蜘蛛糸は、蜘蛛が分泌する蛋白質で作られる糸の事である。
全ての蜘蛛は糸を出すことができ、例外はない。
糸の強度
糸の強度は同じ太さの鋼鉄の5倍、伸縮率はナイロンの2倍もある。鉛筆程度の太さの糸で作られた巣を用いれば、理論上は飛行機を受け止めることができるほどで
ある。そのため、近年では人工的にクモの糸を生成する研究も行われている。
用途(現実的)
糸の使い方はクモの種類によって様々である。
粘着性の糸や伸縮性に富んだ糸、逆に伸縮性のない頑丈な糸などを種類や用途に応じて利用する。
もっとも有名な使い道は「蜘蛛の巣」で、獲物を捕えるために使用する罠である。
その他、来た道を戻るため(もしくは命綱として)の「しおり糸」を全ての蜘蛛は後ろに残している。
小さな種や小蜘蛛はタンポポの綿毛のように使用し、飛ぶことも多い。
他にも地面に張り巡らせた糸を振動センサーとして使用する種や、震える糸に自分を似せる種、巣穴に糸でドアを固定する種、投げ縄のように使って獲物を捕える種もいる。
創作における蜘蛛糸
ファンタジーの蜘蛛は非常に大きい場合が多く、人を捕縛できるほど大きな巣を張ることがある。
蜘蛛型モンスターのみならず、アラクネなどの擬人化された蜘蛛である場合も多い。
表記ゆれ
関連タグ
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