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フカマル

ふかまる

フカマルとは、ポケットモンスターシリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
目次 [非表示]

基礎データ

全国図鑑No.0443
シンオウ図鑑No.109
マウンテンカロス図鑑No.006
アローラ図鑑(SM)No.238
ウラウラ図鑑(SM)No.110
アローラ図鑑(USUM)No.307
ウラウラ図鑑(USUM)No.128
カンムリ雪原図鑑No.116
ヒスイ図鑑No.187
パルデア図鑑No.126
キタカミ図鑑No.164
ローマ字表記Fukamaru
ぶんるいりくザメポケモン
タイプドラゴン / じめん
たかさ0.7m
おもさ20.5kg
せいべつ50%♂・50%♀
特性すながくれ
隠れ特性さめはだ
タマゴグループかいじゅう/ドラゴン

他言語版の名称

英語Gible
ドイツ語Kaumalat
フランス語Griknot
韓国語딥상어동
中国語(簡体字)圆陆鲨
中国語(繁体字)圓陸鯊

進化

無題

初期中間最終メガシンカ
フカマルガバイト(Lv.24)ガブリアス(Lv.48)メガガブリアス(ガブリアスナイト)

概要

ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』(第4世代)に初登場した、丸っこい体型ののようなポケモン。


外見上はほとんど鮫の頭部だけの体に、手足が付けられたような極端なデフォルメがされており、手と足の指の数はそれぞれ3本ずつ。頭部には撞木鮫(シュモクザメ)のような突起が、左右対称に付いている。


体色は色で、腹部のみみを帯びた色をしており、鋭いが生え揃った大型の口は体のサイズと比較してかなりの大きさ。

それら口内の歯は摩耗や弾みで簡単に抜け落ちるが、数日あれば元通りに生えてくるという、現実のサメと瓜二つの性質を持っている。


の違いとして、背鰭に切り込みがあるのが"雄"、切り込みがないのが"雌"。公式絵は雌だが、イラストとして多いのは雄。


元来はアローラ地方よりも気温の高い熱帯に生息していたが、現在は寒冷化による寒さを避けるため地熱で暖かい洞窟等に生息しているという、古代生物を連想させる設定を持つ。

特にシンオウ地方は気候が涼しい為か、(伝説を除くと)野生出現するDP時点の新ドラゴンタイプはこの系統しか存在しない。そうした地域で一緒に住むなら、暖房代がかかるのだとか。


ねぐらとしている洞窟に獲物が近付くと、見境なしに素早く飛び出して襲い掛かり、大口で相手に噛み付いて巣穴へ引きずり込もうとする。

その顎を使った攻撃は威力こそ十分だが、まだうまく戦えず、却って自分の体を傷付けてしまうことがあるがあまり気にしない模様。

なお、大口に反して胃袋は小さめらしく、イメージほど大食漢というわけでは無いようだ。


ドラゴンタイプなのに何故シュモクザメがモチーフになっているのは、古くから日本では鮫の事をワニと呼ばれておりそこからワニ→爬虫類=ドラゴンのイメージが付き設定されたのだと思われる。

名前の由来も、恐らく「フカ(鱶<ふか>:の別名)+マル(丸:[~丸]といったように船名などに用いられる接尾語)」。これに「深まる」(洞窟の奥深くに住むので)を掛けたのだろう。


色違いは、より鮮やかな青い体色になり、腹部は黄色くなる(クイックボールと同じ配色)。


ゲーム上における特徴

本編

「こうげき」がそこそこ高い以外は、これといって目立った点はない。

タイプ一致技を自力で覚えるのはかなり後の方になってくる。

その為、ストーリー進行の為に捕獲する場合以外は、「タマゴわざ」や「わざマシン」等で、強力な技を覚えさせてからの方が、育成面で楽がしやすくなる。


『ダイヤモンド・パール』では、野生のフカマルの捕獲には少し苦労する。

野生のフカマルが出現する場所は、マップ上では見ることの出来ない入り口から入る「まよいのどうくつ」の地下にしか登場しない(『プラチナ』では岩が撤去されてかいりきが不要になったため、入り口の場所さえ分かれば序盤からフカマルを使うことができるようになった)。


但し出現率は低く無く、捕獲率も低い訳ではないのでゲット自体は難しくない。ただ捨て身技も使ってくるので、自滅には注意。


ポケモンSVではハッサク先生の授業のアシスタントを務める「フカマル先輩」が登場。

「フカフカ」

先輩が登場する授業のお題はなんとテラスタル

本作の目玉とも言える新要素を実演しながらの授業という、地味ながら重要な役を果たす。

「フルッカー!」

最初は草タイプにテラスタル。結晶の形でタイプを見分けることを教えてくれる。

次の授業では氷タイプにテラスタル。タイプの変化によって本来のタイプ相性を覆すという、対戦におけるテラスタルの基礎とも言える戦術を教えてくれる。

また、氷タイプのテラスタルのモチーフとなっている雪の結晶から、今作のデザインにも多用されている六角形の話題への展開も行われる。

バトルはもちろん、美術らしい話題としてもなかなか面白い授業である。

「キラフカ…」


使用トレーナー

ゲーム版


アニメ版

 

漫画版


番外作品

ポケモンレンジャー バトナージ

パートナーポケモンの1体として登場している。


ポケモンGO

2019年5月18日に実装。同年12月17日にはコミュニティデイを待たずして色違いも実装された。

大方の予想以上にレアで、同様の立ち位置のミニリュウヨーギラスよりも出現率が遥かに低いうえ、ミニリュウの件もあってか巣が存在せず、タマゴもやはり10㎞かイベントの7㎞限定、後述の「GO Fest2020」以前には系統揃ってレイドボスに選ばれたことすらなかった…と、これでもかという程入手・育成に苦労する要素が詰まっている。


ガブリアスの高い人気と性能もあって需要は非常に大きく、高個体値または色違いの個体を入手できたら相当運が良いと言える。進化後のガバイトも非常に低確率ながら野生で出現する。

それでも入手難易度は大分テコ入れされており、2020年5月22日~5月29日の「ジェネレーションチャレンジシンオウ」で初めてリワードになり、同年7月25日・26日の「GO Fest2020」では初の出現率上昇&念願のレイドボス抜擢(難易度は☆2)となった。更に8月1日~8月7日の「ドラゴンウィーク」でも野生での出現率上昇・レイドが行われた(尚このイベントで色違いが実装されたモノズどちらもなく7㎞タマゴから孵化するのみだった)。


さらに、2021年1月に開催されたシンオウセレブレーションでも再びレイドボスに抜擢され、☆1のレイドボスとして登場した。なお、GO Festの少し前に「フレンドをレイドに招待する機能」が実装されていたため、レイドボスとして登場した際には、復刻した伝説の面々に混じってフカマルのレイドにトレーナーが殺到・フレンド同士で招待し合う光景が見られることもザラだった。ただ、レイドボスとしての出現率が低めなせいで、同じ☆2のタマゴから高確率で出現するアローラナッシーアリゲイツが忌み嫌われるとんだ風評被害も起きた。


テコ入れされてきている(レイドボスとして実装された際に招待機能を使えばそこそこの数のフカマルと対戦できたので、これまでと比べて圧倒的に厳選が楽になった)とはいえ、まだまだ出し惜しみされている感は否めず、プレイヤーの中からは「フカマルを集金やゲームの延命に利用している」(所謂"株ポケ商法"のやり方)というかつてのアローラロコンの時と同じような批判の声も出始めた(こうしたことがあったためなのかは定かではないが、翌年の「GO FEST 2021」では同ポジションと言えるモノズのレイドの出現率がかなり高めに設定されることになった)。


さすがに開発側もまずかったと判断したのか、シンオウセレブレーションの際にはフカマルのレイド出現率が引き上げられ、ジムの多い都市部などに赴けばそれなりにフカマルと戦闘できるようになった。また、この少し前にフィールドリサーチの報酬にもなったため、これも併用すれば以前と比べると入手難易度が若干ではあるが下がっている(ただし、リサーチのお題目が「エクセレントスローを3回連続で投げる」というかなり難易度の高いものなので、ボールを投げるのが苦手な人にとっては依然として敷居が高い存在になってしまっている)。

以降も度々イベントでピックアップされており、以前と比べるとフカマルが手に入らず困っているという者は少なくなっていると思われる。


そして、2021年6月6日に開催のコミュニティ・デイでは遂にフカマルがターゲットに抜擢された。これまでユーザーの満足のいく救済措置が中々取られてこなかっただけに発表後に世界中で歓喜の声が上がったのは言うまでもないだろう(ちなみに習得できる特別な技は「だいちのちから」)。日本では前日からTwitterのトレンドに“フカマル”が入っていたほどで、どれだけファンの間で注目されるイベントになっていたかが窺える。


なお、この1つ前のチルットのコミュニティ・デイに合わせる形でメガチルタリスが実装されたことから、プレイヤーの間では、「同様にイベント終了後にメガガブリアスを実装予定なのではないか?」という予想の声もあったが、いざ当日になってみるとメガガブリアスは実装されず、こちらは当面先までお預けということになった。


ポケモンマスターズ

  • ウォロ&フカマル
    • 2024年3月29日に実装され、トレーナーズサロンでウォロとの親密度をLv100にすると解禁される。ロールはアタッカー。
    • 相手の素早さを1段階さげる事がある物理技「じならし」、天気変化技の「すなあらし」、自分の攻撃を4段階+自分の急所率を2段階上昇に加えて天気がすなあらしのときはさらに自分の回避率を2段階あげるトレーナー技「興味がそそられます」、自分の防御を2段階あげる道具「ディフェンダー」、バディーズ技「好奇心に忠実なグラウンドインパクト」という構成。
    • パッシブスキルは、「砂嵐無効」、相手の素早さがさがっているほど自分の技の威力をあげる「相手素早さ↓分威力↑」、天気がすなあらしのときはバディーズわざの威力をあげる「砂嵐時B技威力上昇5」。

アニメ版

アニポケサトシの旅シリーズ

〈レギュラーの手持ち〉



〈ゲストなど〉


  • シロナのフカマル
    • 新無印122話にて、シロナのガブリアス元々タマゴから孵した個体であった事が明らかとなり、幼い彼女と共にいるフカマル時代も描かれていた。

その他


余談

進化後のガブリアスにも言える事だが、彼らは近年の作品において、カンムリ雪原や、シンオウ時代よりも厳しい環境下にあったヒスイ地方時代は永久の凍土など、寒さに弱いという設定の割に雪原フィールドに出現している、なかなかにガッツのあるポケモンである。


他のポケモンがヒスイからシンオウに変わる中で軒並み姿を消した種が多い中、長居し続けられたのは凄い事であるが、シンオウ地方北部にある純白の凍土からガブリアスが姿を消した事を考えるとフカマル系の生息域はヒスイ時代と比べて格段に狭くなっている事がわかる。

おそらく、現在生き残っているのは、シンオウ時代の迷いの洞窟に当たる天冠の山麓西部に居残った個体の子孫だろう。

明らかにシンオウよりも寒いカンムリ雪原にも生息している辺り、手頃な洞窟さえあれば、寒い地方でも定着できてしまうのかもしれない。


この他には111ばんどうろ(ホウエン)や13ばんどうろ(カロス)といった砂漠・荒野地帯にも生息が確認されている。一定の気温さえあれば、洞窟の外でも長時間生活できるという事であろうか?


見た目や生態、進化後の名前の由来に反してガバイト共々剣盾かみつくを習得するまでは一切噛み付き系の技を覚えられなかった。SVではほのおのキバかみなりのキバも覚えられるようになった一方でかみくだくはガブリアスになるまでお預けと、ガバイトまでの時点ではそこまで顎の力は強くないのだろう。


関連イラスト

シロナちゃんとフカマルはみがきしようね!

zzzフカマル愛が深まる


関連タグ


0442.ミカルゲ0443.フカマル→0444.ガバイト


同複合タイプ


600族


関連ポケモンなど

  • サメハダー:鮫系ポケモン
  • ユキワラシ:同じく初登場作品において「本来の生息環境と気候が合わないため非常に狭いエリアにしか出現しない」「洞窟の隠された領域の最奥に生息している」点が共通している。

その他

シュモクザメ:モチーフになったと思われる生物。

ゲオザークゲネガーグ:サメモチーフのウルトラ怪獣。青い体色や寸胴体型などが似ている。

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