技のデータ
初出 | 第6世代 |
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タイプ | むし |
分類 | 変化 |
威力 | - |
命中 | - |
PP | 20 |
効果範囲 | 相手の場 |
効果 | 相手の場にねばねばネットを張る。相手が交換する度、接地しているポケモンの素早さを1段階下げる |
概要
ポケモンXY(第6世代)初登場の技。
「まきびし」等に代表される設置技の一種。
但しダメージではなく、出て来たポケモンの素早さを1段階下げると言うもの。
後続の素早さを重視したポケモンや「こだわりスカーフ」持ちに対して、有利に立ち回ることができる。
但し、「クリアボディ」や「しろいけむり」は勿論だが、まきびしと同様に「ふゆう」持ちやひこうタイプにも効果が無い。
素早さ自慢の多いひこうタイプに無効なのはなかなか痛い。
また、能力を下げて特性「かちき」と「まけんき」の発動を許してしまうため、鈍足なエンペルト、キリキザン/ドドゲザン、プクリンには注意。特性があまのじゃくのカラマネロやジャローダ、ラランテスも逆に素早さが上がってしまう。
素早さを下げる性質上「トリックルーム」とは非常に相性が悪い。
「しろいハーブ」を強制的に消費させることもできるが、素早さが元に戻ることから相性はさほど良くない。
使用者は蜘蛛ポケモン4系統を筆頭にほぼむしタイプが独占。唯一の例外がペロッパフ系統である。…あれはネバネバというよりベタベタな気もするが。
第9世代では、ハバタクカミやテツノツツミの「ブーストエナジー」を用いた特性「こだいかっせい」及び「クォークチャージ」による素早さ上昇を防ぐ手段として注目を集めている。
まず相手が場に出てきた直後に素早さ低下の処理がされるため、その後「ブーストエナジー」消費による特性が発動した際にその時点で一番高い能力を参照してステータス上昇が行われることとなり、低下した素早さよりも特攻が上昇することになる。
こうなるとほとんどの素早さが高めのポケモンでハバタクカミやテツノツツミの上を取れるため、対処がしやすくなる(しかもハバタクカミやテツノツツミは先制技を持たない)。
一転ポケダンでは対象を鈍足にするだけじゃなく、アイテム一つをネバつかせて使用不可にする
風来のシレンに出る、ノロージョとワラドールが使う呪いに似てるが
鈍足が付く分こちらの方が厄介である・・・
なお、その絵面からpixivでは専らこっち方面での需要が高い。