基礎データ
全国図鑑 | No.0919 |
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パルデア図鑑 | No.014 |
ローマ字表記 | Mamebatta |
ぶんるい | バッタポケモン |
タイプ | むし |
たかさ | 0.2m |
おもさ | 1.0kg |
せいべつ | 50%♂・50%♀ |
特性 | むしのしらせ/いろめがね(隠れ特性) |
タマゴグループ | むし |
各言語版での名称と由来
言語 | 名称 | 由来 |
---|---|---|
日本語 | マメバッタ | 豆+バッタ |
英語・スペイン語・イタリア語 | Nymble | nymph(若虫・幼虫)+nimble(敏捷) |
ドイツ語 | Micrick | mickrig(ちっぽけな、貧弱な)+cricket(英語でコオロギ)+kick(英語でキック) |
フランス語 | Lilliterelle | lilliputien(とても小さい)+sauterelle(バッタ) |
韓国語 | 콩알뚜기 | 콩알(kong-al、豆)+메뚜기(mettugi、バッタ) |
中国語 | 豆蟋蟀 | 豆(dòu)+蟋蟀(xīshuài、コオロギ) |
進化
マメバッタ→エクスレッグ(Lv.24)
概要
『ポケモンSV』から登場したポケモンで、25年以上の時を経てついに登場した初のバッタモチーフのポケモン。
白とグレーのボディに涙目のような黄色い複眼を持ち、翅はない。目立たないがおでこの白いこぶに見える部分は触角であり、お腹にはX字状の模様がある。
触角は4コマ広場やポケモンカードゲームのイラストを見る限りでは前に垂れている模様。
前脚と中脚だけで歩行しており、大きな後脚は常に折り畳まれている奇妙なポケモンである。野生では後脚を伸びる様子が確認できるが、普通にジャンプする際には後脚を使わない模様。
最大10mにも及ぶジャンプ力を活かしたヒットアンドアウェイの戦法を得意としている。
流石にジャンプ力は東京タワーを飛び越えるギャロップほどではないが、パフュートンを5mも上回り、あのコイキングですら最大で2mしかジャンプできないというからその凄さがわかる。
色違いは黄色が基調のボディとなる。
マメバッタというだけあってサイズはかなり小さく、うっかりぶつかって戦闘開始という事もあり得るので生息域を移動する際には注意したい(小さい癖に突撃までして来る唐辛子よりは遥かにマシだが)。
パルデア地方の乾燥域や西1番エリアなどの緑地にも生息するが、これでも生息域は狭い方。
なお、進化すると生息域が格段に広がるようになる上に近づくだけですぐ逃げるマメバッタ時代から一転して、エクスレッグはこちらを見るなり襲ってくる。
この二面性はまさしくバッタそのものである。
性能
種族値
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ | 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
33 | 46 | 40 | 21 | 25 | 45 | 210 |
こうげき、ぼうぎょ、すばやさの三値が伸びやすい傾向にある典型的な物理アタッカーだが、序盤に出現するむしタイプなだけあってお世辞にもステータスは高いとは言えず、早めに進化させる事が推奨される。
使用トレーナー
ゲーム版
漫画版
アニメ版
アニポケ・リコとロイの旅シリーズ
- 47話:セルクルタウンのモブとして初登場。
- 53話:野生で登場。
漫画版
- ポケットモンスターSPECIAL
- バイオレットのマメバッタ
第16章男主人公・バイオレットの手持ちで、パルデアウパーと共に第3話から登場。テラスタイプは「むしタイプ」で、バイオレットがテラスタルオーブを入手して初めてテラスタルしたポケモンでもある。
初登場時はヌシであるテツノワダチ相手に繰り出すが案の定すぐに倒されてしまうが、手持ち強化の為の特訓では野生のヒラヒナがエスパータイプである事をバイオレットが見抜いて「むしのさざめき」で倒したり、ピーニャ戦でコマタナとスターモービルを撃破する活躍を見せている。
スター団・ほのお組チーム・シェダルへカチコミへ行く途中、待ち伏せしていたスター団のしたっぱのポケモン達を倒した事でエクスレッグへと進化した。
また、同章ではカエデの手持ち個体も登場しており、こちらはスカーレットとのジム戦で登場し、スカーレットのニャオハと対戦するが、「このは」で退路を絶たれて敗北している。
余談
モチーフ
頭と背中の造形・非常に発達した後脚・歩行の際には前脚と中脚だけを使うという点からモチーフはおそらくノミバッタと思われる。パルデア地方の乾燥帯に分布し、群れで出現する事が少なくない上に色違いのカラーリングからサバクトビバッタなどの要素も窺える(というのも、ノミバッタは湿った環境を好む為。ただし、進化後同様蝗害を引き起こすなどという設定は現状は確認できない)。
海外名
海外名でも共通して小さいという意味の単語に由来したネーミングとなっている。
- フランス語は「Lilliterelle」。これはlittle(小さい)+sauterelle(フランス語でバッタ)が由来か。
- 英語は「Nymble」で、nymph(若虫、不完全変態の幼虫のこと)とnimble(機敏)の捩りだと思われる。
- 韓国語は「콩알뚜기」(コンアルトゥギ)で、콩알(コンアル、豆、小さいの比喩的表現)+메뚜기(メットゥギ、バッタ)が由来だと思われる。
- ドイツ語は「Micrick」で、Micro(小さい)+cricket(コオロギ)が由来だと思われる。
- 中国語は「豆蟋蟀」で、見ての通り豆とコオロギに由来。
ドイツ語と中国語がバッタの代わりにコオロギとなっているが、これは元ネタとされるノミバッタが、かつてはバッタよりコオロギに近縁と考えられた研究史に由来すると思われる。
関連イラスト
関連タグ
0918.ワナイダー→0919.マメバッタ→0920.エクスレッグ