはデストロンではなく、ショッカーなので彼は原作V3と勘違いしている)。
『仮面ライダー THE FIRST』
スパイダー
「お客様を無事に送り届けることが私の仕事ですからね・・・・・・、あの世にね。」
「裏切者!お前から先に始末してやる!」
演:板尾創路
ショッカーに所属する怪人で、仮面ライダー同様の強化服を纏っている。原作と同様に全身黒ずくめの姿をしているが、顔は髑髏のように白く、クラッシャーが存在する。強力な糸を吐き出す能力を持ち、それを駆使した暗殺が得意。その反面、他の怪人と比べると肉弾戦には向かない。
ショッカーに邪魔者と判断された人物の暗殺が主な任務だが、ホッパー1号に改造されたばかりの本郷を監督したり、三田村晴彦と原田美代子をショッカーに勧誘するなど、本作に登場する怪人の中でも多岐に渡って活動している。
表向きはタクシーの運転手として活動しているが、極度の潔癖症で、自分が運転するタクシーを汚されることを極端に嫌う。劇中では、くしゃみをした乗客の会社員にシートを汚されたと難癖をつけて罵声を浴びせていた。
ある時、標的の会社員を始末した現場を緑川あすかと矢野克彦に発見されてしまい、作戦のバックアップをしていた本郷猛/ホッパー1号に矢野の処分を命じる。しかし、突如降り出した雪とともにホッパーに異変が起こり、矢野を逃してしまう。
スパイダーは急いで矢野を追って命を奪うが、ショッカーによる洗脳が解けたホッパー1号に襲われたため、裏切り者に対するショッカーの裁きを宣言し、撤退した。
翌日、ショッカー戦闘員を引き連れて生き残ったあすかを狙うも、ショッカーに反旗を翻した本郷猛/仮面ライダー1号に妨害される。ショッカー戦闘員に本郷の始末を命じるが全滅し、最後は1号がサイクロン1号を加速させ、その勢いのまま放ったライダーキックを受けて爆散した。
なお、演じた板尾氏は後に仮面ライダーフィフティーンも演じている。
- 倉庫の屋根からルリ子を連れて瞬間移動のような動きを見せているが、これは本来カメラを移動させて撮るつもりが移動させる機材が撮影所・生田スタジオになかったので苦肉の策だった。しかし、これが怪人の恐ろしさを演出する思いがけない効果に繋がった。
- 2014年に開催された『僕たちの好きな「仮面ライダー」怪人ランキング』では、第4位の座に輝いたが、残念ながら第2位はショッカー戦闘員だった。意外にも、映像作品で客演したことはあまりない。
- 原点回帰を唄った『仮面ライダーアマゾン』は、第1話にクモ獣人が登場する。他にも『ZX』や『BLACK』、『クウガ』、『龍騎』、『響鬼』、『カブト』、『キバ』でも最初の敵は蜘蛛であり、今なお「始まりはクモ」という印象は強い。
怪奇蜘蛛男:登場エピソード。
槐柳二、水島晋、榎木淳弥、板尾創路、大森南朋、酒井敬幸:歴代蜘蛛男を演じた人々。
蜘蛛男→蝙蝠男
アラクネ:蜘蛛人間の先輩。
スパイダー・ドーパント:上記の通り、蜘蛛男がモデルと明言されている。
クモの怪人
太字は幹部
蜘蛛ライダー
仮面ライダービルド_スパイダークーラーフォーム※本編未登場
仮面ライダーゼロワン_トラッピングスパイダー※本編未登場
始まりはクモ:彼が先駆者。
クモ、コウモリ、サソリ 蜘蛛男を含む初代の3体が原点となった、ライダー怪人の定番。
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