データ
初登場 | ポケットモンスター ダイヤモンド・パール |
---|---|
威力 | 90 |
命中 | 100 |
PP | 10 |
タイプ | じめん |
分類 | 特殊 |
攻撃範囲 | 相手1体 |
直接攻撃 | × |
備考 | 10%の確率で相手のとくぼうを1段階下げる |
概要
地面から地殻変動などが起こすエネルギーを放出する技。マグマや岩石も混ざっている様に見えるが、別に炎や岩ではない。
初登場は『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』で、現在でもじめんタイプには珍しい特殊技である。
威力・PP・命中いずれも安定した技であり、じめんタイプ版「サイコキネシス」という認識で良いであろう(タイプが異なる点以外は全て技の性能がサイコキネシスと同じ)。
物理一辺倒なかくとうタイプと異なり、複合タイプの関係か割と特殊面でも優れたじめんタイプのポケモンは少なくないため、技の採用率はそこそこ。
『ポケットモンスター プラチナ』以降のソフトで教え技となり、『ポケットモンスター ソード・シールド』や『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』もわざレコードやわざマシンに収録されているため、割と多くのポケモンが習得出来る。
なお、『ポケットモンスター Let's Go! ピカチュウ・Let's Go! イーブイ』ではカントー地方に登場するポケモンにとくこうの高いじめんポケモンがほとんどいないためか、残念ながらこのわざ自体が採用されていない。タイプ不一致でもサブウェポンとしての需要は高いのであるが。
同タイプで採用されるのは主に特性「ちからずく」を生かしやすいニドキング、とくこうが高いトリトドン・バクーダ・ガチグマ(アカツキ)辺りか。
同タイプ以外であると、相性補完が良いフシギバナ・キマワリ、苦手なでんきタイプの弱点を突けるオムスター、ドラゴンタイプのわざを半減するはがねタイプに有効なサザンドラ、同族対決に必須のヒードラン、特性「ちからずく」とのシナジーが良いダイオウドウなどであろう。
中でもキマワリの「だいちのちから」はちょっとしたエピソードがあったりする。詳しくは当該ページを参照。
何故かディアルガ・パルキアやヒードランはこの技を自力習得可能。
ポケモン不思議のダンジョンシリーズ
みんなのトラウマ。攻撃範囲は何と部屋内の敵全員。
威力も高く思考停止で連発されるだけでも脅威であるうえ、追加効果のとくぼうダウンも相まって全体攻撃を持たない探検隊を全滅に追い込んだ恐怖の技。
プレイヤーからはこのわざを有するバクーダやニドクインは要注意ポケモンに挙げられた程(主人公がピカチュウであってくさむすびを持っていてもこれらのポケモンへは仕返せない為、みずタイプのポケモンが居た方が良い)。
対抗策としてはこちらも全体技を使ったり特性「ふゆう」「ふしぎなまもり」を持つポケモンで組むといったものがある。
『ポケモン超不思議のダンジョン』ではタイプ相性計算式が変わり「効果がない」場合は完全に無効化出来る様になったため、「ふゆう」「ふしぎなまもり」持ちだけでなくひこうタイプのポケモンであってもこの技と「じしん」「マグニチュード」に対して無敵となれる。
ただし、フロアが「じゅうりょく」状態であったり、「うちおとす」を受けて着地していると普通に当たってしまう。逆にこちらからこの技を撃つ場合は敵のタイプに注意。
『救助隊DX』でもこの技が導入され、リメイク前はほぼノーマークであったコイツとかコイツに多くの救助隊が屠られたという報告が挙がっている。
勿論味方で使ってもすこぶる強く、特にフライゴンはこの技のお陰でガブリアスを遥かに凌ぐ超一線級ポケモンにのし上がった程。