基礎データ
登場 | 第5世代 |
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タイプ | でんき |
分類 | 特殊 |
威力 | 55 |
命中率 | 95 |
PP | 15 |
範囲 | 相手全体 |
直接攻撃 | × |
効果 | 100%の確率で相手の素早さを一段階下げる |
英語名 | Electroweb |
ゲームでの性能
第5世代から存在する技。
電気を帯びた糸の網を吐き相手を捕まえて、その電流でダメージを与える技。
むし・でんきタイプのバチュル・デンチュラを象徴するような技。
当初覚えられるのはそれらに加え、タマゴ技で習得するイトマル(継続でアリアドス)の4種のみだった…つまりは蜘蛛ポケモン専用技だったのである。
BW2以降は教え技となり、でんきタイプやむしタイプのポケモンを中心に習得者が増えている。
キャタピー、ビードル、ケムッソ、ミノムッチ、クルミル、コフキムシといった糸を吐く芋虫タイプのポケモン達も覚えられるという特徴がある。
アゴジムシはクワガタの幼虫がモチーフだが、糸を吐く設定を有することから習得対象となっている。
クモモチーフや鱗翅目モチーフは全て覚えるだろうと思いきや、モルフォンやシズクモ、メラルバやユキハミは対象外。
タイプがでんきタイプであること以外はこごえるかぜと同様。教え技化したことで恩恵を受けた者は多いが、無効化・習得者の耐久等ハードルは高い。
虫ポケモンばかりが習得できた頃は使用する際のイメージは容易であったが、近年はでんきタイプであれば哺乳類型だろうが、爬虫類型だろうが使う事が可能である(ただし、全てのでんきタイプが習得する事はできない)。こういったポケモンは、恐らく電気を実体化させたり体毛や電磁石などを用いたりしているのだろう。
メリープ系が毛糸を使ったり、ジバコイルやゲノセクトなどメカニカルなポケモンが電磁ネットを生成する姿は容易に想像できる…が、それにしてもフェローチェはどこからこんなネットをとりだしているのかは不明。むしろコイツはエレキネットに捕らわれる側では…。
ナゲツケサルも覚える事が可能。群れで連携して投網として使うのか、はたまたクモザルからの連想だろうか。
第9世代初期ではレベル技で覚えるポケモンがおらず、タマゴ技を遺伝させようにも入手手段はシナリオを進めると出現しなくなる★2レイド産コイルのみであった。
現在はポケモンHOMEが解禁されたことで、レジエレキ経由で遺伝させやすくなっている。
残念ながらイメージに合致しているワナイダーは当初この技を覚えてくれなかった……が、藍の円盤にてわざマシンとして復活。ワナイダーを始めとするポケモン達にこの技を覚えさせることが出来るようになった。
アニメでは
『サン&ムーン』編第76話にて、サトシのピカチュウが「エレキボール」と入れ替わる形で取得。
クチナシの試練でムサシのミミッキュとバトルすることになった際、追い詰められ「ぽかぼかフレンドタイム」をまともに受けたと思われたが、土壇場で習得。ネットを張ることで防御に成功し、見事逆転した。
ゲームと違って応用で攻撃にも防御にも優れており、他にも空中に飛ばされた際に張る事で、トランポリンのようにしてダメージを軽減しつつ、弾みの勢いで反撃に転ずるという使い方もできる。
さらにダイゴとのバトルでは、ユレイドルが放ったパワーウィップを封じるという使い方を見せた。相手のポケモンの技を技で封じる芸当は、シンオウリーグのコウヘイ戦でも、フカマルがやっている。
この影響で、全国のトレーナーたちは早速自分のピカチュウに「エレキネット」を覚えさせたとかさせなかったとか。
因みにピカチュウは「エレキボール」を覚えた第5世代当時は「エレキネット」を覚えられなかった。
教え技への追加は第6世代、ORASからである。
ポッ拳POKKENTOURNAMENT
マスクド・ピカチュウの使うわざとして登場。
相手をネットに飛じこめて蹴りをお見舞いする投げ技であり、威力は低くダウンも取りにくいが、空中の相手も掴める上に原作同様に減速デバフをかけられるため、通常攻撃からキャンセルしての投げ択や、フェイズチェンジコンボの締めにも使いやすい。
さらに強化版では蹴りでネットに押し付けて連続ダメージを与えると言う凶悪なモーションになり、威力も倍増。
単純に投げ択としてもダメージ目的でも非常に強力になり、打ち勝つには通常攻撃で三すくみ勝ちを狙うしかないのでそれを狩るスパークなどで強引に択を迫る動きもできる主力技である。ちなみに演出が長めなので制限時間間際で体力有利なら減速デバフと合わせてTOD狙いにも使える。
関連タグ
がんせきふうじ じならし マッドショット こごえるかぜ こごえるせかい ローキック(ポケモン) ドラムアタック とびつく