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センシティブな作品

データ

初出第9世代
威力80 / 100(ステラ)
命中100
PP10
タイプノーマル
分類特殊
直接×
範囲単体
効果
  • テラスタル中に使用した場合、テラスタイプに応じたタイプに変化し、自身の攻撃が特攻より高い場合は物理技になる
  • ステラテラスタイプのみ、使用後に攻撃と特攻が1段階下がる

概要

第9世代から存在する技。

ポケモンSVで登場したテラスタルに関連した特殊な攻撃。

技マシンで技を覚えないポケモン(メタモンコイキングコスモッグコスモウム)およびテラパゴス以外の全てのポケモンが習得できる。

なお、ドーブルも技マシンでは覚えないが、スケッチで覚えることはできる。

また、テラパゴス以外も進化すれば覚えられる。

わざマシン作成に使用する素材は「キラーメのけっしょう」。テラスタルと関連が疑われるポケモンである。

テラスタルは発動中、ポケモンのタイプをまるっと別物に変えてしまう事を可能とするシステムだが、この技は常にそのテラスタイプと同じタイプに変わる特徴を持つ。

もちろん、全タイプに専用の演出が準備されている。

加えてテラスタル発動中は「フォトンゲイザー」同様、自動で物理・特殊が切り替わる性質もある為、物理型でも特殊型でも問題無く使っていける。性質上、ダウンロード(ポケモン)と非常に相性が良い。

当然ながら、分類判定はランク補正のかかった数値が使用される。

ランク補正のかかった数値が参照される関係で、一部のポケモンはめざめるパワーに匹敵する厳選を行う例もある。

特にパオジアンは有名で、「あまえる」や「いかく」により攻撃ランクが2段階下がった時でも攻撃を参照するテラバーストを放てるように特攻の個体値を0または1にする厳選を行う人もいる。

これにより、「習得技とテラスタイプが合わなくてテラスタルする意味があまりない」「テラスタイプを別のタイプに変えたいがそのタイプの攻撃技を覚えない」といった事態を回避することができ、あらゆるポケモンが全てのテラスタイプで最低限の戦力を発揮できる。

特にリーフィア等サブウェポンに乏しいポケモン達には願ってもない救済措置である。

注意点として、先述の物理・特殊が切り替わる性質はテラスタル中のみ有効だという事。

テラスタルする前は平凡なノーマルタイプの特殊技であり、基本的に普段使いにはあまり向いていない。

特に物理型のポケモンとなると、テラスタルを切らない時点で技一つを腐らせる事になる。

ただ一応、通常時は特殊技なのでカウンターを不発にさせたり、さめはだゴツゴツメットなどの接触技で発動する特性や道具の発動を回避出来るので、物理型の非テラスタル状態でも打てる場面はある。

他にも非テラスタル状態であればテラバーストにもフェアリースキン等のスキン系の特性が適用されるが、ノーマルテラスタル中のテラバーストにはスキン系の特性が適用されないという落とし穴がある。ノーマルタイプの高威力技は数多いのでこのような使い方をする事は少ないだろうが、頭の片隅には置いておこう。

又、ステラ状態で放つとタイプがステラになる他、威力が100に上がる代わりに攻撃と特攻が下がる効果が追加される。全ての相手に等倍を与えることができる安定性を持つが、火力が下がる技の中では威力が控えめなので無暗に撃つのは禁物

上下を逆転させるあまのじゃくとは2回目以降のテラスタル補正が無くなる欠点を打ち消してくれるので、テラバースト視点では相性が良い。……が、あまのじゃく視点だとばかぢからリーフストームなど他にも優秀な技があるため、採用価値はそこまで高くない。強いて言えば、両刀型ラブトロスで攻撃しながら特攻を上げる程度である。

習得者は少ないがステラテラバーストで下がった攻撃・特攻ランクをパワースワップで相手に押し付けることも一応可能。

上記の通り非テラスタル時のテラバーストはただの特殊ノーマル技なので、カエンジシヒスイゾロアークニンフィアなどのノーマルタイプやスキン特性、てきおうりょく持ちの特殊アタッカーであればその状態でも普段使いは可能。

もちろんそれだけの用途であればハイパーボイス等他の技の方が強いが、テラバーストの場合はテラスタルの前後でタイプを変化できることを活かして、技スペース1つで2タイプ分の攻撃わざとして運用することができる。

これが特に有効に働くのが、こだわり〇〇系の持ち物を持たせている場合。即ち、技を拘ったまま技のタイプを切り替える事が出来るのである。

故に、今までのめざめるパワーと違い、技範囲を広げるサブウェポンと言うよりはテラスタルの仕様と合わせた切り札としての側面が強い。

なお、レイドバトルにおいてはブイズが必ず使ってくるので要注意。

エフェクト一覧

テラスタル無しビーム
ノーマル上述より太いビーム
ほのお使用者から激しい炎を放射する
みず空から4発の水弾を隕石のように降らす
でんき相手に激しい電撃と落雷をぶつける
くさ溜めなしのソーラービーム
こおり相手を氷山に閉じ込めて粉砕する
かくとう相手を連続で叩きのめし、巨大なパンチでフィニッシュ
どく相手の足元から間欠泉の如く大量の毒が噴射
じめん相手の足元の地面を隆起し、大爆発させる
ひこう使用者から竜巻を放って相手にぶつける
エスパー相手に紫色の光を収束させ、大爆発させる
むし無数の黄緑色の光を発射し、相手に纏わりつかせて袋叩きにする
いわ無数の岩を隕石のように降らし、巨大隕石でフィニッシュ
ゴースト使用者の周囲に人魂が現れ、相手に襲いかかる
ドラゴン使用者から青白い炎を放射する
あく使用者から赤黒い竜巻状のエネルギーを放つ
はがね使用者の前に無数の金属が集まって塊になり、それを相手に転がしてぶつける
フェアリーハートのエフェクトと共に相手にピンク色の光を収束させ、大爆発させる
ステラ空から色とりどりの結晶を降り注がせる

アーケード版では

ポケモンメザスタにてテラスタルが実装されると共に登場。テラスタル後は技がテラバースト固定になる特徴があった。

次回作であるポケモンフレンダでは仕様が変わり、テラスタル後のルーレットでテラスタルマークが描かれた数字を出さないと発動出来ないよう変更。その代わり、ルーレットの最低値が全てテラスタルマークに変化し、成功すると普通に弱点を突くよりもダメージが高い『ちょうばつぐん!』を与えられる。

尚、テラバーストで上昇する数字は45(テラスタル大成功なら50)であり、ポケモンの種類によっては普通に赤い数字(一番大きな攻撃上昇値)よりも低くなる事がある。(例としてルカリオパーモットがこの仕様)

因みに、メザスタと違いフレンダでは野生のポケモンがテラバーストを使ってくることはない。

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