基礎データ
進化
パルデアウパー → ドオー(Lv.20)
※通常種と進化条件は同じ。
概要
ポケモンSVから登場する、パルデア地方の環境に適応したウパーのリージョンフォーム。正式名は「ウパー(パルデアのすがた)」。ニドクイン・ニドキング以来26年ぶりの毒地複合のポケモンである。
さわやかな水色ボディの原種から一転、泥にまみれた茶色の体色になり、水の波紋を象った腹の模様も骨のようなものへと変化。
顔の横のエラも二又に分かれた骨の様な形状になって、毒物や劇物を表すラベルのドクロマークや海賊旗の様なシルエットとなっている。
大昔は従来と変わらないウパーとして水の中で暮らしていたが、生存競争に負けて追いやられ、地上の沼地へと移り住んだ事でこの姿に変化した。
パルデアの気候がもたらす乾燥を防ぐ為、全身は原種より遥かに毒性の強い粘膜で覆われている。
地上に特化した生活の影響で動きは鈍くなってしまったが、硬質化したエラから強力な毒液を噴射して身を守る事が可能。実際、住処の沼地には彼らの毒でやられたポケモンがよく転がっているらしい。
それでも単独行動は危険なので、3〜4匹が一列に並んで助け合いながら行動している。
色違いは青みがかった色となり、原種の色合いと非常に近くなる。
他のリージョンフォームのポケモンの殆どがそうだが、原種のウパーにあった雌雄の違いは無い。
ゲーム上の特徴
- 野生の個体はパルデア地方南部の沼地や池の周囲に多く生息しており、ゲーム最序盤から捕まえることができる。進化後のドオーは旅パでストーリー終盤まで活躍できるため、見かけたら捕まえておくといいかもしれない。
- また、カラフシティで原種ウパーを交換で入手する事が可能。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
55 | 45 | 45 | 25 | 25 | 15 | 210 |
※原種と同値
- 特性「ちょすい」を原種から引き継ぐ形で有しており、みず・くさタイプ以外では初めてとなる。これによりタイプ的に苦手なみずタイプの技が無効化され、アーマルドやマッギョのような「水辺のポケモンなのに水技が苦手」という問題をクリアしている。
使用トレーナー
漫画版
アニメ版
アニポケ・第1-7シリーズ
- めざポケ7話
オマケコーナー「ひらめきゲット!Let's ポケなぞ!!」で登場。
アニポケ・第8シリーズ
【リコとロイの旅立ち編】
- 11話
オリーヴァの森にいる野生のポケモン。先日、山火事があった影響からか皮膚が乾燥して倒れていた所を、森で一番の大木(オリーヴァ)を目指していたリコに発見される。
リコが治療しようとしたが、森のポケモン達やオリーヴァからはリコ達がウパーに危害を与える者と思い込んでリコ達に襲いかかる。しかし、モリーによる治療で回復してモリーと共にオリーヴァ達にリコ達に敵意が無いことを伝え、怒りを鎮めさせた。
【テラスタルデビュー編】
- 56話:「フリード博士のポケモンゼミ」でドオーの解説で登場。
- 66話・67話:モブで登場。
放課後のブレス
第4話『息をあわせて』でちらりと登場。
漫画版
ポケットモンスターSPECIAL
バイオレットのウパー
第16章男主人公・バイオレットの手持ちで、マメバッタと共に第3話から登場。ヌシであるテツノワダチ相手に繰り出すが案の定すぐに倒されてしまう。特訓の際にはヒラヒナ相手に使っていた事から「マッドショット」を覚えている。
11話の大空のヌシ・オトシドリ戦の時点で既にドオーに進化していた(前話でミライドンのダッシュでやたら野生ポケモンとぶつかりバトルした結果、ホゲータがアチゲータに進化していた為、その前に進化していたのではと思われる)。
余談
モデル
- 原種ウパーのモデルとなったウーパールーパー(メキシコサラマンダー)は、「幼体のまま成熟し(ネオテニー)、一生を水中で過ごす」特異な生態で知られるが、実は特殊な条件下で飼育された場合に限り陸上生活に適した一般的なサンショウウオ然とした成体へと変態する。
- 様々な体色で知られるウーパールーパーの中でも、黒い個体が変態した姿はパルデアウパーにかなり近く、モデルとなった可能性が高い。当然ながら、ウーパールーパーには毒がなく、毒を持つのは別のサンショウウオである。
- パルデアのすがたにウパーが選出された理由としては、ウーパールーパーの原産地であるメキシコが古くはスペイン領(※)であった歴史に由来するものと思われる(※パルデア地方はスペイン本国がモデルとされている)。
関連イラスト
関連タグ
追加進化(9世代)
図鑑番号順
0193.ヤンヤンマ→0194.ウパー(パルデアウパー)→0195.ヌオー
同複合タイプ
関連ポケモン等