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メタモン

めたもん

メタモンとは、ポケットモンスターシリーズに登場するキャラクター(モンスター)の一種。
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基礎データ編集

全国図鑑No.0132
ローマ字表記Metamon
分類へんしんポケモン
タイプノーマル
高さ0.3m
重さ4.0kg
性別不明
特性じゅうなん
隠れ特性かわりもの
タマゴグループメタモン
おとしものメタモンのべたべた

地方図鑑編集

^カントー図鑑|No.132|

ジョウト図鑑No.092
イッシュ図鑑(BW2)No.261
マウンテンカロス図鑑No.138
アローラ図鑑(SM / USUM)
  • ウラウラ図鑑
No.209/No.271
  • No.081/No.092
ガラル図鑑
  • ヨロイ島図鑑
No.373
  • No.202
パルデア図鑑No.212

他言語版の名称と由来編集

言語名称由来
日本語メタモンMetamorphose(ドイツ語で変身・メタモルフォーゼ)+monster(英語で怪物・モンスター)
英語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語Dittoditto(複写・コピーする・同じことを繰返す)
フランス語Métamorphmétamorphose(変身)
韓国語메타몽日本語名の音写
中国語(簡体字)百变怪百(bǎi、百・様々な)+变(biàn、変わる)+怪兽(guàishòu、怪獣・モンスター)
中国語(繁体字)百變怪百(bǎi、百・様々な)+變(biàn、変わる)+怪獸(guàishòu、怪獣・モンスター)
ヘブライ語דיטו英語名の音写
ヒンズー語डिट्टो英語名の音写
ロシア語Дитто英語名の音写
タイ語เมตามอน日本語名の音写

概要編集

ポケットモンスター 第1世代赤・緑から登場している、紫色 若しくはピンク色でスライム状の体を持った、何とも奇妙な外観のポケモン。名前の由来は「変態」「変身」を意味するメタモルフォーゼ(Metamorphose)と思われる。


変身能力を有するポケモンで、見た相手の外見及び能力をコピーする。

ポケパルレポケリフレ)で触ってみるとほのかに濡れていることが分かる。



変身能力編集

概要の通りメタモンは変身能力を有する。図鑑説明によれば全身の細胞を組替えたり、体表を溶かしたりして見た目を変えるとのこと。見てから変身するとのことであったが、正面から見えないはずの背後や内部構造、果ては重量まで完璧にコピー出来る等、その原理には謎が多い。『ポケットモンスター X・Y』ではメガシンカポケモンにさえも変身している。


『ポケットモンスター 赤・緑』時点ではミュウも変身能力を持っていたが、ミュウの遺伝子には”全ポケモン情報が含まれる”設定があるため、それを駆使していると考えれば説明が付く。メタモンについては不明である。


変身対象はポケモンに留まらず、作中では無機物及び人間へ変身していることが確認出来る。


図鑑説明によれば、笑うと力が抜けて変身が解けてしまうらしい。他戦闘を終えてモンスターボールへ戻った際も基本的には変身が解除される。なおゲームには「くすぐる」という技があるが、メタモンの変身を解除する効果はない。


同じく図鑑説明によれば、メタモン同士が相対すると、互いに相手とソックリな形となろうとしていつもより活発に動くそう。他育て屋さんによればメタモン同士の仲は悪いらしい。


寝る時は外敵から身を守るためへ変身する。『ポケモンスリープ』でも、寝る際は石へ変身していることが確認可能。


アニメ版では同じメタモンでも変身能力に差があるような描写があり、例えばイミテのメタモンは顔を再現するのが苦手という欠点を抱えていた(後述)。


ポケットモンスター ソード・シールド』のキョダイマックスした姿には変身出来ず、『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』のテラスタルも再現出来ない。もっともこれらはシステム上の都合で、世界観的にどうなのかは不明である。


人間への変身編集

自分を人間だと思い込んでいる一般メタモン

上述の通りメタモンは人間にも変身可能。例えば『USUM』や実写映画『名探偵ピカチュウの個体は、人間に変身して人間生活圏へ入り込んでいた。


人間の高い知能も再現出来るようで、実写版『名探偵ピカチュウ』ではスマホで文章を入力してメールを送信するシーンがあり、人間の作った機械もある程度は扱えることが示されている。ただしこの個体は遺伝子操作で強化されており、通常のメタモンも再現できるかは不明。『ウルトラサン・ウルトラムーン』でも料理人やマッサージ師として仕事をする描写がある。


当人の記憶や培って来た経験まで完璧にコピー出来るかについては不明。上の料理人へ変身した際には料理味付け趣向が若干変わっていたので、メタモン本人の性格や味の好み等で動きが左右される部分もあるのかもしれない。


「人間の言葉を話せるか」については作品によってぶれがあり、多くのゲーム作品では話せないような描写がされているが、アニメ版ではロケット団のニャースに変身した際に人間の言葉を話しており、実写版『名探偵ピカチュウ』でも言葉を話すメタモンが登場する。


メタモン顔編集

喜欢的宝们第二波

アニメ版で登場したイミテのメタモンは、変身しても顔はメタモンのままで直ぐバレてしまうという欠点を抱えていた。


何気ないワンシーンであったが、この「顔だけメタモン」という表現は視聴者へ大受けし、後に”メタモンが変身した姿”という体でグッズ化されたり、ファンアートが描かれたりする事態となった。ポケモンカードでもこの表現が使われることがある。ちなみにこの特徴、『名探偵ピカチュウ』の個体にも表れているのだがいかんせん実写×3DCGの本作にとっては人によってはキモイと思われるものであった。


ここから「メタモンは顔を再現出来ない」とされることもあるが、ゲームではこのような設定はないので注意されたし。これは”全く同じ姿の2体が並ぶと凄くややこしい”という大人の事情によるものであり、メタモンの変身能力は完璧である。


メタモンとタマゴ編集

メタモンとタマゴ

一部除き、あらゆるポケモンとタマゴを作れる性質を持つ。この時生まれて来るのは必ずメタモンでない方のポケモンである。同種を掛けあわせてもタマゴが得られない性別不明ポケモン、片方の性別しか存在しないポケモンともタマゴを作れる。


変身能力が関係していることは容易に想像が付くが、一体どのような原理なのか全くもって謎。ポケモンは「不思議な生き物」であって生物と似て非なる存在なので、生物学常識が当てはまらなくても不思議ではないが、中々興味深い現象といえる。


なお上で述べた”メタモン同士は仲が悪い”設定故か、メタモンのタマゴは作れない。意外であると同時に、そうなると「どうやって数を増やしているのか」が気になって来る。これについての公式からの回答はなく、プレイヤーからはポリゴンのような人造ポケモンである等、色々と考察されている。


色違い編集

レ「モン」メタ「モン」🍋

色違いは水色をしている。

余談だが、同じ「へんしん」能力を持つミュウも色違いは水色であったりする。


ゲームにおける特徴編集

タマゴ要員として編集

上の通りほとんどのポケモンのタマゴを作ることができる。タマゴから生まれるポケモンは親の個体値を受継ぐのであるが、親がメタモンの時でも通常通り参照されるため、高個体値のメタモンが1体いればあらゆる高個体値のポケモンを簡単に入手することが可能。


今でこそ「すごいとっくん」等で簡単に高個体値を入手出来るが、過去世代では真面目に高個体値を狙おうとすると孵化厳選必須で非常に長い時間が掛かり、とてもではないがやってられなかったので、それを大幅短縮出来るメタモンは非常に有難い存在であった。メタモンの入手法で1つの攻略記事が出来上がる程である。


性別が存在しないポケモン、性別が♂のみのポケモンに関しては交配させられるポケモンがメタモン一択となるため、その意味でもメタモンは重宝される。他♂比率が高いポケモン(最初にもらえるポケモン化石ポケモンルカリオ系統・ゾロアーク系統・トゲキッス系統等)も無性別のポケモン程ではないにせよメタモンの恩恵を受けられる。


ポケットモンスター X・Y』からは隠れ特性タマゴも作れるようになったので、ますます重要性が上がった。しかし『ポケットモンスター ソード・シールド』以降「すごいとっくん」が簡単に出来るようになり、高個体値が欲しいだけなら必ずしもメタモンが必須とはいえなくなった。


メタモン未実装だと孵化厳選の難度が大きく上がるためか、参戦ポケモンが制限されるようになった『ソード・シールド』以降でもメタモンは必ず初期から実装されている。一方でタマゴシステムがないためか『Pokémon LEGENDS アルセウス』には参戦できなかった。


高個体値メタモン編集

上の通り高個体値メタモン需要は高く、数多くのプレイヤーが強いメタモンを入手するためだけに何日もやり込んだ。


シンプルに優秀な6Vメタモンだけでなく、「イカサマ」対策A05Vメタモン、トリルパ用S05Vメタモン、前2つの融合版であるAS04Vメタモン、果ては「めざめるパワー」用にタイプ別メタモン、「テラバースト」が物理技から特殊技になるのを防ぐC05VCS04Vメタモン等、あらゆる型のメタモンが求められている。特にめざパ用やテラバ用メタモンをコンプリートした貴方は中々のポケモン廃人です。


『SV』で後述するイベントレイドが開催されるまで、6Vメタモンは乱数調整が容易なニンテンドーDSソフト(『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール・プラチナ』『ハートゴールド・ソウルシルバー』『ブラック・ホワイト』)で捕獲し連れて来るのが一般的であった。特に『ポケットモンスター X・Y』では乱数調整が出来なくなったことから非常に需要が高くなったので、バトルをやり込むつもりがなくてもポケモン交換用通貨として持っておくだけでも有用であった。


なおゲームボーイアドバンスソフト(『ポケットモンスター ルビー・サファイア・エメラルド』『ファイアレッド・リーフグリーン』)でもできなくはないがやろうとするとTASの領域となる。


USUM』では、コニコシティ周辺で人間に変身している5匹のメタモンを探し出しバトルを挑む「メタモン5」というイベントが追加された。倒してしまってもイベントの進行に支障はないが、これらのメタモンは性格や一部の個体値が孵化厳選に役立つよう設定されているため、可能な限り捕まえておくとよいだろう。


『ソード・シールド』や『SV』ではマックスレイドバトル/テラスタルバトルで容易に高個体値のメタモンを狙えるようになっている。両者共によくピックアップの対象に選ばれており、最高ランクの★5ともなれば最低でも5V以上の個体値保証がなされているため、多くのトレーナーが血眼になってメタモンレイドを周回した。運よく6Vが出たら儲けもんである。


一方、個体値V確定ということで逆にV以外の数値、特に0を狙うのが難しくなったという弊害も起きている。「めざめるパワー」の廃止によってそれ用のメタモンを用意する必要がなくなったのは有難いが、トリックルームパーティ等の構築を狙う際は注意したい。


メタモンレイド編集

『SV』現在、オンラインではメタモンレイドが相当な人気を誇っており、SNS上などではメタモンレイド募集や6Vメタモン配布・交換呼掛けが活発に行われている。


攻略法

シャリタツとメタモンレイド

メタモンは必ずホストのポケモンにしか「へんしん」しない仕様がある。このためホストが適当にコイキングでも採用すれば煮るなり焼くなり好きに出来る。HPはメタモンのままとはいえ、それ以外のステータスはコピーしてくれるので低Lvのポケモンなら割となんでもいい。


ソロの場合、Lv.1のポケモンを使用するとNPCが瞬殺してくれる。これはNPCのポケモンのレベルは本来こちらが出すポケモンの8割となるところを、Lv.1ポケモンを使用した場合のみ特定レベルで固定されるため。例えば★5が解禁されている場合はLv.80で固定される。また万が一を考え、技は自身へ効かないものか補助技だけにしておいた方が良い。


もっと時短したいのであれば、特性「くだけるよろい」のヤバチャへ「からをやぶる」のみ覚えさせ、変身したメタモンにひたすら連打して貰うことでも攻略可能。こちらはレベルやステータスこそ高くなってしまうデメリットがあるものの、自分で勝手にデバフを掛け続けることになるため、NPCがよほどサボらない限りは楽に攻略出来るであろう。


逆に言えば、レイド攻略のために用意した強力なポケモンに変身されるとシンプルにキツイため、正攻法での攻略は極めて困難である。特に「じこさいせい」や「カウンター」などを覚えたポケモンへ変身されると、普通に詰む事態になる。この関係でオンラインのメタモンレイドでは「ホストは弱いポケモン」が常識となっており、これを守らないと即抜けされたりするので注意したい。


一応、相手のテラスタイプを考慮して相性が良いポケモンを出す方法などもあるが、やはり弱いポケモンへ変身して貰った方が手っ取り早いであろう。


関連動画


『SV』におけるメタモン編集

『ポケモンSV』ではオープンワールドという仕様上、最初から他の野生のポケモンに変身している。

そしてバトルとなってから正体を現す。幸いZLによるロックオンでメタモンが化けているか否かの判別が可能。この仕様はゾロア系統にも使える。


なお、変身するポケモンは「そのフィールドに生息しているポケモン全般」のため、場合によってはメタモンへ化けたメタモンが出現する場合もある。メタモン同士で喧嘩していた最中であったのであろうか?


色違いであっても通常の姿へ変身しているため、色違い厳選する際は要注意。さらに他ポケモンと異なり、メタモンは戦闘後には消えてしまい「遭遇後1度逃げてレポートを書く」という保険を取ることも出来ないため、判別にはレッツゴーがほぼ必須となる。


SVでは野生ポケモンは撃破や捕獲をすると技マシン素材となるポケモンの落とし物を落とすが、メタモンのアイテムはメタモンの姿で倒さないと落とさない。故に変身される前に一撃で倒す必要がある。テラレイドにおけるメタモンの落とし物は固定で「メタモンのべたべた」であるため、安定して入手したいならそっちの方が良いであろう。


逆に変身の可否で落とし物が変化することを利用し、出現確率が低いポケモン(例えば特定の箇所に1日1回しか出現しないミカルゲなど)へ化けて貰って、そのポケモンのアイテムを狙うといった芸当も可能。ただし、テラレイドではこの仕様は適用されない他、コレクレーサーフゴーへもこの小技は使えない。


DLC「ゼロの秘宝藍の円盤」ではブルレク特定サークルミッション(ユニオンサークルを立上げている間のみ、条件を満たすと出現する協力型ミッション)へ登場する個体として、テラリウムドーム中に存在するブロックに化けた「メタモンブロック」が登場する。ただし、実際に捕まえたりは出来ない。


なお、変身しかできない都合『ポケットモンスター Let's Go!ピカチュウ・イーブイ』のクリア後のマスタートレーナー戦では、メタモン同士ではバトルとならないために「一定CPとなったメタモンをマスタートレーナーへ見せる」という形になってる。


性能編集

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
初代4848484848240
第2世代以降484848484848288

※第2世代以前の「特攻」・「特防」は「特殊」へ纏められていた。


覚える技は「へんしん」のみで、相手の技とステータスをコピーして戦うという変わったポケモン。


種族値は低水準で平坦、さらに変身後は相手のステータス(HP以外)に依存するのでHP以外の努力値配分に迷う。また、変身したとしても同速となる都合上、次ターンで先手を取れるかは運次第で、場合によっては何も出来ず落ちる場合もある。


以前は変身を使うターンを如何に凌ぐかが重視され、型選択肢が狭く運ゲー要員としか見られていなかった。しかし、『ポケモンBW』より隠れ特性「かわりもの」が解禁されて耐える必要がなくなったので、持ち物との組合わせで多様な戦術が開発された。現在では相手を利用するトリッキーなポケモンとして認知されている。

色々出来るが、以下の持ち物を持たせる場合が多い。現在では「こだわりスカーフ」で変身後に確実に上を取る型が人気である。


こだわりスカーフ変身により相手と同速になるため、そこから素早さ1.5倍で確実に先手を取る。たとえ相手に先制されて倒されても、相手もこだわりスカーフを持たせていると分かる。1つしか技を使えない以上、耐久型のポケモンには弱い。
きあいのタスキ運悪く相手に先制されても1回は行動できる。技を使い分けられるのもメリット。
せんせいのツメ本来5割の同速勝負を6割で制することができる。少しでも運を引き寄せるなら。これ自体は人気の少ない道具なので、他のポケモンに上記の道具を譲る場合にも。
いのちのたまHPと引き換えに技の威力を上げる。素早さ勝負に負けると脆いが、爆発力は高い。
オボンのみメタモン自体は低HPだが、安定性はある。
ルームサービス味方が「トリックルーム」を使う際の候補。トリル下で素早さを下げる事により確実に先手を取れる。くろいてっきゅうと違って通常時でも確定後攻ではない。

『剣盾』以降はバトルに使用制限がある伝説ポケモンが通常ランクバトルでも解禁されるようになり、それらの対抗策としても注目を集めている。


ダブルトリプルマルチバトルにおいては味方へ変身させる戦術もあり、その場合は「かわりもの」不採用型が選ばれる。ただ「へんしん」を覚えたドーブルでも同じことが出来るのがネックとなる。


メタモンが相手であると積みエースによる全抜きを止められたり、技構成がバレて対策されたりする。構築次第では機能不全となることさえある。ソーナンスドーブルヌケニン等のように1度の読み間違いからパーティを半壊させる凶悪さがメタモンの持ち味と言える。


BW以前編集

赤・緑 / 青 / ピカチュウ

当時は「かわりもの」は愚か、素早さ増強手段もない(持ち物自体が存在しない)ため、低種族値の使い辛いポケモンとして見られていた。


幸い格闘最高打点が威力80の「じごくぐるま」と貧弱で、そもそもエスパー台頭で格闘自体が不人気であったので、弱点を突かれる可能性は低く、努力値を振れば「へんしん」すら使えないまま落とされる事態は回避出来た。


と、いっても出来ることは運ゲーを仕掛ける位で、次ターンの同速勝負に負ければ簡単に落ちるため対戦環境では余り注目されなかった。また性質上、HP以外の努力値は「へんしん」すると無駄となるので「余り強くない上、頑張って努力値を振っても報われない」としてマイナー枠の中でも不人気であった。


一応、ケンタロスのような強ポケモンを眠らせるか凍らせ、メタモンへ交代して「へんしん」すれば安全に変身しつつ同速勝負も回避出来、且つ高パラメータを得られる。相手の構築次第ではそのまま3タテを決めることも夢ではない。


とはいえ当時の「こおり」は事実上の即死で「ねむり」も行動不能ターンが長い凶悪な状態異常であるため、そんなことをする位なら普通に交代読みで積み技したり、そのまま殴り倒した方が早く、わざわざメタモンを使う理由とはならなかった。


97カップ本戦出場者15人中1人が使用していたが、見せ球、あるいは数合わせ採用で、実際には選出されなかった可能性が高いと見られる。


金・銀 / クリスタル

『赤・緑』でのあまりな境遇を考慮されてか、専用道具「メタルパウダー」が実装された。


当時のメタルパウダーは防御・特防1.5倍で、しかも変身中も効果が消えないという中々ぶっ飛んだ効果となっていた。なので後発「しんかのきせき」持ち耐久ポケモンのような戦い方が編み出された。当時は耐久マンセー環境であったこともあり「へんしん」自体も遂行しやすかった。


しかしメタモンは変身後、全技がPP5へ固定されるため持久戦が苦手で、泥仕合となると間違いなく先に息切れするので、環境を支配していた耐久ポケへ勝つことは出来ず、結局はマイナー枠のままだった。


ルビー・サファイア / エメラルド

この作品よりダブルバトルが実装、味方へ「へんしん」する戦法が可能となった。


メタルパウダーの効果が防御2倍へ強化されるも、変身後は効果がなくなる弱体化を受けた。「へんしん」するターンを耐えるだけのアイテムとなってしまい、初代の運ゲー時代へ逆戻りしてしまった。


ただ、エメラルド以降はタマゴ仕様変更から遺伝要員として爆発的に需要が高まり、異なる意味で対戦環境へ必須のポケモンとなっていた。


ダイヤモンド・パール / プラチナ

新アイテム「こだわりスカーフ」が実装、相手が動くより先に「へんしん」しつつ、次ターン同速勝負にも確実に勝つという戦術が編み出された。変身後のポケモンが「へんしん」を覚えていなければ技縛りは適用されず、次ターンは自由に動くことが可能。


…のであるが最速でも100族へ届かないレベルで、当時の強ポケであるゴウカザルガブリアスには素早さ負けをして倒されてしまうとして机上の空論で終わった。やはり対戦ではマイナーであり、役目は専らタマゴ作りであった。


なお余り注目されなかったが、変身前のみ素早さ2倍となるスピードパウダーも実装されている。こちらにはダブルバトルで味方へ「へんしん」する場合に採用される。


『BW』 - 『SM』編集

BW

メタモンにとって最大の転機が訪れる。場へ出るだけで目の前へポケモンに変身する隠れ特性「かわりもの」解禁である。これによって「こだわりスカーフ」による戦術が実用性を帯び、一気に実戦的なポケモンへと躍進した。


変身後は相手の能力変化もコピーする仕様があるので、BWでの主戦術であった「積んで3タテする」戦法へのメタとして注目を集めた。なお能力変化をコピーする仕様は以前からあった。


ちなみに『ポケモンBW2』では「かわりもの」持ち色違いは正規手段では存在しない。もし遭遇したら改造である。


X・Y / ORAS

メガシンカ・「いばる」+「イカサマ」コンボ・積みポケモンがメジャーとなったことで、それらへ”タダ乗り”して無双する戦術が注目された。


特に相手のメガシンカしたポケモンへ死に出しすれば、メガ固有の高種族値を得つつ、タスキで保険をかけたりスカーフで上を取ったり出来るのでかなり強力であった。ダブルでは味方のメガ枠に「へんしん」してメガシンカポケモン2体で蹂躙といった戦術も取れた。まあ後者については「へんしん」を覚えたドーブルの方が読まれ辛く便利であったが。


ほか「あかいいと」の仕様変更で個体値を5つまで遺伝できるようになり、高個体値メタモンの需要がますます上がった。


ちなみに、この頃の作品において2013年11月5日5:00 - 16:30頃までメタモンがWi-Fi対戦やオンライントレードに出せなくなったことがある。これはギルガルドへ変身した際に特定技を使ってもフォルムチェンジしなかったり、相手側の変身時のステータスで固定されるバグが残っていたため。


ポケットモンスター (ウルトラ)サン・ムーン

『X・Y』と比べると勢いは落ちたが、この作品では混乱きのみ型や「レッドカード」型など、それまでのメタモンの常識を覆すトリッキーな戦術が考案された。


混乱きのみは回復量の高さを活かした汎用戦術で、メタモンでも問題なく遂行出来たので良く採用された(詳細は「混乱きのみ」の記事を参照)。


レッドカード」型はキノガッサメタとして使われる戦法で、ガッサ相手に繰出して変身したら、草には効かない「キノコのほうし」を敢えて選ぶ。すると相手はタスキ読みで「マッハパンチ」を出して来るので、「レッドカード」が発動して相手の控えが引き摺り出され、そのポケモンに胞子が当たって有利対面を作れる…という仕組み。


ソード・シールド編集

ここでもう1つの転機が訪れる。レート改めランクバトルにおける禁止級伝説ポケモン解禁である。メタモンは伝説ポケモンにも変身出来るため、自前の禁伝+禁伝へ変身したメタモンで実質2体の禁伝を使えるとして大きな注目を集めた。事実、竜王戦2020予選・シリーズ8ルールにおけるメタモンの使用率はかなり高い。


さらに2022年2 - 9月ルール下では禁伝ポケモンが2体入れることが可能となり、またも採用率が上昇。同年2月15日時点では採用率3位という、これまでにない圧倒的な人気振りを見せた。特に環境トップの禁伝ポケモン・ザシアンをメタれる点が魅力である。と、いうのも先発でザシアンと対面すると...


  1. 相手ザシアンが「ふとうのけん」でA上昇
  2. メタモンがA上昇したザシアンへ「へんしん」する
  3. ザシアンとなったメタモンが「ふとうのけん」を再発動しA上昇

という流れで”A2段階上昇のザシアン”という怪物を生み出せるのである。HPが低いという弱点はあるが代わりに持ち物が自由であるため、寧ろ相互互換的に別ベクトルの強さを発揮出来、非常に凶悪であった。


余りの強さに、ザシアン+黒馬バドレックス構築が「メタモンにメタられたら負け」として採用を控える流れが出来たり、一方でタスキやS調整を駆使してメタモンを返討ちとするザシバト構築が編み出される等、構築レベルで環境へ影響を与えていた。昔からすれば信じられない現象である。


メタモンを採用する注意点としては、ガラルマタドガスドガース系統)専用特性かがくへんかガス」に「かわりもの」が無効化されるため、努力値振りはHD振りが推奨される。またザシアン・ザマゼンタ・ムゲンダイナへ変身するとダイマックス出来ず、同様にキョダイマックスもコピー出来ないことも覚えておきたい。


SV編集

SVではテラスタルとの嚙み合いがイマイチ良くないため、『ソード・シールド』と比べて弱体化したとされている。


技範囲が完全に相手依存なので、切ったテラスタルに合致する技があるかどうかも定かではなく、やはり本格的な活躍は禁止級解禁まで待つことになった。


ちなみに、DLC「ゼロの秘宝藍の円盤」で登場した全タイプを強化するステラテラスタルは一見相性が良さそうであるが、何とステラテラスタルを切っている間は「かわりもの」が発動しないという深刻且つ致命的過ぎる欠点が存在する。


スカーフを持たせることが多いメタモンとは微妙にかみ合っておらず、扱いが中々難しいこととなっている。そのため、ステラ採用の場合は最速推奨。はたき落とされたらご愁傷様。


禁止級伝説解禁となったシリーズ7ではそこそこの立ち位置に収まっている。テラスタルを切ったオーガポンに変身できない上に、テラスタルを切っていない状態で変身してもオーガポンに変身した状態ではテラスタルを使用不可能なのがネックである。懸念されたステラとの相性の悪さは、そもそも交代出しで「かわりもの」を発動してからステラを切れば問題ない。


同環境では上手く使えば好相性となるステラ、こくばじょうバドレックス対策ノーマル、単純に耐性が良い上にドラゴンウエポンでのゴリ押しへの対策となるフェアリーがメイン。


なお、専用道具であるメタルパウダースピードパウダーは何故か廃止されてしまった。

用途が迷子なメタルパウダーはともかく、スピードパウダーは一応ダブルバトルで安全に味方へ変身するという細い使い道があったのであるが……。


番外作品編集

ポケモンカードゲーム編集

『ポケットモンスターカードゲーム』の頃から参戦している古株。

拡張パック『ホロンの研究塔』以降のシリーズでは森井ユカ先生により粘土細工で表現された変身後の姿がカード化されており、ポケパワー「メタモる」で山札へいる別メタモンへ入替わるという面白い効果を持っていた。

XY編拡張パック『ファントムゲート』においてはピカチュウへ変身する過程のものが描かれた。


  • 変身した姿

ピカチュウ/フシギダネ/ヒトカゲ/ゼニガメ/バリヤード/イシツブテ(『ホロンの研究塔』収録)


汎用カードからは程遠いが、自分の山札からメタモン以外の種ポケモンを呼び出せる「変身スタート」やトラッシュにある種ポケモンの技を使える「いきなりへんげ」等の特性がついているのが特徴。

制限はあるものの、メタモンらしいユニークな特性がついているものが見かけられる(その特性がユニーク過ぎてデッキもプレイヤーも選ぶ上に、メタモン自身は特性の対象外である等が理由でピン刺しされていることがほとんどであるが)。


ポケモンスタジアムシリーズ編集

ポケモン登録時にメタモンを変身させている演出がある。

ちなみに、ポケモンスタジアム金銀で色違のメタモンに「へんしん」を使わせると変身した際に色違いとなる。

1匹で色違いが全部見える。お得である。


ポケモンGO編集

センシティブな作品

本作では、メタモンも属する『赤・緑』のポケモン達が登場するが、サービス開始当初は実装されておらず、ゲームシステムとの相性の悪さから実装が見送られたのではないか、と考えられていた。


その後2016年11月23日となってようやく実装された…のであるが、上記の『SV』同様野生ポケモンへ擬態しているためいざ実装されても捕まえるのに骨が折れるというとんでもなくハードルが高い

それこそ初心者がホイホイと入れ食いで難なくゲット出来る際もあれば、上級者でさえ捕まえるのに手こずるくらいの運任せ状態といえる。

……それでも(負けイベントと揶揄される)ガラル三鳥1発ゲットよりは確率は高いのであるが。


とはいえ「あるポケモンを進化させるために数集め(いわゆるアメマラソン)をしていたらメタモンが混じった」だの「パイルのみを使ってゲットしたら実はメタモンであった(メタモン好きで育成するならまだ救いもあるが)」何て「喉から手が出る程欲しい『羨望の的』から一転して『邪魔者』扱い」されることもある(こういう際に「苦労しているプレイヤー」へそういう話をすると、決まって「贅沢な悩みである」などと嫌味混じりに返答されるというまでが1つの流れ)ため、スペシャルタスクの中に「メタモンをゲットする」という内容もあるために、そのタスクが当たった日にはクリアするためにプレイヤー達が血眼となって探してしまうのもお約束。


出現場所については完全にランダムであり、しかも天候ブーストやおこうでのエフェクトの様な「フィールド中で『メタモンであることを識別する』目印」もないため、唯一の確認手段は「捕獲後に『やったー!』ではなく『おや?』と表示される」のみである(この演出後にメタモンへ変化する)。

従って、捕獲しなければメタモンか否かを見分けることは絶対に出来ない(なお、2022年秋に実装されたゾロアでも類似の演出となっているが、こちらは「プレイヤーが相棒へ設定しているポケモンへ変身してフィールド中に出現」しているため、メタモンよりは対策がしやすくなっている)。


ただ、「目安として表示されるCP値に対して捕獲が困難」という特徴があるとの報告もあり、もしも「色違いでない且つ低いCP値の個体」であるにもかかわらずモンボでの捕獲に連続して失敗する場合、メタモンが変身していることを疑った方が良いかもしれない。

(ゾロアの場合は先述した通り「相棒ポケモンに化けている」ため、それこそ「出現頻度が高いポケモン」を相棒としていない限り容易に見抜くことは出来る。極端な話メタモン仕様を逆手に取り、わざとメタモンを『相棒ポケモン』に設定してフィールド上で出現させ『本来なら他ポケモンへ変身しているため、変身前の状態ではメタモンの姿のままフィールド上には現れない』ことから『メタモンに変身したゾロア』として見抜くことも出来てしまう)。


本気でメタモンを捕獲したければ、それこそ「エンカウント毎に片っ端からきのみを食わせてボールをひたすら投げまくる」ローラー作戦で臨むしかない。

仮に交換で入手したとしても、タスクをクリアしたことにはならないのであるから…


2022年8月現在、アーボイシズマイイトマルケイコウオゴースゴクリンスリープタマゲタケテッポウオドンメルネイティヒメグマペロッパフヨーテリーへ姿を変えており、捕まえた後に正体を現すことでようやく判別可能となる

……上記はあくまでも一例であり、不定期に仕様変更されるため確実に参考になるかは不明であるが、もしかしたら「進化前のポケモン」で尚且つ「比較的出現率が高いとされるポケモン」を狙うというのも1つの作戦かもしれない。気が遠くなる作業には変わりはないのであるが……


2021年2月に色違いの姿が確定でとある事情により)全員へ配られ、その後2021年9月より野生でも色違いが見掛けるようになった。

勿論色違いであろうとなかろうとタマゴからは孵らない。メタモンであるから仕方ない。


なお、2021年8月までは色違いが実装されていないレア度が低いポケモンに限られていたが、「いたずらなシーズン」開始に伴いこの制約はなくなった。

対象のポケモンが色違いだった場合、絶対に本物なので安心して捕獲しよう。

逆にメタモンの色違いはこれまで通り通常色で変身しているその中へ紛れ込んでいるので、見付けるには相当の苦労を要する。

……それでもガラル三鳥と遭遇して即捕獲するよりは楽かもしれないが。


ジムバトルではその時点での対戦相手となったポケモンに変身する能力(ちなみに自身の手持ちの場合、1度ボールへ戻して再度出してもジムバトル中は「その時点での対戦相手となったポケモン」のままとなる)を持っており、タイプや技をまねる他、対戦相手に合わせてCP値も変動する(格上ならば増加、格下なら減少)。

一方、こうした特殊な性能の持ち主であるからなのか、トレーナーバトルでは使用できない。


さらに、本作はポケモン同士を交配させてタマゴを作れない(タマゴの入手手段として、2・5・10kmは他道具類同様ポケストップから入手、7kmはフレンドからのギフトでタマゴ用スペースでボーナス以外の空きスロットがあれば入手可能)ことから、孵化用員としては使えず、単なるコレクション用の存在としての側面が強い。


このまま燻ぶらせておくのも可哀そうなので、運良く手持ちに高個体メタモンがいたのなら『Pokémon HOME』を介して『ソード・シールド』や『SV』等へ送って孵化用員として活躍させるという手もあるであろう。


余談だが、既存のポケモンシリーズにおいてタマゴが存在しないことからレベルが1桁のメタモン入手は不可能であったが、ポケモンGO内CPによっては、ポケモンホームへ送った際にLv.1 - 9個体となるため、間接的に全レベルを手に入れられるようになった


Ditto Nut

2018年9月22日のコミュニティ・デイ時間終了後、突如「謎のポケモン」が各地に出現したが、その正体のほとんどはメタモンであった(チコリータも稀にいた)。

詳細はメルタンを参照。


なお、メタモンが何故この謎のポケモンへ変身していたかは一切分かっていない

オーキド博士が調査すると述べていたが、剣盾が発売された2020年現在になってもこれといって目新しい情報は開示されていないのが現状である。


ポケモントローゼシリーズ編集

パズルゲームということでポケモンを組合わせて消して行くのがこのゲームでの遊び方であるが、メタモンはどんなポケモンにも変身出来るということでワイルドカードに近い扱いとなっている。

コンボの代用となるのは勿論、「マッチオール」などを狙う場合には重要となって来る。


ポケモンレンジャー 光の軌跡編集

4人組の怪盗団・ティーパーティーの1人・ドレスがメタモンを操る。何と、エンテイライコウスイクンへ完璧に変身可能。


ちなみに、実はゲームにおいて名有りトレーナーが使う初且つ唯一の事例であったりする。


ポケモン不思議のダンジョンシリーズ編集

赤・青の救助隊』と『時・闇・空の探検隊』では「へんしん」PPが1しかなく、「わるあがき」しか使えないボーナスキャラ(ただし、「わるあがき」威力は物凄く高いので油断禁物)であった。

仲間にしてもこれは同じで、変身以外に覚える技は「すいへいぎり」と「しんくうぎり」しかなく、ろくに使えないポケモンとなっている。


また、『空の探検隊』「チャームズさんじょう!」では、大鍾乳洞で時の歯車を守っていたポケモンとして登場。

当初は南のジャングルに住むキレイハナや、巨大岩石群に住むオタチに変身し(良く見るとアニメ版と同様、目の形は対象に似せられないという弱点があり、これが正体の伏線となっていたが、チャームズは全く気付いていなかった)、チャームズ達へ引返す様勧めたが、最終的に大鍾乳洞の奥に置かれた中身が空っぽの宝箱に変身していることをプクリンに見破られた事で、自身の正体と役割、そして巨大岩石群の宝が時の歯車であることを明かした。


ポケモン超不思議のダンジョン』では、敵で出た時は何と床に落ちているアイテムへ変身するという風来のシレンに出るンドゥバと同じ能力を身に付け、拾おうとしたポケモンへ変身し尚且つ仲間を混乱状態とする厄介な相手となった。


ポケモンマスターズ編集

2022年4月1日に「エイプリルフール」でメタモンが大量発生し、レッドアカネアンズハルカランジュンオーバゲーチスクダリマーシュフラダリロイヤルマスクマリィライヤーに変身するというイベントが起こる。


姿はソックリに変身出来ているが、喋れないのでそれで判別は可能。

しかし、レッドに関しては基本無口なので分かり辛い(しかも、後の3周年記念キャンペーンイベントでもモブトレーナーがメタモンをレッドに変身させていた)。


名探偵ピカチュウ編集

こちらを参照。



大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ編集

実は『大乱闘スマッシュブラザーズDX』のトーナメントモード限定でとあるコマンドを入力すると、ファイターが表記される箇所がメタモンとなる。

実際にファイターとしてメタモンが参戦するという訳ではなく、使用可能なファイターの中からランダムで出場することとなる。詳しい方法は公式サイトを参照

ファイターとして登場し、ランダムに別キャラになる・モンスターボールから現れて変身し一定時間味方として戦う等、開発時には様々なアイディアもあったが技術的な問題で没となった。内部データは存在している


技術的な問題で没になってから17年の時を経て、『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』では遂にモンスターボールから出現するポケモンに追加。

「召喚したプレイヤーに変身し、一定時間味方として戦う」という、『大乱闘スマッシュブラザーズDX』での没案の1つが採用されている。


アニメ版編集

アニポケシリーズ編集

第1シリーズ・無印編集

【カントー編】

第37話『メタモンとものまねむすめ』からメタちゃんが初登場、ジョウト編第174話『めざせメタモンマスター! イミテふたたび!!』で再登場した際には2匹目のメタモン(メタぴょん)を新たにゲットしていた。このテのメタちゃんの「変身しても顔はメタモンのまま」設定が後にグッズ等へアレンジされて使われることとなる。


一方、再登場時に新たに仲間にしたメタぴょんは、顔を含めて変身能力は完璧。

ただし、体の大きさはメタモンの時と同じというメタちゃん同様の特殊なメタモンで、このためイワークに変身した時も手へ乗る程のサイズであった


オレンジ諸島編

  • ユウジのメタモン

第111話で登場。アニメにおいて最初に姿も顔の形も完璧に変身した個体

6VS6のフルバトルでユウジが必ず1番手に繰り出し、メタモン1体で数々の挑戦者を破って来た。

サトシのピカチュウとバトルを繰広げたが、スピード差で敗れた。


第2シリーズ・アドバンスジェネレーション編集

マグマ団幹部(現在は怪盗)のバンナイの切札として登場。

シリーズ初の悪役個体なのでかなりの悪人面である。

天気研究所のポワルンの他、シザリガーへ変身してワカシャモをクラブハンマーでノックダウンするなど高い戦闘力を誇る。




第3シリーズ・ダイヤモンド&パール編集

  • アキナのメタモン達

第173話『メタモン・へんしんバトル! 本物はドッチ~ニョ!?』で登場した個体。

メタモン1号・メタモン2号と言うニックネーム付きで内2号は色違い仕様で、この回でのメタモンの変身能力はイミテの個体とは違って姿も顔の形も完璧に変身出来る。


第5シリーズ・XY編集

  • XY:1話
  • XY&Z:138話

第6シリーズ・SM編集

  • 第46話『変身メタモン、探すんだモン!』

エーテルパラダイスで保護されているメタモン達で、他のポケモンに変身されると大変だから別室で保護されている。予防接種の際に1匹が部屋の外へ脱走して騒動をおこしてしまう。

上述したイミテの個体と同様に顔だけメタモンなのだが、そもそもあまりメタモンと顔が変わらないヌオーに変身されると厄介極まりない事が判明する。



フウラシティの市長・オリバーの娘であるラルゴの友達としてヒメグマと共に登場する。


  • その他:47話(回想)・96話・132話・133話

第7シリーズ(新無印)編集

  • コレダ監督の映画へ出演したメタモン

第19話『ワタシはメタモン!』で登場した個体。

こちらは緊張すると完璧に変身出来なくなるといった欠点があり、これによりコレダ監督に怒られたメタモンは撮影現場から逃げ出してしまう。

しかし、ロケット団による特訓によって、緊張なしで完璧な変身をこなせる様になった(サトシは流石にメタモンが変身したピカチュウが本物ではないと見抜いていたが)。


  • その他
    • 1話(ミュウが変身)・50話・87話(絵)・125話・129話・136話

第8シリーズ編集

リコとロイの旅立ち

  • 第13話

ドットが食べていたグミのパッケージに印刷されている。


薄明の翼編集

第4話「夕波」で、ヨワシの群れをよく見るとメタモンが混じっている(やはり顔だけメタモンだった)。


漫画版編集

ポケットモンスターSPECIAL編集

特性じゅうなん 性格うっかりや個性悪戯が好き

ブルーがお得意の変装に欠かせないポケモンで、その他にも「へんしん」能力を活かした様々な働きをする。


第2章では身体の一部を鍵に変えてマサキの家の鍵を開けた。

スオウ島ではブルーの手のフリをしてカンナを欺き、ブルー・ナツメに勝利をもたらした(カンナのルージュラが作り出す氷人形もとい氷の枷などの能力を直に人間が受けるとナツメやレッドの様に後遺症が残り、枷がついたのが変身したメタちゃんではなかったらブルーも危なかった)。


第5章ではデオキシスアタックフォルム)に襲われたブルーの元からレッドへ付いて行き、その時の状況をキワメへ教え、レッド・グリーンが見たデオキシス(ノーマルフォルム)の姿が異なっていたことを知らせた。


ポケットモンスター全書編集

サトシ(アニメ版の主人公とは別人)の手持ちの1匹。

草や壁となったり、果ては人間(キョウ)にまで変身出来る(しかも片言で喋ることが出来る)が、一方で描かれている限りではポケモンに変身する描写はなかった。


ポケモンローカルActs編集

マンホールの蓋に様々なポケモンが描かれてポケモンマンホールでは、基本的に地域応援ポケモンがいる県でいることが多い。地域応援ポケモンや他ポケモンも他県のマンホールにデザインされることは多いが、メタモンは最も多い。


二次創作では編集

二次創作では主にポケモンや人間など色々な物に様々な再現度で変身しており、人間の場合ほぼ完全という場合が多く、ポケモンの場合は完全に変身すると見分けが付かないので顔を残したりメタモンカラーにしたり下がドロドロになっていたりする、元のポケモンよりメタモンのほうを多く描く人もいる。

また、『何にでもなれることが唯一の個性』であるため最も擬人化難易度が高いポケモンの1つでもある。


もう1つの性質として、その姿とタマゴに対する下記のような特性からR-18側では人間や♀ポケ相手にスライム触手化したり、色々なものに変身して行為に及んでいる姿も度々見られる。

ジゴロタイプ、無邪気攻めタイプ、無表情タイプ、『兄ちゃん、初めてか?』な裏稼業タイプなどがいる。…描写がないだけで実際そんな感じかもしれないのが恐ろしい所である。


関連イラスト編集

実はボクね・・・うぃーん

METAMON(・〜・)no.1494 『 メタモンのすがた 』


関連動画編集


関連タグ編集

ポケットモンスター ポケモン

ポケットモンスター(架空の生物) ポケモン一覧


図鑑番号順

0131.ラプラスキョダイマックスラプラス)→

 0132.メタモン

  → 0133.イーブイキョダイマックスイーブイ


他関連ポケモン等・グループタグ


その他

変身 他者変身 ゲルワーム
マネマネドラゴンクエストシリーズに登場する「モシャス」という変身呪文を操る小さなゾンビ系モンスター。変身することで真価を発揮するモンスター繋がり。

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