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ニドクイン

にどくいん

ニドクインとは、『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種である。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0031
カントー図鑑No.031
ジョウト図鑑No.097
コーストカロス図鑑No.106
カンムリ雪原図鑑No.067
ローマ字表記Nidoqueen
ぶんるいドリルポケモン
タイプどく/じめん
せいべつ100%♀
たかさ1.3m
おもさ60.0kg
特性どくのトゲ/とうそうしん(第4世代から)/ちからずく(隠れ特性)
タマゴグループタマゴみはっけん

各言語版での名称と由来編集

言語名称由来
日本語ニドクインneedle(英語で針)+queen(英語で女王)
英語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・イタリア語Nidoqueen日本語名に同じ
韓国語니드퀸日本語名の音写
中国語(簡体字・繁体字)尼多后日本語名の部分的な音写+王后(wánghòu、王妃)
中国語(香港)尼美后日本語名の部分的な音写+美麗的(měilìde、美しい)+王后(wánghòu、王妃)
ロシア語Нидоквин英語名の音写
ヒンズー語נידוקווין英語名の音写
タイ語นิโดควีน日本語名の音写
ヘブライ語नीडोक्वीन英語名の音写
リトアニア語Nidokvyna英語名より

進化編集

ニドラン♀ニドリーナ(Lv.16)→ニドクイン(つきのいし)

Nidoqueen Line


概要編集

第1世代『ポケットモンスター 赤・緑』から登場するニドラン♀の最終進化系。ニドリーナつきのいしを使用する事で進化させられる。


名前の由来は「Needle(針)+Queen(女王)」と思われる。 怪獣型のポケモンの中では旦那ポジションのニドキング共々結構な人気。数あるポケモンの中でもけしからん体を持つポケモンのうちの一匹とされる。

色違いは緑色。だがしかしニドリーナまでは紫だったりする。どうして?(一応子供を守る為の保護色としてあえてこうなったとも説明できるが)。


メスの個体だという事がわかるように胸には乳房のような部分が確認できる。また、背中のトゲの隙間に子供をオンブする事であやすという母親らしい生態が確認されており、その時だけ毒は出ない仕組みになっている。


ゲームの中では卵を産めない(正確にはニドリーナの頃から卵を産めない体になっている)。図鑑には「子供を守る」と記載されているが、アニメ版のように野生で存在する個体はニドラン♀の時に子供を産み、ニドリーナからさらに進化したと個体と考えるほかない。これなら、ニドクイン進化後に産めないとしても矛盾はしない。

パパは色違い

▲お母さんは右のほう。娘をダッコしているのは色違いのお父さん。

暴れると手がつけられないニドキングでも、長年連れ添った 二ドクインの前では穏やかな顔になるという。


ちなみに、アニポケ無印に登場したニドクインには子供がいたりする。(子供と言ったが、ニドランではない。文字通りニドクインの子供。)といってもコイツはミュウツーの逆襲ミュウツーに作られたコピーなのでまあ、仕方ないね。そんなこと言ったら同じタマゴ未発見グループでアニポケで子供が登場したルギアに怒られます。


分類は「ドリルポケモン」となっているが、旦那と異なりドリルのようなツノを活かした技は覚えられない時期があった。(初代限定でつのドリル、6世代からドリルライナーを習得したのでその間の期間)


ゲームでの特徴編集

  • 初代のポケモンずかんでは体重が6.0㎏と誤植されていた。外見に反したあまりの軽量級だったが、その後はキチンと「60.0㎏」に修正されている。重くなることで「けたぐり」「くさむすび」のダメージは増えるが、「ヘビーボンバー」「ヒートスタンプ」のダメージが減るので一長一短といったところ。


  • ストーリー等においては、旦那と共にロケット団のボス・サカキの手持ちとして登場する。

性能編集

種族値

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
第1世代9082877576410
第5世代まで908287758576495
第6世代から909287758576505
ニドキング8110277857585505

※第2世代以前の「とくこう」・「とくぼう」は「とくしゅ」に纏められていた。


  • 種族値はニドキングよりも耐久型寄りになっており、ニドキングよりもサイクル戦に向いている。第6世代でこうげきが強化されたとはいえ単純なフルアタだと劣化になりかねない。

  • 初代ではニドキングと比べて素早さと攻撃の種族値が劣り、特に素早さの関係上、火力や急所率、一撃必殺技の取り回しで負けていたため、通常環境はおろか99カップでも活躍の機会はなかった。それどころか98カップ地区予選でもベスト8実績なしの悲惨な状況で、これはベスト8には進出したブースターにも劣る実績であった。この成績は出場可能だったポケモンとしては他にメタモン、ストライク、オコリザルぐらいで、如何に惨憺たる結果かが分かる。参考


  • 「どくのトゲ」は受動的な特性であり、非接触技で攻撃されやすいニドクインには使いやすいとは言い難い。サポート型では自ずとこれになるだろうか。


  • 隠れ特性は同じ「ちからずく」だが、PDWから連れてきた個体は今まで覚える事が出来なかったふいうちを覚えていることがあった。だが自力習得はおろか遺伝技にも存在せず(♂の方にならある)、過去作の教え技でも習得しない。従って「ふいうち」を覚えたニドクインは第7世代現在PDWから連れてきた個体のみという大変に貴重な存在となっている。もし持っていたら大事にしてあげよう。

  • 第7世代になると、メガバシャーモ、メガメタグロス、メガボーマンダに対して、ニドキングなら乱数1発になるところをその耐久の差で確定2発で抑えることができ、返しのターンにニドキングより低い火力でもH振り程度なら返り討ちにできることが判明し、ニドキングと評価が逆転。
    • こうしてポケモンジャパンチャンピオンシップス2018マスターカテゴリー決勝でニドクインが活躍した。第1世代での見込み無しレベルの立ち位置と比べれば随分と出世したものである。カイリキーパチリスといい、公式大会ダブルバトルでは意外なポケモンが活躍し、結果をだしている。

使用トレーナー編集

ゲーム版編集

※1 ポケモンスタジアム金銀


アニメ版編集


漫画版編集


番外作品編集

ポケモンGO編集

ニドラン♀の出現率はそこそこなので、比較的簡単に手に入れることができる。


本編同様のステータスを持ち、攻撃力は旦那と比べると幾分低いが耐久面がやや高いといったところ。技は本編ほど器用ではなく、タイプ一致の2つのうちどちらかを覚えさせるのが基本となる。何気にじめんタイプにしては入手難易度が低めなので、じめんタイプ枠が足りない時の助っ人にもなる。そのため、旦那ほどではないが、サンダースライコウのレイドで目にする機会も比較的多かった。


ニドキングと比べて耐久面に優れているためジム防衛に充てるのもあり。ただし、タイプの関係上メタグロスガブリアスは呼びやすい。エスパーやじめんが一貫しやすくなっている場合はドンファンカバルドンに代わりに任せてあげよう。


なお、ニドキングとは習得できるわざがやや異なり、どく・じめん技の他にあく技やいわ技が紛れ込むことがある。


ゲージ技に「ストーンエッジ」がありでんきを半減できることから、サンダーのレイドでピンチヒッターとして使われることもあった。


また、トレーナーバトルの実装後は、元々高かった耐久性の高さに加え、ゲージ回収に優れた「どくづき」と、発動コストが少なく相手に確定で防御デパフを掛けられるどくどくのキバ」を与えられたことで一気に覚醒。主にスーパーリーグやハイパーリーグにおいて強ポケの一角に数えられるほどの大躍進を見せている。もちろん、ジム防衛やGOロケット団とのバトルでも活躍できるので、攻略用、ジム防衛用にもう1体育成しておくのも悪くはない。


レイドボス編集

2017年11月5日から何とニドキング共々レイドボスに抜擢された。難易度は一般最高の★★★★。……なのだが、(ニドクイン自身はともかく)進化元のニドラン♀がそこまで珍しくないポケモンであり、わざわざレイドバトルを利用する必要性が薄いため、何とも微妙な選定ではある。そうした稀少性の低さに反して無駄に攻略難易度が高いことなどもあって、残念ながらレイドでの人気は旦那共々ぶっちぎりで低い。


旦那の方は攻撃力の高さでまだ活路が見いだせるのだが、コイツの場合は耐久寄りの性能になっているため、火力が重視される本作においてはさらに需要が狭まってしまっているのも難点である。


ポケモンマスターズ編集

  • 主人公&ニドクイン

報酬で貰えるタマゴからニドラン♀が孵化する事があり、主人公のバディにする事が可能で、進化させる事もできる。



アニメ版編集

アニポケサトシの旅シリーズ編集

  • ダンのニドクイン
    • 無印93話でネーブルジムリーダー・ダンの手持ちとして登場。1回戦の「間欠泉のお湯をどちらが先に凍らせられるかの勝負」ではサトシのラプラス相手にお互い間欠泉にれいとうビームを撃ち、パワーの差で勝利している。

  • シゲルのニドクイン
    • 無印117話から登場したシゲルのカメックスに次ぐ戦力。圧倒的なパワーで研究所を襲ってきたロケット団を「かいりき」で撃退した。シロガネ大会では突進してきたサトシのケンタロスを受け止め難なく「はかいこうせん」で倒すが、カビゴンの「れいとうパンチ」に敗れる。

  • アンドリューのニドクイン
    • AG72話で異様な格好とテンションのカップルトレーナーの女性アンドリューの手持ちとして登場。相方の男性オスカーのニドキングと息の合った攻撃でサトシ達とロケット団に勝利する。

  • ウミオのニドクイン
    • 劇場版『ミュウツーの逆襲』のゲストキャラ・ウミオの手持ちで唯一みずタイプではないポケモン。ミュウツーにすぐ捕まるが、サトシのおかげでミュウツーボールから脱出。その後はコピーを相手に戦うが…?

その他

XY91話・112話
新無印20話(図鑑)・136話
劇場版時を超えた遭遇超克の時空へキミにきめた!

ユメノツボミ編集

  • 恐らくツボミと一緒に来たニドラン♂の母親と思われ…

漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

  • ブルーのニドちゃん
    • 第1章ではニドラン♀️で、イエローの叔父のヒデノリが持つニドラン♂と仲良くなり、バタフリーとビードルの交換を持ちかける口実に利用されたが、レッドにより未遂に終わる。
    • 第2章では既にニドリーナに進化して登場。スオウ島での四天王カンナ戦ではナツメのモルフォンと共に攻撃を仕掛けるが、カンナのパルシェンのふぶきによってモルフォンのねむりごながかかってしまいねむり状態になってしまった。
    • 第5章のトレーナータワーでの激戦でカメちゃん(カメックス)が水の究極技「ハイドロカノン」を発射したものの反動が凄まじくカメちゃん自身の体を支えきれずにいた為、状況打破の為にブルーがつきのいしを使って最終進化し他のブルーの手持ちと共にカメちゃんの背中を支える。
〈ブルーの手持ち〉
ぷりり (プリンプクリン♀️)
カメちゃん(ゼニガメカメールカメックス↔️メガカメックス♂️)
メタちゃん (メタモン)
ニドちゃん(ニドランニドリーナ→ニドクイン♀️)
ピッくん (ピッピピクシー♂️)
ブルー (ブルーグランブル♂️)
ケーちゃん(ケーシィ♀️)
リリリ (プリン♀️)
タッちゃん(タッツー♀️)

  • サカキのニドクイン:第1章からレッド戦で切り札として登場。ピカ(ピカチュウ)相手にどくばりで攻めるが、コンマ1秒の差で10まんボルトを決められて敗れる。第2章のワタル戦ではギャラドスのバブルこうせんを破壊し、本体を覆うバブルも割ろうとしたが失敗、はかいこうせんで反撃を受けてしまう。

関連イラスト編集

相棒!カカア天下

No.031ニドクインニドクイン


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン RGBP FRLG LPLE

ポケモン一覧 どくタイプ じめんタイプ

ニドラン♀ ニドリーナ

ニドラン♂ ニドリーノ ニドキング

兎ポケモン


0030.ニドリーナ0031.ニドクイン→0032.ニドラン♂

 

同複合タイプ編集


関連ポケモン等編集


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